崖の上のポニョのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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崖の上のポニョ

[ガケノウエノポニョ]
Ponyo on the Cliff by the Sea
2008年上映時間:101分
平均点:6.08 / 10(Review 252人) (点数分布表示)
公開開始日(2008-07-19)
ファンタジーアニメ動物もの
新規登録(2008-01-24)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2023-05-24)【イニシャルK】さん
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監督宮崎駿
山口智子リサ
長嶋一茂耕一
所ジョージフジモト
天海祐希グランマンマーレ
吉行和子トキ
奈良岡朋子ヨシエ
矢野顕子ポニョのいもうとたち
柊瑠美赤ちゃんを抱いた婦人
つるの剛士男性
左時枝カヨ
片岡富枝
竹口安芸子
塚本景子
羽鳥慎一アナウンサー
大橋のぞみカレン
佐々木睦
斎藤志郎
ティナ・フェイリサ(英語吹き替え版)
マット・デイモン耕一(英語吹き替え版)
リーアム・ニーソンフジモト(英語吹き替え版)
ケイト・ブランシェットグランマンマーレ(英語吹き替え版)
原作宮崎駿
脚本宮崎駿
音楽久石譲
新日本フィルハーモニー交響楽団(演奏)
麻衣(ヴォイス)
作詞近藤勝也「崖の上のポニョ」
宮崎駿「崖の上のポニョ」(補作詞)/「海のおかあさん」(覚和歌子作「さかな」より翻案)
作曲久石譲「崖の上のポニョ」/「海のおかあさん」
編曲久石譲「崖の上のポニョ」/「海のおかあさん」
主題歌大橋のぞみ「崖の上のポニョ」(「藤岡藤巻と大橋のぞみ」名義)
撮影奥井敦(映像演出)
製作奥田誠治(製作担当)
東宝(「崖の上のポニョ」製作委員会)
電通(「崖の上のポニョ」製作委員会)
日本テレビ(「崖の上のポニョ」製作委員会)
高井英幸(「崖の上のポニョ」製作委員会)
島谷能成(「崖の上のポニョ」製作委員会)
博報堂DYメディアパートナーズ(「崖の上のポニョ」製作委員会)
三菱商事(「崖の上のポニョ」製作委員会)
市川南〔製作〕(「崖の上のポニョ」製作委員会)
ウォルト・ディズニー・ジャパン(「崖の上のポニョ」製作委員会)
プロデューサー鈴木敏夫
制作星野康二
スタジオジブリ
配給東宝
作画近藤勝也(作画監督)
高坂希太郎(作画監督補佐)
GONZO(作画協力)
スタジオカラー(作画協力)
末吉裕一郎(原画)
米林宏昌(原画)
田中敦子〔作画〕(原画)
タツノコプロ(作画協力)
本田雄(原画)
山下明彦(作画監督補)
古屋勝悟(原画)
小西賢一(原画)
橋本敬史(原画)
美術男鹿和雄(背景)
保田道世(色彩設計)
編集瀬山武司
録音井上秀司(整音)
上田太士(光学録音)
西尾昇(デジタル光学録音)(デジタル光学録音)
東京テレビセンター(音響制作協力)
東北新社(音響制作協力)
木村絵理子(録音演出)
その他スタジオジブリ(提携)
日本テレビ(提携)
電通(提携)
東宝(提携)
三菱商事(提携)
東京テレビセンター(DBスタジオ)
IMAGICA(現像)
博報堂DYメディアパートナーズ(提携)
鈴木敏夫(キャッチコピー)
久石譲(指揮・ピアノ)
読売新聞社(特別協力)
あらすじ
ある日、5歳の子供宗介は動けなくなっていたさかなの子ポニョを助けた。ポニョは宗助に恋し、人間になりたいといいはじめる。裁判でも注目され社会現象化した「鞆の浦」を舞台にした魔法と自然があふれる物語
ネタバレは禁止していませんので
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72.正直なところ、よく分からない。宮崎氏自身が「子どもたちのために作った」と公言しているのだから、分からなくても文句を言うべきではないのかもしれない。いずれにしても間違いないのは、僕にとっては面白くも何ともなかったということ。
この程度の映像であれば、それだけを見て大人が賞賛するほどではない。ストーリーは無いも同然。宮崎氏の、ほのぼのとしたファンタジックな世界観を表現しただけ。
宮崎駿は世界最高のアニメーション作家であり、世界最高の映画監督の一人であると思う。しかしながら、残念なことに世界最高の脚本家ではない。<改行>
