トリコロール/赤の愛のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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トリコロール/赤の愛

[トリコロールアカノアイ]
Three Colours: Red
(Triois Clouleurs: Rouge)
1994年上映時間:99分
平均点:6.39 / 10(Review 23人) (点数分布表示)
公開開始日(1994-11-12)
ドラマシリーズものミステリーロマンス
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2021-02-17)【Yuki2Invy】さん
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監督クシシュトフ・キエシロフスキー
キャストイレーヌ・ジャコブ(女優)バランティーヌ
ジャン=ルイ・トランティニャン(男優)元判事
ジャン=ピエール・ロリ(男優)オーギュスト
サミュエル・ル・ビアン(男優)カメラマン
脚本クシシュトフ・ピェシェヴィッチ
クシシュトフ・キエシロフスキー
音楽ズビグニエフ・プレイスネル
撮影ビョートル・ソボシンスキー
字幕翻訳古田由紀子
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12
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23.《ネタバレ》 ジャン=ルイ・トランティニャン目当てでレンタルしようとしたら3部作との事で青白赤の順での鑑賞でした。イレーヌ・ジャコブが特筆ものの美しさで赤に映える姿に目を奪われました。見た目のみならずしっかりした言動にとても大学生には見えません。トランティニャンへの「息をするのを止めたら」がアッパレ。そんな彼女に永久凍土が溶け始めたのか?と思わせるトランティニャンの佇まいは流石の名優ぶり。全員集合シーンは息をし続けられる事に感謝しましょう!と感じたところです。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 7点(2023-08-06 17:14:30)
22.《ネタバレ》 何よりも、主演のイレーヌ・ジャコブを美しく撮ろうとする徹底ぶりに驚き。表情アップから全身ショットから背景の色彩感覚からカメラのアングルまで、すべてがそれに統一されている。一方で、滅茶苦茶な理屈を淡々と強引に語っていく元判事との、研ぎ澄まされて選ばれた言葉のやりとりは、「羊たちの沈黙」すら彷彿とさせる(!)。●マイナスは、周辺人物があまり機能していないこと。電話でしつこく浮気を疑ってくる彼氏は結局「それだけ」だし、法律家志望の若者とその彼女も「それだけ」。私はむしろ、あの若者については、同じ時間軸に並行存在していると見せかけて、実は元判事の若き日の姿がバーチャル展開されている、と思っており、なかなか凝った真似をするなあ、とも思っていたのですが。●最後の全員集合は、完全に蛇足ですね。
Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-05-21 19:59:14)
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21.《ネタバレ》 三作目「赤」は分かり易い「博愛(隣人愛)」のハナシですね。結論、出てくる二人の演技自体は悪くないとも思いますが、実に単純で捻りの無いハナシだったな…とも思います(取り分けこの連作の中に置かれると)。多少面白みがあるとしたらトランティニャンのキャラの背景部分かと思いますがコレだって幾らナンでも、判事成り立ての頃にトラウマが発生した⇒その結果ずっと自分の殻に閉じこもってたけれどヴァランディーヌがソレを解き解した…てハナシだとしたら、やっぱちょっと頑な過ぎ or 唐突過ぎなハナシだとやや不自然にも思うのです。無難は無難ですが、完成度はちょっと高くないハナシだとやっぱ思ってしまいますね(オーラスの全員集合!もワタシ的には蛇足でした)。  ただ、イレーヌ・ジャコブの出で立ちはとても魅力的でしたね。特にこの「博愛」に好く適合した優しく温かみのある雰囲気が素晴らしかったな…と率直に感じました。前述どおりトランティニャンの頑固そーな感じもまあまあハマってたので、二人のお蔭で映画としてのクオリティは一段上がってはいるな、と(=その部分に絞って観てゆく分にはまずまず楽しめるカモな、と)。
