暗黒街のふたりのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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暗黒街のふたり

[アンコクガイノフタリ]
Deux Hommes Dans la Ville
1973年上映時間:100分
平均点:6.41 / 10(Review 22人) (点数分布表示)
ドラマ法廷もの犯罪もの
新規登録(2003-12-08)【へちょちょ】さん
タイトル情報更新(2022-02-13)【イニシャルK】さん
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監督ジョゼ・ジョヴァンニ
キャストアラン・ドロン(男優)
ジャン・ギャバン(男優)
ミシェル・ブーケ(男優)
ジェラール・ドパルデュー(男優)
ミムジー・ファーマー(女優)
野沢那智(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
森山周一郎(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
木村夏江(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
富田耕生(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
脚本ジョゼ・ジョヴァンニ
撮影ジャン=ジャック・タルベ
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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12
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22.《ネタバレ》 やはりアラン・ドロンは二枚目ですね〜。
真面目に生きたいと思うも、周囲の偏見がそれを拒む。そして彼の衝動性もまた描かれていて、
捕まって「すいません」と一言だけ言うシーンの表情が雄弁でしたね。
自分ではわかってんだけど我慢が難しい、その自責の念。
フランスでは、割と近年までギロチンが行われていたんだと言うことを改めて認識。
感想としてはそうだなぁ、どんな人や物事でも結論ありきでなく、常にクリアな目で見ていたい、そう思いました。
あろえりーなさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-06-03 19:24:23)
21.要するに「レ・ミゼラブル」の変則バージョンという感じ。ジャン・バルジャンがアラン・ドロン、ミリエル神父がジャン・ギャバン、ジャヴェールがしつこい警部と考えれば、ほぼ当てはまります。ただし、こちらは革命などまったく起こる気配はなく、むしろ冤罪とか偏見とか現在進行形の問題を孕んでいるという意味では、もっと「ああ無情」と言えるかもしれません。あまり緊張感はありませんが、ひたすらお気の毒なアラン・ドロンと、ジャン・ギャバンの「鼻」が興味をつないでくれます。
眉山さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-05-18 23:07:37)
20.《ネタバレ》 ああもう嫌いなんですよ、こういう話。主人公側は主人公側でとにかくノーガードというか、先々のことを考えていない上に危機察知意識も薄いし、逆に突っ込みどころ満載の捜査手続や裁判手続のいい加減さも言わずもがな。大体、ラストがそうなるのは冒頭で堂々と宣言されてるし。その上で、映像とか役者の演技には妙に力があったり、台詞も最低限にきちんと刈り込まれていたりして、つい見入ってしまう質があるのにも腹が立つ。
Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-10-12 01:16:22)
19.どうしちゃったの?渋くてクールなドロンを期待していたのに・・・邦題には参りました。
ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-10-08 20:18:46)
18.《ネタバレ》 自分も邦題で、ジャン・ギャバンとアラン・ドロンが組むクライムムービーと騙された一人です、生善説、性悪説にふれた今までと違って、考えさせられることが出来る話でした。しかし、ストーカーじみてる刑事と、アラン・ドロンの激高は大げさかもしれません。しかし、話を成り立たせるには仕方ないファクターですかね。最後のギロチンは斬新。映画が印象づけられた。
