箪笥のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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箪笥

[タンス]
A Tale of Two Sisters
(장화, 홍련 Janghwa, Hongryeon/薔花、紅蓮)
2003年上映時間:115分
平均点:5.56 / 10(Review 59人) (点数分布表示)
公開開始日(2004-07-24)
ホラーサスペンスミステリー
新規登録(2004-06-26)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2012-07-22)【イニシャルK】さん
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監督キム・ジウン
キャストイム・スジョン(女優)スミ
ムン・グニョン(女優)スヨン
ヨム・ジョンア(女優)ウンジュ
キム・ガプス(男優)ムヒョン
佐古真弓スミ(日本語吹き替え版)
仲野裕ムヒョン(日本語吹き替え版)
脚本キム・ジウン
音楽イ・ビョンウ
配給キュービカル・エンタテインメント
字幕翻訳根本理恵
あらすじ
実母と死別し、父とともに新しい母の待つ家に越してきた姉妹。 ヒステリックな継母と気丈な姉は対立し、大人しい妹は虐待を受ける。 懸命に妹を守ろうとする姉。しかし父に助けを求めても、その会話はどこかかみ合わない。 新しい家、花柄の部屋、蘇りかける記憶、存在する「なにか」。 そして…箪笥。  原題は「姉妹物語」
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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19.ラストのどんでん返し、「リング」以降何も変わってない怖がらせ方、魅力のないミステリーなどなど、残念な要素満載の映画でした。これならデヴィット・リンチの映画のほうがよほど怖面白い。韓国映画はやっぱり恋愛ものにつきる。あ、でも「ブラザーフット」は良かったなあ。役者が結構魅力的だった分、チョット甘くつけてるのですがそれでもこの点です。
gooseさん 4点(2005-03-16 22:32:22)
18.コワイんかなぁって期待してたんだけど、全く怖くなかった・・・。
恐怖と謎解きの割合が1:9ぐらいだったので、コワイというより「えっ 何で?何で?」って感じ。
後半で過去の記憶が蘇って一気に謎が解けたけど、展開が早すぎてイマイチ理解できなかった。
もう一回ぐらい観てもいいかなって思うけど、今のところ3点です。
よしぞーさん 3点(2005-03-14 01:12:06)
17.室内での画面全体の暗さが、昨今のアジアンホラー(J含む)に共通していて嫌いです。「暗くなきゃ怖がらせられないのかいっ!」とか「普通照明つけてから調べるだろっ!」とか、突っ込みたくなります。
ただ、そんなことはどうでもいい話で、この作品は観る度に落胆させられるアジアンホラー群の中では出色の出来と思います。確かに、オチを含むストーリー全体は借り物のような感が否めませんが、やたらバケモノを並べるだけの底の浅い作品と比べれば遥かに「映画」として楽しめます。
まぁ、細かく追求すれば「それは変でしょ?」的な矛盾はありますが、理路整然と全ての疑問に答えられる構成なんてのは、寧ろこの手の作品には不要なのかもしれません。あと一歩で「名作ホラー」になれる可能性を感じさせてくれる、美しく悲しい物語でした。

ネタバレ的追伸:「シックスセンス」や「アザーズ」的なオチと感じさせられますが、やっぱベースは「シャイニング」なんじゃないかなぁ~?
