戦争と人間 第三部 完結篇のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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戦争と人間 第三部 完結篇

[センソウトニンゲンダイサンブカンケツヘン]
1973年上映時間:184分
平均点:7.00 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
ドラマ戦争ものシリーズもの政治もの歴史もの小説の映画化
新規登録(2004-01-15)【おばちゃん】さん
タイトル情報更新(2020-05-27)【イニシャルK】さん
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監督山本薩夫
助監督後藤俊夫
演出木島一郎(軍事指導)
キャスト滝沢修〔男優〕(男優)伍代由介
芦田伸介(男優)伍代喬介
北大路欣也(男優)伍代俊介
高橋悦史(男優)伍代英介
浅丘ルリ子(女優)伍代由紀子
吉永小百合(女優)伍代順子
高橋英樹(男優)(男優)柘植進太郎
山本圭(男優)標耕平
加藤嘉(男優)雨宮公一郎
江原真二郎(男優)灰山浩一
夏純子(女優)
藤原釜足(男優)苫の父親
水戸光子(女優)お滝
藤岡重慶(男優)板垣征四郎
山本麟一(男優)辻政信中佐
長弘(男優)岩畔豪雄大佐
鈴木瑞穂(男優)田島
絵沢萠子(女優)女給
上田耕一(男優)
田村錦人(男優)
久遠利三(男優)荻洲軍司令官
原田清人(男優)
清水幹生(男優)
佐藤正文(男優)
木島一郎(男優)
粟津號(男優)
田中筆子(女優)
市村博(男優)
井上正彦(男優)東条英機陸軍次官
高山千草(女優)
下川辰平(男優)
渡部猛(男優)関東軍参謀
片桐夕子(女優)女子学生
小沢弘治(男優)
波多野憲(男優)武居弘通
笠井一彦(男優)
鈴木瑞穂ナレーション
原作五味川純平「戦争と人間」
脚本山田信夫
武田敦
音楽佐藤勝
撮影姫田真佐久
企画宮古とく子
配給日活
美術横尾嘉良
編集鈴木晄
照明熊谷秀夫
その他IMAGICA(現像)
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4.何故なんだ、何故ここで終わる・・原作は遥か先までいっているのに、五味川順平はもっと戦争への言いたいことを描いているのに、映画に仕切れてないような。作るなら、小説の完全映画化とは言わないけれど、こんな良いところでほっぽっておかないように、最初から計画して作ってくれ。
minさん [DVD(邦画)] 7点(2013-04-23 22:32:51)
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3.《ネタバレ》 史実に基づいた戦争群像劇大作にしたかったらしいが、中途半端に終わっている。広義の日中戦争を多視点から描くという姿勢は称讃に値するが、如何せん、いわくありげに登場した人物の多くが途中からいなくなるようでは、脚本の未熟さ、企画倒れの謗りを免れない。一言でいえば「詰め込みすぎ」だ。ダイナミックな戦闘シーンは見れても、ダイナミックな人間ドラマは見られない。戦争の実態を暴き、振興財閥である伍代家の人達が、戦争という魔物に呑み込まれることによって、どのように変貌するかを描くことで、人間の本質を顕現させるだけでよかった。女情報屋、人妻とのよろめき、ベッドシーン、抵日朝鮮人とその愛、満州二世の医者、中国大商人の娘の抵日闘争、ナイフの名人などは、ばっさり切り捨ててよい。第三部が一部二部と較べて退屈しないで見れるのは、描く視点を絞ったからだ。恋愛パートが全体の三分の一を占める。お金持ちのうわついた恋愛を描いたところで、世間の実情とかけ離れるだけ。ベットに誘うのはみな女性からという共通点がある。農村の不幸な身売娘を登場させたのはお手柄。身売りせざるをえない不況の実態があったからこそ、武力をもって国外に進出すべしという世論が形成された。この娘が、最後に「兵隊さん、今度遊びにおいでよ!可愛がってやっからさ」と叫ぶが、これこそが生身の人間の痛切な心の叫びであって、感動するものがあった。「夢中になれるものを探しているの」という長女の言葉の何と薄っぺらいことか。お金持ちの恋愛は、虚構にしか見えない。歴史観は、戦争反対、陸軍批判、資本主義批判の立場で、共産党賛美のプロパガンダに彩られている。陸軍幹部はみな愚かで、資本主義は民衆を搾取し、死の商人である財閥は醜怪で、共産党員は当局の弾圧にも屈せず、常に貧しい人たちや労働者のために闘う正義の人らしい。 張作霖爆殺や柳条湖事件を再現したミニチュアは失笑レベル。明らかに人形とわかる死体を吹っ飛ばすのはやめてほしい。他方、ソ連と共同して撮ったノモンハンでの戦闘場面は迫力があった。当時の歴史認識では、ノモンハン事件では、日本軍が近代兵器を擁するソ連軍に一方的に蹂躙されたことになっていた。しかしソ連崩壊後の新資料により、ソ連側にも日本を上回る被害があったことが判明した。実質引き分けで、プロパガンダによるソ連の勝利である。不満は縷々あるが、見ておいて損はない映画だ。
よしのぶさん [DVD(邦画)] 7点(2012-12-08 03:39:11)
《改行表示》
2.《ネタバレ》 映画こそ「完結編」だが、原作の長編小説(18巻)のまだ中程である。第一部の映画が制作されたとき、作者五味川純平はすでに12巻まで完成させており、この第三部に続き続編も作られるはずであった。しかし、日活の社運をかけて投じられたこのシリーズも資金面が力尽き、三巻で打ち切られてしまいった。太平洋戦争から戦後の東京裁判へと続く流れが描かれず終わってしまったのは実に残念という他はない。 しかしこの第三部は、第一部と同様に大変なできばえである。戦争を食い物にのし上がる財閥、無謀な戦争をひたすら突き進む日本軍、軍国主義に翻弄される人々、戦争によって親兄弟を亡くした日本人や中国の人々、映画は残酷なまでに赤裸々に戦争とは何かを描き続ける。 今回またDVDで10時間に及ぶドラマを2日間に分けて再鑑賞したが、せひとも他の方々にも通して見てほしいと思う。 さまざまなシーンが目に浮かぶが、吉永小百合や夏純子らの愛する男に尽くす女心が痛々しい。戦争を知らない世代が、何かと他国の批判をする現世にあって、人の命の尊さと平和のありがたさを感じられずにはいられなかった。 
ESPERANZAさん [映画館(邦画)] 8点(2011-06-11 08:43:04)
1.ソ連の所蔵する資料映像(?)の力も借りて、最終作に相応しい邦画屈指の大規模戦場シーンとなったノモンハン事件がクライマックスの完結篇。日中・日露での勝利を引きずり、裏付けの無い自信だけで戦争に突き進む無能な「皇軍」が良く描けてました。しかししかし、本作の決定的なマイナス要因は、「完結篇」と銘打っておきながら全然完結していないこと。あれだけいた登場人物達を全員おっぽり出したまま終わりかよー! この後の展開が凄く気になる。原作との兼ね合いがあったのかもしれませんが、この辺はオリジナル脚色でちゃんとまとめて欲しかったです、6点献上。
sayzinさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-09-24 00:05:52)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 7.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6125.00%
7250.00%
8125.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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