隠し砦の三悪人のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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隠し砦の三悪人

[カクシトリデノサンアクニン]
The Hidden Fortress
1958年上映時間:139分
平均点:7.48 / 10(Review 125人) (点数分布表示)
公開開始日(1958-12-28)
アクションサスペンスアドベンチャー時代劇モノクロ映画
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-12-19)【Olias】さん
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監督黒澤明
助監督野長瀬三摩地
坂野義光
キャスト三船敏郎(男優)真壁六郎太
上原美佐〔1937年生〕(女優)雪姫
千秋実(男優)太平
藤原釜足(男優)又七
藤田進(男優)田所兵衛
志村喬(男優)老将長倉和泉
三好栄子(女優)老女
土屋嘉男(男優)早川方の騎馬侍
加藤武(男優)血みどろの落武者
藤木悠(男優)峠の関所番卒
沢村いき雄(男優)博打の男
上田吉二郎(男優)人買いの親爺
佐田豊(男優)橋の関所番卒
大村千吉(男優)秋月の雑兵
小杉義男(男優)秋月の雑兵
佐藤允(男優)山名の足軽
千葉一郎(男優)足軽
堺左千夫(男優)六郎太に捕まえられる雑兵
谷晃(男優)六郎太に捕まえられる雑兵
中島春雄(男優)秋月の雑兵
中丸忠雄(男優)屈強な若者
緒方燐作(男優)屈強な若者
大友伸(男優)伝令の騎馬の武士
三井弘次(男優)山名の番卒
小川虎之助(男優)橋の関所奉行
広瀬正一(男優)山名の雑兵
高堂国典(男優)立て札の前の男
大橋史典(男優)馬を買う侍
田島義文(男優)
富田仲次郎(男優)
西條康彦(男優)山の若武者
久世竜(男優)
児玉清(男優)
中山豊(男優)山名の足軽
脚本菊島隆三
小国英雄
橋本忍
黒澤明
音楽佐藤勝
撮影山崎一雄
木村大作(撮影助手)
斎藤孝雄(撮影助手)
製作黒澤明
藤本真澄
配給東宝
特撮東宝技術部(特殊技術)
美術村木与四郎
江崎孝坪(美術監修)
録音下永尚(整音)
矢野口文雄
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105.敗軍の将とその世継ぎ姫が、農民二人を巻き込んで適中突破を謀る娯楽大作。
コメディーパートは農民役の二人が担っているが、基本的にはストーリー映画で、
アイデアは抜群にいいのだが、結構粗も多かったなというのが率直な感想。
雪姫は黒澤監督が一年がかりで見つけた役者さんらしく(ホントかいな)、
目力があって勝ち気なキャラにはぴったりなのだが、しゃべるとドラマが台無し。
他にも馬上での戦闘シーンはいいのだが、殺陣に迫力がなかったり、
火祭りや群衆のシーンは見応えたっぷりだが、古い子供向け特撮のような演出があり、
とちょっと首を捻るシーンがある。一番わからなかったのは、唐突に登場する敵方侍大将の存在。
主人公とは旧知のライバルらしいのだが、クライマックスのシーンはあれでいいんだろうか?