すでにかなりのお年寄である。この巨匠が映画を作れる時間は、無限にあるわけではない。早くナウシカ、カリオストロ以上の、いやせめてそれに次ぐ傑作を。切に求める。
そういえば宮崎アニメの、というかジブリ作品について他にも文句があったのを忘れていた。声優以外のタレントを使うのをやめてほしい。有名人の集客効果を期待しているのか。しかし日本映画において、「宮崎駿」というブランド以上に集客効果があるものなんぞ、無い。タレントは声優ではない。しかも観客は顔を知っているから、顔をイメージしてしまって映画に入り込めないことが起こりうる。ただの邪魔なのだ。
佐吉さん [映画館(邦画)] 4点(2008-08-27 18:15:17)(良:4票)
71.《ネタバレ》 本作へのレビューを書く前に少し余談を。私は当サイトへ登録していただいて以来、自分の鑑賞した作品の評価の低い順にレビューしつつ、新たに鑑賞した作品のレビューをしてまいりました。従って「鑑賞済み」であっても「未レビュー」作品が沢山あるわけです。本作と同じ宮崎作品においても同じことが言えます。さて余談はこれぐらいにしておいて、あくまでも私見でありますが、宮崎駿監督の作品は、大きく分けて3期に別れるのではと思っております。第1期=(ナウシカ、ラピュタ、カリオストロ(これはジブリではありませんね))初期にして数々の最高傑作!年齢を問わず楽しめます。第2期=(トトロ、魔女の宅急便等々)ややターゲットの年齢層が低めでしょうか?第3期=(紅の豚、もののけ、千と千尋の等々)逆に年齢層をあげてきた?そして、本作は第2期の作品群に当てはまるのではと思います。これまた私見ですが、この3期を単純にランク付けさせてもらうと、第1期=A、第2期=B、第3期=Cとなります。もう一度断っておきますけど、全て私見、個人的な見解ですからね。これらを踏まえて、本作は6点となりました。ただし、お子様と一緒に見たりするには最適な作品だと思います。(ちなみに劇場で鑑賞の予定は無かったんですが、試写会が当たったので鑑賞させていただきました)
SITH LORDさん [試写会(邦画)] 6点(2008-08-25 21:24:19)
70.《ネタバレ》 「桃から子どもが生まれたりしない」「水の中で息なんて出来っこない」
そんな事を言い出したら、桃太郎も浦島太郎も楽しめない。
この映画は、御伽噺を味わえなくなった大人たちに向けてのプレゼントとも言えるだろう。
色鉛筆で描いた様な雲、空、水の中。まるで、絵本の中へ迷い込んだ様な
柔らかい気持ちにさせてくれる。ポニョが津波に乗って...と言うより、
「ポニョの気持ちが津波になって」ソウスケの元へ急ぐシーン。泣けた。
「あなたは、こんなにも真っ直ぐ誰かを好きになった事がありますか?」
と監督から問われているかのような気がした。
フジモトの声は、むしろ、ああ言う感じが良い。
宮崎監督は、今回特に手描きの絵に拘っているそうだが、声も同じでは?。
上手過ぎる本職の声優よりも、手作り感の残る録音にしたいんじゃないかな?。
まるで親が子に絵本を読む時の様に...
じょるるさん [映画館(邦画)] 7点(2008-08-25 00:37:29)(良:2票)
69.《ネタバレ》 宮崎駿という冠がいかに偉大かと思い知らされた感があります。
途中途中で垣間見られる「宮崎らしさ」に喜ぶ人には良作となるのでしょうが、一本の映画として「宮崎駿」という名前を無視したならば厳しいコメントとなると思います。
ストーリー的に突っ込むところはたくさんあります。が、それを覆ってしまうほどの映像があったのも事実。それはひとえに「宮崎駿」という監督だからであると思う。
結果「なんだか童話の絵本みたい」という感想も監督からしたら「してやったり」なのかもしれません。
但し、声の出演にタレントを使うのはやめて欲しかった。
宮崎駿には不要です。ところどころ聞かれる棒読みの台詞が大きなマイナスポイント。
映像が凄く良かっただけに残念です。
一つの映画作品として完成度を高めるためにはプロの声優だけで作り上げるべきでは?
ゆたさんさん [映画館(邦画)] 5点(2008-08-24 14:24:03)
68.いい大人がわざわざ時間割いてお金払って観る映画ではない。
Keicyさん [映画館(邦画)] 5点(2008-08-24 12:14:42)(良:1票)
67.《ネタバレ》 文句無し、子供から大人まで楽しめる漫画映画。

