ブレードランナー/ファイナル・カットのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ブレードランナー/ファイナル・カット

[ブレードランナー ファイナルカット]
Blade Runner - The Final Cut
2007年上映時間:117分
平均点:7.62 / 10(Review 90人) (点数分布表示)
公開開始日(2007-11-17)
公開終了日(2007-12-14)
アクションサスペンスSFシリーズもの犯罪もの刑事もの小説の映画化
新規登録(2007-11-21)【カオナシ3号】さん
タイトル情報更新(2020-11-17)【イニシャルK】さん
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監督リドリー・スコット
助監督ニュート・アーノルド
演出伊達康将(日本語吹き替え版)
キャストハリソン・フォード〔1942年生〕(男優)リック・デッカード
ルトガー・ハウアー(男優)ロイ・バッティ
ショーン・ヤング(女優)レイチェル
エドワード・ジェームズ・オルモス(男優)ガフィ
ダリル・ハンナ(女優)プリス
ブライオン・ジェームズ(男優)レオン
M・エメット・ウォルシュ(男優)ブライアント
ジョアンナ・キャシディ(女優)ゾーラ
ウィリアム・サンダーソン(男優)J・F・セバスチャン
ジョセフ・ターケル(男優)エルドン・タイレル
ジェームズ・ホン(男優)ハンニバル・チュウ(眼球製作者)
磯部勉リック・デッカード(日本語吹き替え版)
谷口節ロイ・バッティ(日本語吹き替え版)
岡寛恵レイチェル(日本語吹き替え版)
小島幸子プリス(日本語吹き替え版)
小島敏彦エルドン・タイレル(日本語吹き替え版)
原作フィリップ・K・ディック「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」
脚本デヴィッド・ウェッブ・ピープルズ
音楽ヴァンゲリス
編曲ヴァンゲリス
撮影ジョーダン・クローネンウェス
スティーヴン・ポスター(追加撮影)
ハスケル・ウェクスラー(ノンクレジット)
配給ワーナー・ブラザース
特撮ダグラス・トランブル(特殊撮影効果スーパーバイザー)
ドリーム・クエスト・イメージズ(視覚効果)
美術シド・ミード(舞台設計)
ローレンス・G・ポール(プロダクション・デザイン)
リンダ・デシェーナ(セット装飾)
デヴィッド・L・スナイダー〔美術〕
衣装マイケル・カプラン〔衣装〕
編集リドリー・スコット
録音ジェリー・ハンフリーズ〔録音〕
グラハム・V・ハートストーン
ゴードン・K・マッカラム(ノン・クレジット)
マイク・ホプキンス[録音]
ダグ・ヘンフィル
その他C・O・エリクソン(ユニット・プロダクション・マネージャー)
あらすじ
2019年、人類の大半は宇宙に移住し、地球に残った人々は高層ビルが立ち並ぶ、環境の悪化した都市部で生活していた。宇宙開拓用人造人間「レプリカント」は奴隷として過酷な労働に従事していたが、しばしば反乱を起こし人間社会に紛れ込んでいた。そんな彼等を処刑するために結成された「ブレードランナー」である主人公は、脱走した最新レプリカントたちを処刑してゆくが、グループのリーダーとの対決の中で、彼らが地球に来た真の目的を知る事になる。2007年、公開25周年を記念し、再び監督自身の総指揮で編集された最終バージョン。
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【クチコミ・感想】

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90.近未来な世界に日本語が融合して2019年とはすごいな。
TERUさん [インターネット(吹替)] 6点(2023-08-06 20:09:53)
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89.《ネタバレ》 陰鬱な世界観の表現のためでもあるだろうが、照明が暗くて見づらいシーンが多い。 あと、全体的に間が重たくて疲れる。  もうちょっとテンポがいいと良かった。   とは言え、古い映画とは思えない先鋭的なBGM・映像美だったのは間違いない。   ハリソン・フォード演じるデッカードがあまりにタフだったのが、一番印象に残った。 特に終盤にプリス(アクロバティックな女性)に首を回されたところなんて、普通なら即死レベルに思える。  デッカード=レプリカントなら納得するのだが、その辺はよく分からない。  あと、余談だが、デッカードのネーミングは刑事(デカ)から来てるのかな? やたら日本関係のものが多く登場していたので。
