愛と死の間でのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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愛と死の間で

[アイトシノアイダデ]
Dead Aain
1991年上映時間:108分
平均点:4.86 / 10(Review 21人) (点数分布表示)
公開開始日(1992-02-08)
サスペンスミステリー
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2019-08-21)【Olias】さん
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監督ケネス・ブラナー
キャストケネス・ブラナー(男優)マイク・チャーチ / ローマン・ストラウス
エマ・トンプソン(女優)グレース / マーガレット・ストラウス
アンディ・ガルシア(男優)グレイ・ベーカー
デレク・ジャコビ(男優)フランクリン・マドソン
ハンナ・シグラ(女優)インガ
ロビン・ウィリアムズ(男優)コジー・カーライル
レイモンド・クルツ(男優)
パトリック・ドイル〔音楽〕(男優)
ミリアム・マーゴリーズ(女優)(ノンクレジット)
菅生隆之マイク・チャーチ / ローマン・ストラウス(日本語吹替)
土井美加グレース / マーガレット・ストラウス(日本語吹替)
納谷六朗グレイ・ベーカー(日本語吹替)
山内雅人フランクリン・マドソン(日本語吹替)
谷育子インガ(日本語吹替)
麦人コジー・カーライル(日本語吹替)
西尾徳ピート(日本語吹替)
大塚芳忠ダグ(日本語吹替)
片岡富枝シスター・コンスタンス(日本語吹替)
大木民夫ティモシー神父(日本語吹替)
脚本スコット・フランク〔脚本〕
音楽パトリック・ドイル〔音楽〕
撮影マシュー・F・レオネッティ
製作リンゼイ・ドーラン
製作総指揮シドニー・ポラック
配給UIP
ネタバレは禁止していませんので
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12
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21.《ネタバレ》 脚本家としてハリウッドトップに君臨しているスコット・フランクの初期作品ということで鑑賞前には期待もあったのですが、鑑賞後には久しぶりにつまらん映画を見たなぁと感じるほどの駄作でした。深夜でもないのに猛烈な睡魔との戦いとなり、休憩を入れたり、テレビの前で立ち歩いたりしながら何とか最後まで完走できたという、もはや苦行の域に達した映画体験となりました。
ドラマの流れがとてもぎこちなく、せっかくのオカルト設定が登場人物達にさほどの影響も与えていません。例えば、40年前の殺人事件の被害者と死刑になった犯人の写真を見ると、まんま私たちカップルと同じ顔でしたという、普通に考えればびっくり仰天の展開を迎えても登場人物達は「ふ~ん」という程度のリアクションしかしないのですが、恋愛関係に発展しかけている相手が前世で自分を殺した人間の生まれ変わりかもしれないという微妙な状況に置かれたのだから、いろんな意味でもっと驚かねばならないし、この人との関係を続けてもいいものかという迷いに発展させなければならないとも思うのですが、こうしたそこにあるべきドラマが見事にスルーされています。
また、ミステリーとしても今一つ。アンディ・ガルシアやロビン・ウィリアムスといったビッグネームを意味ありげに登場させながら、実は事件の核心部分には何らの関係もなかったり、他方で傍観者の一人として現れた人物が真犯人でしたという仕掛けがサプライズのつもりで置かれているのですが、意外な真相に驚くことよりも、真相に関係のないやりとりを今までさんざん見せられてきたという肩透かし感の方が強く出ています。結局、事件の真相部分に魅力がなさすぎるのです。
この犯人がなぜマーガレット殺害に至ったのか。また、完全犯罪が成立してこのまま勝ち逃げできる状況にありながら、なぜ自ら名乗り出てまで主人公たちによる過去の詮索活動に加担したのか。この辺りをうまく説明できていないために、サプライズがただのこじつけのようになっています。ローマンとインガ親子の愛憎関係や、両者の間で成立していた関係を崩した異物・マーガレットとの確執などがきちんと描かれていれば立派なドラマになった可能性もあったのに、謎が解けたら「はい、終わり」と言わんばかりに映画が終了してしまい、何もスッキリしませんでした。