ワシ的には、波に乗って走るポニョの描写が好きですね。

宮崎アニメ特有の「空中を歩く」シーンが、大好きです。
りんごさん [映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2008-08-23 21:22:58)
66.これは子供にはたまらんわ。
ケンジさん [映画館(邦画)] 7点(2008-08-23 21:00:30)
65.「はじまり」があって「おわり」があるけれど、「おわり」は「はじまり」。海の中から陸上を見たときの不思議な感じも、押し寄せる波の不気味さも、とてもワクワクしました。私は地元なのでちょっとうれしいエピソードもあり・・・。単純明快なストーリー、あふれ出るような楽しい絵の世界、トトロに続く傑作だと個人的には思います。小難しいこと考えず、「どうだ、楽しいだろ」と思いながら観てください。
longsleeper21さん [映画館(邦画)] 9点(2008-08-21 22:34:00)(良:1票)
64.5歳の息子と小学校低学年の姪っ子2人の計4人で観にいきました。
正直、特にスリルがある訳でもないし、のめり込まされた訳でもないのに時間が短く感じました。
ほんわかニヤニヤできて良かったと思います。

観終わって感じた事は「メルヘンの世界に何か哲学的な内容や子供への教育的な内容を求めていた自分が薄い人間だった」という事でした。
理由は一緒に観た子供達が全員違う作品を観たのではないか?と思う程に受け止めた印象が違ったので、勧善懲悪だったりステレオタイプの感想しか子供達に与えてくれないアニメが多い昨今、凄い事かもしれないと思いました。

親を呼び捨てしたり車の運転が荒い、などウチの嫁さんが目くじらを立てそうな場面も多々ありましたが、子供達もその辺はキチンと判断できていて、「お母さんを呼び捨てにして何で怒られないんだろ??」とか横で聞いていて笑ってしまいました。