あまりにも安っぽい展開で、個人的にはそれまでの面白さが消し飛んでしまった。
普通のエンターテイメント作品として鑑賞すれば十分楽しめるだろうが、
この内容では時間もちょっと長過ぎる。プラスマイナス平均点といった印象の作品だった。
MAHITOさん [DVD(邦画)] 5点(2011-09-12 15:10:27)
104.《ネタバレ》 戦に敗れた領主の世継ぎの姫と侍大将と奇縁の百姓がお家再興をめざし、軍資金を運びながら、敵国突破を試みる。次々と襲いかかる危機、困難をいかに乗り越えるかが見どころ。冒険あり、宝探しあり、痛快アクションあり、美女あり、ユーモアあり、娯楽性に富む内容で観客を飽きさせない。この作品は黒澤明の”インディ・ジョーンズ”だ。◆脚本上の問題は、相手武将の「裏切り御免」に尽きる。本人達が知恵と勇気と能力を駆使して危機を脱出するところに妙味があるのに、ここの部分だけが”他力”になって
しまっている。物語の流れに逆らってしまっている。この場面がクライマックスなので尚更その印象が強い。また裏切りの理由が「家来の面前で、主君に面罵され、面相が変わるほど打擲されたため」では、重すぎる。ここだけ痛快時代劇の枠をはみ出している。鑑賞後、爽快感が薄いのはこのためだ。◆冗長な面もある。物語の発端となる2国間の合戦と落ち延びる姫の様子は描かれていない。その代わり二人の百姓が捕らわれ、強制労働させられ、暴動に乗じて脱出する様子が描かれる。どちらが重要かは論を待たない。後者はカット可能だ。百姓はあくまでサブ扱いすべき。百姓二人は黄金を持つと貪欲になり喧嘩をし、危機になると途端に仲直りする。そこに人間臭さがあり、ユーモアがあり、ラストのオチの伏線になっているが、何度も繰り返せばクドくなる。いくつかを削って尺を短縮すればより躍動感が出た。◆副物語は、姫の心の成長。これは良く描けていると思う。人身売買される娘を買って助ける場面は泣かせる。これは自分の身代わりになり打ち首になった娘の伏線があるからこそ効果が倍増するのだ。わがままから出た行為ではなく、他人を思いやる心が芽生えてきたからだ。娘を加えたことが敵の目をくらます原因に連なっており、このあたり絶妙である。又民と共に踊る火祭りのシーンは印象的。「人の命は 火と燃やせ 虫の命は 火に捨てよ思い思えば 闇の夜や浮世は夢よ ただ狂え」監督が観客に送るメッセージだ。◆山で大勢に囲まれ捕縛される場面。弾丸が倒木に当たり幹が跳ね、次の瞬間人物が飛び出てくる。これの繰り返しだが、フィルムが繋がっていないのが丸わかりというチープさ。明らかに手抜きである。上手の手から水が漏る。
よしのぶさん [DVD(字幕)] 8点(2011-07-24 09:20:33)(良:1票)
103.《ネタバレ》 映像に迫力あり。白黒もすばらしいって思える。
シナリオがいい。次々と起きる絶体絶命。そして意表をつく解決策。
笑いもスリルもエロスもあって、バランスもいい。
お姫様、迫力ありすぎ。でもかわいい。

良質の娯楽作品。
半世紀前の作品なのに、生き生きしてる。
古典名作。

ちなみに、見ていた時の俺。「ええーどうするんだよ」「おお、それはいい考えかも」「ちょ、だめじゃん」「あーーやばい、どうすんのよ」「あーこうするのね、なるほどなるほど」これの繰り返しだった。
ひであきさん [DVD(邦画)] 7点(2011-07-23 23:51:04)(良:1票)
102.《ネタバレ》 最初の方の、捕虜となって働かされていた兵たちが反乱を起こして城の階段を駆け下りていくシーンの迫力がハンパない。その後も、裏切り御免のシーンや、三船敏郎が馬上で刀を振りかざしながら駆け抜けていくシーンや、村人との火祭りのシーンなど名シーンが数々あり、黒澤作品の中でもとりわけ好きな作品。そして、あの上原美佐の気合が入った話し方が、時折、妙に恋しくなってまた見たくなる作品。
ashigaraさん [DVD(邦画)] 9点(2011-07-06 23:03:18)(良:1票)
101.妙な小ネタを知らないほうが、全般にはすっきり楽しめる。上原美佐は下手だが、特別な魅力をうまく撮っているので気にならない。
みんな嫌いさん [DVD(邦画)] 7点(2011-05-04 17:42:15)