タコ太(ぺいぺい)さん 8点(2005-03-02 06:43:36)
16.《ネタバレ》 オチがもっとビックリするようなのだったら
良かったんですが・・。漫画や小説を合わせると
これ系のオチは5・6回見た気がします。

なんとなく「ファ○○○○ブ」+「スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする」
って感じ・・。
sindouさん 5点(2005-02-18 16:33:16)
15.次から次へと話が二転三転するので、観るほうも必死になって観てないと簡単に話の意味がわからなくなってしまうような作りの映画だと思う。私は真剣に観てたつもりだけど現実と妄想の世界の区別をうまくつけられないまま、ラストまで行ってしまったので点数は低めですが、展開をきちんと把握しながら観ていれば、もっと素晴らしい作品に感じたと思います。サスペンス的なストーリー展開も映像や音楽にしても他の映画にひけをとらない質の高さを感じる。ある意味、観る側の度量を試されているような映画なのかもしれない。(私は2度観て、やっと空気がつかめました。爆)すばらしいです。
civiさん 6点(2005-02-02 14:24:18)
14.《ネタバレ》 結局は父親が甲斐性なしだったのが全ての悪だったのですね。浮気、娘(姉側)との近親相姦などが病気の前妻を死に追い込み、助けを請うても無視され圧死した妹は、実際に家の霊として残っている。2人の死を救い出せなかった姉は、自分の行動の愚かさを過度に攻め立て、精神を病んでしまう。その精神治療のため、事件のあった家に父親と娘(姉)は何度もやってくるが、結局同じことの繰り返し・・・。話はかなり難しく、怖さはありませんでしたが、女性側の登場人物が美しく、映画への求心力がありました。こういう作品は好きなほうなので、点数は甘めです。
ぶるぅす・りぃ。2さん 9点(2005-01-28 14:22:30)
13.《ネタバレ》 ホラーとしての質なら邦画のそれにかなり近くなってきてますね(ってかそのまんま?)。でも邦画には無い、4人の家族(特に女性3人組)の確執を繊細に描いた描写はすごくリアルで(リアルすぎ??)、観ているこっちもホラーとは違う意味でドキドキしながら観ることが出来ました。お化けとか箪笥とか無くても充分この家は怖い。見ていてお父さんがすっごい気の毒でした(笑)。終始「ガンバレ親父!!」とエールを送りつづけることおよそ1時間、だんだん彼が玉置浩司に見えてきたんですが気のせいでしょうか?
最終的にはなんかシックスセンス的な終わり方でなんかがっかり感が拭えませんでした。そろそろホラー映画界からリング以来綿々と続く、「ロングの女性の幽霊」というブームは過ぎ去ってくれないだろうか。いいかげん飽きてきました。流行に乗るのはそろそろやめてもうちょっとクリエイティブになろうぞホラー映画界。
TANTOさん 6点(2005-01-27 11:11:06)(笑:1票)
12.なかなか怖かったですよー。ちょっと怖い雰囲気になると音量ゼロにして目を細めて恐る恐るみるけど、それでもびっくりするんですよ。僕は尋常じゃないビビリ症ですね(笑)。まぁちょっと話がひねりすぎかなと言う気もしますけど、この悲しい結末、嫌いじゃないですよ。ホラーとしては良作じゃないでしょうか。ただ、貞子風の幽霊には少し幻滅。もうちょっとソフトなタッチで演出してほしかった。
あろえりーなさん 7点(2005-01-26 02:21:48)
11.最後まで見ても、どこまでが妄想でどこまでが現実とか全然何も判らなかった。不毛な時間を過ごしてしまった・・・。
たこらさん 0点(2005-01-10 23:49:38)
10.最後まで見終わってからもう一度序盤から記憶を辿り直して、頭の中で真のストーリーを作り出す映画ですね。とにかく伏線と矛盾そして違和感が多い。でも最後まで見るとそれらがほぼ必然だった事が分かる。あ、でもDVDの監督と姉妹役の2人のコメンタリーを見なきゃ分からなかった部分もあったな~。 あと、姉妹2人のプロフィールを見てビックリ・・・年齢が・・・韓国のアリソン・ローマンかよ!