メルヘンです空想世界。ニコニコ気分になれれば素敵な時間だと思います。
パターズさん [映画館(邦画)] 8点(2008-08-20 23:39:26)(良:1票)
63.同じ作り手の身分として、「最高傑作は何ですか?」と問われ「次回作です」と胸を張って言えないのであれば、それを作る意義は作家には無いと思う。その意味で現在の宮崎監督は、全ての面において興行師でなければならないんだなーと思うと寂しくて仕方が無い。少なくともスカイ・クロレラだかなんだか、30万円分のCGソフトと中学英語力と多少の人生経験さえあれば学生でも作れる映像を前面に押し出すような阿呆な作品ではないところに、格の違いが見えるけども、実に残念。もう宮崎作品を観ることもないと思う。作品は良かったですよ。
DeVanteさん [映画館(邦画)] 6点(2008-08-18 03:01:04)
62.今までの宮崎作品とは違って、機械の描き方が良い意味で「適当」な感じで、動いている絵本といった趣でした。手描き感がとても強く、僕はおとぎ話の世界にぐんぐん引き込まれてしまいました。
leoさん [映画館(邦画)] 9点(2008-08-17 17:43:17)
61.《ネタバレ》 ★シンプルではあるがめくるめくような映像の迫力が圧倒的。特に中盤、ポニョがリサと宗介の車を追って、津波に乗って駆け回るシーンは、大迫力。おまけにワーグナーの「ワルキューレの騎行」ばりのBGMまでかかって、もうにやにや。 ★そういやポニョの本名、「ブリュンヒルデ(ワルキューレの女神達の長女)」でしたっけ。戦死した兵士達の魂をヴァルハラへ送る戦の女神。父神ヴォータンの命に背いたために力を奪われ、眠らされてしまう。しかし恐れを知らぬ英雄、ジークフリードによって目覚め、彼と結婚する・・・意味深ですね。 ★しかし本質的にはメッセージだのテーマだのしち面倒くさいことはなし。ただ一つ教訓があるとすれば、何かを得るためには何かを失わないといけない、ってことか。もちろんこれも対して重要なテーマじゃない。ちゃんと伝わってないなんて野暮な突っ込みはしない。 ★ポニョがかわいくて、宗介が5歳の子とは思えないほどしっかししてて、ひまわりの家のおばあちゃん達も飄々としてて、大人たちの事情もそこはかとなく感じられて、サンドイッチとラーメンはおいしそうで、絵はシンプルだけどデッサンと動きはいつも通りまったく手抜かりなくて、相変わらず宮崎駿の描く異形の者と異形の世界はイマジネーションたっぷりだし(ちょと過去の作品の拝借もうかがえるが)、魔法の金魚姫ポニョと、宗介のお互いの純粋な想いが映画全般にわたってイメージとしてすばらしく表現されていて、それで充分じゃないかなと思うんだけど。 ★物語的に、あるいは演出脚本的に完璧じゃなきゃいや、ってのはそれこそ大人の都合。車の運転しながらアイスなめたり、親を呼び捨てにさせるのに眉をひそめるのも大人の都合(余談だけど、ファンタジーの世界でも悪いことをするのは悪役ばかりじゃないというシーンは、ぼくは逆説的に見せる必要があると思う。しかしながら、宗介はおばあちゃん達のことをちゃんと名前で、さん付けで呼んでるが)。 ★ま、確かにカネ払うのは大人なんだから、大人が(子供向けであるにしろ)納得するつくりじゃないとイヤってのはあると思いますけどね。で、これもちまたの評論家とかの悪評を見て迷ったんだけど、結果的には観てよかったあ、と。ぼくは精神年齢が幼いのですね(笑)。
wagasiさん [映画館(邦画)] 7点(2008-08-17 13:11:22)
60.《ネタバレ》 ポニョが人間になれるかどうかがオチだと思ってたので、早々にCMで人間姿がバレててふいた。魚の時も魚に見えない…そして、ポニョは確かにかわいい、しかし…私は苛立ちと恐怖のほうがそれを上回ってしまいました。そーすけんとこきたー!そーすけー!ポニョきたよー!そーすけー!きたよー!きたよー!きたよーーーーーー!! きっと逃げられない。
えむぁっ。さん [映画館(邦画)] 7点(2008-08-17 02:30:44)(笑:2票)
59.純真無垢さを失ってしまったおじさんにとってはこの一言に尽きる。「ポニョがかわいいだけじゃないか・・・。」このような宮崎アニメをみても、宮崎駿の意図を感じることが全くできなくなってしまった。子供がみたら違うのだろうか・・・。
あるまーぬさん [映画館(邦画)] 5点(2008-08-17 01:11:17)
58.《ネタバレ》 実は映画館でジブリの作品を鑑賞したのは初めて。観に行ってよかった、素晴らしい映画だと思う。絵本みたいなかわいい絵の中で絵本みたいな分かりやすいストーリー。暗喩やメタファーがあるみたいな感じかもしれないけど、なんにも疑わずに、素直に楽しめればそれでいいんじゃないかな。生まれてくる、生きているって、やっぱりいいことだなって思った。ぼくもスキ、ポニョ。
サムサッカー・サムさん [映画館(邦画)] 8点(2008-08-16 21:57:54)(良:1票)
57.《ネタバレ》 主題歌が全ての作品。しかも、作品内ではフルで歌わないのが致命傷。ラストの静止画のような終わり方はしっくり来なかった。序盤ではつっこみ所が多くて面白いのかなと思ったが、だらだらと流れていくテンポに飽きてくる。父と母の関係もさっぱりだし、父がなぜ人間から変化したのかも謎。あまりに説明不足とつっこみ所の多さで受け付けなかったです。それ以前に子供向けの映画なんで自分には無理でした。ジブリと主題歌のコンボがなければそれほど流行らなかったのでは??余談ですがなぜか予告のたまごっちの映画が無性に見たくなりました(笑)
マーク・ハントさん [映画館(邦画)] 4点(2008-08-16 21:35:57)
56.話としては面白くない、映像としては見る価値がある。
こんな印象の映画でした。

