スパイダーマン2のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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スパイダーマン2

[スパイダーマンツー]
SPIDER-MAN 2
2004年上映時間:127分
平均点:7.13 / 10(Review 363人) (点数分布表示)
公開開始日(2004-07-10)
アクションSFラブストーリーアドベンチャーシリーズもの青春もの漫画の映画化
新規登録(2004-01-10)【M・R・サイケデリコン】さん
タイトル情報更新(2017-05-23)【イニシャルK】さん
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監督サム・ライミ
助監督ディオン・ラム(第二班監督)
演出ディオン・ラム(ファイト・コレオグラファー)
キャストトビー・マグワイア(男優)ピーター・パーカー/スパイダーマン
キルスティン・ダンスト(女優)メリー・ジェーン・ワトソン
ジェームズ・フランコ(男優)ハリー・オズボーン
アルフレッド・モリーナ(男優)Dr.オットー・オクタヴィアス/ドック・オク
ローズマリー・ハリス(女優)メル・パーカー
J・K・シモンズ(男優)J・ジョナ・ジェイムソン
ディラン・ベイカー(男優)カート・コナーズ博士
ビル・ナン(男優)ジョセフ・"ロビー"・ロバートソン
クリフ・ロバートソン(男優)ベン・パーカー
ウィレム・デフォー(男優)ノーマン・オズボーン/グリーン・ゴブリン
テッド・ライミ(男優)ホフマン
エリザベス・バンクス(女優)ベティ・ブラント
ブルース・キャンベル(男優)高慢な劇場案内係
マゲイナ・トーヴァ(女優)アースラ・ディトコヴィッチ
エリヤ・バスキン(男優)ディトコヴィッチ氏
スタン・リー(男優)
ジョン・ランディス(男優)医者
スコット・スピーゲル(男優)
アーシフ・マンドヴィ(男優)
モリー・チーク(女優)
ジョイ・ブライアント(女優)
バネッサ・フェルリト(女優)
猪野学ピーター・パーカー/スパイダーマン(日本語吹き替え版)
岡寛恵メリー・ジェーン・ワトソン(日本語吹き替え版)
銀河万丈オットー・オクタビアス/ドクター・オクトパス(日本語吹き替え版)
高島雅羅ロージー・オクタビアス(日本語吹き替え版)
本田貴子ベティ・ブラント(日本語吹き替え版)
飛田展男ホフマン(日本語吹き替え版)
江原正士高慢な劇場案内係(日本語吹き替え版)
小林沙苗アースラ・ディコヴィッチ(日本語吹き替え版)
山路和弘ノーマン・オズボーン/グリーン・ゴブリン(日本語吹き替え版)
勝部演之ベン・パーカー(日本語吹き替え版)
谷育子メル・パーカー(日本語吹き替え版)
水島裕アジス(日本語吹き替え版)
LiLiCo(日本語吹き替え版)
立石凉子(日本語吹き替え版)
原康義(日本語吹き替え版)
池田勝(日本語吹き替え版)
沢海陽子(日本語吹き替え版)
宮内敦士(日本語吹き替え版)
魚建(日本語吹き替え版)
楠大典(日本語吹き替え版)
多田野曜平(日本語吹き替え版)
金尾哲夫(日本語吹き替え版)
滝沢ロコ(日本語吹き替え版)
湯屋敦子(日本語吹き替え版【ディレクターズ・カット版追加キャスト】)
小森創介(日本語吹き替え版)
原作スタン・リー
アルフレッド・ガフ(ストーリー原案)
マイルズ・ミラー(ストーリー原案)
脚本アルヴィン・サージェント
音楽ダニー・エルフマン
ジョン・デブニー(追加音楽)
スティーヴ・バーテック(追加音楽)
クリストファー・ヤング(追加音楽)
ジョセフ・ロドゥカ(追加音楽〔ノンクレジット〕)
編曲スティーヴ・バーテック
ジョン・キュール
主題歌アナ・ジョンソン"We Are"
撮影ピーター・メンジース・Jr(ニューヨーク班撮影監督)
ビル・ポープ
製作ローラ・ジスキン
アヴィ・アラッド
製作総指揮スタン・リー
ケヴィン・ファイギ
ジョセフ・M・カラッシオロ
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
特撮ソニー・ピクチャーズ・イメージワークス(視覚効果)
