ルシアンの青春のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ルシアンの青春

[ルシアンノセイシュン]
Lacombe, Lucien
(Lacombe Lucien)
1973年西独上映時間:138分
平均点:7.17 / 10(Review 12人) (点数分布表示)
公開開始日(1975-05-03)
ドラマ
新規登録(2003-11-22)【ドラえもん】さん
タイトル情報更新(2017-08-23)【S&S】さん
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監督ルイ・マル
キャストピエール・ブレーズ(男優)ルシアン・ラコンブ
オーロール・クレマン(女優)フランス・ホルン
オルガー・ローウェンアドラー(男優)アルベール・ホルン
脚本ルイ・マル
撮影トニーノ・デリ・コリ
製作ルイ・マル
ユニバーサル・ピクチャーズ(Universal Pictures France)
配給20世紀フォックス
編集シュザンヌ・バロン
字幕翻訳山崎剛太郎
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【クチコミ・感想】

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12.《ネタバレ》 ルシアンの浅はかさは17歳なので仕方ないにしても、ゲシュタポの拷問場面を目にしながら手先であり続けるのには酌量の余地は1ミリもありません。無責任な彼の母親も酷い。罪には罰が下る事を知った彼を描かない演出や、フランス黒歴史を提示するのはルイ・マル監督ならではですね。
The Grey Heronさん [インターネット(字幕)] 5点(2022-12-03 01:51:47)
11.《ネタバレ》 この作品、ルシアンを肯定的に描いたということでフランスでは反感を示す批評があったとのことですが、このルシアン・ラコンムの空虚な青春のどこが肯定されているというのでしょうか? その空っぽで愚かな17歳の青春が痛いほど観る者に伝わってくるので、本作は切ない傑作となったのではないかな。 連合軍がノルマンディーに上陸する様な時期にゲシュタポの手先になるなんて、いくら17歳だったとはいえあまりに愚かすぎます。でも始めはレジスタンスに参加しようとして拒否されているのだから、運命というものはあまりに残酷なものです。ルシアン役のピエール・ブレーズはルイ・マルに発見されるまでは本当に木こりをやってた素人なのですが、無表情の内側にルシアンの無教養と無邪気さそして心の闇が見事に表現出来ていて、マルのたぐいまれなる演出力にはため息が出てしまいます。ブレーズは本作出演2年後には自動車事故で亡くなってしまうので、オーロール・クレマンと山奥で戯れる静かなラスト10分がとても悲しくなってしまいます。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2011-06-15 22:47:28)
10.陰鬱な時代の、ルシアンのような人物にスポットを当てているという時点で、この映画は成功している。
みんな嫌いさん [DVD(字幕)] 8点(2011-06-05 10:09:56)
9.《ネタバレ》 いろんな意見があると思う。でも自分はこの作品は青春モノとしてはかなり良く出来ていると思う。ルイマルは「死刑台のエレベーター」くらいしか観てなかったが、今だから上から目線で戦争中の善悪を知っている我々と違って、この時代、何の情報もない時代に善悪の判断ができない頃の若者たちがどう振舞ったか、まして田舎から出てきた少年がどう思ったか、それを見事に映画として創りあげたと思う。ルイマルに俄然、敬意を表して、他の作品も出来るだけ観てみたくなった。またヒロインの女性がとてもきれい。この女性の家族がどうなるか、ハラハラして観ていた。この少年の末路も気になった。あっという間の130分だった。青春映画なのだから、あのラストでいいと思った。
トントさん [DVD(字幕)] 9点(2010-02-09 16:05:14)
8.《ネタバレ》 病院で働くごく普通の田舎町のまだ未熟な若者ルシアン。レジスタンスに入りたいがまだ若いからと断られ、その後流されるままナチスの手先となって働く事になってしまう。そこには彼の政治的、思想的な信念は何も無い。身分証を見せれば大の大人も皆自分に恐れ入る。強大な権力を手にしたと大きな勘違いをして過ちを犯してしまうのですが僕にはこの無知な若者を責める気にはなれないのです。戦争の時代でさえなければ若気の至りで少し道を踏み外す事はあってもごく普通の人生を送ったであろう若者の悲しい青春。ルシアンはずっと全く笑顔を見せなかったのですが、恋におちたユダヤ人女性との逃亡先で何か安らぎを得たようなとても無邪気な笑顔を見せる。この女性と楽しそうにはしゃぐ彼が本当の素顔の彼の姿であり、ごく普通の青春の姿。しかし彼のこの先を考えるとその無邪気な笑顔が悲しく見えた。そして彼の青春の結末はラストでほんの数行の字幕で語られるのみである。市井の中の戦争を描いた映画はいつも悲しい。