2年で12キロさん [インターネット(字幕)] 5点(2022-12-10 10:23:23)
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88.《ネタバレ》 (バージョンの違いについては分かってません、たまたまTV放送を観ただけ) ストーリーは今や新しさを感じないものの「AI/アンドロイドの自我/意識」という普遍的な問いを扱っている。個人的にAIをいじっているせいで、この問いは「世界五分前仮説」にからめて たまに考えることがある。AIがどんどん性能を上げていった時に、人間との根源的な違いはどのようなものなのか。それが分かってくると、人間というものへの理解も更に深まるように思う。 とはいえ この映画の魅力はなんといっても、映像と世界観だろう。同じテーマで作っても、並の監督なら凡作になる可能性も高いと思う。人間が出演しているのに、人間臭さが無いというか 無機質さを感じさせるのはスゴイとしかいいようがない。 あとヴァンゲリスの音楽がまた映画の質を高めている。大好きなミュージシャンであり、仕事のBGMとしてよく聴いている。
くろゆりさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-10-04 09:04:15)
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87.《ネタバレ》 以前に鑑賞した際はまだ未熟だったせいか、映像美などは凄いなと思ったけれど実はそれほどピンとくるものがありませんでした。 しかし、機会がありこのファイナル・カット版を鑑賞しましたが、以前よりも琴線に触れるものが多くありました。 今ではすっかり、レトロフューチャー感が増してしまったシド・ミードの舞台造形や、ヴァンゲリスのスコア、退廃的な雰囲気を持つ未来都市、そしてレプリカントと人間とは?と、様々なことが交差し、とても見ごたえのある作品でした。 実際、以前に観たのが十数年前の一度きりなので、どこがどう変わった、とかはよくわからないのですが、それでも十分に楽しめました。 そして最初にこの形態を鑑賞したのが実はCSだったのですが、作中舞台と同じ2019年に劇場で公開されたのを機に再び鑑賞しなおし、やはり大スクリーンで見てこその映画だな、と思いました。 そして、同年に亡くなったルトガー・ハウアーの冥福をお祈りします。
クリムゾン・キングさん [映画館(字幕)] 8点(2021-08-06 13:14:32)(良:1票)
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86.オリジナルを観た時の心の震えは色褪せる事無く。今また新しい技術を施された鮮やかな未来世界に再び陶然となりました。 いつも暗くて猥雑な下界に降りしきる酸性雨。 巨大な広告船に映る日本髪の女、奇妙な文字。 内も外もメタリックに輝くタイレル社。 からくり人形が占める技術者の部屋。白いダリル・ハンナ。 髪形も肩パットも押しの強いショーン・ヤング。 もう少し色気の欲しいハリソン・フォード。 レプリカントの哀切、悲恋。音楽の残す余韻。 全てが濃く強く、あの紺色の世界の中に刻印されていて美しい。 何度観ても心惹かれる名作、監督の意匠が一番反映されているこの‶ファイナル・カット”が一番好き。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2021-03-08 23:52:19)
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85.レプリだって恋をするんだ!  レプリだって長生きしたいんだ!  そんなレプリの悲哀感を、”夜”、”雨”、”ネオンの光”…の中でシンプルに描いた作品。   逆光を多用し、たばこや立ち込めるスモークや、水に濡れた床や地面に反射するネオンの光など、光を巧みに操り、ひたすら美しい場面作りに終始している。  一番気に入っているのはJFセバスチャンの怪し過ぎるお部屋。 不気味な人形、小人症の方の演じるナゾのロボット…どれもアートの香りがしてたまらない。  CG技術のない時代のSFの方が、昨今のCGばりばりのSF映画より面白いものが沢山ある。  「エイリアン」、「スターウォーズ・エピソード4」そして「ブレードランナー」等。  実に、レトロかっこいい。  あちこちに出てくる、へんちくりんな日本文化…つまり、外国映画でよくやらかされちまう”中国と日本の文化を一緒にすんな”的なものが随所に出てきて、それはそれで、混沌とした感じが面白いではないか。   強力わかもと!!