ぷらむ少佐さん 8点(2005-01-02 01:41:03)
9.《ネタバレ》 どこのレビューを見てもそこそこ評価の高い映画なのに、自分には全然つまらなかった。まず多重人格ネタには呆れるしかない。優れた前例がいくらでもあるのにどうしていまさらやらなきゃいけないのだろうか? 何の驚きもない。また、最後に悲劇的な過去が真相を明かす仕掛けは、映画でこそ前例がない(?)ものの、非常にメジャーな推理小説のパターンで新鮮味がなかった。 よく「ミステリー好きにおすすめ」と言われているが、むしろミステリーが好きであればあるほど先行例がわかるのでつまらない(少なくとも、推理小説をよく読む人には勧められない)。すべて意識的に盗用しているのかどうかは知らないが、既存の作品のパッチワークであることに変わりはない。 何でもこの映画は制作方法が変わっていて、インターネットでエピソードを募集したり伝承を基にしたりしたそうだが、それも独自のストーリーを考える力がないからやったんじゃないかと思えてくる。どうりで、新鮮味が皆無だ。貞子系の幽霊ももういい。
no oneさん [ビデオ(字幕)] 4点(2004-12-28 04:13:53)
8.《ネタバレ》 まず、序盤のスローモーなペースに眠りを誘われました。
なんか不自然なんですよ。怖がらせるつもりかと思ったら全く怖くないし、意味なくダラダラと流しているのに、状況がわかるような説明がぜんぜんない。
実は、それらのシーンが生きるのは最後まで観終わってから。
「ああ、そーゆう事だったのか」と、ホロ苦く哀しい気持ちを味わってから冒頭のシーンを思い出すと(つーか、思い出さざるを得ない。謎をいっぱい謎のまま放り出してあるから、みんな観終わったあとに色々検証しちゃうのだ)、よりいっそう哀しいお話に感じるようになっている。
そうなると、中盤の停滞や諸々の不満も「まあ、いいか」と思え、「そう悪くない映画だったな」という所に落ち着くのだった。(「シックス・センスかよ!」と叫びたい気持ちがないではないが。)
思ったのだが、スミが「箪笥を処分して」と言ってるのに「その話はすんだ」とか言って処分しない父親はオカシイ。妻と娘が箪笥ん中で死んだんだろ!スミに本当に治って欲しかったなら、絶対に処分していたはず。すなわち、この父親は、スミに治ってもらいたくなかったのだ。
彼は、父の妻役をやりたいという願望をもつ娘スミ(だからこそ、スミは狂った中で継母の人格を持った)を疎んじていたのではないのか?ならば、首をつった実母がスミの前に恨みの姿を見せたのも理解できる。母と娘は父をはさんでの恋敵同士だったのだ。また、ベッドの中で抱き合うスミとスヨンのシーンが、まるで恋人同士の時のようなカメラワークで撮られていたのも、スミの近親相姦的願望を暗示していたのか?と、深読みする事もできる。でも深読みかもしれない。
しかしなぁ。たった一人のサエナイ男(父親)をはさんで、超気の強い女が三人ぶつかりあっていたわけか。そりゃー呪怨になっちゃうのも無理はない。スヨンだけが澄んだ存在だが、それも幽霊になるとオソロシイ外見になっちゃうわけで、かわいそうだなぁ。
にしても、韓国の箪笥って洋風でオシャレですね。私の思い描いてたホラーな箪笥は、やっぱり桐で出来ている日本製、引き出し式がこわいと思う。
りりらっちさん 6点(2004-10-26 22:15:44)
7.かなり恐怖に打ち震えるかと思ったんですが、その点では期待はずれ…でも、内容は良く出来ていたかと、練りすぎな感は否めないけど。
レスマッキャン・KSKさん 6点(2004-10-15 01:25:15)
6.謎解き、ホラーはどちらも良く出来ていたと思う。それなりに怖かったし、ミステリーもわかり難い部分も多々あるがそれでも最後の最後に解けるので日本のジャパニーズホラーより面白いと俺は思う。が、それより何より主演の姉妹が可愛い。非常に可愛い。それだけで十分映画として良作。
taronさん 8点(2004-09-09 19:52:57)
5.ホラーという期待度でいえば0点。しかし怖さだけを追求したのではない魅力が今作にはある。それはそこはかとなく流れる家庭崩壊の悲しみである。それは同情という枠をこえ、姉妹の演技に胸を打たれ、母役を思わず憎みたくなるほどだ。そして最大の売りは張り巡らされた伏線の数々とその謎の解明である。鑑賞後、誰もが頭を抱えるであろう。どの場面がどこで繋がっているのか? あの台詞はどんな意味を含んでいたのか? 考えれば考えるほど混乱するであろう。しかしそれこそがこの作品の愉しみ方なのである。いわばこの作品は我々に対する挑戦状なのだ。ホラーファンよりもミステリーを好む人へお薦めの一作。