リチャード・O・ヘルマー(特殊効果)
ピクセル・マジック社(視覚効果)
スティーヴ・ジョンソン(特殊効果スーパーバイザー)
ジョン・ダイクストラ(特殊効果スーパーバイザー&視覚効果デザイナー)
美術カイル・クーパー(タイトル・デザイン)
ニール・スピサック(プロダクション・デザイン)
ポール・キャトリン(コンセプト・アーティスト)
衣装ゲイリー・ジョーンズ[衣装]
ジェームズ・アシュソン
編集ボブ・ムラウスキー
録音ゲイリー・A・ヘッカー
ケヴィン・オコンネル[録音]
ポール・N・J・オットソン
グレッグ・P・ラッセル
字幕翻訳菊地浩司
スタントJ・アーミン・ガルザ二世(カメラ・カー〔ノンクレジット〕)
ダグ・コールマン
マイケル・J・サルナ
エリザ・コールマン
アレン・ロビンソン
その他ジョセフ・M・カラッシオロ(ユニット・プロダクション・マネージャー)
ピート・アンソニー(指揮)
あらすじ
蜘蛛 VS タコ
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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23.戦闘シーンは素晴らしかった。こっからは批判です。やっぱミスキャストだと思う。原作が好きだから余計腹がたつ。それに今回の敵キャラ役の人が微妙すぎ、30か40そこらのおっさんの腹を見たいんじゃない。戦闘シーン以外はダラダラしすぎ。原作じゃ腕の下にシューターがあるけど映画じゃ何故か体内から出てる。
kenさん 5点(2004-07-10 23:51:37)
22.《ネタバレ》 とにかく凄かった!特に列車の上での格闘、時計塔の戦い。そしてピーターの苦悩もよく表現できたな~と思うしドック・オクの最後は良かった。 3はやはり2代目かな・・・。最後も良かったので10点です。
ストライダーさん 10点(2004-07-10 12:36:51)
21.太陽みたいなエネルギーの塊が鉄製の物を吸い込むのは何で??のような事が結構あるけどそれはアメリカンコミックってことで済まされてしまっていいかもしれない。終わり近辺でも3は親友対決!みたいな事を臭わすけど商業的なアメリカ映画ってことでこれまた心の広い日本人は許してあげないといけない。なんて言うか、いろいろ考えたらアメリカのアクの強さに負けてしまう。楽しんで見たらいいのである。ただキルスティン・ダンストだけは許しがたい。あんなゴツゴツしたヒロインは大惨事である。ある意味スッパマン。
モチキチさん 6点(2004-07-09 00:00:52)
20.一作目を日本で見たときは、なんだB級映画は!って感じでしたが、海外ではやけに流行っているもんだから、つられてなんか面白く思えました。肩の力を抜いて見れるのがいいのでしょうか、ほんと娯楽映画って感じでした。でも見て損はないと思います。
ブルックリンさん 7点(2004-07-07 10:01:17)
19.決して嫌いじゃなかった前作に比べてもつまんなかった。一つ一つの場面があまりにも紋切り型で。悩めるヒーロー像とかもういいよ。だからなんなの?評価上げるべき論点か?・・・と蒸し暑くなってきた季節にイライラしちゃいました。
トム&クルーズさん 6点(2004-07-06 20:28:47)
18.《ネタバレ》 大画面で観るに尽きます!ライミらしくB級的な匂いもプンプンするけれどハリウッド映画らしくおさまるべきところにおさまるという展開です。見て損はしない(デートにはお勧め!!)期待は裏切らない作品です。ですが予想を超えるようなストーリ展開はありません。そのあたりが少し評価を下げるかも・・。キルステンは美人ですか?ヒロインとしてはどうだろ。不満を挙げるとすれば、敵キャラがショボすぎですね。あと、主人公がウダウダ悩みすぎ、かなりしつこい。パート2なんだから余計なシーンは、はしょってくれー。もっとスマートでカッコイイひとの方がよくない?っすか?その辺がB級っぽいところかな。ちょっとネタばれですが、「卒業」と「ポケモンの1(ミュウツーのなんとか)」に似たストーリです。それと「ターミネーター2」。3を予想すると、親友の男前が敵キャラになって、大屋の娘(?)が、主人公の彼女になるんやないかなー。たぶん正解でしょう。 むやみに新しいテクノロジー描写だとか、サイバーな雰囲気を出さずに、自然な流れでCGを使っている点は好感が持てます。10年前の作品だといってもいいくらいの「新し過ぎさ」のない作品だと感じました。逆に言うと10年後に観ても古臭さを感じない、いい作品なんじゃないかと思います。たぶん前作ほどの爆発的なヒットにはならないんじゃないかな。安心して観られるけど。