Yuki2Invyさん [インターネット(字幕)] 5点(2022-05-04 12:05:55)
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20.三部作の中で一番好き。終始、落ち着いた赤の画のなかに佇むイレーヌも枯れた味わいのジャン・ルイ・トランティニヤンも美しい。三部とも、女優を美しく撮っている監督だけども、イレーヌのこの美しさ!横顔が最も綺麗な彼女のプロフィールを大写しにし、メインシーンとラストに持ってくる監督の愛情の深いこと。若い女に恋する老境の男でありながら、生臭さの全く無いトランティニヤンの知的で清潔な風貌も素敵。 思わぬところで交錯する人生の機微に胸打たれます。こんな脚本は何年も経験を重ねた人間でないと書けないだろうなあ。期せずして若き頃の自分の人生を重ねたような司法学生と理想の女性を引き合わせた形になった元判事。人生初の安堵というか、平穏を得たようなラストのしみじみとした表情は忘れ難い。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-02-15 17:44:17)
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19.三部作の最後の作品。赤の色が映像の至るところにワンポイントで出てきて、 とても美しい。女優さんも透明感があってきれい。こういう役者さんって、 ハリウッドや日本の女優さんでは中々見ないですな。 こんな美女が、なぜ変なおじいちゃんに固執するのかよくわからないんだけど、 フランス映画らしく演出が際立っており、最後はトリを飾るおまけがついております。 個人的には、一作目が一番面白かったかな。
MAHITOさん [DVD(字幕)] 6点(2011-08-29 20:06:00)
18.何となく手に取ったので、三部作の中で最後の作品とは気がつきませんでした。他の二つの話もパラレルに進んでいるのかなぁと思ったので、忘れる前に見たいと思います。フランス娘はやっぱりボブカットだよなぁ…なんて。
色鉛筆さん [DVD(字幕)] 6点(2010-10-17 22:54:16)
17.これは三部作の中ではまだ分かりやすいほう。趣向がはっきりしているので。時代を超えた触れ合いというか、ちょっと怪異譚めいた世界。若きトランティニャンである青年とヒロインが出会うまで、ということか。老いたトランティニャンは夢の中で50代のイレーヌ・ジャコブを見る。犬も老若の橋渡しをする。国際電話の距離と隣人の盗聴の距離の対比、などなど。室内の照明はいつもながら美しい。一番思ったのは、キエシロフスキ、イレーヌ・ジャコブが好きなんだなあ、ってこと。クールにクールに作ってるけど、年若い娘を恋してしまった初老男のいびつな恋情が脈々と感じられる。偉大な男性監督は常に女優に恋していなくてはならないのかも知れない。思えばかつて『ある党員の履歴書』なんて非常に公的な硬い手触りの秀作を作っていた人が、最後にこうグッと私的な世界に凝縮していったのも、東欧開放の一つの流れなんだろう。でも「裁判所=裁くこと」が、よく出てくるのは体制の新旧で変わらない。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 7点(2010-09-06 09:59:36)(良:1票)
16.《ネタバレ》 みなさん気になるボーリング場での割れたビールグラスとマルボロの箱の正体。わかりました。授業の中で見た後で、教授が解説してくれました。あれは若き裁判官になったAugusteが近々恋人と別れるということ暗示しているんだろうです。このシーンの前に彼はマルボロを買いに行きますよね。そしてビールも飲んでいます。それが粉々になったということは彼の幸せが近いうちに崩れるというメタファーなのだそうです。なるほどといったところですね。この作品は決して派手ではありませんが繊細な映画技術がいろんなところに散りばめられていて偶然繋がっている人間たちをうまくリンクさせています。私もラストには脱帽でした。青はまだ見ていないので近いうちに見たいです。
未歩さん [DVD(字幕)] 7点(2007-11-25 07:28:35)
15.これまで「人間性」とか「運命」に関して割と悲観的だった監督が、最期に楽観的な映画を撮り、そして逝ってしまった。シナリオ、演出、撮影、編集、音楽、どれをとっても満点。映画館に3回も通ってしまった。特に映像美の為に作られた数々のシーン、好きです。これ以上に綺麗な映画、僕は知りません。
teutobochusさん [映画館(字幕)] 10点(2007-08-09 01:15:56)