これは宮崎駿に求める物が、ラピュタの冒険心であり
もののけ姫のスペクタルである為だと思います。
現在の日本の長編アニメーションにおいて、エンターティメント性の高い映画を
うまくまとめれる人が少ない為、宮崎駿監督にはより一層ソレを期待してしまいます。

ただ、過去の作品の焼きまわしを作られても、面白くない。
ですが、千と千尋あたりから今までのわかり易い起承転結の流れから
どうも宮崎駿監督の独特の、キャラクターの心情に特化した物語展開みたいな物を
感じていたので、それがどういう方向に進むか期待していました。

ところが、今回はそういった話の展開の整合性とかよりも
映像表現として新しい試みに挑戦したかったという印象で
誰からも支持される脚本を書く宮崎駿監督というよりは、アニメーターとして
今までとは違った表現がしてぇんだ!っという職人宮崎駿の方を強く感じました。

つまり、僕の期待していた方向とは別方向で進んだ宮崎駿監督の作品を
今までの映画の脚本や、一般的な起承転結の尺度でしか測れない僕には
話的な面白さを、どうしようと思ったのか?が理解できず
面白くない、という結論に至ってしまいました。

が、どうもそんなにすんなり終わらせてしまっていい映画でない気がする
ハリウッドにはないオリジナルな映画である事は確かだと思います。
六爺さん [映画館(邦画)] 7点(2008-08-16 01:04:38)
55.《ネタバレ》 宮崎駿のファンとして非常に悲しいですが素直な感想。
面白く無かったです。
宮崎駿がこれを胸を張って完成作品だ、というのなら、氏にはもう映画をまとめ上げることが出来ないとしか思えない。少なくとも、こんな未完成の作品を以前の宮崎駿は絶対に作らなかった。
まず声優さん。登場人物の誰も彼もが棒読みでどっちらけ。
声優さんは声の演技でご飯食べている人で発声も表現力もバリエーションも全然違うのに、何故プロに仕事させないの!?
次に脚本がめちゃくちゃでした。
「千と千尋の神隠し」より前の宮崎作品では、難しい言葉や専門用語もたくさんあったけれども、最後まで見たらナゾや疑問はパズルがはまる様に気持ちよく解けていました。
起きる展開は全てストーリーに必要なことであり、観客は単純にドキドキわくわくしていればよかった。
ポニョでは説明が無いというより説明する姿勢すら感じられなかった。
これはファンタジーなのだから何でもアリでいいのです、と言うのはあまりにお粗末。
ハウルのときと同じく
これは未完成のアイデアメモの脚本としか思えない。
どこが見せ場?
だらだらと続く場面場面は宮崎駿の『動き』の面白さを捉える上手さでごまかされているものの、沢山のアイデアから絞って絞って残されたものとは思えない。
これはテレビではなく映画作品。
中途半端にまとめる位なら公開を遅らせてでも練って欲しい。
フジモトは何をしようとしていたのか?
台詞だけで手抜きをするにはあまりにも重大なこと過ぎる。
ポニョの母親は何なのか?
ハウルの星の子の様に世界観をぶち壊す女神像、不可解な行動。
船が集まったり月が近づいたり、伏線もなく全て唐突。
ソウスケが母の元へ向かい、ポニョを認めればいいという試練は
説明不足で釈然としないしカタルシスを感じない。
ハウルが老いたみたいなフジモト、
トトロのサツキみたいなリサ捜索、
千尋の両親判定みたいなポニョの試練、
美味しそうにハムを食べるポニョの様な『らしさ』ではなく、なんか過去作品の似た場面にも妙に冷めてしまう。