たかちゃんさん 7点(2004-07-06 01:39:11)
17.《ネタバレ》 すごい面白かった!前作は劇場には観に行かずDVDで観たら、予想よりも面白かったのでパート2は気合いを入れて先行を観て来ました☆もう、NYの摩天楼を飛んで行くシーンはホント見ていて気持ちが良いです。Dr.オクトパスの歩き方とかちょっと笑ってしまうような点もあったけど、それは原作がコミックだから現実離れしているのは当たり前。ストーリー展開も良く、電車の乗客を助けるシーンで気を失うスパイダーマンを乗客が支えたのに感動しました。そして子供の「誰にも言わないよ」のせりふにまたまた感動。これでスパイダーマンは名実ともにヒーローとなれたわけです!今回は色々心の葛藤もあったけど成長して、最後はMJともうまくいって良かった良かった。そしてパート3への期待を持たせる終わり方。次作ではハリーがグリーン・ゴブリンになりそうな展開。早くも次作が楽しみ~☆
きこりさん 9点(2004-07-05 00:04:33)
16.《ネタバレ》 最高!!前作ではあまり満足できなかったので、今回もあまり期待していなかったのに、めちゃめちゃ面白かった!!先行レイトで、夜中に見たのですが、全然眠気もこずに気分爽快でした!!まず、オープニングの趣味のよさに感激しました。コミックっぽくかっこよくきめてるのに、前作のおさらいもさせてくれてとても気に入りました!それから、今回はラブストーリーの面も多くて、ラブストーリー好きの私には嬉しかったです☆そして、恋の結末も嬉しい期待はずれでよかったです!それから、もちろんCGもすごい!スパイダーマンが飛び回ってるのはかっこよすぎです!第三作目を期待させるようなシーンがあったのも嬉しかったです。"第二作目は大体こける"そんなジンクスを打ち破ってくれた映画だと思います!!
リノさん 10点(2004-07-04 23:51:41)
15.《ネタバレ》 多少CG臭が漂っていても、ビルの谷間を自由に飛び回るスパイダーマンの姿はこの上なく爽快!大作なんだけどあちらこちらに盛り込まれているB級な雰囲気、それが観る人の体の力をフッと抜いてくれるんですよね。そのバランスが私にとっては非常に絶妙でした。周りに正体がばれてしまう展開、あそこで何が何でも正体は明かさない!と踏ん張っちゃうのが、ヒーローものの紋切り型。だから、良い意味で裏切られた感じです。それはそうと、ヒーローも人間なんだぁ、ストレスで身体に異変が生じるんですね。
ぷっきぃさん 9点(2004-07-04 22:04:32)
14.映像的に前作で不満を感じた点はかなり改善されていた。トビーの表情の作り方には少々ワンパターンかなあという感じも受ける。ストーリー的には前作のひきをよく回収していると感じた。全体的にはよくできているのでは。悪役も今回は子供だましっぽい感じはせず、「エイリアン」程度にはリアルだった。全体的にはとても楽しめた。
小原一馬さん 9点(2004-07-04 18:01:35)
13.運良く先行上映会で観れました。前作の大ファンだったので今作も観たのですが、今回もやっぱりすごかった!期待を裏切らない映像の数々。そこに拍車をかけるように体に響く振動。これは映画館で体感するっきゃないですよ!映像技術は前回を上回っています。ギャグも効いてて笑い所もちゃんと押えているし、MJとの恋の切なさやパーカーが自分と向き合う葛藤も描かれているのでストーリーも◎です。「えっ?そんなのあり!?」とストーリー性を疑うシーンも少しあったのですが、ド迫力に圧倒されてどのシーンだったかもう忘れました(笑)今回は俳優人の表情がとてもうまく映し出されています。パーカーやMJはもちろん、あらゆる脇役俳優たちのドアップの表情が幾度となく登場するんですよ。そこがいい!