14.とことん「赤」にこだわった映像が目を引く。トリコロール最終章として、ラストのボーナス(「3作が運命的に交わる」シーン)は得点には影響はない。全体を通してストーリーは難解だが、人生に対するメッセージなども伝わってくる。ヨーロッパらしい情感に満ちた3部作だった。この作品も大人向け。
mhiroさん [ビデオ(字幕)] 5点(2006-03-27 13:37:42)
13.コレしか見てないけど、他のも見たくなった。他見てなくてコレだけでも結構見えた。
さらさん 6点(2005-03-16 16:33:19)
12.《ネタバレ》 監督の遺作ですね。3部作が見事に絡み合うあのラストが良かった。3部作全てををスクランブルさせる何かのアクシデントがある、ということは事前に知っていたけれど、そうか、そう来たか、と少しにんまりした。青→白→赤の順番通りに観たけれど、全作を通して特別好きだとは思えなかった。それでも絵的なこだわりや人の倫理に対する目線がどの作品にもあり、監督による横道に逸れない1つの美意識を感じました。
ひのとさん 5点(2004-02-16 16:44:43)
11.青→白→赤 という順で観たのは正解だったと思いますが、肝心のアタマがついていけませんでした。私もマルボロと割れたグラスが謎、嫉妬と絶望の表現?こればっかり気になりました。博愛とはこれ?→イレーヌの誠実さが、ジャンルイの心を解き、素敵な姿に戻してくれたのね。やっぱり最後に隣にいた彼は若いジャンルイと私は思いたい、彼にしなさい、電話の彼は別れましょうね。3話のめぐりあいは裁判かと思いきや、あらら意外でした。3話とも難解でしたが、いつか理解できる日が来るのかしら?と自分で期待しています。
かーすけさん 5点(2004-01-08 16:19:03)
10.ラストシーンが無条件に好き
紅蓮天国さん 7点(2003-10-13 20:33:47)
9.最高!!三作とも、音楽と映像で見る作品だった。賛否両論あるだろうが、ラストは最高。あれ以外は考えられない。ご都合主義ではなく、あれを「なぜ?」と考えさせるところに監督の意図があったと思う。
エピソードファイナルさん 10点(2003-02-13 17:02:30)
8.絵として綺麗な映画が好き。だから傑作!
さん 8点(2002-06-03 07:13:21)
7.キェシロフスキの遺作にして、最高傑作。偶然をテーマに、無駄なショットが一つもない。ただボーリング場での割れたビールグラスとマルボロの箱は永遠の謎となった・・・?最後にイレーヌ・ジャコフと出会う男はいつから彼女の後ろに登場するか?またその男は若い頃のジャン・ルイ・トラティニアンの幻影?何回も見ているといろいろ考えさせられる作品。マニア向け?
キェシロフスキ狂さん 10点(2002-02-11 23:32:02)
6.なんと、この作品でオスカーの監督賞にノミネートされてるんですねぇ~~~。すいません(>_<)少なくとも僕にはついて行けませんでした。
イマジンさん 4点(2001-09-18 12:27:02)
5.あらゆる所に「赤」がちりばめられていてよかった。でも、全体的にはもうひとつしっくりこなかった。
ayaさん 4点(2001-08-19 16:35:14)
4.光の使い方がとてもすばらしかったです
あっちゃんさん 10点(2001-06-05 02:33:30)
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【点数情報】

Review人数 23人
平均点数 6.39点
014.35%
114.35%
200.00%
300.00%
428.70%
5417.39%
6417.39%
7417.39%
828.70%
900.00%
10521.74%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人
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【アカデミー賞 情報】

1994年 67回
監督賞クシシュトフ・キエシロフスキー候補(ノミネート) 
脚本賞クシシュトフ・ピェシェヴィッチ候補(ノミネート) 
脚本賞クシシュトフ・キエシロフスキー候補(ノミネート) 
撮影賞ビョートル・ソボシンスキー候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1994年 52回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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