女だけの都のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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女だけの都

[オンナダケノミヤコ]
Carnival In Flanders
(La Kermesse Héroïque)
1935年上映時間:114分
平均点:6.29 / 10(Review 7人) (点数分布表示)
ドラマコメディモノクロ映画歴史ものロマンス
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タイトル情報更新(2024-02-02)【イニシャルK】さん
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監督ジャック・フェデー
キャストフランソワーズ・ロゼー(女優)町長夫人コルネリア
ルイ・ジューヴェ(男優)従軍司祭
中村たつ(日本語吹き替え版)
金井大(日本語吹き替え版)
小林昭二(日本語吹き替え版)
池田昌子[声](日本語吹き替え版)
脚本ジャック・フェデー
シャルル・スパーク
撮影ハリー・ストラドリング
配給東宝東和
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1
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7.《ネタバレ》 タイトルだけ見ると「どういうことやねん?!」と思いますが観て納得。
17世紀、野蛮で残虐な(と言う噂の)スペイン人が進行してくると聞きつけたブランドル地方のある街を舞台に、臆病風に引かれて狸寝入りならぬ狸死に(そんな言葉あるのか?」する市長に代わって「あたしらが町を守るわよ!」と市長夫人改め肝っ玉母ちゃんらが立ち上がる話。
史実の人々のなも登場するけどあくまでこれは喜劇。実際に現れたスペイン人は実に友好的かつ紳士的。「聞いた話と違うじゃん!?」と思うのはきっと登場人物だけじゃないはず(笑)
何度も部屋に呼ばれてはカーテンを閉める(おまぐわいになる)くだりなど卑猥にならない演出やテンポのいいストーリー展開でとても面白いですし、市長の妄想の「ぼくのかんがえたすぺいんじん」の描写は確かに「この時代でここまでやるか」と思うレベル。
市長の偽装死がバレても特段話に関わってこないのは時代というか、今だったら絶対話に絡めてサスペンスフルに演出するところをサラッと流すあたりがなんだか潔いし、絶対に体調も嘘と知りながらも最後まで夫人の嘘に付き合うあたりがとてもいいです。
いつの時代も女は強く男は馬鹿だな〜と感じさせる作品ですが、そういったところが全く嫌味なく描かれているのでやはりそういった意味でも見応え十分な作品でした。
クリムゾン・キングさん [DVD(字幕)] 8点(2021-11-11 23:30:51)
6.この映画で一番うらやましかったのは、17世紀初頭の風景をロングで撮れる、ってところで、江戸時代の始まりのころでしょ、日本じゃちょっとできない。フランドル絵画ふう、って言うんですか。昔の風景がちゃんと残っている、というか、残してある。うらやましい。おろおろする男としっかりものの女、というパターンの小喜劇で、“女は弱いもの”というタテマエがなくなった現在から見ると、もひとつ面白味がピンと来ないけど、全体のおおらかな気分は悪くない。もっと古典の型にはまった味にしても良かったんじゃないか、あるいは女たちの一夜のバッカス祭という感じで、もっとドンチャン騒ぎがあってもいいんじゃないか、などと思うのも、やっぱり現代人からの目であろう。向こうの人が見れば、衣裳の時代考証なども楽しめるのであろうな。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 6点(2009-01-07 12:12:10)
5.《ネタバレ》 「女だけの都」とはなるほど、そういうことだったのか!てっきり女の人しか出てこない映画だとばかり思ってました。すいません。けして、変な意味で借りてきた訳ではないと言えば男の言い訳としか思われないかもしれないけど、だって、このタイトルで騙される男は私だけじゃないと思う。何だよ?やはり騙されたのかよ?結局は男にとってこのタイトルを見るとそういう風に考えたくなるのもけして、不自然な流れではなく、むしろ当たり前ではないでしょうか?この映画の男達の駄目さ加減には本当に呆れるばかりです。それでもあの市長の人柄の良さ、自分だけ一人死んだことにして、他の男、そして、女の人に対しても立てるところはきちんと立てる。はっきり言えばお人よしですが、憎めない。そんな憎めない市長の計らいで女だけの都を作ることとなり、そこでまた女性達も男に対して立てるところはきちんと立てる。話そのものは特別面白いとも感じないけど、出てくる人達が皆、人間味溢れる人達ばかりなので見ていても嫌な気分になることはなかった。男の弱さと女の強さと優しさの感じる温かい作品になっていて、喜劇として観るとかなり物足りないし、テンポもいまひとつながらそれなりに楽しむことは出来た。それにしてもこのタイトルはどうかな?タイトルを見て女しか出てこないと思うと痛い目に合うのでそういう気持ちでこの作品を見る。借りるつもりなら見ない方が良いかもしれない。少なくとも女だけの都とはあるけど、アホな男が沢山、出てくるのでそういう男が嫌いな人にはお奨め出来ません。
青観さん [ビデオ(字幕)] 6点(2008-08-10 14:44:52)
4.ジャック・フェデーは『ミモザ館』がそれなりに良かっただけに、本作にもそれなりに期待したが、かなり退屈だった。
同じく苦手なルネ・クレール作品に通ずる独特の遅いリズムが体に合わなかった。
にじばぶさん [ビデオ(字幕)] 4点(2007-11-30 14:54:36)
3.《ネタバレ》 近頃は男が弱くって情けねー、でも遥かこんな時代から、こんなにも男はだらしなかったんですねーって作品なんでしょうか。そもそもこの映画の市長はまさに典型的駄目男、笑えるしそれでいて憎めない、この憎めないキャラは秀逸。だって市長のいいシーンなんて一つも無いのにラストの苦い笑顔で許されてしまうのだから。そして何といってもフランソワーズ・ロゼーの肝っ玉母さんぶり、強く優しく愛情溢れる女性像は当時としても女性からの支持は圧倒的だったでしょうね。僕自身もまぁここは女に任せとこってとこがあるので、極端に描きすぎの感はあっても案外楽しめてしまいました。
よし坊さん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-03-04 11:45:42)(良:1票)
2.《ネタバレ》 これは『女だけの都』だからこそ皆が観るのであって、逆に『男だけの都』とかそんなむさ苦しいタイトルだったら誰も観ないでしょうな(どうでも良い)。何はともあれ最後は臆病者の夫に花を持たせてあげた奥さんはあっぱれ!まさしく「男が観るべきではない映画」です。
かんたーたさん 8点(2005-02-05 19:32:37)
1.これは映画好きの祖父がビデオを持っていたので借りて見ました。白黒の映画でしたが、なかなか面白かったですね。ただちょっと疲れました。白黒映画をあんまし見ない人にはオススメできないかも・・・。中身は《ダメ男たちに代わり女性たちが街を敵から守る》(ちなみに女性はむやみに戦わないらしい)という、まさにタイトルの『女だけの都』そのものな感じの映画でした。これは・・・女性向けの映画かな?女性がかなり強いので、あんまし男性の方は見ないほうがいいかもしれません(笑)。【キャスト】フランソワ・ロゼーが凄かった!こういう女性は敵に回すもんじゃない!と改めて思いました(笑)。あとルイ・ジューヴェの存在感もまた凄かったです。【点数】6点かな。僕がもし女性だったら7点だったかも知れません。
ピルグリムさん 6点(2003-10-26 22:08:51)
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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 6.29点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4114.29%
500.00%
6457.14%
700.00%
8228.57%
900.00%
1000.00%

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