怯えている顔、切ない顔、嬉しそうな顔、苦しんでいる顔、幸せそうな顔。ここも前作とは大きく違う点で、最大の見所のひとつです。映画自体はすごくおもしろかったのだけど、前作の主題歌のほうが好きだな~。チャド・クルーガーの「HERO」が本当に大好きで前作を惹き立てていたので今回ももっとパンチのあるかっこいい主題歌だったら良かったのにと悔やまれます。そこで前作の9点より-1点で8点ってところですね。映画館がまるでアミューズメントパークのようでした。大学生にもなったのに、ヒーローものを見てワクワク目を光らせている自分って近くで一緒に見ていた5歳くらいの男の子となんら変わりないんだな~と実感しました。。
未歩さん 8点(2004-07-04 15:02:14)
12.前作にそれなりに思い入れのある層にとっては「あの」ピーター・パーカーの後日談として、または前作で微妙に出し惜しみされたスパイダーマンの空中アクションをより一層堪能させてくれるという意味で、まるっきり価値がないとは言い切れないが。少なくとも空中・壁面アクションについては明らかに前作よりもパワーアップしているのだが、続編である以上これはある意味避けられないノルマ。あいかわらずドジで間抜けなピーターのズッコケぶりにはイラつかされるが、前作よりも人間性にスポットを当てすぎたために話の暗さが目についてしまった。3作目を意識した作りはこの手のシリーズの常套手段とも言えるが、内容的にはメル伯母さんとMJだけで引っ張るにはちょっと限界があるような気がする。ドッグ・オク役のアルフレッド・モリーナはいくらなんでも地味すぎ。個人的にはポスト・ブラピの最有力候補であるジェームス・フランコに期待したほどの見せ場がないのも辛かったが、3作目を彼が背負って立つことになりそうなのも別な意味で不安が大きすぎる。あくまでも「ヒット作品の続編」というデメリットを差し引いて見れば、これでも相当頑張ったと評価してあげたいレベルではある。ポイントはやはり3作目。トビー・マグワイヤの生え際が確実に後退しており、キルスティン・ダンストの肌は明らかに衰えを見せている。これだけ不安な要素が溢れていれば、かえって面白くなったりするのではないかと、それでも期待を捨て切れないファン心理って悲しい。
anemoneさん 7点(2004-07-04 14:45:43)
11.《ネタバレ》 先行ロードショーなるもので見てきました。ヒーローと普通の人間の間で悩むピーターの葛藤に焦点を当てた二作目でしたが、どうでしょう、ピンと来なかったのは私の見方が悪かったのか。「悩む」「スパイダーマンを辞める」「やっぱりヒーローが必要」「スパイダーマンに戻る」という展開は読めるので、いちいちエピソードが冗長に感じられてしまったということか。ピーターのドジっぷりは、笑えはするけどなんかワザとらしい。普通の青年に戻ったピーターを描写する場面も、有名すぎるバートバカラックをBGMに使ったのが逆にワザとらしい。叔父さんが亡くなったいきさつを叔母さんに話すエピソードも、後にピーターを復活させる叔母さんの台詞のための枕だったという感じがしてワザとらしい。パーティーで突然キレるハリーもなんかワザとらしい。ハリーにあんなに簡単に正体がバレてしまうのもなんかワザとらしい。精神状態でスパイダーマンとしての能力が低下したりするという設定もワザとらしい。なんかいろいろワザとらしい。あと、前回も思いましたが、敵キャラが魅力ゼロ。以上を踏まえて本作は、私としては「世界に入り込めなかった」という感じ。好きなスパイダーマンだけに、パート3に期待します。ところで、ある雑誌でジェームスフランコが「スパイダーマンは6作目まで作る」って言ってましたけどホンマですかね。私は次で完結かなと思っているんですが。あと、オープニングのアメコミタッチの絵はチョーかっこいいです。原画見てみたい。あと、エンディングテーマはリメイクでもいいから元祖のスパイダーマンの歌にしてほしい。劇中で街角のおばさんに歌わせているだけではもったいない。なんかいろいろ悪いこと書いてごめんなさい。でも、素直な感想ということでどうぞご容赦を。
ishikawaさん 4点(2004-07-04 09:32:46)(良:1票)
10.《ネタバレ》 7/3

