パラドクスのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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パラドクス

[パラドクス]
(El Incidente)
2016年メキシコ上映時間:101分
平均点:6.50 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
公開開始日(2016-01-12)
ホラーサスペンスSF
新規登録(2016-07-01)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2023-03-08)【タコ太(ぺいぺい)】さん
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監督イサーク・エスバン
キャストラウル・メンデス(男優)マルコ
脚本イサーク・エスバン
制作イサーク・エスバン
あらすじ
9階と1階が繋がっているビルの非常階段。一本道なのにいつの間にか元居た場所に戻ってしまう道路。不条理な空間に閉じ込められた2組に共通する奇妙な符合。果たしてこの不思議空間の秘密とは?!驚愕の結末にどうぞ震えてください。なおDVDパッケージのシーンは本編には存在しません。でも技ありです。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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【クチコミ・感想】

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1
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8.こんなケッタイなループ物は見たことがないですね。
まぁ年に1回くらいはこんな映画を見るもの良いかもしれない。
この監督は変な奴である事は間違いないと思う。
ぴのづかさん [インターネット(吹替)] 6点(2023-08-11 09:55:11)
7.《ネタバレ》 あれ、なぜか意外と評価が高いんだけど…なぜだ…

開始25分ほどの子供時代のエピソードでトランプが出てきた時点(車に乗る前)でもうだいたいのネタバレはしちゃうし、でネタバレしてから工夫も目新しさもない内容を延々と見せられたあげく最後までみても「結局それで?」としか思えないし…
ループするのはわかってるけど、それがなんなん?としか思えない時点でただ不条理な長くてたるいだけのダメ映画にしか思えません。

誤解がないように言っておきますが、なんでも理由が説明されないとダメって事じゃないですよ。
理由はわからないけど面白い映画はこの世にゴマンとあります(たとえば初代CUBEとかね)
でも、この映画の内容だと、そこがわからないとダメで、これだとただの投げっぱなしジャーマン。
製作者がなんとなく気分でやりたい事をやってみました、ってだけで終わってると思うんですが。

なぜ評価がそこそこ高いんだ…わからない…
あばれて万歳さん [インターネット(字幕)] 4点(2023-03-31 21:06:36)
6.《ネタバレ》 難解ですね。作り手が予め抱いていたひとつながりのイメージに肉付けしていった感じ。

ラスト近くで一気に種明かしをするわけですけれど、一種の運命論なのか?それとも変種のパラレルワールド論なのか?正直今もって見出せません。

非常階段の9フロア行ったり来たりや田舎道行ったり来たりという小さなループが、35年間というもう少し大きなループに包含され、更には一人の、と言うより人間誰しものと言った方が良いのかも知れませんが、若い頃の幸福が年とともに不幸へと遷移していく流れへと繋がっていく?この監督さんの脳内イメージには置いてけぼりにされてしまいそうです。

正気と狂気の境界を行ったり来たりの難解なループ。この監督さんの次なる作品「ダークレイン」も併せて観ることをお勧めします。イカレタ世界観にハマるかどうかはアナタ次第。私は今のところ片足ハマって藻掻いてます。なので今のところ6点献上に止まります。
タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(字幕)] 6点(2023-03-05 23:52:09)
5.《ネタバレ》 人生コレ、所詮は同じことの繰り返し、ってか? んなコトは今さら言われなくても、なあ。
不条理モノ、です。「無限に続く階段」など、登場人物がある空間に綴じ込められてしまう。というエピソードが連鎖して、どうもその小ループがさらに大きなループの一部をなしている、というカスケード構造。
この作品、そのアイデア一発勝負みたいなところがあって、これぞというような、惹きつけられるシーンが無い。ので、ちょっとツラい。
時系列を弄るのは、そりゃ作り手側は編集でどうにでもできるからいいけど、それを見てただ謎解きさせられるのは、たまったもんじゃない。やはり、「それでも惹きつけられる」ためには、見せ方の工夫があってこそ、だと思うんですけどねえ。
ループに閉じ込められた衝撃を、どう見せるか。どう感じさせるか。年月の経過を表現するのに、ゴミの山だの伸びたヒゲだの、それ以外に工夫はないのか、等。
いや、テーマは悪くないと思うんですけど。とにかく、それをどう見せるか。エピソードを減らしてでも、もう少し丁寧な「コワさ」が欲しかったかな、と。
鱗歌さん [インターネット(字幕)] 5点(2022-03-12 10:36:39)(良:1票)
4.《ネタバレ》 ええ~っ。これは難解だけれど、なんか結構面白いのをみせられたような気がするぞ。これはつまり、我々のこのみずみずしい世界を支えているのは、彼らの無間地獄というようなお話だったのでしょうか?通常営業の世界から見たら、彼らの世界はincident(ささいな出来事)に過ぎないけれど。この解釈、全然自信がありませんが、しかし。DVDジャケのようなシーンは一つもなかったと一応言っときます。【追記】ローグさん、わかりやすい説明、ありがとうございました。それと知って、+1点。視聴後第一感の感想を全部消したくなりましたが、恥ずかしいけど残しておくことにします。
なたねさん [DVD(字幕)] 8点(2019-07-05 21:56:46)
3.《ネタバレ》 到底説明できない理不尽な状況に追い込まれた二組の人々。9階から下っていったはずなのにいつの間にかまた元の9階へと戻ってしまう階段に閉じ込められた男たち。車で海への一本道を走っていたはずなのに気付いたらまた元の場所へと戻ってしまう家族。踊り場に置いてある一台の自動販売機や、道の途中に建っていた一軒の無人のコンビニから無限に食料が供給されるのだが、どこをどう探しても出口だけは見つからない。一見全く繋がりのなさそうなそんな二つの物語。驚くべきことに、彼らはそんな理不尽な空間で35年もの長い月日を過ごすことになるのだった。いったいここは何処なのか?彼らは何故、そんな不条理な事態へと陥ってしまったのか?そして、最後に明かされる驚愕の真実とは?そんなアイデア勝負のシュチュエーション・スリラーなのですが、これがなかなかよく出来ていてけっこう面白かったです!これまで似たような設定のB級スリラーは幾つも観てきたのですが、まさかこんな状況で35年も登場人物を閉じ込めてしまうとは。汚物やゴミでひたすら汚れてしまった階段で35年も過ごすなんて絶対いや(笑)。もう一つの物語で、頭のおかしくなった夫婦がただ惰性でカー・セックスするシーンだとか、全体的に変なユーモアが漂ってるのもいいですね。そして最後のオチも力技ながら、なかなかしてやられちゃいました。あの花嫁の物語もじっくり観たかったです。うん、けっこう面白かった!7点!!
かたゆきさん [DVD(字幕)] 7点(2018-02-07 23:15:58)
2.《ネタバレ》 予備知識の全くない状態で見ましたが、久しぶりに10点をつけたくなる映画でした。
ループ物としては、プリデスティネーションに近いですが、この映画の方が斬新です。