とらやさん [DVD(字幕)] 7点(2009-05-05 09:18:14)
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7.10代のうちにこの映画を観れて良かったと思います。思春期の頃の自分に重なるようなシーンの数々に胸が痛くなりました。今だからこそ「バカだな」と思うようなことでも、本人は本気だし、それが良いことだと思いこんでいるのは本当にかわいそうだし、無知と幼さの怖さを思い知りました。 とても悲しい映画です。
Balrogさん [DVD(字幕)] 9点(2009-02-02 00:02:01)
《改行表示》
6.ルイ・マル作品らしく卒のない内容。 ただし少し長かった。
にじばぶさん [DVD(字幕)] 6点(2008-04-10 11:55:37)
5.無知であさはかで田舎者で不細工なルシアンに若い頃の愚かな自分が重なり見ているのが辛くなる。年を取のも良いことだと思える。
はるこりさん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-01-16 01:01:48)
《改行表示》
4.やり切れない。誰もルシアンを責めれないとおもう。フランソワの父が言った「君を憎みきれない」がよく表してると感じた。 楽しそうにはしゃいでいても、もの悲しく映ってしまうのがとても切ない。
アンダルシアさん [DVD(字幕)] 7点(2006-11-27 20:53:59)
3.《ネタバレ》 人として成熟していないある時期というのは、深い考えなしで平気で生き物を傷つけたりするものである。そしてその一方で権力というものに人一倍憧れるものであると思う。家では親、学校では先生という権力の下に常に身を置いているわけだから当然だと思う。そんな時期に、レジスタンスもゲシュタポもよく知らない状態で、暗黒の時代に翻弄されるがままに落ちていったルシアンを誰が責めることが出来ようか。少年ルシアンの青春はとてつもなく哀しい。ナチズムだとかファシズムだとかというのは、誰もが経験するある意味残酷性を持った少年期の思想そのものかもしれない。そんなことを思った映画であると同時に『さよなら子供たち』以上のルイ・マル監督の懺悔を感じた。
R&Aさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-02-24 15:33:18)
2.ジャンゴ・ラインハルトのギター音楽がすごくいい。主役の子はこの映画撮ってすぐ事故で死亡。他の作品見てみたかった。早逝したのは惜しい。
mimiさん 6点(2004-09-25 23:56:13)
1.タイトルに騙されてはいけません。たしかに主人公は少年ですが、やっていることは残虐なナチスの手先。フランスにもナチスの協力者がいたということですね。まあ、男の子なら誰でも、子供の頃に残虐なことをした経験はあるでしょうが(私の場合は、ザリガニやカエルやアリなど)、それを17歳の少年がリアルにやっているのが、観ていて腹立たしく感じます(もちろんこれは演出の妙ですな)。で、そういうとんでもない少年が惚れてしまうのが、よりによってユダヤ人の少女。まあ、この恋がどうなるかは推して知るべしというところでしょうか。
オオカミさん 7点(2003-11-29 14:15:47)
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【点数情報】

Review人数 12人
平均点数 7.17点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
518.33%
6325.00%
7433.33%
818.33%
9325.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review1人
4 音楽評価 8.50点 Review2人
5 感泣評価 6.00点 Review1人
chart

【アカデミー賞 情報】

1974年 47回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1973年 32回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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