結局ピーターは貧乏?(笑)
ヒーローはつらい…

満腹、ケチのつけようがございませんことよ♪


7/10

今度は吹替を観て来た
字幕に比べて子供が多い

隣の隣に座っていた子供が非常に落ち着きが無く、イスの上を摩天楼と間違えていた
ピーターの葛藤場面ではそわそわとやかましい(イスを倒したり戻したり)が、アクションシーンでは微動だにせず、正座している…

やはり大人向けの映画のようだ(笑)

先週(字幕)のエンドロールでは皆最後まで観てたが、今回は私ひとり…
吹替のラストで西川君が歌ってることさえ、皆知らないのだろう…(涙)


…余談…

もし、ロト6で4億当たったら…
何となくスパイディの気分がわかるような気がする
本当の事を言いたくても言えないし…

でも、恋人が狙われるのではなく、恋人から狙われる…かf^_^;
栗頭豆蔵さん [映画館(字幕)] 10点(2004-07-04 02:40:36)(笑:1票)
9.まずオープニングクレジット出来が素晴らしい。
前作の復習が出来るだけでなく劇画風デザインのセンスの良さが光る。
前作での「ヒーローとして生きる決意」を引き継いで、本作では「ヒーローとしての責任の重さ」、「その重さと一人の若者としての葛藤」、「ヒーローの孤独感」の三点が上手く描けていたと感じた。
ヒーローではない時の一人の若者としてのピーターパーカーに対してスポットを当てることにより、家賃を稼ぐために働かなくてはならない等の日々の営みがある「一人の人間」であることを改めて強調している。
普通の人間であることを強調することにより、ヒーローの困難さとその重みがますます感じられ、またヒーローとして生きるためには何かを犠牲にしなくてはならないことに説得感が増す。
しかし、たとえヒーローであっても、人を愛することまでも犠牲にしなくてはならないのかという問いに対しては、苦悩する一人の若者ということを強調することにより、ヒーローでも人を愛してもいいんではないかという答えを出したと思う。
今回、顔を晒しまくったのは、ヒーローの重みは一人で背負えるものではない、周囲の人の支えや愛する人が見守ってくれるから、ヒーローとして頑張れるということを言いたかったのではないだろうか。
それを描いたのが、電車のシーンだろう。ヒーローモノとしては最高のシーンだと思う。
ピーターの表情も良かったが、ぶっ倒れそうなピーターを皆で支えるシーンは、ヒーローはたとえ一人で戦うとしても、一人だけでは出来ない、周囲の人によって支えられるから成り立つことを表しているように感じとれた。確か前作でも橋のシーンで周囲の人に助けてもらっていたはずだ。
他にもピーターには支えてくれる叔母さんがいる。
一度は捨てたはずのヒーローの道を取り戻すきっかけになる叔母さんのセリフは本作のテーマ。あの叔父さんと叔母さん夫婦は本当にピーターにいい影響を与えてくれる。
期待していたんだが「1」に続いて地味なままで終わったハリーは次回では出番がありそうで楽しみ。
エレベーターや腰痛ネタもあり、笑えるシーンや泣けるシーン、爽快なシーン、苦悩するシーンなど様々な感情を味わえる本当に良い作品に仕上がっていると感じた。
六本木ソルジャーさん 9点(2004-07-04 02:38:06)