100.《ネタバレ》 キャラクターの個性がやたら際立っていることが本作の特長でしょう。随所に挟まるアクションは三船の独壇場。特に馬上で手綱を放し、刀を構えて逃げる敵を追うシーンの迫力は尋常じゃない。何気に薄着のお姫様は毅然とした猛々しさを持って描かれ、戦国という世に馴染んでいました。足を開いて屹立する姿には惚れぼれします。この二人に対照させるのが百姓の凸凹コンビ。こいつらは最後の最後まで凸凹だけどあけすけな人間性がこの作品にコミカルな味わいを与えてます。このお姫様を中心とした一行がレイア姫の一行の起源だとすると、三船は一人でルークとオビ・ワンとハン・ソロをやっていたってことですね。あっ、チューバッカも。まさに八面六臂の活躍でした。最後のオチともいえる「裏切り御免!」の便利な切れ味には痺れましたな。なにか不都合が起きたら「○○御免!」と叫んでトンズラしてみよう。ちなみにリメイクを先に観ましが、そのときは確かに「こりゃ、スター・ウォーズだ」と思ったんだけど、このオリジナルを観ている間は全くそんな感想が浮かんで来なかった。樋口版は本作のリメイクというより「スター・ウォーズ」のリメイクだったってことですね。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-01-19 21:25:54)
99.見ているこちらにそのパワーが伝わってくるような、ものすごいパワフルな作品。カラーではその効果は半減されてしまっていただろうと思う。
峠のわが家さん [DVD(邦画)] 8点(2010-12-23 23:30:49)
98.《ネタバレ》 奇縁の4人組による珍道中を描いた黒澤映画ですがセリフが早口で聞きづらく物語をほとんど理解できませんでした。槍の決闘シーンは白熱しました。スターウォーズの参考にされた作品。百姓のデコボコ迷コンビは3POとR2D2のモチーフらしいですね。
獅子-平常心さん [地上波(邦画)] 5点(2010-11-30 00:58:17)
97.《ネタバレ》 本作は黒澤映画の中でも登場人物たちのキャラの切れ具合は随一、脚本執筆の語り継がれているエピソードも有名ですが、あえて注目したいのは黒澤初のシネスコ映画であることです。シネスコでスクリーンに映し出される情報量が増えましたが、それに対応した得意のパン・フォーカスが冴え渡ってダイナミックな映像を見せてくれます。観るたびに感嘆するのは真壁六郎太が登場するシーンで、太平と又七が河原で金を探している前景の遥か彼方の崖の隙間から三船敏郎が豆粒の如き小ささながらも鮮明に姿を現してくるのです。隠し砦がある山中の設定も、良くもこんなに石がごろごろしたロケ地を見つけてきたなと感心するぐらいの荒々しい風景で、そんな難所を登ったり降りたりさせられた千秋実と藤原釜足のご両名の苦労が偲ばれます。「裏切り御免!」の藤田進と上原美佐、演技力に難がある両名が劇中もっとも記憶に残ったというのも微笑ましいところです。
S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2010-11-15 23:46:50)(良:1票)
96.最後の強引な展開を除けばなかなかよかった。上原美佐の眉毛が気になって仕方がなかった。
doctor Tさん [DVD(邦画)] 7点(2010-11-11 21:56:02)
95.スケールと娯楽性にお色気まで加えた痛快時代劇。
太平と又七のコンビが良いのは言うまでもなく、気品と野性味を併せ持つヒロイン雪姫を演じた上原美佐が魅力的。
彼女の代表作と言えるのがこの1本しかないのが惜しまれます。確かに演技は難があったかも・・・
きーとんさん [ビデオ(邦画)] 8点(2010-07-27 22:08:18)
94.やはり興味を引く作りが上手い。特に三船敏郎演じる男の正体が謎であるうちのワクワク感が面白い。想像を掻き立てられる。姫も喋らなければ実に魅力的… ただこの大根ぶりはどうにかならなかったんだろうか? ちょっと残念。部分部分で見れば練られていて面白いし、シュールであったり、かっこ良かったり、十分に満足できる内容だが、全体としてはやや締りがないという印象も受けた。
リーム555さん [DVD(邦画)] 7点(2010-07-26 18:02:44)
93.《ネタバレ》 他の黒澤作品とは少し違う印象ですが面白かった。雪姫の迫力が凄かった。
osamuraiさん [DVD(邦画)] 7点(2010-02-18 22:04:32)
92.《ネタバレ》 騎馬のまま刀を構えて疾走する三船敏郎とか、見所もあったのだけれども、うーん、意外なほど面白くない。太平と又七。いくらなんでも、それはないだろうって描きっぷり。日本人の持つステロタイプな歴史的農民像(貧農史観、っていうんですか)に対する、巨匠黒澤監督の時代劇による悪影響は少なくないような気がします。って、なんか、大げさっすか。
なたねさん [DVD(邦画)] 3点(2009-11-08 17:36:26)
91.《ネタバレ》 旅行中の旅館のTVでたまたま予告に直面、いつもは見られないBS放送ということもあり、温泉も早めに切り上げてゆったりと鑑賞。あまりの面白さに鑑賞後も夫と感想を言い合い続け、温泉旅館ならではの色んな楽しみを全放棄してしまったのも今となってはいい思い出。唯一惜しいと思っていた姫の棒読みも比類ないほどの凛とした美しさとの相殺でチャラにしてもいいかな。
りんすさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-09-20 02:32:21)
90.《ネタバレ》 明確に色分けされたキャラクターといい冒険の旅に出る物語といい、まるで現代の少年マンガのようで、リメイクされた理由がわかったような気がした。プロットよりまずキャラクターの魅力ありきの展開で、その意味ではとても現代的なのだ。雪姫なんかは演技がどうこうではなく印象に残るし(あの声!あの太もも!)、真壁六郎太は文句なしにかっこいい。百姓二人組が少しでも山場で貢献していればプロットとしてはもっときれいだったと思うが、ここまでダメダメだとかえって忘れ難い。

尺は明らかに長すぎ、しかも強引すぎる。けれども冒頭の大脱走シーンの力のこもりよう(本筋とは直接関係ないのに)から、瓦礫の山登りや長時間に渡る槍での決闘など、最近の映画なら絶対ありえないような描写が、なんだかとても楽しい。とくに馬を使った見せ場のスリルは類を見ない素晴らしさだ。三船敏郎の殺陣のかっこよさは知っていたけれど、これほど力強さを見せつけられたのは初めてかもしれない。脚本は洗練されていないが、その分でたらめにエネルギッシュで、なんとも野蛮な魅力があることは否定できない。『七人の侍』や『椿三十郎』に比べてしまうとどうにも苦しいけれど、充分面白い作品だと思う。
no oneさん [DVD(邦画)] 7点(2009-07-21 01:31:03)
89.《ネタバレ》 太平と又七のコンビが面白いです。とても馬鹿で人間らしく、でも憎めないw 大人数での階段での攻防や、槍での一騎打ち、火祭りの踊りのシーンなど、迫力のあるシーンはさすが黒澤映画です。三船敏郎は相変わらず存在感たっぷりで、漢してます。前半がやや退屈で眠気と闘いながら見てました。でもラストの締めくくり方は好きです。
VNTSさん [DVD(邦画)] 6点(2009-05-19 16:02:54)
88.スターウォーズの原点みたいによく言われますが、冒頭あたりに出てくるいかにも汚らしい群衆シーンとか(これがスバラシイ!)、隠し砦の現実離れしたロケーションとか(これもナイス!)、こういったあたりは『猿の惑星』の原点だ、とも言いたくなります。あとは、ユーモア、アクション、危機また危機、というまさに娯楽の極致(ここまでくると、サービスし過ぎ?)。「いい映画」ってのは自分だけのために大切にしたいもので、人に薦めたくなるのは「面白い映画」。本作はその両者を兼ね備えた見事な作品ですね(ま、強いて言えば、後者、ですけどね、えへへ)。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2009-04-04 16:26:23)
87.以前見た時より、おもしろく感じた。この間見た『椿』よりよかった。楽しめる作品だね。皆、キャラが立っていて、わかりやすいし・・・。正直、『七人』や『天国』より好きかも?
フラミンゴさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2009-03-23 19:31:48)
86.黒澤映画の中でも個人的にあまりグッとこなかった作品。
無駄に長く引っ張りすぎな場面が多かったところ、雪姫の存在感は素晴らしいが演技が・・・

素晴らしいアクションシーンあり笑いあり、とてもよく出来たエンターテイメント作品に仕上がっているのは確かなのだが、黒澤映画にはどうもそれ以上のものを期待してしまう・・
おーるさん [DVD(邦画)] 5点(2009-03-14 13:33:09)
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【点数情報】

Review人数 125人
平均点数 7.48点
000.00%
100.00%
200.00%
321.60%
410.80%
5108.00%
61310.40%
73528.00%
83628.80%
91612.80%
10129.60%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.41点 Review12人
2 ストーリー評価 7.93点 Review15人
3 鑑賞後の後味 8.40点 Review15人
4 音楽評価 7.33点 Review9人
5 感泣評価 6.16点 Review6人
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