HARVESTさん 7点(2004-08-29 23:39:17)
4.謎が残ったのでDVDになったらもう一度見たい映画です。ラストの展開はシックスセンスのように「そうだったのか!?」と驚き。
海野やよいさん 7点(2004-08-24 02:59:51)
3.《ネタバレ》 メロディーが美しいです。映像が美しいです。まさに、美しく哀しい映像。
途中まではホラーテイストが強い気もしますが、怖いと言うよりは、大きい音でビビらせるって感じです。なので、怖がらせ方の手法が古いかな~という感じは否めません(笑)
でも、この映画で最も怖いのは、幽霊とか怪奇現象とかではなく「人」です。人が怖いです。また、「記憶」や「過去」というのも怖いですね。
SHUさんもおっしゃってるように、「カル」に似た感覚の映画ですね。(私はカルの方が好きですが)一度観ただけでは理解できない、そういう謎がちりばめられてます。ついでに「シックスセンス」と「呪怨」テイストも混ざってるかな。
最後まで観て大体の背景が解ると、とてもかわいそうな話だなって思います。
スミがスヨンを溺愛する背景には、箪笥の件があったからなんだなって思いました。
でも過去は消せないし、スミは一生あの瞬間を後悔しながら、ずっとああやって生きていくしかないのかもしれない。。。
ウンジュの「おまえは今この瞬間を一生後悔する」というセリフと「忘れたくても忘れられない記憶、消したくても消せない過去は亡霊のように一生つきまとう」というセリフがとても印象に残っています。
これらのセリフは映画の中でとても大事なセリフですね。キーといっても過言ではない。
箪笥、一度観ただけでは理解し難いかもしれないけれど、とても深く切なく哀しい映画です。

全然関係ないですが、父親ムヒョンが大杉連に、継母ウンジュが木村佳乃に見えました(笑)
みさえさん 7点(2004-08-02 13:08:48)
2.うわ、これ久々に見た難解な謎解き映画でした。切り口は違うけれど、「カル」や「マルホランドドライブ」なんかを最初に見た時に感じた釈然としないもどかしさ。しかし、あれこれ考えているうちに少しずつ自分なりの解釈ができてきて、もう一度見ずにはいられなくなる、そして解釈が広がってゆく・・・そんな映画でした。単にある家庭で起こった事故による心身喪失というわけではなく、近親相姦、歪んだ姉妹愛と嫉妬、妄想と超常現象、多重人格、一見何気ない立場に見える人物が全ての引き金であること、死んだ人物の背景にある心理、ちょっとしたシーンに隠された伏線、あらゆる要素が複雑にからみあった深い作品だったと思います。そして、見終わったあとに来るせつなさが、全ての恐怖を悲しみに昇華させてしまうというちょっとやそっとじゃ真似できない作品じゃないでしょうか。そう考えるとこれはもはやホラーというジャンルではないような気がします。あぁ、韓国映画恐るべし。
(追加)
DVDで監督のインタビューを見ると、彼は「ペパーミントキャンディー」の方がもっとホラーだと言っています。それは、人間の中に潜む狂気が全てを語っているという事
ですよね。ただ我々の思う「ホラー」という言葉にとらわれると監督の考える本質を見失うので、要注意ですよね。
SHUさん 9点(2004-07-31 19:24:05)
1.序盤は映像のパワーに飲み込まれる。キャストが4人揃っていい味を出している。そしてこれはホラーなのか・・・ん!最後がちょっと尻すぼみ気味だったのが残念。
SUMさん 7点(2004-07-29 17:23:07)
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【点数情報】

Review人数 59人
平均点数 5.56点
011.69%
100.00%
223.39%
346.78%
4813.56%
5915.25%
61728.81%
71322.03%
835.08%
923.39%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.25点 Review4人
2 ストーリー評価 7.16点 Review6人
3 鑑賞後の後味 6.33点 Review6人
4 音楽評価 8.00点 Review5人
5 感泣評価 4.33点 Review3人
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