ザ・ビッグ・ワンのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ザ・ビッグ・ワン

[ザ・ビッグ・ワン]
The Big One
1997年上映時間:91分
平均点:7.50 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
コメディドキュメンタリー
新規登録(2004-07-12)【ヴァッハ】さん
タイトル情報更新(2008-05-21)【+】さん
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監督マイケル・ムーア
出演マイケル・ムーア
ビル・クリントン(アーカイヴ映像)
スタッズ・ターケル
脚本マイケル・ムーア
挿入曲デューク・エリントン"Mississipi Moan"
クイーン"We Will Rock You"
ジョニー・キャッシュ"I've Been Everywhere"
その他スタッズ・ターケル(grateful acknowledgment)
マイケル・ジャクソン(special thanks)
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6.《ネタバレ》 ワタシ、マイケル・ムーアのファンなんですけど、ここまで正義の味方然としているとなあ。ロードムービーのドキュメンタリーなんだったら、もう少し含羞が欲しい。
なたねさん [DVD(字幕)] 6点(2017-01-09 09:05:47)
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5.《ネタバレ》 こういう映画はセンスが必要で センスの無い人間が、単にシニカルなドキュメンタリー風に撮っただけなら こんなに面白くは成らないと思います。  彼独特のブラックジョーク、そして自分の立ち位置を見切ったが故の突撃嫌がらせ取材 そういう諸々でバラバラな事柄を、効果的に1本の映画として成立させている映像センス。 これがムーア氏を有名たらしめたファクターでしょう。  アポ無し取材にしても、相手がどういう対応に出るかで自分自身の出方も素早く変えながら それを映画のネタにしてしまう、こんな芸当は常人には出来ない事です。  最後の方でノコノコと出て来たナイキの社長などはまさにその良い例で 余裕コイて、「会う」などと言った馬鹿社長をとことんコキ降ろしてやろうと 僅かな時間でその対応を考え、友好的に接しながら、言質を引き出そうとする所などはまさに圧巻です。  案の定、この馬鹿社長は完全に晒し者に成りました。 ムーア氏の提案にも満足に答えられないばかりか 自分の隠して置きたい恥部(14歳発言や、フリント工場建設拒否、守銭奴ぶり)まで曝け出す破目に成った。  ムーア氏の映画はいつも同じです。 「大企業や金持ちは金を儲けるならその分を恵まれない人間(つまり貧乏人)に再分配しろ」 「政府や政治家は真実(本当の意図)を隠して世論を誘導するな」 「マイノリティー、社会的弱者を圧殺するな」 大まかに言えばこの3点の為に戦っている。  しかし、逆に言うとムーア氏の取材姿勢や映画が 大企業や米政府の民衆に対する、体の良いガス抜きに使われてしまっている事も事実です。  映画を見て感化され、人々が一大政治勢力を作ったという話はまだ聞きません。 逆に最終的にはそこまで行き着かなければ、彼の目的は成就しないでしょう。  民主党もダメ、共和党もダメ、アメリカの状況は今の日本にも良く似ています。 ココから先は「散々暴いてきたアメリカのダメダメな過去を未来に向け、どう正すのか?」 そこまで踏み込んだ形にしないといけないのかも知れません。  「この映画の収益の半分をフリントの恵まれない子供達に贈る」 これを本編では宣伝がましい事を一切せず、映画の最後の最後にサラリと言ってのける辺りに 彼のマイノリティー、とりわけ、社会的弱者に対する暖かさや信条が垣間見えています。 
一般人さん [DVD(字幕)] 8点(2010-10-29 20:29:20)
4.マイケルムーアのすごさは世の中で見えにくくなっている理不尽な事柄をユーモアを持ってえぐりだすところだと思う。
しっぽりさん [DVD(字幕)] 8点(2009-03-02 05:27:06)
3.《ネタバレ》 多少は分からなくとも、笑える面白い作品。マイケル・ムーアの嫌がらせにたじたじの企業経営者たちはなかなかの見もの。構成としては、地方ツアーという区切りがあるから一見きれいだが、途中でえらくばっさり切ってるところは少し気になる。彼の個性がにじみ出た映画で、彼を愛する人がたくさんいるのが伝わってくる(もちろん嫌いな人もたくさんいるだろうが)。
TOSHIさん [DVD(字幕)] 7点(2008-12-26 10:45:00)
2.全編、マイケル・ムーア面目躍如のアポ無し取材(てか、単なる嫌がらせ)で構成されてるので、「華氏911」よりは遥かに面白く観れました。本作の事例で、ライブドア問題で一躍注目を浴びた「企業は誰の物か?」という命題の答が明確になります。我が国のアンケート等では、未だに「従業員の物」と答える愚か者が多いのに驚かされますが、企業は間違いなくオーナーの物。株式会社では株主がオーナーです。本作に登場する莫大な利益を上げてる優良企業の、不必要に思えるリストラの目的は利益そのものではなく、収益性の拡大によって株価を上昇させ、株主の利得を最大化すること。最近はCSR等も叫ばれる様になりましたが、現状ではオーナーへの経済的責任は社会への道義的責任に勝るのです。ところで、私もラジオのシーンには納得。「“The United States of America”なんて説明的な国名はカッコ悪い」って、確かに言われてみればそうですよね、6点献上。
sayzinさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-07-08 00:05:04)
1.《ネタバレ》 ドキュメンタリーとしては、いろいろアラが目立ちます。まあ出版キャンペーンの地方巡業で1本作っちゃったんだから仕方ないけど。でも、マイケル・ムーアの話術は堪能できます。いろいろな皮肉も面白いけど、そこまでの話の持っていき方が面白い。冒頭のロリコン協会から始まって全編通して面白かったんだけど、自分としてはラジオ収録シーンでアメリカを見直す話をしていた時が妙にツボにハマってしまいました。なんてったって夢にまで出てきちゃったからね。国歌吹奏で「We Will Rock You」が流れるシーンが。「ぶちのめせ」だもんね。でもブッシュのアメリカにバッチリ合っていると思うんだよな。
tantanさん 10点(2004-10-25 22:40:24)
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 7.50点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6233.33%
7116.67%
8233.33%
900.00%
10116.67%

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