暗黒への転落のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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暗黒への転落

[アンコクヘノテンラク]
Knock on Any Door
1949年上映時間:100分
平均点:8.00 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
ドラマ法廷もの
新規登録(2005-02-03)【一番星☆桃太郎】さん
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監督ニコラス・レイ
キャストハンフリー・ボガート(男優)
ジョン・デレク(男優)
脚本ロバート・ロード(脚本)
ダニエル・タラダッシュ
音楽モリス・W・ストロフ
撮影バーネット・ガフィ
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【クチコミ・感想】

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3.《ネタバレ》 警官殺しの裁判劇と弁護士アンドリュー・モートンと被告ニック・ロマノの過去の回想シーンのメリハリの効いた展開に引き込まれる。顔に大きな傷のある検事がボギーに劣らぬ存在感で尋問模様は手に汗握る。スターに花を持たせるのだろうと思ったのがまさかの結末。彼の男気ある粋な物言いに見惚れるも最後の大演説には不同意。何発も銃弾を撃ち込まれた警官にも家族はいるのです。  エマという最良の伴侶が居ながら、負けん気が無く辛抱が出来ない被告の性根が原因であり、エマの棺が運び出されるのを遠くから見送る彼に腸が煮えくり返る「お前もそこから飛び降りて命を絶て」  真っ当に平凡に生きる事の値打ちを思い知らされる秀作。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 7点(2018-02-24 22:31:36)
2.《ネタバレ》 すでに大スターだったボガートが自ら設立したプロダクションによってプロデュースされた作品。しかし従来のハリウッド映画とは明らかに異にする作風は、スターありきの映画に嫌気がさしていたボガートと新進二コラス・レイの映画思想が一致したからだろう。若者が暗黒の世界へと転落してゆく様はそれまでの犯罪映画のようなドンパチアクションではなく、後のトリュフォーの『大人は判ってくれない』を彷彿させるような繊細かつ詩的に描かれる。裁判でのボガートの直接的なメッセージがスター映画を引きずってはいるものの、弁護士ボガートに負けず劣らず検事の応酬に迫力があって全然キャラ負けしていないし、判事の背中の汗を映し出すあたりも芸が細かい。判決を受けた若者が執行の日に連れて行かれるときに後頭部が剃られているのも演出の細やかさを象徴している。
R&Aさん [DVD(字幕)] 7点(2006-05-22 14:21:43)
1.《ネタバレ》 なんとも悲しい映画です。純情だった青年が、だんだんと犯罪に染まっていく過程を見事に描いていきます。軽いコソ泥からついには警官殺しまで、青年はあっと言う間に暗黒へ転落していきます。犯罪を引き起こすのは「環境」なのか腐れきった「社会」なのかそれとも犯罪を起こした本人の「甘え」なのかなどなどいろいろと考え込んでしまい少し気が滅入ってます。前半はあまりでてこなかったボガードが後半は語りに語り裁判長、検事、陪審員を引き込む鋭い演説を披露してくれます。俺も引き込まれました(笑)。そして、ラスト・・・悲しい!!悲しいなんて言葉じゃ足りないよー!!なるべく少しでも多くの人に見て欲しい映画です。少年犯罪が激増したり凶悪犯罪が日常茶飯事になっている日本に対する教科書にもなるし反面教師にもなるそんな問題作だと思います。
一番星☆桃太郎さん [DVD(字幕)] 10点(2005-02-11 01:09:43)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 8.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
7266.67%
800.00%
900.00%
10133.33%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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