フィンセントさん [DVD(字幕)] 7点(2020-08-28 17:41:02)
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84.公開当時に観ていれば、より衝撃を感じられたのだろう。 近未来の光景として退廃的なアジアの街並みを描いたことや、本作のテーマ性は、後の映画に大きな影響を与えたようだ。 原作「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」も読んだが、ラストはこのバージョンが作品のテーマに一番合っている。
アクアマリンさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-07-28 18:27:57)
83.《ネタバレ》 スマホもネットもない近未来は、デッカードのキャラクターも相まって、ずいぶんと浪花節な感じです。お話そのものより、そんな世界の雰囲気を楽しむ映画なのでしょう。実は、自分の解釈に自信がなく、Youtube「【すぐにわかる】ブレードランナー 手書き紙芝居【完全ネタバレ】Blade Runner Picture-story show」を同時参照しつつ、物語を追っていたのは秘密です。
なたねさん [DVD(字幕)] 6点(2018-08-24 14:25:28)
82.《ネタバレ》 名作といわれる作品であることは分かっています。が、個人的には見どころがない平凡な作品でした。というのも、他の近未来を描いた作品との違いがいまいち分からないからです。それは、この作品が他の近未来を描いた作品に大きな影響を与えたから故の結果なのでしょうが。名作といわれる作品も観るタイミングによっては凡作になってしまうという悲しい事実です。
いっちぃさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-12-13 18:51:51)(良:1票)
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81.2049の予習として昔見たオリジナル以来の観賞 雰囲気を楽しむ映画に感じたけど、2049見る前には見ておかないとダメだよね。
おとばんさん [インターネット(字幕)] 6点(2017-11-11 18:52:54)
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80.《ネタバレ》 驚くのはその高画質。元々古びない作品だったが傷等が除去されてさらに美しくなっている。映像特典を見ると不満点でもあったゾーラのスタントシーンは本人を使った再撮影に処理を加えて修正されている。ハリソン・フォードの息子を使って修正されたシーンもあって驚く。そこまでして監督の希望を叶えた作品があっただろうか。伝説的な作品が完成度も高められて新たに送り出される。時間をかけて「ブレードランナー」はとても幸運な作品となった。  数々の名シーン、映像、美術の美しさを堪能できる文字通り最終形態にして決定版だろう。「ブレードランナー2049」を観る前の一助としてはこれ一本観れば充分だと思う。あとは補足として劇場版か完全版かどちらかを観れば完璧だろう。
さん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2017-10-29 18:47:39)(良:1票)
79.SF映画は公開された時に見ないとダメですね。どうしても未来の描写が、その当時ではスタイリッシュだったり前衛的だったとしても、何年も経ってから見ると、あか抜けない映像になってしまいます。本作でも同様のことが言えます。演出としての間の取り方やじらし方が、現在の感覚だともたつきに感じられてしまうので、抑揚の少ない映画に思えてなりません。
shoukanさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2017-07-08 23:38:00)
78.劇場公開版でも本作でも、特に違いは気にならず。良いものは良いです。
nojiさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-07-07 22:12:45)
77.《ネタバレ》 2016年はロイ・バッティが製造された年です!ヤバい、あと三年でLAに酸性雨が降り注ぎ“強力わかもと”が世界のブランドになっている世界になっちゃうんですよ。昨年は『バック・トゥー・ザ・フューチャーPART2』で盛り上がりましたが、三年後にはどんなお祭り騒ぎが観れるでしょうか?まあ内容がアレですから地味でマニアックなんでしょうね。 またこの映画こそ各種カルチャーにもっとも強い影響を与えたSF映画で、80年代以来サブカルの一翼を担ってきた傑作です。また“○○カット”という映画ビジネスにとって画期的な手法を産み出したのも偉大な(?)功績で、やっぱリドリー・スコットはビジネスの天才です。 その各ヴァージョンの中でもやはりこのファイルカット版がやはりベストですね。工業製品であるレプリカントが自らの死を自覚して苦しむ姿は何度観ても切なくなりますし、またデッカードとレイチェルの悲恋物語でもありSF恋愛映画としてもこのジャンルの最高傑作です。またこの版を観る限りではデッカードがレプリカントであることはかなり明白になっていると感じます。 「ついに」と言うか「止めときゃいいのに」と言うべきか、いよいよ今年から『2』の撮影が始まるそうです。そうなると必然的に“デッカード・レプリカント説”に回答が得られることになるわけですが、果たしてリドリー・スコットの胸中やいかに?