minさん [DVD(字幕)] 7点(2013-10-26 22:57:29)
17.《ネタバレ》 ジャン・ギャバンの鼻がイチイチ気になる。かわいい。それにしてもアラン・ドロンがキレるのもわかるけど殺すのはチョットなぁ....。最後のギロチンへの描写は素晴らしく神々しさすら感じさせる演出は息を呑む。2度目みて気がついたのだが、アラン・ドロンが最初にスクリーンに映る描写が、首だけが稼働し続ける銀色のローラーの後ろにポツンとある絵なので驚いた。イイ演出。
reitengoさん [映画館(字幕)] 6点(2013-10-13 23:13:37)
16.《ネタバレ》 前科のある男が出所し社会復帰をめざすが、刑事のストーカー紛いの干渉と不運が重なって殺人を犯し、死刑になるという不条理な話。だがその不条理よりも、一貫性のないストーリー構成に不条理を感じてしまう。思うに死刑という結末ありきで、悲運と不条理を訴えたい場合、次のような設定にすれば理解されやすい。①男が過去の罪を悔やみ、社会復帰しようと奮励している。②刑事が男を疑っており、監視し、生活に容喙する。③強盗仲間から執拗に誘われる。④職を得るのが難しいなど、社会復帰に困難が伴う。⑤妻とは深く愛しあっている。⑥保護観察司など一部の人からは信頼されている。⑥不幸な偶然が重なり殺人を犯してしまう。この中で②だけは成功している。誰もあの刑事には怒りを禁じ得ないだろう。しかし他の設定はゆるがせである。冒頭、刑務所の作業中に煙草を盗み吸う場面があるが、全く余計だ。更生している人とは思えないからだ。強盗仲間の勧誘は中途半端。新参者が男につっかかる場面があるが、その後登場せず、伏線が回収されない憾みがある。そして社会復帰があまりに簡単に行き過ぎる。経営者からは共同経営を持ちかけられるほど信頼され、刑事より多額の給料では恵まれ過ぎている。妻が事故死してしまうが、これもいただけない。男の不運を強調するのが企図だろうが、すぐに恋人が出来てしまうのでは効果が薄い。観客の同情も、妻と恋人の二人に分散してしまう。一貫して深い夫婦愛を描いた方が、より感情移入しやすかっただろう。脚本の意図としては、恋人を銀行員にして、刑事に銀行強盗を匂わせたかったのだろうが、失敗している。保護司との関係だが、二人にどういう因縁があるのかはっきりしない。のみならず、刑事との因縁もよくわからない。刑事が男をあれほどまでに警戒する理由を示してほしい。さらに言えば、男の家族が一切登場しないので、男の人物像はよくわからないままだ。殺人だが、あっさりしすぎている。短気を起こして刑事を殺すのでは同情が得られない。もっと殺すに十分な理由が必要だし、あるいは偶発的な事が重なって冤罪に近い形で殺してしまうというような展開が望ましいかった。最後にこれは最大の欠点と思うが、それは不用意なナレーションにより、結末が判ってしまうこと。法廷場面で、男が死刑になるのは明らかなので緊張感がない。男が淡々と運命を受け入れ、陳述もしないのは奇異に感じる。
よしのぶさん [DVD(字幕)] 6点(2012-07-04 01:06:53)
15.《ネタバレ》 一見何とも判りやすいオハナシでして、それだけに、額面通り受け取っていいものやら警戒してしまうのですが。銀行強盗の罪で服役していたアラン・ドロン演じる主人公、このたびめでたく出所の運びとなり、保護司のジャン・ギャバンの支えを受けながら社会復帰を目指す。かつての仲間の誘いもキッパリ断り、勤め先の仕事は順調、愛する妻とも仲睦まじく、言うことなし。なのですが、やはり世の中思うようにはいかないもの。と言うかむしろ、こう言っちゃなんだけど、この主人公、気持ちいいくらい順調に転落の一途をたどっていきます。すべてが裏目裏目。主人公を支える人は皆、とってもイイ人として描かれ、それ以外は皆、とことんイヤな人として描かれて、主人公をひたすら不幸のどん底に引きずり込む、という類型化した図式。このまま終わってしまうと「何やねんこの映画は」となるのだけれど、ラストでその印象は一変します。この出来過ぎたオハナシの先に待っていたのは、もっともっと非現実的に思われがちでありながら確かに現実に存在する“ギロチン”という代物(ようやく廃止されたとのニュースを子供の頃に聞いた記憶があります)。このくだりは現実とも非現実ともつかぬ、まさに悪夢のような光景。ただ、「ギロチンにかけられる前には首のまわりの服を切り取るのか」(ホントかどうかは知らんけど)という、妙にリアリティのある細かい描写によって、これは夢ではない、現実なんだ、ということを強く印象付けられます。その怖いこと怖いこと。だからこういう一見判り易そうな映画は、油断ならないのです。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-04-28 21:18:09)