本作はケネス・ブラナーのハリウッドデビュー作であり、以後四半世紀以上に渡ってブラナーにはコンスタントに仕事が入り続けていますが、この人が撮った映画で本当に面白かったのって何本あるでしょうか。ハリウッドのお偉方はその輝かしい経歴に目がくらんでいるのかもしれませんが、映画監督としては並レベルの人ではないかと思います。
ザ・チャンバラさん [インターネット(字幕)] 3点(2018-06-26 18:19:15)
20.何かよくわからない映画だった。途中まではまずまずなのだが、終盤はどうも・・・。 イントロの音楽はすごい。
ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 4点(2012-11-08 22:07:26)
19.《ネタバレ》 新聞の見出しのみで事件の展開を見せるタイトルはいい感じ。ト音記号の門の印象のつけ方とか。で現代編に入っていき、ハサミのイメージが繰り返され、ラストのヒロインの部屋で花開くわけ。過去と現在とが少しずつ進行していき、ラストで解決編として重なる趣向。カラーと白黒とで。少年が絡んでくるあたりにイギリスの雰囲気がなくもない(映画の国籍はアメリカだけどね)。犯人が最後どもり出す、ああいうとこが好きだな。キャスティングは贅沢で、テレビ見てる母親が某有名ドイツ女優だったりする。『ヘンリー五世』を重厚にやった次にK・ブラナーがサスペンスミステリーに挑んだ、ってところが注目だったけど、純粋なミステリーじゃなく、中で起こる転生は本当だったりする。こういうところが平気なのが、アメリカと違い重い過去を持つヨーロッパ人の世界観なのか。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 6点(2012-08-19 09:41:14)
18.前世の記憶、生まれ変わりとか、コメディ以外では難しいんだろうな~。この映画では俳優が真面目に演じれば演じるほど滑稽に見えてしまった。1991年なら既に名声を得ていたはずのロビン・ウィリアムスがこんな映画にこんな役で出演しているのが謎である。
リーム555さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2012-03-24 00:03:56)
17.全体的に無理無理感が強い出来の悪いサスペンス映画。こんな映画をうっかり忘れて2度も観てしまった自分に嫌悪。
MARK25さん [DVD(字幕)] 3点(2007-01-21 20:08:00)
16.《ネタバレ》 意外に楽しめました。こういう過去と現在を行き来する作りは嫌いじゃない。展開はかなり「想定の範囲内」だったし、もたつきはあったけれど呆れるほどではなかった。ただ生まれ変わりの性を逆にする必要性を、私も感じなかったなあ。それにしても、ハリポタシリーズのエマ・トンプソンとケネス・ブラナーの方を先に観てしまっていたので、最初は戸惑いましたね。トレローニー先生とロックハート先生だ(笑)!子役の彼も、もしかしてクリスチャン・コールソンでは?(違うかも)クレジットを見逃したのが残念。
ゴールドベリさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-11-03 01:17:46)
15.《ネタバレ》 いわゆる“世にも奇妙な物語”系、前世と現在を織り交ぜた内容は良かったんですけど、主人公の男性と女性が前世から現在になったら入れ替わっているという内容がイマイチ理解出来ないし、そんな周りくどい脚本にしなくても、生まれ変わっても又、命を狙われる脚本だけで十分楽しめると思います。
みんてんさん [DVD(字幕)] 6点(2005-10-07 23:28:02)
14.はなしの内容よりも、このキャスティングの華のなさがダメでした。ケネス・ブラナーとエマ・トンプソン、確かに演技は上手いよ。でもこれはシェークスピアじゃないものね。ミステリー、しかもハリウッド映画なのよ、美形の華やかなスターが不在というのはキツイです。内容も謎めいてたわりにはあっけなくて肩透かしをくいました。犯人についてはどうでもいいような扱いだったわね。普通のミステリーじゃなく、こういうところが見所でそれが面白いんだという発見もないわけです。
envyさん 3点(2004-10-05 09:56:37)
13.《ネタバレ》 ミステリーとしての脚本構成がヘタで、全体的に中途半端な印象。結局は「前世の因縁が現世にまで続いている」というだけのことで、その動機以外の部分で、「生まれ変わり」という設定を活かせていないのが最大の難点。せっかく面白くなりそうなのに、そこら辺の構成が大雑把なため、ミステリーともサスペンスともつかない中途半端な内容になっている。

