明治・大正・昭和 猟奇女犯罪史のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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明治・大正・昭和 猟奇女犯罪史

[メイジタイショウショウワリョウキオンナハンザイシ]
1969年上映時間:92分
平均点:4.50 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
犯罪ものエロティック
新規登録(2007-11-01)【にじばぶ】さん
タイトル情報更新(2009-06-28)【イニシャルK】さん
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監督石井輝男
キャスト吉田輝雄(男優)村瀬
上田吉二郎(男優)稲葉
石山健二郎(男優)斎藤浩助
若杉英二(男優)石田吉蔵
加藤嘉(男優)小宮
土橋勇(男優)吉蔵
小池朝雄(男優)小平義雄
由利徹(男優)
大泉滉(男優)上田英治
土方巽(男優)首斬り浅右衛門
林彰太郎(男優)
林真一郎(男優)浪之助
蓑和田良太(男優)留吉
賀川雪絵(女優)阿部定
牧淳子(女優)石田とく
藤木孝(男優)渋谷
脚本掛札昌裕
石井輝男
音楽八木正生
撮影わし尾元也
製作東映
企画岡田茂〔東映〕
天尾完次
佐藤雅夫
配給東映
美術富田治郎
編集神田忠男
録音野津裕男
照明和多田弘
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2.《ネタバレ》 当時まだこの世にいた阿部定本人を出演させたというのがウリ文句の作品ですが、それ以外はなんの見どころもないというのが正直な感想。その阿部定は短時間の路上インタビューをドキュメンタリー・タッチで撮っただけ、同じ阿部定事件を題材にした大島渚が『愛のコリーダ』で使った手法の方が遥かにインパクトは強いと思います。いちおうオムニバス形式になってますが、とりあえず阿部定事件の企画があってその他は付け足しという感じで撮影されたような気がしてなりません。だいいち、『明治・大正・昭和』と銘打っておきながら『大正』の事件がないといういい加減さ、これぞ「看板に偽りあり」そのものです(笑)。 いちおう“女性が犯人の殺人事件オムニバス”という形式になっていますが、その中に小平義雄の事件が入っています。これは有名な女性連続殺人事件でもちろん女性が被害者なのですが、「この事件は女の魔性が誘発したものなのか?」なんていうナレーションを入れてごまかしてますが、これはちょっとひどすぎでしょう。こんなソフトポルノまがいのネタにされて、遺族から抗議はなかったんでしょうかね。現在の若者には想像つかないでしょうが、60年代の日本なんて民度の低い何でもありの時代だったんですよ。 吉田輝雄が狂言回し的な役柄の監察医として出演してますが、冒頭で自殺した妻の検死解剖をするところから始まり「なぜ妻は自殺する羽目に陥ったのか、犯罪に巻き込まれたからではないか?」と過去の事件の資料を検証するというストーリーテリングになっています。妻の自殺の謎を解明するのになんで過去の女性犯罪を調査するのかが謎ですが、そっちの解明は全く忘れられてラストの「けっきょく妻の自殺は謎のままだ」というナレーションで閉める、これぐらいいい加減な脚本もちょっと珍しいぐらいでした。石井輝男、酔っ払って脚本かいたのかな?
S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 2点(2018-08-07 23:01:13)
1.本作は一連のキワモノ系石井輝男作品群の中にあっても、頭一つ出た面白さ。

そして、本物の阿部定を特別出演させるなど、過激性・話題性も十二分のサービス精神溢れる傑作である。

吉田輝雄が監察医の役で登場するが、相変わらずいい味を出している。
妙に真面目なイメージが、おふざけ石井輝男ワールドと不思議に融合しているのだ。

そして、歴史に残る連続レイプ犯である「小平義雄」を演じた小池朝雄。
舌なめずりして女性を襲うシーンがあったのだが、その緊迫感とは裏腹に思わず笑ってしまった。
あの舌なめずりは、かなりわざとらし過ぎである。
にじばぶさん [映画館(邦画)] 7点(2007-11-01 20:33:57)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 4.50点
000.00%
100.00%
2150.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
7150.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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