14.《ネタバレ》 ジャン・ギャバン演じる老いた保護司とアラン・ドロン演じる本気で更正を目指しもがき続けるムショ帰りの男のドラマ。しかし冒頭のジャン・ギャバンの語りが・・・。特に今もフランスに2つ存在する、”ある物”についてまで語ってしまうので、一旦犯罪組織に関わってしまった者の更正の困難さや後味の悪い結末を確実に予感させるし実際にその通りに話が進んでいきます。あまりにもひどい警察と裁判の描写も気になるところですが、監督・脚本のジョゼ・ジョヴァンニはかつては実際にギャングに加わり、死刑判決を受け、その後恩赦になったというあまりにも波乱万丈な過去を持つ人だけに、ジョバンニの他の作品もそうですが、本作でもそんな彼の特異な過去が色濃く現われています。
とらやさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-03-17 21:22:01)
13.《ネタバレ》 どこが暗黒街なんかよくわかんない、ジャン・ギャバンとアラン・ドロンのイメージだけで付けたような邦題ですがこれがまた、考えさせられる内容。死刑=ギロチンいうつながりがあまりにも酷だしラストショットで見せるドロンの目とギャバンの目がなんとも心が締め付けられました。殺された警部も被害者だけれども先入観だけで犯人扱いされたドロンもカッとなって殺してしまったとはいえ彼もまた被害者、隠された現実にはつらいもんがいっぱいあります。
M・R・サイケデリコンさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-03-09 15:14:51)(良:1票)
12.《ネタバレ》 ①邦題!!邦題を決める人は映画をみないで出演者の名前だけできめてたんですかね、ひどい。②とても感情を揺さぶられました。嫌悪感も恐怖も、うまくコントロールされたと思いました。切なく重い内容です、思い返したくないのに頭をよぎることに、しばらくなるかもしれません。③たとえ恩赦されても、彼はまたレッテルを貼られて社会に出ることになろう、それもまた悲劇やも。④ジャン・ギャバンがかわいくて、それだけがすくいのような後味でした。
HRM36さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-11-01 22:56:37)
11.《ネタバレ》 名演技なのはわかるんだけど、、、、
後味がすっきりしない。

あと、タイトルがミスマッチ。
ひであきさん [地上波(字幕)] 5点(2010-08-18 23:11:00)
10.《ネタバレ》 先に「地下室のメロディ」や「現金に手を出すな」を観てたので、この邦題からして、ギャングものと思ってしまった。でも、ジャンギャバンの懐深いおとっちゃん役も悪くない。味がある。この映画に出てくるような、むかつく刑事や裁判官が出てくる物語って結構あるけど(例えば「暴力脱獄」のような)、これが源流だったか。ラスト、観客にもハッピーエンドなのか、そうじゃないのか、中々教えてくれないので、(観終わった後の感想は)ちょっとがっかりだった。
トントさん [ビデオ(字幕)] 6点(2008-06-19 22:54:48)
9.先日、30年ぶりに日本のテレビに登場した72歳のアラン・ドロン。
72歳のアラン・ドロンは、本作を自身のお気に入り5作品の一つにあげていました。
にじばぶさん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-10-12 16:39:49)
8.4,5年前に一度観たきりです。ドロンが最期にギャバンと一瞬視線を交わすシーンが語る更生する事の厳しさ、罪に対する罰の非情さを嫌と言うほど思い知らされますが、まっとうに生きる事はもっと厳しい事ですので、本作の結末は致し方ありません。二度と観たいとは思いませんが、出会えて良かったと言える作品です。
The Grey Heronさん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-10-03 02:18:16)(良:1票)