一度見ただけでは、理解するのが困難ですが、繰り返してみる程、良くできている所が垣間見えます。


時系列から考えないと、いつまでも理解が難しい作品ですが、

スタート
①電車内での35年ループ:指導員

↓ループ発生条件(不明)

②イカダでの35年ループ:指導員
            :ルーベン
            :クアン(生贄:友だち)

↓ループ発生条件(ルーベンが車に乗る、指導員の死)


③路上での35年ループ :ロベルト(=ルーベン)
            :ダニエル(子供:兄)
            :カミーラ(生贄:妹)

↓ループ発生条件(ダニエルがパトカーに乗る、ロベルトの死)


④階段での35年ループ :ダニエル(刑事)
            :オリバー(弟)
            :カルロス(生贄:兄)

↓ループ発生条件(オリバーがエレベーターに乗る、ダニエルの死)


⑤ホテルでの35年ループ:カール(=オリバー)
            :花嫁
            :花婿(生贄)

↓ループ発生条件(不明)

⑥冒頭のエスカレーターの老婆の花嫁シーン

となると思います。

時系列を理解して見直すとさらに楽しめる作品になっています。

10点をつけたかったのですが、ジャケットと内容が全くリンクしていないので-1点でした。
(ジャケットにひかれて見始めたのですが^^;
ローグさん [DVD(吹替)] 9点(2016-11-26 11:50:18)
1.《ネタバレ》 (ネタバレありますので未見の方はご注意ください。些細な情報もシャットアウトして観る方が絶対におススメ。予告編も観ちゃダメです……)閉鎖空間に閉じ込められ、出られなくなる主人公。既視感のあるソリッドシチュエーションスリラーで、日本でいえば『世にも奇妙な物語』にありそうな一編。この手のお話は、状況設定の奇抜さがセールスポイントで、“オチ無し”が結構当たり前。その点、本作は腑に落ちる結末を用意してくれた分、良心的かと。劇中で現象の解説は為されているものの、解釈の幅はありそう。ということで私なりの理解を述べたいと思います。 この不思議空間の法則は終盤2人の老人の口から語られる通り、前半35年、後半35年の2部制が採用されています。閉じ込められる空間は全く異なりますが、イベントやルールは同じ。爆発音、人の死、役割演技、死の間際での気づきとバトンタッチ、サバイバル要素なし……。「閉じ込められた世界での肉体的・精神的状況は現実世界でも反映される」「閉じ込められた私たちは本物の自分たちのために酷使される」、それに「この世界には自分のほかにもう一人」。これらの状況から推測される「不思議空間」の真相は「自我の世界」ではないかということ。相方はさしずめ“超自我”さんでしょうか。少々自我の確立時期が遅い気もしますが、みなさん大器晩成タイプなのでしょう。若者時代の前半35年は幸せだが、年配者は過去に囚われて生きるので後半35年はキツイという理屈には異を唱えたいものの、本作で提示されたサンプルは最終的に皆現実世界で「自殺」を選択しているため、「うまく自我をコントロール出来ない人生は地獄ですよ」という事かもしれません。私もまさしく人生の後半戦に入ったところ。肉体的にも精神的にもグッドシェイプして“健康に”乗り切りたいものです。
目隠シストさん [DVD(吹替)] 7点(2016-10-15 19:24:03)
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 6.50点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4112.50%
5112.50%
6225.00%
7225.00%
8112.50%
9112.50%
1000.00%

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