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トランスフォーマー/最後の騎士王

[トランスフォーマーサイゴノキシオウ]
Transformers: The Last Knight
2017年上映時間:149分
平均点:4.71 / 10(Review 21人) (点数分布表示)
公開開始日(2017-08-04)
公開終了日(2017-12-13)
アクションSFアドベンチャーシリーズものTVの映画化漫画の映画化3D映画
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タイトル情報更新(2023-06-15)【イニシャルK】さん
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監督マイケル・ベイ
キャストマーク・ウォールバーグ(男優)ケイド・イェーガー
アンソニー・ホプキンス(男優)エドマンド・バートン
ジョシュ・デュアメル(男優)ウィリアム・レノックス
ローラ・ハドック(女優)ヴィヴィアン・ウェンブリー
イザベラ・モナー(女優)イザベラ
スタンリー・トゥッチ(男優)マーリン
グレン・モーシャワー(男優)モーシャワー将軍
ジョン・タトゥーロ(男優)シーモア・シモンズ
フランク・ウェルカーガルヴァトロン
ジョン・グッドマンハウンド
渡辺謙ドリフト
ジム・カーター[男優1948生]コグマン
スティーヴ・ブシェミデイトレーダー
オマール・シーホット・ロッド
ジョン・ディマジオクロスヘアーズ / ナイトロゼウス / オンスロート
土田大ケイド・イェーガー(日本語吹き替え版)
チョーシーモア・シモンズ(日本語吹き替え版)
玄田哲章オプティマス・プライム(日本語吹き替え版)
水内清光ドリフト(日本語吹き替え版)
手塚秀彰クロスヘアーズ(日本語吹き替え版)
楠見尚己ハウンド(日本語吹き替え版)
落合弘治ホィーリー(日本語吹き替え版)
中川翔子テッサ・イェーガー(日本語吹き替え版)
多田野曜平ホット・ロッド(日本語吹き替え版)
乃村健次オンスロート(日本語吹き替え版)
梅津秀行マーリン(日本語吹き替え版)
木下紗華創造主クインテッサ(日本語吹き替え版)
小原雅人バンブルビー(日本語吹き替え版)
原作アキヴァ・ゴールズマン(原案)
音楽スティーヴ・ジャブロンスキー
挿入曲LL・クール・J"Going Back To Cali"
M・C・ハマー"U Can't Touch This"
撮影ジョナサン・セラ
製作イアン・ブライス
ドン・マーフィ〔製作〕
パラマウント・ピクチャーズ
製作総指揮マイケル・ベイ
ブライアン・ゴールドナー
スティーヴン・スピルバーグ
マーク・ヴァーラディアン
制作東北新社(日本語吹き替え版)
配給東和ピクチャーズ
特撮ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
ムービング・ピクチャー・カンパニー(視覚効果)
編集デブラ・ニール=フィッシャー
マーク・サンガー〔編集・視覚効果〕
日本語翻訳岸田恵子
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1.《ネタバレ》 想像以上。想像以上に想像通り。いつものベイ映画である。
「トランスフォーマー」が劇場公開されてから今作で5作目、そして10周年。
ビーのディスアッセンブル変形や、見せ場のシチュエーションの増加などに、新たな試みや映像の進化が見て取れる。しかし映画的には進歩もクソもない、ベイ映画への予想の範疇を絶対に超えない仕上がりとなっている。

今作のモチーフは聖剣伝説。ガイ・リッチーがどれほど斬新な解釈でアーサー王を描こうとも、ベイの超絶解釈にはとても適うまい。前作で反TF企業の経営者を演じたスタンリー・トゥッチが、なぜか魔法使いマーリンを演じるという謎の転生キャスティングからヤル気満々。(そもそもレノックスやシモンズ、さらにはモーシャワーまでもがカムバック出演しているのに、なぜS・トゥッチはマーリンとして出演したのか…)

しかし、細かい事はどうでも良いんだよと言わんばかりに、最初から最後まで「ベイヘム=ベイ+メイヘム(騒乱)」の大量投下だ。
やたらと爆発、無駄に多いキャラ、スベり続けるギャグ、世界遺産はとりあえず破壊、急にミュージックビデオと化す戦闘シーン…などなど、全編に渡りクソ映画のDNAをこれでもかとぶち込んでくる。
その結果として、ストーリー上の山場すら満足に盛り上げられないという体たらくである。

本作の見どころとなる(はずだった)のはやはりオプティマスの裏切りだろう。
ネメシスプライムといえば、TFトイに親しみのあるファンにはおなじみのキャラであり、こういう登場のさせ方は面白いと思う。しかしそこからの展開がまずい。
ネメシスプライムに妨害された直後に戦って仲直りするなど、投げ槍もいいとこだ。
ダークサイド堕ちという新たな試みを、なぜ中盤の小さなイベントとしてまとめてしまったのか。
裏切ったオプティマスに敗北、誰もがオプティマスを敵と認識する、それでもオプティマスを信じるビーという鉄板展開を、なぜしっかり描けないのか。ビーの声を最大限に響かせるための工夫がもっともっと必要だろう。

そういう部分はおざなりにして、人間側のコメディパート(蛇足パート)に執拗に時間を割いてくるあたりは、さすがは低い水準で安心安定のベイ映画である。人間側には「家族」、TF側には「ホーム」というキーワードが出てくるが、どちらも中途半端に終わってしまった。
ともかくオプティマスの裏切りについては肩透かしもいいところだ。むしろ普通のオプティマスの方が凶悪だろう。今回も6連続クビチョンパまで披露し、顔面破壊大帝の面目躍如である。(オプティマスは過去作での残忍な言動と執拗な頭部破壊が、一部のファンの間で話題になっていた。例:「メタルのクズめ!!」「その顔を剥いでやる!!」など…)

今作は人間側の比重が多いのもまた一つの特徴か。いや、まぁ単に無駄キャラがわらわらと多いだけなのだが。
その影響かトランスフォーマー側の描写が少ないのが辛い。

前作から引き続き登場するオートボッツの面々もほとんど見せ場はない。クロスヘアーズが指を捻られたくらいしか記憶に残らないようでは駄目だろう。メガトロンが直々に編成した新生デイセプティコンの空気っぷりに至っては、もはやギャグの領域である。バーサーカーとは結局なんだったのか。(ちなみにバーサーカーは映画に先んじて、おもちゃが発売されていた)

変形シーンも少なめであり、オプティマスは変形こそあれど、その過程を見せることはない。トランスフォームとはこのシリーズの最大かつ基本のギミックであるため、この程度では物足りない印象を受ける。
個人的にはトランスフォーマーの変形やバトルをもっと観たかったというのが本音だ。続編に登場するユニクロンに期待したい(エンドクレジットのアレはユニクロンの角だろう)

しかしながら映像の迫力や質量はただただ凄まじい。
トランスフォーマー以外にも、やたら本格的なアーサー王の合戦シーンから、実際に作ったというストーンヘンジなどこだわり抜いた映像が盛りだくさんだ。

爆発に次ぐ爆発、これほどの大作を指揮できる者などベイの他にいないのもまた事実。200億円超えの製作費で紡ぎだされるベイヘム演出こそ、まさにベイの真骨頂にしてスタンダード。ストーリーはブレブレでも、映像への熱さに一片の迷いもない。
想像通りのベイ映画、それはベイ映画に対する期待を決して裏切らないということ、そして夏休みに相応しい超大作に仕上がっているということだ。

そんな、いつものポンコツ映画である。
サムサッカー・サムさん [映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2017-07-11 12:47:18)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 21人
平均点数 4.71点
014.76%
100.00%
200.00%
3523.81%
4419.05%
529.52%
6628.57%
729.52%
814.76%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 4.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review2人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 8.00点 Review1人
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