7.私もこの邦題は酷いと思う。出演者からしてギャング映画か犯罪モノだと思っちゃうじゃない。せめて「街角の男たち」位にしといてくれれば良かったのに…(原題は誰にでも起こり得ることを示唆してる筈)。で、この映画の実際の姿は、ジョゼ・ジョバンニらしく、警察権力の横暴と犯人に対する情状酌量、そして死刑制度と執行方法を取り上げた重いドラマ。元死刑囚の監督(凄いプロフィールだ…)としては死刑制度自体よりも、その前の、警察が犯罪者を作り上げていくプロセスと、偏見によって情状を考慮されない不条理に主眼を置いてるんだと思う。最近我が国でも保護監察中の再犯、そして保護観察制度が話題となりました。本作の「ふたり」は理想的な関係でしたが、前科に対する偏見というのも難しい問題です、6点献上。
sayzinさん [地上波(吹替)] 6点(2005-11-26 00:01:35)(良:2票)
6.もぅ随分昔に観た作品だが、古代フランスから継承されているギロチンという処刑儀式の在り方に異を唱えた作品として、永く記憶に残っている。それは本人に知らされないまま、或る日突然やってくる。深夜、眠っているところをいきなり起こされたA・ドロンの凍りついた表情を尻目に、余計な感情が芽生えぬよう、粛々と準備にかかる関係者たち。その無表情さ。やがて真っ白なワイシャツに着替えさせられ、この世で最期に口にする一服の煙草と一口の酒を飲まされた後、首を剥き出しにする為、ワイシャツの襟をハサミで切り取るという念の入れよう。そして今まさに舞台が始まろうとしているかのように、正面の幕がさっと開けられると、そこには断頭台がそびえ立つ。足が竦みながらも、両脇を抱えられて向かう彼が一瞬振り返りざまに見たのは、彼の保護観察司であるJ・ギャバンの眼。なんという切ない眼だろうか。それは、更生を誓った男を、恩赦も適わず社会の誤解や偏見から守ってやれなかった一人の人間としての無力感を指し示す眼である。罪を犯した者の社会復帰が如何に難しいかを改めて問い正した秀作。
ドラえもんさん 8点(2004-07-08 00:24:08)(良:4票)
5.《ネタバレ》 タイトルはギャング物っぽいけど、中身はジャン・ギャバンとアラン・ドロンが織り成す友情物。「地下室のメロディー(63)」でお互いにピリピリしていたのが、今度は恩師と弟子みたいな関係になっているのが面白い。それにしても主人公のあまりの不幸っぷりには同情する。前科がある、という理由で罪を償ったにも関わらず執拗に刑事から追い回され、次第に平穏を失っていく。次々と不利な証人が現れるシーンでは怒りすら覚えるし、ショッキングなラストシーンには見ていて胸糞が悪くなった。なので決して良い気分にはなれない映画、観る時にはそれなりの覚悟が必要である。
かんたーたさん 7点(2004-07-05 21:21:29)(良:1票)
4.《ネタバレ》 フランスらしい、レ・ミゼラブル系かと思ったら、結局最後は殺人しちゃうしなあ。死刑の妥当性にも疑問が残るし。なんだか腑に落ちない作品。
東京50km圏道路地図さん 5点(2004-06-19 23:34:56)
3.《ネタバレ》 かなり昔に観た!最近になってテレビで放送されたんで観返してみると主人公の運の悪さがダンサー・イン・ザ・ダークに似てる。最後死刑になってしまうところまで、ストーリーが似てる!後味悪いです。けど、ドロンがまだ若い頃で結構素敵だった。
teruruさん 7点(2004-05-15 19:23:44)
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【点数情報】

Review人数 22人
平均点数 6.41点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5522.73%
6731.82%
7627.27%
8418.18%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 1.25点 Review4人
2 ストーリー評価 7.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 3.75点 Review4人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 6.00点 Review1人
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