8.《ネタバレ》 刺激的でした。アメリカの雑誌に、「一日かかったシーンでも、エモーショナルでなければ捨てる」のが監督の方針と書いてあった。今回は十分にその意図が伝わってきました。ビルの間を飛ぶシーンは最初のほう、モロCGくさいんだけど、後半の肝心なところはちゃんと押さえていた。マスクを脱いでる場面では顔が見えて、それが生きているのがサブウェイのシーンでした。ホントに体を張って電車を止めるのがこのシーンのいいところで、まるでカッコ良くない苦悶の表情が監督の狙いだったと思います。一方マスクをかぶっていても、悲しみに沈んでいるスパイダーマンの顔を狙ったショットは、ちゃんと悲しく見えました。もっとも美しかったのは電車の乗客たちが、感謝を込めてスパイダーマンを運ぶシーン。"He's ...just a kid!"正直、泣けました(ここでも)。思えば前作でも、橋の上からヒーローに加勢するおっさんたちがよかったのでした。結婚式から脱走したMJのシーンもよかった。これだって、前作でスパイダーマンとの逆さキスのあとに見せる笑顔が良かったのを思い出しました。主役もヒロインも、配役は前作から疑問があったのですが、今回は一応納得です。かたや前から光っていた編集長は今回も絶好調。僕は爆笑してましたが、隣で一人で観ていた男はクスリともしなかった。以上すべて、まぁ前作との違いは脚本の妙でしょうか。ピーターを苦しめるシチュエーションの出し方(おばさんのセリフは字幕がダメでしたが)大家の娘がチョコケーキを食べさせる場面、「雨に唄えば」が流れる凡人ピーターの場面などすべて。ここで視力まで元に戻ってしまったのは急で説明不足でしたが、これもやっぱり復活するシーンが生きていました。そういやメイおばさんは気付いてるはずですが、ハッキリしなかったですね。問題点としてハリーがスパイダーマンの居所はピーターに訊け、と教えてから、あわてて「ピーターを傷つけるな」と言ったセリフは字幕ではちゃんと表現されてませんでした。ピーターが腰を痛めたシーンは、役者が本当に腰が悪いことの楽屋オチですかね。そして最大の問題は、ドラマの最終回みたいだった今作の、次は、どうなるのか?下にかかれている通りですね。前作と共通していたCG部分の面白さ、クモの糸がどこにどうなって、彼がどう移動しているのか難しい、だけど脳に刺激的な絵。これだけでは、もはや満足できないから。
applejuiceさん 10点(2004-07-04 01:27:45)
7.《ネタバレ》 なんかね、ちっとも気持ちが弾んでこないんですよ。刺激されないの。物語に何か新鮮さがあるワケではなくって、毎度お馴染みアメコミ映画特有の英雄と個人の間の苦悩パターン。一方でアクションシーンはたまげた事にほとんどCG。テレビゲームのデモムービーを見ているのと、あーんまり感覚的に変わらない感じ。CGって『どうやって撮ったの?』ってサプライズがないんですよね。膨大な製作費をかけたわりに、限定された登場人物、それも全てが関わりを持つ人同士で語られるために、世界がやたらに狭く感じてしまいます。視覚的な情緒を感じる映像もなくて、細かなところで笑わせて楽しませてはくれても、大筋ではかなり退屈してしまいました。キャラクターに感情移入ができていたならば、もっと楽しめたと思うのですが、シンクロしてゆかないんですよね、ここに出てくる人達に。なーんか、「スーパーマン2」+「卒業」+「魔女の宅急便」みたいな感じだったなぁ。せめてスペクタクル!って感じの映像をハデに見せてくれれば、まだ取り付くポイントもあったのですが。なモンで、キルスティン・ダンストって、誰かに似てるんだけど、一体誰だったかなぁ?なんて事ばっかりずーっと考えてました。キャンディス・バーゲン? デボラ・ラフィン? マリエル・ヘミングウェイ? 答えが出る前に映画終わっちゃいました。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 5点(2004-07-04 00:49:58)
