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モリのいる場所

[モリノイルバショ]
2018年上映時間:99分
平均点:7.00 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
公開開始日(2018-05-19)
公開終了日(2018-11-22)
ドラマファンタジー伝記もの
新規登録(2018-06-06)【カーヴ】さん
タイトル情報更新(2020-03-23)【イニシャルK】さん
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監督沖田修一
キャスト山崎努(男優)熊谷守一
樹木希林(女優)熊谷秀子
加瀬亮(男優)藤田武
吉村界人(男優)鹿島公平
光石研(男優)朝比奈
青木崇高(男優)岩谷
吹越満(男優)水島
きたろう(男優)荒木
林与一(男優)昭和天皇
三上博史(男優)知らない男
脚本沖田修一
撮影月永雄太
製作川城和実
日活(製作幹事/「モリのいる場所」製作委員会)
バンダイビジュアル(「モリのいる場所」製作委員会)
朝日新聞社(「モリのいる場所」製作委員会)
イオンエンターテイメント(「モリのいる場所」製作委員会)
プロデューサー宇田川寧
制作日活(制作プロダクション)
配給日活
美術安宅紀史
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【クチコミ・感想】

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3.《ネタバレ》 まるで「モリの家」を舞台装置に見立てた、山﨑努さんと樹木希林さんのお二人による夫婦コントですよね。今回、沖田監督のイメージとして、ロケーションが変わらないことが大前提で、役者たちの見た目も演技も大げさでいい、場合によっては宇宙人が登場したっていい、、言わば、コント (お芝居) に限りなく近い映画があったと思うんです。だから、熊谷守一氏という仙人のように超個性的な人物、そして "自宅" を出ないという人生、これはうってつけの素材だったのでは? もちろん、ドリフネタは表向きは笑いですが、これは監督の密かな「メッセージ」じゃないかな。 監督は過去にも、南極観測基地を舞台装置にしたり、映画の中で映画を撮影したり、色々と実験的な試みをされていますが、まだまだその路線を追及されているように感じました。 演者が客を楽しませる、といった意味では芝居もコントも映画も源流は同じだし、映画としてはその境界線にどこまで迫れるのか、監督の挑戦からますます目が離せません。
タケノコさん [DVD(邦画)] 7点(2020-10-08 12:25:36)
2.沖田修一監督の映画は全部観ているが、ほんとハズレがないですね。
これも、非常にゆったりした作品なのだが、沖田監督のファンならば絶対に楽しめる作品だと思う。

日本を代表する画家、熊谷守一という人物は初めて知ったが、30年間も自宅から外に出ていないのだという。
ちょっと出かけてくると言って水戸黄門みたいな出で立ちで外出したかと思えば、その行動範囲は専ら庭の中だけである。
庭といってもかなり広く、色んな生物の生態系もあったりして、なるほど一日中そこで過ごしても飽きないのだろう。とは言え、30年間である。さすがに飽きそうだが‥‥。
しかし、それがモリという人物のライフワークであり、芸術の為に役立っているのだから感心させられる。
この男を演じた山崎努がほとんど喋らないんだけど、凄い存在感だった。
また、妻の樹木希林とのやり取りとかもとても自然で、ゆったりとした時間の流れを満喫する事が出来た。

そして、この家に集うユーモラスな面々が画面を賑やかにさせる。きたろうとか、加瀬亮とか、光石研とか、三上博史とか。
ちょっと非日常的な描写もあるが、特に大事件が起きたりする事なく、なんともほのぼのした作品だった。
ヴレアさん [映画館(邦画)] 8点(2018-06-19 19:10:06)
1.大好物の沖田修一映画だが、これも当たらないだろうな。

熊谷守一という人となりを知らなかったので
時代背景が解らず、当初困惑したが
ドリフやフィルムカメラなどで徐々に緩和

山崎努と樹木希林の演技に頼りきった感じが
作品として弱いが、まあ楽しめる

30年自宅の外に出ないといっても例外はあり
仙人のような風貌ながら、偏屈者ではなく
妻と自分のスペースを愛おしく思う演出は好感

いくつか変わった演出と展開があるが
その場に居合わせた誰かの脳内設定と思えば微笑ましい

「キツツキと雨」で大御所役者役として好演した山崎努。
新人監督相手に「また、呼んでよ。」と言わせた沖田監督作に
主役でガッツリ出ている事が、とても感慨深い
カーヴさん [映画館(邦画)] 6点(2018-06-14 15:19:11)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 7.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6133.33%
7133.33%
8133.33%
900.00%
1000.00%

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