狂った野獣(1976)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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狂った野獣(1976)

[クルッタヤジュウ]
1976年
平均点:6.67 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
アクションコメディ
新規登録(2003-10-19)【】さん
タイトル情報更新(2018-06-01)【イニシャルK】さん
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監督中島貞夫
キャスト渡瀬恒彦(男優)速水伸
川谷拓三(男優)谷村三郎
片桐竜次(男優)桐野利夫
室田日出男(男優)下坂巡査
野口貴史(男優)松原啓一
志賀勝(男優)極楽一郎
岩尾正隆(男優)北村
畑中伶一(男優)米良達
笹木俊志(男優)青木
木谷邦臣(男優)京都府警の警部
丸平峰子(女優)極楽良子
富永佳代子(女優)田中夫人
波多野博(男優)新聞記者
りりィ(女優)D・J
疋田泰盛(男優)小田次郎
森源太郎(男優)巡査部長
大月正太郎(男優)エンジニア
荒木雅子(女優)戸田政江
橘麻紀(女優)立花かおる
笑福亭鶴瓶(男優)ラジオパーソナリティー
脚本中島貞夫
関本郁夫
大原清秀
音楽広瀬健次郎
配給東映
編集神田忠男
録音溝口正義
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1
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6.《ネタバレ》 「暴走野獣・速水伸」とかいうテレビドラマがあり、そのスペシャル版として映画の「狂った野獣」が制作されたとしたなら、まあ理解できるのですが、そういうわけでもないのですね。犯人側サイド(またはバスの乗客)のキャラが立ってたと思いますが、敵役の警察があまりにも行き当たりばったりなんですよね。作戦らしきものを立てるんだけれど、ことごとく裏を書かれるような筋だったら(コヨーテとロードランナーのような)と思っています。コメディなんだし。後半、ただバスがパトカーを壊すだけの映画になってしまってました。オチは、こう落とすのかと少し感心しましたが(というほどのものでもない)。
なたねさん [インターネット(邦画)] 4点(2023-02-05 21:15:11)
5.主演の渡瀬恒彦が、スター俳優であるにも関わらず、走行中のバイクからバスに飛び乗り、自ら運転する大型バスをド派手に横転させる、ノースタントで。
世の好事家たちの文献から聞き及んではいたけれど、この時代の渡瀬恒彦は“ヤバい”。その様は時に狂気的にも見え、故に俳優として魅力的だ。

或る深夜、ふいに古めの日本映画が観たくなり、時刻も深かったので上映時間が78分と短かった本作をサクッと鑑賞。
程よい雑多感や、荒々しい風俗描写がそのまま「娯楽」として“激突”してくるような芳しいエンターテイメントだった。

一台の路線バスに偶然乗り合わせた一般人と、悪党と、別の悪党。
それぞれが孕んでいた欲望と焦燥は、暴走するバスと同調するかのように行き場を見失い、破滅へと突き進む。
先に主演俳優の狂気的な破天荒ぶりに言及したが、この映画の登場人物たちは皆々狂っている。いや、結果的にそもそも人間がうちに秘めている狂気を抑えきれなくなったということかもしれない。

