幕間のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 マ行
 > 幕間の口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

幕間

[マクアイ]
Entr'acte
1924年上映時間:14分
平均点:6.75 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
サイレントモノクロ映画ショート(短編映画)
新規登録(2003-10-15)【_】さん
タイトル情報更新(2014-01-19)【もっつぁれら】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督ルネ・クレール
あらすじ
鬼才エリック・サティの求めに応じ、異才ルネ・クレールが、文字通りバレエの「幕間」に上映する目的で製作した小品。サティ本人をはじめ、パリを闊歩したシュールレアリストたちが様々な形で登場し、意味不明のパンチを観客へぶちかます。シュールなアクションシーンを繰り広げるクライマックスによって、同時期の実験映画とは一線を画した爽快感あふれるエンターテイメントに仕上がっている。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
4.《ネタバレ》 モンタージュを駆使した前衛的なコメディ映画。
パリの街並み、ひとりでに前進したり後退する砲台、それにスローで飛びかかる二人の男。
砲塔を倒し、砲弾を込め、ぴょんぴょん飛びはねる男たち、砲弾の行き先は・・・?
斜めになったり逆さまで次々とうつされる街並み、萎む人形たちの顔はまた膨らむ、バレリーナが踊る下からの視点が時折現れる、突きあうグローブ、パリの街並み、夜。
男の頭の上の棒切れの山、そこに火をつけられて頭をかきむしる、遺跡の柱、チェス。 
チェス台に注がれる水、雨のイメージ、荒れ狂う海を進むように浮かぶ紙の船。
徐々に現れるバレリーナの全身、脚元だけが光に包まれる海、交わされる腕、どんな美女かと思いきやオッサンww
海原と二つの眼、口元、向けられる銃口が狙うのは噴水の上の丸いもの、水がなくても浮かんだり分裂したり、鳥が漁師の頭の上にとまる。それを狙うもう一人の狙撃手。

派手な馬車・・・いや駱駝車をスローで追いかける人々、まるで踊るように町を行く人々もスローモーションに駆ける。

再び現れるバレリーナの脚、駱駝車の後をゾロゾロとついてく人々、いつの間にか後ろの霊柩車だけ離れてしまう、それを追いかける人々も全力で駆ける。
やがて坂道を下るように早回し・すべてのスピードが上がる、車の列、自転車の列、飛行機、船まで猛烈なスピードで進む。木々や河川、街中を横切る視点・ジェットコースター。

延々と走り続ける、激しいカットバック、あまりのスピードに振り落とされる棺桶は原っぱを転がり、追いついた人々が棺を取り囲む。ひとりでに棺の扉があいて・・・タラーン♪
目撃者は全員消されてしまう。自分自身も。
「FIN」だと?誰が終わらせるものかっ!うるせー終わりっつったら終わりなんじゃ!逆再生で戻されるオッサンたち。わけがわからんがとにかく楽しい映画だった。
すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 8点(2015-07-28 17:02:41)
3.《ネタバレ》 最初からシュールレアリズム映画だと知ってて観ていれば、素直に入っていけたと思うのですが、何か突拍子もないものを観てしまったように思いました。
ストーリーはあってないようなもの、というのではなく、ない。これは間違いない。
後半辺りから少し繋がってきてはいるけども、最初の方は一貫性のないただの映像の羅列のような感じ。
カメラを傾けたりスローにしたり逆回しにしたりと、色々なことをやっていて、移動中の空の映像を高速で映しているシーンなんて、何だか一つの絵が浮かび上がってくるんじゃないかっていう感覚も湧いてくるのですが、実はクレール本人もそれにチャレンジしてるのかもという気がしてきます。
最後、パッとFINの文字が出て、あ~こんな終わり方なんだ・・・と思っていたら、そういう“映像”ではなく、白い紙にFINと書かれていただけで、その紙を破って画面の向こう側から人が出てきたのが意表を付かれた感じで面白かったです。
チープでちゃっちい演出なんだけど、俺の見たことのない映像ってまだまだあるなぁと、映画の世界の広さを思い知らされたような気がしました。
もっつぁれらさん [映画館(字幕)] 6点(2010-12-17 22:53:49)
2.《ネタバレ》 ここらへん、シュールレアリズムとコメディとは根が一つだったんだなあ、と思わせる。戦争が深刻になると、シュールレアリズムも陰鬱になってしまうが、もともとは“おかしみ”の新発見でもあったんだ。技術的にはスローモーションの発見。大砲のまわりでジャンプする紳士たちのスローモーション、噴水の上のラグビーボール(?)を射つ男が屋上より転落し、棺のあとを紳士淑女がやはりスローモーションで飛び跳ねながら行進する。棺が疾走し人々も走って追いかける。ジャンプするバレリーナを下から撮ったスロー。とにかくスローモーションの新鮮さが嬉しかったみたい。街を映しただけでも何か違って見えてくる。ふだん熟知していたはずのものが違って見えてくるって、この発見はシュールレアリズムの思想そのままだし。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 6点(2009-01-02 11:14:27)(良:1票)
1.ルネ・クレール=ヤン・シュヴァンクマイエル。
かんたーたさん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-08-11 22:39:45)
別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 6.75点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6250.00%
7125.00%
8125.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review2人
2 ストーリー評価 7.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review2人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 8.00点 Review1人
chart

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS