ヘイトフル・エイトのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ヘイトフル・エイト

[ヘイトフルエイト]
The Hateful Eight
2015年【米】 上映時間:168分
平均点:6.48 / 10(Review 64人) (点数分布表示)
公開開始日(2016-02-27)
サスペンスウエスタン犯罪ものミステリーバイオレンス
新規登録(2016-01-03)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2018-03-20)【TOSHI】さん
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監督クエンティン・タランティーノ
キャストサミュエル・L・ジャクソン(男優)マーキス・ウォーレン
カート・ラッセル(男優)ジョン・ルース
ジェニファー・ジェイソン・リー(女優)デイジー・ドメルグ
ウォルトン・ゴギンズ(男優)クリス・マニックス
デミアン・ビチル(男優)ボブ
ティム・ロス(男優)オズワルド・モブレー
マイケル・マドセン〔男優〕(男優)ジョー・ゲージ
ブルース・ダーン(男優)サンディ・スミザーズ
ゾーイ・ベル(女優)6頭馬のジュディ
チャニング・テイタム(男優)ジョディ
クエンティン・タランティーノナレータ―(ノンクレジット)
大塚明夫マーキス・ウォーレン(日本語吹き替え版)
菅生隆之ジョン・ルース(日本語吹き替え版)
後藤敦クリス・マニックス(日本語吹き替え版)
楠見尚己ボブ(日本語吹き替え版)
宮内敦士ジョー・ゲージ(日本語吹き替え版)
勝部演之サンディ・スミザーズ(日本語吹き替え版)
脚本クエンティン・タランティーノ
音楽エンニオ・モリコーネ
撮影ロバート・リチャードソン〔撮影〕
製作リチャード・N・グラッドスタイン
ステイシー・シェア
製作総指揮ボブ・ワインスタイン
ハーヴェイ・ワインスタイン
ジョージア・カカンデス
配給ギャガ
美術種田陽平プロダクションデザイン
字幕翻訳松浦美奈
あらすじ
南北戦争から数年後、ワイオミング州の雪山。賞金首の遺体をレッドロックへ運搬中のマーキス・ウォーレン(サミュエル・L・ジャクソン)は馬が死んで立ち往生していたが、同じ賞金稼ぎのジョン・ルース(カート・ラッセル)の駅馬車に乗せてもらう。ルースは賞金首のデイジー・ドメルグ(ジェニファー・ジェイソン・リー)を護送中で、一行に自称保安官のクリス・マニックス(ウォルトン・ゴギンズ)が加わる。まもなく猛吹雪が来たためミニー(ダナ・グリア)の紳士洋服店でやり過ごすことにするが、そこには4人の先客がいた。
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24.レザボアドックスのようなものを期待してたけど
ごく普通の映画だった。
miumichimiaさん [DVD(字幕)] 6点(2016-10-29 23:31:06)
23.《ネタバレ》 う~ん、面白い!ファッキングな展開の面白い映画を勉強したかったら、タランティーノの映画だけを観ておけばよい。でもそうしたら、女性が描けなくなるだろうな・・。タラちゃんの「イングロリアス」が好きだったのは、出てくる女性に好感持てたから。「ヘイトフル」はまた元に戻っちゃった。面白い!確かに面白い!でも、それだけじゃあなぁ。映画好きなタラちゃんには、銀幕の美女たちはどう映っていたのだろうか?多感な青年がタランティーノの映画にはまったら、苦労しそう・・。僕らの頃の「時計じかけのオレンジ」にも似た、甘美な映画の味がするもんなぁ。知能指数が高いほど、はまりそうな魅力があるような感じです。
トントさん [DVD(字幕)] 7点(2016-10-17 01:13:35)
22.「髑髏島の惨劇」(マイケル・スレイド著)という小説を読んだ事がある。残虐描写が売りのサイコスリラー作家が書いた本格推理小説として一時期話題になったもの。 絶海の孤島にある豪邸に招かれた一癖も二癖もある登場人物達が、一人、また一人と殺されていく…。殺され方たるや、今時のミステリーには滅多に登場しない徹底した機械トリックで、これでもかという残虐な方法。(暖炉の上にある骸骨の置物が時計仕掛けで弓矢を放ったり、便器がいきなり真空になって内臓が吸い出されたり、一歩踏み出す毎に刃が飛び出す階段駆け下りて足先から頭まで順番に輪切りにされたり…。) でも最後の一人になるまで犯人は分からない。

…てっきりそういう話かと思って見てたら、ミステリーでもなんでもない単なる「密室劇=室内劇」(※「密室殺人」とかそういう類ではない。)
たっぷりお金かけて劣化した「レザボア・ドッグス」って感じ。
こういうのが好きな人はいいけど、日本での宣伝の仕方はJAROものの虚偽宣伝では。
番茶さん [DVD(字幕)] 5点(2016-10-04 22:20:27)(良:1票)
21.《ネタバレ》 観る前、なんかえらく上映時間が長いなって思ってました。とにかくキャラの濃い出演者のやり取りが続いて、ちょっとダレテきたあたりで新たな展開。一瞬オッと思って惹きつけられましたがそれからはなんか必要以上にぐろいシーン。エンディングでのリンカーンの手紙を読むシーンも微妙な感じでした。
珈琲時間さん [DVD(字幕)] 6点(2016-10-04 08:15:53)
20.《ネタバレ》 わざとなんだろうけど前半が退屈すぎる。
何も起こらないまま90分もダラダラダラダラと・・・。
そこからちょっと面白くなってくるけどもう遅すぎるよ。
床下の1人は説明無しで急に出てきててズルいし。
これをミステリーとは言わないのでは。期待しすぎた。
虎王さん [DVD(字幕)] 5点(2016-09-13 16:52:21)
19.映画ファンのために撮影から鑑賞状況までもこだわったらしい。このこだわり具合には敬服します。それゆえに、今作の作りも至れり尽くせりのサービス満載。まるで食事をできるだけ長く豪勢に楽しんでもらおうと工夫された高級フランス料理のような作りだ。最後に凝縮された濃厚なメインメニューのバイオレンス、メインに行くまでゆっくりとテンションを上げて楽しめるオードブル的な長いタメ。高級フランス料理が、食べる場所の雰囲気や食器なども楽しむ者のテンションを上げる重要な要素になっているのと同じで、この映画を観る状況も大切、家で観てしまっている僕は、料理をタッパーにつめて家にお持ち帰りして食べるよもうので、この映画を本当に堪能できる状態ではないのかもしれない。だから、僕の三流以下の舌で味わった感想だけをのべるなら、とにかく、タメは長く感じたし、少々、退屈にも感じた。家で手軽に食べちゃってるんだから、しょーがない。ただ、それによって舞台背景は十分理解できたので、最後のメインはかなり楽しめた。テンションもあがった。ちなみにバイオレンスに興味がなければ、メインは恐らく、舌にはあわないかと思います。
なにわ君さん [DVD(字幕)] 7点(2016-09-10 09:41:30)
18.宣伝文句の「タランティーノが仕掛ける密室ミステリー」に期待したけれど、ミステリーなんてほとんどないやん!いつものバイオレンスやん!てかレザボアドックス!?て観終わって最初に浮かんださ~www つまんないわけじゃないんだけど、これといってタランティーノの新たな代表作の誕生!てわけでもないのが残念だった。総じてお決まりのタランティーノ映画でした。
Dream kerokeroさん [DVD(字幕)] 5点(2016-09-04 18:19:38)
17.”映画を見た”って気になれる一本でした。
過激・グロ映像がキツイところはあるけど、最後まで楽しめました。
タランティーノらしい魅力的な物語でした。
fujicccooさん [映画館(字幕)] 7点(2016-07-20 09:19:33)
16.《ネタバレ》 ○タランティーノらしいといえばらしいがそれまでかな。もちろん面白かったが。○チャニング・テイタムのクレジットを最初に出したのは失敗だったな。
TOSHIさん [映画館(字幕)] 7点(2016-05-08 21:59:01)(良:1票)
15.いつものタランティーノ映画。
山小屋に集いし8人の荒くれ共。こいつらのキャラクター設定を聞いただけでこの後に待ち受ける展開が地獄しか思い浮かばない。
閉鎖された空間で、いつバイオレンスがおっ始まるのかというドキドキ感。貯めに貯めて、焦らして焦らして、ちょっと油断した所でドッカーンというお得意の演出にはわかっていても唸らされる。これぞタランティーノ映画の醍醐味だ。キャストも皆ハマりまっくているし、セットの美術も素晴らしい。
ヴレアさん [映画館(字幕)] 8点(2016-04-12 08:26:34)
14.《ネタバレ》  ウルトラパナビジョン70撮影って言ったって、日本にゃ対応した上映環境が存在してないので、その効果を堪能する事なんてできやしません。シネスコサイズのスクリーンの上下に更に黒が入った超横長デジタル上映を眺めるしかない状態。左右カットして無理矢理シネスコサイズにしなかっただけでもマシですが。
 だけどデジタル変換されてもとても美しい70mm撮影。映ってるモノは美しいとは言い難いモノがいっぱいでしたが・・・

 どうせまたお得意のギトギトネトネトグチョグチョなんでしょ?って思ったらその通りで。タランティーノ映画の脂っこさったら胸焼けレベル。っていうか、なんかいい加減マンネリになってきてないですかねぇ。あのチャプターで区切った時系列を崩した構成、タランティーノ組とも言えるお馴染みの面々、長い会話シーン、血まみれ肉片まみれな爆発的暴力。
 ミステリーとしての面白さみたいなのがあるのかと思ったのですが、床下に一人隠れてました、なんてそりゃミステリーとして成立してないじゃん、って状態で。
 キャラ一人一人は面白いんですけれど、それだけ。わざと安っぽいキャラ造形で、この映画のためだけに生まれて、そして死んでゆくだけの存在。

 ロクでもない連中が閉ざされた空間で殺し合いって物語に2時間48分。それだけの時間を消費してまで見る価値がある映画なのか?っていうと、トシとって最近はお金よりも時間がもったいないって感じるようになってる私には甚だ疑問なのでした。今年に入って2時間半超の映画は『ヘイトフル・エイト』『バットマンVSスーパーマン』『レヴェナント』『リップヴァンウィンクルの花嫁』と見ていますが、時間的価値を感じたのって『リップ~』だけでしたねぇ。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 6点(2016-04-07 23:15:19)
13.《ネタバレ》 レザボアドッグスと同じやんか!!新しい要素が何一つない。本来なら嬉しいはずのタランティーノ「らしさ」が、行き過ぎて、全て自己模倣になってしまっている。残念、悲しい。
わんたんさん [映画館(字幕)] 3点(2016-03-21 22:10:33)(良:1票)
12.まず、クエンティン・タランティーノの相変わらずの映画オタクぶりに、ある種の安堵感を覚えた。
もはや、キャリア的にも、名声的にも、業界を代表する“大御所”として立振舞っても然るべきはずだが、この人は相変わらず馬鹿だ。文字通りの映画馬鹿だ。
どうか、そのキャリアの終着点まで、変わらずこのスタイルを貫き通してほしいものだと思う。

バイオレントな作品群の中でも屈指とも言えるほど、今作も当然のように暴力的で、ブラックユーモアに溢れ、全編通して“血みどろ”である。
ただ、そんな血みどろの中においても、明確なメッセージ性が存在していたと思う。

この嘘つきの悪人ばかりが雁首突き合わせて殺し合う映画は、現代のアメリカ社会の縮図のように見えた。
前作「ジャンゴ 繋がれざる者」でタランティーノは、米国史における紛れも無い「闇」である奴隷制度の憎しみと苦しみを“怒り”というカタルシスで爆発させてみせた。
続く今作も、時代的背景を捉えれば、前作と同様のモチーフのようにも見える。
しかし、この最新作でタランティーノが描き出したかったことは、150年前の奴隷制度時代から今なお根続きで蔓延している差別意識だと思えた。

相変わらず胸クソ悪い事件や戦争ばかりが起こるこの胸クソ悪い社会に対して、特製の胸クソ悪い映画をお見舞いしてやろうという、クエンティン・タランティーノのあの悪戯な笑みが目に浮かぶ。

出張先の新宿での深夜にこの映画を観た。日中の徒労感による鑑賞前の眠気は、3時間超の長尺にも関わらず稀代の映画オタクによる強烈な一撃によって吹き飛ばされた‥‥いや、「八撃」か。
鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 8点(2016-03-19 13:54:46)
11.《ネタバレ》 長い間タランティーノは食わず嫌いでしたが、長時間の鑑賞にも拘らず舞台劇のようでとても楽しかったです。皆怪しくてオチも良かったです。保安官が若いせいもあり本当に保安官なのか信用できずモヤモヤ進行していき、彼が最後に頑張って解決するさまは男も上がってお見事でした。山小屋のセットも良かったです。劇場の座席ナンバーは当然【H-8】ですよね。
DAIMETALさん [映画館(字幕)] 9点(2016-03-17 00:49:50)
10.タランティーノファン向けの映画。
万人に受けるとは決して言いがたいが、クセになるタランティーノ

オープニングのクレジット文字からニヤニヤ、会話が長くてニヤニヤ、賞金首の女をボコってニヤニヤ・・だが、
なんだかこれは長すぎるぞ、布石っぽいものをいっぱい見せて、注視する位置にピントが合う演出に違和感を覚えながら
バランスが悪いなと思い始めたころ。(それでも2時間程度は経ってる)

2人が、ど派手に血を吐くあたりから急加速。このシーンも毒では絶命までの時間がもたないんじゃないかと思ってたら
大量吐血で即死って、凄く面白い演出。そこからは徹底したバイオレンス。

この映画はミステリーではなく、ガマン大会、辛抱すればラストが爽快になる、猛暑の労働のあとのビールのようなもの。

それにしても最近のタランティーノは映画がシンプルになってきた、少し昔に戻った方が良いのでは。
あとはモンティ・パイソンのように上手い吹き替えで観ないと、真意が伝わってないんじゃないか感が漂う
DVD出たら吹き替えでまた観るぞ。
カーヴさん [映画館(字幕)] 6点(2016-03-11 09:22:24)
9.《ネタバレ》 面白かった。やはりこの人の作品は独特な時間の流れ方をする。最近見た映画の中では一番上映時間が長い作品だったが、長さを感じさせない。

上映開始後2時間くらい大した動きが無く、ほぼ会話のみで進んで行く。普通なら冗長になりそうだが、流石にこの辺りは監督お得意の手腕だろう。ひたすら伏線を張って行く会話の中、緊張感は保たれたままだ。

ドラマが大きく動き始めるのは映画が始まって2時間くらい経ってから。そこからは突発的なバイオレンスや時系列の倒錯など正にタランティーノ節全開となり、加速度的に面白くなって行った。前半で張った伏線も気持ちよく回収されて行く。

思えば、hateful eight というタイトルからして上手なミスディレクションになっている。
また、イングロリアス バスターズで出てきたあの台詞が飛び出したり、ゾーイ・ベルがニュージーランド出身...なんて会話するのもファンにとっては嬉しい所。

会話メイン、密室群像劇、という事で、やはり初期のレザボアドッグスを想起させる所もあるが、それだけでなく過去のタランティーノ作品の様々な要素を併せ持った集大成のような作品ではないか。

オスカーを受賞したエンニオ・モリコーネのスコアも素晴らしい。
rain on meさん [映画館(字幕)] 8点(2016-03-10 22:32:43)(良:1票)
8.タランティーノの映画は好きですが、今作はちょっと退屈でした。映像とサウンド、そして濃すぎるキャストは十分堪能できます。しかし、キャラ設定とセリフがしっくりこない。ミステリ仕立てになっているのが原因でしょうか。これまでの作品のような、「このキャラだからこのセリフ」という明確さが伝わらないため、おもしろさに直結してこないんですよね。余談ですが、ティム・ロスはタランティーノ前2作のクリストフ・ヴァルツに似て見えました。
カワウソの聞耳さん [映画館(字幕)] 5点(2016-03-08 21:10:23)
7.途中だれた。南北戦争知ってたらもうちょっと楽しめたかな?
すたーちゃいるどさん [映画館(字幕)] 6点(2016-03-08 00:49:26)
6.《ネタバレ》 タランティーノ監督が最新作を出したということで早速鑑賞してきた。
何の前調べもせずに鑑賞したのが逆に良かったかも知れない。
もしタランティーノのファンならば、インターネットで書かれていることははあまり気にせず
そのまま映画館に足を運んでもらいたい。絶対に楽しめるはずだ。

この映画の内容は最終章の題目Black Man, White Hellが上手く表現していると感じた。
決して派手なアクションシーンはないのだが、一つ一つの暴力シーンは圧倒的で目を覆い隠したくなる程グロテスク。
全ての破壊行為が終了した後のミニーの店内は地獄そのもの。

作品名が示すように登場人物全員が可愛げのないくそったれ。
そんな中でも突き抜けてクレイジーだったウォーレン演じるサミュエルL.ジャクソンの演技には天晴。
この俳優はタランティーノ作品と特に相性がいいように感じる。

今回のヘイトフルエイトではタランティーノの処女作レザボア・ドッグスとコンセプトが少し似ていたり(ミステリー密室劇)、レザボアに出演しいた懐かしい俳優が久しぶりに再登場したりと、原点回帰(?)の意気込みが少し感じられたりした。
近年のタランティーノ監督作品の中では一番私好みの作品だった。
鈴木さん [映画館(字幕)] 9点(2016-03-05 00:13:10)
5.《ネタバレ》 タランティーノの誠実なところは勧善懲悪を徹底しているところだ。『遊星からの物体X』や『エクソシスト』へオマージュを捧げ、相変わらずのムダ話と清々しくなるような残虐描写で観客の心を掴んで離さない。配役の妙も評価したい。ティム・ロスとカート・ラッセルの起用はそれ自体に意味がある。意味するところは『レザボア・ドッグス』と『遊星からの物体X』と本作に共通する点が多いということだ。密室サスペンス。誰も信用出来ない。敵の姿が見えない。『物体X』の音楽を担当したエンリオ・モリコーネはマカロニ・ウエスタンとの橋渡しも果たしている。ただ単に俳優としての脂質のみでキャスティングしないところがタランティーノの映画らしくて好感が持てる。
で、物語はどうかというと、正直言って『デス・プルーフ in グラインドハウス』以降の作品中最も満足度が低かった。サミュエル・L・ジャクソンは底抜けにカッコ良い。過去最高のサミュエル・L・ジャクソンだと思う。しかし、ミニーの家にいた連中がいまいち活躍しないのが不満だった。せっかくいいキャラクターをしていたティム・ロスが活躍したのは序盤だけ。マイケル・マドセンは最初に脚本を渡された3人の俳優のうちの1人なのに影が薄かった。8人の重要人物のうち、輝いていたのはマーキス・ウォーレン(サミュエル・L・ジャクソン)、デイジー・ドメルグ(ジェニファー・ジェイソン・リー)、クリス・マニックス(ウォルトン・ゴギンズ)、ジョン・ルース(カート・ラッセル)の4人だけ。つまり、馬車に乗っていた4人だけだ。マーキス・ウォーレンが敵対する勢力に限ればドメルグだけ。ジェニファー・ジェイソン・リーの『エクソシスト』演技がギラギラとした輝きを放つ一方で、その他は影に隠れてしまった。『レザボア・ドッグス』とは異なり、彼らは敵のはず。もっと活躍の場が与えられても……これはない物ねだりだ。ただでさえ上演時間は3時間近い。彼らにも活躍の場が与えられるような事になれば、4時間を超える映画になっていただろう。私の結論は、8人は多すぎたということだ。タランティーノの8作目の映画という事実が『H8teful Eight』というタイトルロゴのポスターが製作されるほどゴリ押しされた結果なのか?タランティーノは10本映画を作ったら引退するとほのめかしている。そのことへの強い意識が8人の悪人を生み出したのなら、思い上がりではないかと思う。『8 1/2』みたいにタイトルどまりにすればよかったのだ。
不満はあるが、面白いことに変わりはない。もう1回くらいスクリーンで観たいと思えるほど魅力的な映画だ。ただ、『ジャンゴ』や『イングロリアス・バスターズ』のように手放しで絶賛できる映画ではなかった。
カニばさみさん [映画館(字幕)] 7点(2016-03-04 23:44:27)
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【点数情報】

Review人数 64人
平均点数 6.48点
000.00%
100.00%
200.00%
311.56%
411.56%
5710.94%
62335.94%
72335.94%
8710.94%
923.12%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review2人
2 ストーリー評価 6.33点 Review6人
3 鑑賞後の後味 6.66点 Review6人
4 音楽評価 6.80点 Review5人
5 感泣評価 6.50点 Review2人
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【アカデミー賞 情報】

2015年 88回
助演女優賞ジェニファー・ジェイソン・リー候補(ノミネート) 
撮影賞ロバート・リチャードソン〔撮影〕候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)エンニオ・モリコーネ受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2015年 73回
助演女優賞ジェニファー・ジェイソン・リー候補(ノミネート) 
脚本賞クエンティン・タランティーノ候補(ノミネート) 
作曲賞エンニオ・モリコーネ受賞 

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