宮崎駿が大好きだから本当に残念……あぁ、絶賛したかった。
でももう二回と見ようとも思えない。
kiryuさん [映画館(邦画)] 5点(2008-08-16 00:05:06)(良:1票)
54.《ネタバレ》 素敵な映画でした。「アニメーション」とは、生命のない動かないものに命を与えて
動かすことを意味する言葉だそうだけれど、まさにその真髄を見た気がしました。
動いている!とにかく髪の毛の先まで動いている。
特に再会のシーンでポニョがぎゅーっと抱きつくところが、
あまりにもぎゅぎゅーーーっとしていて胸が熱くなりました。
一見世界が普通の日本のどこかのようなので、非現実的なことが起こると
ややとまどってしまいますが、「ここは日本のようだけど、違う世界、
パラレルワールドのどこかの世界なんだ」と一度納得してしまうと、
昔、御伽噺を自然に受入れていたのと同じ感覚で素直に観れました。
雨が降って海になってしまうのは「千と千尋」と同じですね。
「雨が降れば海くらいできるよー」って言っていたあの感覚と同じ。
水がひけば、海の中で揺れていた干したままの洗濯物はそのままの姿でぱりっと乾いて、
何事も無かったかのようにすべてはもとどおりになるに違いない世界。
水の上をおもちゃの船で航海するところは本当に気持ちが良かった。
昔読んだ、「エルマーのぼうけん」とか思い出しました。
そしてやっぱり食べ物が抜群においしそう!あなたは見ましたか?
2枚のハムの間からじんわわ・・・としみだしてくるラーメンの汁を・・・♪
好きです。何回も観たい。
ミツバチさん [映画館(邦画)] 8点(2008-08-15 12:43:06)(良:1票)
53.映像が綺麗、ポニョがかわいい!この2点につきます。
美しい映像とポニョのかわいさに癒されたので十分楽しめましたが、それぞれのエピソードが最終的にどうなったのか、どういう意味があったのか、、など、宙ぶらりんのままなものがあり、「あれ?これはどうなったの?」や「このエピソードは何のためだったのかな?」など思ってしまう場面が多々ありました。
単に私の理解不足なのかもしれませんが、きちんとしたストーリー性を求められる方は不満を持たれるかもしれません。
ストーリーを深追いせず、ふわふわした童話の雰囲気に癒されたい方にはおすすめです。
abbeyさん [映画館(邦画)] 6点(2008-08-15 05:40:03)
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【点数情報】

Review人数 252人
平均点数 6.08点
020.79%
131.19%
231.19%
3249.52%
4197.54%
55120.24%
63815.08%
74618.25%
83614.29%
9197.54%
10114.37%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.48点 Review35人
2 ストーリー評価 4.83点 Review49人
3 鑑賞後の後味 6.04点 Review47人
4 音楽評価 6.76点 Review50人
5 感泣評価 4.57点 Review40人
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