長江哀歌のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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長江哀歌

[チョウコウエレジー]
Still Life
(三峽好人/Sanxia haoren)
2006年上映時間:113分
平均点:6.05 / 10(Review 21人) (点数分布表示)
公開開始日(2007-08-18)
公開終了日(2007-02-22)
ドラマロマンス
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タイトル情報更新(2022-03-31)【イニシャルK】さん
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監督ジャ・ジャンクー
脚本ジャ・ジャンクー
音楽リン・チャン
撮影ユー・リクウァイ
製作ジャ・ジャンクー
配給ビターズ・エンド
オフィス北野
特撮ヴィクター・ウォン[特撮](視覚効果スーパーバイザー)
その他ビターズ・エンド(提供)
オフィス北野(提供)
バンダイビジュアル(提供)
テレビ朝日(提供)
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【クチコミ・感想】

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1.《ネタバレ》 別れた妻と子を捜しに、中国は山西省から三峡ダムへやってきた男と、時を同じくして、音信不通の出稼ぎ夫を追ってきた女。その二人に纏わるドラマを軸に、巨大事業の進む長江の“今”をセミ・ドキュメンタリーで描いた作品。雄大な自然をバックに、人々の感動的な出会いと別れといった、豊かな娯楽性を秘めた内容ではあるが、独特の作風で知られるジャ・ジャンクー監督の手になると、かなり趣が異なった作品の仕上がりを見せているのが特徴だと言える。タイトル(日本の)から受ける風光明媚な叙情的イメージも、メロドラマになりそうな男女の再会のシーンすらも、その描写たるや、まったくと言っていいほど素っ気ないのは、描こうとしている対象が、この地に暮らす普通の人々の生活そのものであるからに他ならない。つまりドマラチックな味付けをする事からくる、嘘っぽさを極力廃したいという、彼の基本的なポリシーによるものだろう。(ただ、建物が突如ロケットになったりするような、意味不明な“遊び”もありますが・・・)従って、読後感と言う意味では、まったくと言っていいほど盛り上がりに欠け、一般の観客には不向きだという烙印を捺されかねない作品だとも言える。しかしながら、ここに描かれる、昔ながらの人海戦術で建物を解体する、労働する男たちの逞しく生きる姿こそが、近代国家としての今日の中国を下支えしてきた人々の生身の姿であることは疑いようの無い事実であり、そういった中国人の活力と生活感というものが、画面を通してビビッドに伝わってくる。それだけで十分なのではないだろうか。国策に翻弄され、周囲がどんな状況に変わろうとも、生きていく為には、なり振り構わぬ姿勢と結束力をみせる彼等だが、それぞれ一人一人には、やはり事情もあり苦悩がある事を、さり気無く諭す幕切れが、ことの他、印象的だ。
ドラえもんさん [映画館(字幕)] 8点(2008-05-06 17:28:56)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 21人
平均点数 6.05点
000.00%
100.00%
200.00%
314.76%
4419.05%
5419.05%
6314.29%
7314.29%
8523.81%
914.76%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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