6.んーっ、評価が難しい。前作があまりに良かったので。悪役が無理に作られたキャラという感じがして一作目に比べ安っぽくなってしまった。あと余りにMJを引きずっているね。個人的にはキルスティン・ダンストにはもう出て欲しくなかった。新たなヒロインが出てくればもっと新鮮味があったと思う。ちょっと大作化しすぎたね。サム・ライミ監督はちょっとはB級の香りが残っているほうが良い。一作目があまりに鮮烈だったので同じものを求めると「あれっ」という感覚がある。ただアクションは超パワーアップしている。まさにUSJの「スパイダーマン・ザ・ライド」に乗ってる気分だね。
CHIROUくんさん 6点(2004-07-04 00:27:37)
5.ワーナーマイカル岸和田で先行レイトショー見てきました♪ホントは試写会行きたかったんだけど・・・。。。スゴイ!!スゴイ!!スゴイ~~!!!!!よかったです♪楽しかったです♪見てよかったです♪スパイダーマンとして生きるコトに苦悩するピーター。そしてMJとの関係・・・。。。いや~興奮しましたよ♪
タコさん 10点(2004-07-03 23:57:59)
4.(ちょっと長文) 前作をコミック化したタイトル・バックからパワー全開。サム・ライミも超大作に慣れた所為か、彼独特のダイナミックさを残しつつも前作のB級的演出は少し影を潜め、より堂々とした風格を作品に与えています。今作で特筆すべきは脚本だと思う。大義と愛情、欲望と自己犠牲、そして現実と理想の間に苦しむ極普通の青年の物語を基本に、ストーリーはピーターとMJ、そしてハリーの三人の間だけで進んでいく(Dr.オクトパスは完全に物語の外)。この暗く小さな青春映画は、しかし「CASSHERN」の様にはならない。シリアスなシーンをダラダラ見せる愚は犯さず、絶妙なタイミングでアクションやユーモア溢れるシーンに切り替え、よりテーマを浮かび上がらせることに成功している見事な脚本です(と同時に、物語が完結していないにも関わらず、ちゃんと一本のヒーロー映画になっている!)。本作で一気に核心へと迫った三人の関係に、次作ではいよいよ決着がつきそうな予感。その期待値も含めて、8点献上。
sayzinさん 8点(2004-07-03 22:41:51)(良:3票)
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【点数情報】

Review人数 363人
平均点数 7.13点
020.55%
100.00%
241.10%
330.83%
4174.68%
5267.16%
65314.60%
79024.79%
810629.20%
94412.12%
10184.96%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.69点 Review23人
2 ストーリー評価 7.03点 Review51人
3 鑑賞後の後味 7.67点 Review53人
4 音楽評価 7.54点 Review46人
5 感泣評価 6.30点 Review36人
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【アカデミー賞 情報】

2004年 77回
視覚効果賞ジョン・ダイクストラ受賞 
音響効果賞ポール・N・J・オットソン候補(ノミネート)(音響編集賞として)
音響賞ケヴィン・オコンネル[録音]候補(ノミネート) 
音響賞グレッグ・P・ラッセル候補(ノミネート) 

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