ペインレスのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ペインレス

[ペインレス]
Painless
(Insensibles)
2012年スペインポルトガル上映時間:101分
平均点:4.75 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
公開開始日(2013-09-07)
ホラーサスペンス歴史もの
新規登録(2014-09-07)【かたゆき】さん
タイトル情報更新(2017-07-24)【+】さん
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キャストデレク・デ・リント(男優)ホルツマン
音楽ヨハン・セーデルクヴィスト
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4.無駄に長くて眠くなるしストーリーに脈絡がなさすぎる。
センブリーヌさん [インターネット(字幕)] 5点(2019-06-11 16:40:35)
3.《ネタバレ》 ラストの唐突な父から息子へのメッセージ(強く生きろよ~的な…)に、これで終わり?なんだこれ??と、ボーゼンとしました…。

だいたい目の前にいきなり髭面のおっさんが現れて、「こいつは俺の息子だ!」ってわかるもんでしょうかね。
もし直感でわかったとしても、誤って出火して火事で死ぬ羽目になったというのに、そんな場面で髭面の息子へ父親としてのメッセージなんて送るもんでしょうか。いや、送らんだろ。

現在と過去を何度も行き来して、引っぱって引っぱってようやくラストまで来たというのに、何も解決せずにとりあえず燃やして終わりにするなんて、なんて乱暴な脚本なんだ!
燃やして終わりなんてあんまりだから、とりあえず感動できそうな父から息子へのメッセージをつけとくか。…と、後から映画会社がつけたのでは??なんて思ってしまうほど、不自然だったわー。

そう考えると哀しいので、あのメッセージは脚本家がちゃんと書いたものでテーマにかかわるものだったとして。
この不自然さは、もしかしてこちらの受け取り方の問題だったりして?

で、考えたのですが、主役の医者ダヴィッド。彼はベルカノが死んだことで骨髄移植を受けられなくなり、死ぬ運命になりました。
取り残されるのは、保育器に入った息子です。
あの父から子へのメッセージは、ベルカノからダヴィッドが無意識に受け取ったと思ったもの、そして同じように死にゆくダヴィッドが息子へと送ったメッセージなのではないでしょうか。

そう考えると、父とムスコはそっくり同じ人生を生きたことにも気づきます。
ベルカノは妻を先に亡くし、子どもも赤子の時に手放した。
ダビッドも妻を先に亡くし、赤子の子どもを一人残して死んでいく運命です。
父と息子の人生が、ぴったりリンクしているのです。

だから二人とも言葉にならないメッセージを送る。自分の死に際に。

もしかして、そんなラストだったのではないでしょうか。

映画の時間がもう少し長ければ、そこを描けたのかもしれません。
ラストが駆け足すぎて、それまでの大掛かりな設定とストーリーが無駄になってしまっているのがとても残念。
ペインレスという設定を生かし切れていないのも残念。
一言でいえば、詰め込みすぎ。

ペインレスは別の映画でホラーの題材にして、この作品では内戦と子供の監禁と拷問という過去の話を絡めて父と息子を中心に描いた方がよかったのではないかと思いました。
りりらっちさん [DVD(吹替)] 5点(2018-03-01 00:12:06)
2.《ネタバレ》 スペイン内戦って本当に熾烈を極めたのねと言うのはよく分かる。が、痛みを持たない子供たちの気持ちは今ひとつ伝わらない。いくら痛みを知らないからといって、爪を剥ぎあったり、腕に火をつけたりするだろうか?自分が傷つくのは見て分かると思うが。血が出たり皮膚がただれるのを見ても何も感じないのだろうか?彼が拷問士になるのもわかるような気がするが、本当に恐ろしいのは痛みを知っていて他人の痛みを感じない人なのだ。映画自体は真面目だが、だからこそ感傷に流れたようなラストは納得がいかなかった。
ぴのづかさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-03-02 22:11:16)
1.《ネタバレ》 この子たちは〝痛み〟というものを感じない。これは未知の病であり、いまのところ治療法もない。周りにとっても自分自身にとっても彼らは極めて危険な存在だ。我々は仕方なく、この子たちを無期限に幽閉することをここに宣言する――。1931年、スペイン、そんな生まれつき痛みを知らないせいで自らの身体だけではなく、友達の身体にまで火を点けたりするような危険な子供たちを隔離する閉鎖病棟。母親から引き離された幼い少年ペニグノも、そんな病棟の暗い密室で絶望的な日々を過ごしていた。変わって現代のスペイン、医師として多忙な毎日を過ごしていたダビットはある日、自分が末期の白血病を患っていることを知る。唯一の生き残る道である肉親からの骨髄移植を受けるため、秘められた自らのルーツを探し始める彼だったが、そこにはとある強制収容所で行われていた忌まわしい真実が待ち受けていたのだった…。内戦やファシズム、東西冷戦に翻弄されたスペイン近代史を背景に、過去と現代を複雑に行き交いながら痛みを感じない子供たちを巡る悲劇を妖艶に描き出すサスペンス・スリラー。冒頭、いきなり10歳くらいの少女がそんな子供たちによって火を点けられ火だるまになって焼死するというショッキングなシーンから始まり、彼らがお互いの爪を笑いながら剥ぎ合ったり、自らの腕の肉を食べたりするというかなりグロいシーンが随処に散見されるので、観ていて決して気持ちの良い映画ではなかったですね、これ(当たり前か笑)。そういうグロ痛い描写を敢えて描きながらも、それでもやっぱり観て良かったと思えるほどの内容がこの作品にあったかと言えば、残念ながら否と言わざるをえなかったです。過去と現代を行き来するこの複雑なストーリーはあまりにも淡々と進むうえ、なかなか真相も見えてこず、途中で眠気を堪えるのがほんと大変でした。それに〝痛みを感じない子供たち〟という魅力的な設定もいまいち巧く活かしきれていなかったように感じます。挙句、ここまで大風呂敷を拡げたお話を、「え、これで終わり?はぁ、ナメとんのかー!」と思わず大声で文句を言いたくなるような、かなり無理やりなオチで終わられた日にゃ、もう苦笑するしかなかったっす。最近、サスペンスやホラーの分野で秀作を多く生み出しているスペインの作品ということで、けっこう期待してただけに残念!
かたゆきさん [DVD(字幕)] 4点(2014-09-07 21:16:04)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 4.75点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4125.00%
5375.00%
600.00%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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