主演の渡瀬恒彦のみならず、脇役の俳優たちもみな個性的で印象的。
特に終始“小物感”を撒き散らし、衝撃的な死に様を見せる川谷拓三が見事。
鉄腕麗人さん [インターネット(邦画)] 7点(2022-03-27 00:30:27)
4.「野獣」かどうかは知らんけど、確かに狂ってます。もう、メチャクチャ。怒濤のハイテンション。
いきなり逃亡中の銀行強盗二人組がバスジャック。しかしそれを京都でやってしまったのが運の尽き。まあ、ロクな乗客がいないこと。バスジャックするには、かなり上級者向けの土地柄と言えましょう。
ひたすら舞い上がった犯人に、関西のおばちゃんパワーの洗礼を浴びせかける乗客たち。狭い社内をさらに所狭しと大暴れ、これだけでも充分お腹いっぱいになるけれど、物語はさらにギアを上げて別次元へ突入、暴走映画と化して、こうなるともはや誰にも止められません。カオスに次ぐカオス、暴走に次ぐ暴走、どこまで行ったら、気が済むのやら。
中島貞夫さんこそが、永遠の不良だと思う。だけどそれに付き合う俳優陣も、立派です。
鱗歌さん [インターネット(邦画)] 8点(2021-05-17 22:54:28)
3.《ネタバレ》 『暴走パニック/大激突』と同じ76年に二本だけ製作された東映カーアクションものですが、そのぶっ飛びぶりは『暴走パニック』を凌駕している快作です。どっちも渡瀬恒彦が主演でピラニア軍団の川谷拓三と室田日出男が出ているというのが共通点ですが、『暴走』では川谷が警官で室田が犯人、本作では室田が白バイ警官で川谷が犯人と逆のキャスティングになっているのが面白い。 銀行強盗犯の川谷と片桐竜次が路線バスを乗っ取って逃走を図るが、小市民丸出しの乗客の中にグラサン姿の動揺しない渡瀬恒彦がいて、ミステリアスな存在感で観る者の興味を引かせる上手いストーリーテリングです。渡瀬は実は前夜の宝石強盗の犯人で逃走中の身なんですけど、途中から渡瀬が運転するようになってからはひたすら暴走・暴走のまさに『スピード』状態!この役のために大型免許を取ったという彼が実際に運転しているというのも凄いですけど、クライマックスのバス横転まで彼がスタントなしでやったというのはもう開いた口がふさがりません。途中で疾走しているバスの窓から乗り込むというシーンも本人が演じているそうで、この人実は千葉真一に匹敵するスタント能力を持っていたんですね、知らなかった。室田日出男も猛スピードで走るバスの後部にしがみついたり、川谷も画面に映されるわけでもないのに志願して横転するバスに乗り込んだり、この頃の東映俳優たちはムチャしすぎです。バス乗客たちもみなキャラが立っている面々で、とくに女性陣がみな関西のおばちゃん気質丸出しなのが笑えます。終盤のバスとパトカー・白バイのカーチェイスも結構な迫力で、やはり『暴走パニック』よりも本作の方が面白かったと思います。こうやって見ると、深作欣二よりも中島貞夫の方が実はアクション映画の腕前は上だったんじゃないでしょうか。 それにしても70年代東映プログラム・ムーヴィーは、全盛期の新東宝を上回るぶっ飛び映画揃いで侮れませんよ。
S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2021-01-19 22:13:48)
2.《ネタバレ》 今の感覚で観れば、普通のテンポなんですが… 昭和50年代の邦画としては、このテンポは特筆モノの速さ。元祖ジェットコースタームービー! 「スピード('94)」の元ネタは本作だ! …は言いすぎかw
▼名も無き乗客たちまで含めて、とにかく登場人物のキャラが濃い。中でも、川谷拓三「ぶち殺したる!」を何回言ったか数えたくなるw 室田日出男のしつこさはホラーに近いしw タイトルといい、あらすじといい、バイオレンスな映画なはずなのに、なんかニヤニヤしちゃうシーンがところどころ挟まるつくりは、さすがの中島監督! 
▼ピラニア軍団全盛期の作品で、そこら中に軍団員が出てるのが、また、いい! ってか、本作はピラニア軍団を観るためにある!
伊達邦彦さん [映画館(邦画)] 7点(2013-10-11 09:47:45)
1.中島貞夫曰く、この映画を作るのに1億かかっていないらしい。そんな風に見えない撮り方の巧さに6点を進呈。ストーリーはいたって普通でした。
Takuchiさん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-06-02 21:38:01)
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 6.67点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4116.67%
500.00%
6116.67%
7233.33%
8233.33%
900.00%
1000.00%

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