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 10点(2016-04-10 23:52:40)
76.退廃的世界観にやられてしまった。これは面白い!デッカードの頼りなさに苛立ちながらもセットの美しさと濡れた町並み、レプリカントの悲しい運命に心を奪われた。説明ナレーションをすべてカットしたという点で『2001年宇宙の旅』と共通点があるが、近未来の描写が大きく異なる。さすがは『エイリアン』の生みの親だ。リドリー・スコットの先見性は凄い。
カニばさみさん [DVD(字幕)] 7点(2016-03-24 18:21:50)
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75.《ネタバレ》 公開当時日本で観た。 SF映画好きだったし、「エイリアン」の監督作品だし、音楽がヴァンゲリス、見ないわけには行かない。 当時から好きな映画だったけど世間受けはしなかった。 しかし年が経つにつれて評価が上がっていった。  舞台設定は2019年ロスアンゼルス。 ネクサス6が開発されたのが2016年ごろ、今年だ。 確かに公開時(1982年)には遠い未来だったけど。 この映画が後の映画に与えた影響はとても大きい。 さまざまなシーンがオマージュ的に使われてきた。 デッカードとレイチェルのラブシーンは映画史上屈指の出来だと思う。 ヴァンゲリスの音楽がとてもよく合っている。 全体的に暗いシーンが多いが光の使い方が特徴的。 撮影したジョーダン・クローネンウェスの芸術的手腕が全面的に生かされている。 ロボット(レプリカント)がこれほどまで進化して人間に近くなったとき、人間との境界線はどこにあるのか、人間の定義はどこにあるのか。 突き詰めるとかなり哲学的なテーマ。 環境破壊、公害、人口爆発といった問題を抱えた未来社会の中で展開される話だが、たとえば公衆電話の使用など、1982年当時には携帯電話がまだ存在しなかったので描く事は出来なかった。  様々なバージョンの存在も興味をそそる理由のひとつ。 最初の公開時から日本で公開された海外版(残酷シーン入り)とアメリカ国内版があった。 後にビデオ発売されたときにアメリカ版が使われて私を含めて日本公開版を見た人には映画館で観たあのシーンが無いというような事が話題になった。 日本で言う「完全版」というのが最初に日本で公開された海外版なんじゃないかな。  デッカードの語りが全編に入っていたり、デッカードとレイチェルの逃避行が追加されていたりするがこれは配給会社が入れさせたものだった。 このときのシーンがクーブリック作品「シャイニング」の未使用カットだというのも有名な話。 ファイナルカットで初めて語りなしで鑑賞できる。 たしかにあの語りは余分だったと思うが今となっては語りつき版を何度も見た後だから判断は難しい。 もし最初から語りなしだったら、分かりにくい話がますます分からなかったかもしれない。  デッカード=レプリカントという設定も1982年公開版では曖昧にされていた。 後に発表されたディレクターズカットやこのファイナルカットではユニコーンの夢のシーンが復元されていてリドリースコットに言わせるとこれと最後のガフが作ったユニコーンの折り紙をデッカードがうなずきながら握りつぶすシーンを合わせれば(誰も知らないはずの自分の夢の事をガフが知っている)デッカードがレプリカントであることは明白で、それが分からなければ阿呆だという事になる。 でも視聴者からすれば別の解釈は可能だ。 元々ユニコーンの夢はレイチェルのものでデッカードがタイレルコーポレーションでレイチェルのデータを検閲した時にその情報を得たのかもしれない。 お医者さんごっこや蜘蛛の子の情報と同じように。 そしてその印象がデッカードの夢に現れた。 ガフもレイチェルの情報を知っていたのでユニコーンの折り紙を残した。 それを見たデッカードはガフが見逃してくれたのだと納得。 こんな解釈もあってよいと思う。 デッカードを演じたハリソンフォードはデッカード=レプリカントというアイディアに反発している。 この物語はデッカードが人間だからこそ成り立つのだ。 生身の人間とロボットであるレプリカントの愛。 これこそがこの映画の成立に不可欠だという。 私もその意見に賛成だ。  音楽は既存の作品「Memories of Green」をリドリースコットが気に入ってヴァンゲリスになった。 その権利関係で公開後長い間サウンドトラックのアルバムが発売されなかった。 メインテーマを含めてすばらしい音楽なのに長年にわたって映画以外で聴くことができなかったというのもファンにとっては渇望感をあおる事になったと思う。  公開作品に何度も手を加えたのはちょっと反則なんだけどファイナルカットと銘打つだけあって確かに完成度は一番高いと思う。
称えよ鉄兜さん [ブルーレイ(字幕なし「原語」)] 10点(2016-03-02 01:59:42)
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74.近未来の世界観を表現、というところは素晴らしい。 ただし、物語が面白いかというとそうでもなく、むしろ分かりにくい。評価されるべき映画かもしれないが、何度も観たいかというとかなり微妙だ。
simpleさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-11-23 13:21:09)
《改行表示》
73.予想外なSFでした。とにかく世界観が最高で、雰囲気で魅せてくる。近未来+退廃的で、終始暗い画面。片や純粋さと怖さが紙一重のドールハウスだったり、和テイスト・チャイナテイストを織り込んできたり、そんな中で近未来アイテムが混ざりこんでいたり。  テーマ的には、哲学的なテーマをしかもぼかして表現してくるもんだから、如何せんわかりづらい。結局、「人間とは何か」ということなのでしょうか・・・。さらに全編通して台詞が少なめで、間も長い。対してストーリーはシンプルなので、雰囲気無視して言いたいことだけ凝縮すれば30分になりそうです。  本作は見れば見るほど面白くなる系で、「ここでこうということはこういうことじゃなかろうか」と事実から予想を巡らし、この可能性が高い、と結論づけていく過程が魅力となっている部分があると思います。また、故に、そもそも哲学的なテーマと相まって、確固たる答はこれだ!というのが出しづらく、そこら辺が向き不向きを左右しそうな気もします。  こういう系の作品は点数を付けるのが非常に難しいと常々思わされています。今回は深みを学んでいないごく単純な「初見での面白さ」に従って、5点とさせていただきます。その後何回か見るにつれて点数が高まっていく、そういった可能性はかなり秘められた作品であると思います。
53羽の孔雀さん [DVD(字幕)] 5点(2015-07-06 20:42:44)
72.《ネタバレ》 ロボットが感情を持つ系に初めて触れた作品。中学時代に劇場で見たときはわけがわからず、それ以降敬遠していたのだが、30年ぶりに再見。映像も暗いしテンポも悪くちょっと退屈なのは相変わらずではあったが、年を重ねると見方も変わる。通常ロボットに寿命はないハズなんだが、そのロボットが死の恐怖に怯えるというパラドクス。人間もいつかは死ぬ事は確実なのだが、普段はそれを意識しない。意識するのは大災害に遭遇するとか、大病するとか、70歳過ぎてからだろう。若い時には難しいが、中年ぐらいからは、人生は短い、人間いつかは死ぬ、それを常に意識しながら生きるべきなんだろう。「惜しいですな。彼女も。短い命とは。」の台詞が響く。
東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2015-04-13 13:10:39)
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71.《ネタバレ》 いまいち良さが分からなかった…。 自分の理解力のなさなのか…。 シチュエーションはいいんだが…。 分かりづらっ!!
kontikiさん [DVD(字幕)] 5点(2015-02-17 23:40:38)
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【点数情報】

Review人数 90人
平均点数 7.62点
000.00%
100.00%
211.11%
300.00%
433.33%
51314.44%
688.89%
71820.00%
81213.33%
91314.44%
102224.44%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.14点 Review14人
2 ストーリー評価 8.21点 Review19人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review18人
4 音楽評価 8.21点 Review19人
5 感泣評価 7.28点 Review14人
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