真犯人の意外性もイマイチ。また、よく分からないのは、何故、犯人がわざわざ出向いてまで、過去を思い出させるようなマネをしたのかという点。そんなことをしなければ、例え本人の記憶が蘇っても、前世でのことを真面目に信じて、過去の事件を追求することもなかっただろう。

重大な伏線と思わせる序盤の新聞記者とのやり取りも、結局「何にも関係無し」ってのもあんまりでしょう。単にうまい伏線を思いつかなかったから、あとは見る人が適当に解釈してくれってだけのことでしょ?ミステリーの謎として処理する気が無いものを、さも重大な伏線であるかのように表現することは基本的にルール違反。

ラストの大仰な音楽と共に現在と過去をフラッシュバックのように挿入する妙にカッコつけた演出も、いかにも監督の「オレってセンスあるだろ~」と言わんばかりの自己満足を見せつけられている様で、見ているこっちはどんどん冷めた気分になる。登場人物の少なさの割に分かりにくい展開や中盤までのダラダラ感もマイナスイメージ。
FSSさん [映画館(字幕)] 2点(2004-06-03 18:42:07)
12.さくさくしてて良かった。まあ普通。(映画館)
zero828さん 7点(2004-02-23 01:20:32)
11.実力派俳優、謎、特異な雰囲気・・・傑作になる要素は揃っている。しかし、ちょっと複雑にしすぎた感もあり、残念ながらラストまでテンションが持続しない。また明かされる真相も・・・。K・ブラナーは間違いなく知的で演技も上手いと思う。しかし、「名優」になるためにはシェークスピア作品以外にも、こういったミステリーなどの分野で名作を作らなければいけないだろう。
恭人さん 4点(2003-11-20 22:18:48)
civiさん 4点(2003-10-29 00:42:44)
9.ややこしいなあ~。一度観ただけはちょっと理解に苦しむ。もし機会があればもう一回観ます。映画そのものの雰囲気は結構好きだった。
きすけさん 5点(2003-10-12 21:53:05)
8.やっぱり微妙にわからないかも。あと2・3回見ればわかるかなぁ。ん~前世とか関係なかったんですよね。
バカ王子さん 5点(2003-10-04 20:39:31)
7.ケネス・ブラナー作品の中では、これだけはけっこう面白かった。荒唐無稽な内容とエマやケネスの正統派演技が合体したことが、これはプラスに作用した感じです。でもほかの映画のケネスって、「おれってウマイだろ、頭いいだろ」と思いながら映画を作っているのがアリアリで、うざったい。二人がとっくの昔に離婚した、というのを読んで、エマについては、だいきらいな女優からだいすきな女優にかわってしまいました(笑)。
おばちゃんさん 7点(2003-05-10 11:16:56)
6.おもしろいにはおもしろいけど、内容が複雑で途中でわからなくなってしまう。DVDを買ったけどいまだに理解できない部分あり。ケネス・ブラナーは妻のエマ・トンプスンと共演してる作品が多いけど、逆にやりにくくないのかなあ・・・。
asさん 6点(2003-04-10 20:53:49)
5.当時劇場で見た時は凄く面白く感じた。どんでん返し系サスペンスが流行った今となっても決してつまらない映画ではない。ただ、前世とか運命とか伏線以外のネタが重要なファクターとなるのでそういうのが嫌いな人は駄目かも。
恥部@研さん 6点(2002-12-03 18:19:16)
4.中盤以降の畳み込む様な展開が見ものです。伏線めいたものを随所にちりばめて意外と面白かったですよ(中学の時の記憶では...)。前世の記憶でエマ・トンプソンの足にアンクレットをアンディ・ガルシアがつけるシーンは印象的でした。ま、散々振り回した挙句、犯人はア・ノ・ヒ・トなんですがね。
さかQさん 7点(2002-03-26 07:12:47)
3.ケネス・ブラナーって髭のあるなしで顔変わるよね~、前世をモノクロで撮ったとはいえ同一人物には思えなかった。
眼力王さん 5点(2002-03-03 11:03:45)
2.男性はこういうのきっと好きじゃないかも。でも私はストーリーも、モノクロで映される前世のシーンもロマンティックですごく好き。ただ、(以下、ネタバレ)ラスト、犯人が大きなハサミのオブジェで殺されるところはちょっと滑稽?そこだけが残念。
ねこさん 8点(2001-12-14 02:34:33)
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【点数情報】

Review人数 21人
平均点数 4.86点
000.00%
100.00%
214.76%
3523.81%
4314.29%
5419.05%
6419.05%
7314.29%
814.76%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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【ゴールデングローブ賞 情報】

1991年 49回
作曲賞パトリック・ドイル〔音楽〕候補(ノミネート) 

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