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燃ゆる大空

[モユルオオゾラ]
1940年上映時間:138分
平均点:4.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
戦争ものモノクロ映画
新規登録(2014-01-05)【S&S】さん
タイトル情報更新(2022-09-26)【イニシャルK】さん
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監督阿部豊
キャスト大日方伝(男優)山本大尉
大川平八郎(男優)山村生徒
灰田勝彦(男優)佐藤生徒
佐伯秀男(男優)奈良大尉
清川荘司(男優)週番士官
高田稔(男優)仁礼部隊長
長谷川一夫(男優)大橋軍医大尉
竜崎一郎(男優)能登大尉
深見泰三(男優)教官
原聖四郎(男優)副官
中村彰(男優)戦闘機隊員
藤田進(男優)爆撃機隊長
佐山亮(男優)爆撃機隊員
柳谷寛(男優)機附兵
小森敏(男優)機附兵
津田光男(男優)看視兵
伊東薫(男優)田中生徒
音楽早坂文雄
作曲山田耕筰『燃ゆる大空』
主題歌藤山一郎『燃ゆる大空』
霧島昇『燃ゆる大空』
撮影宮島義勇
製作阿部豊
配給東宝
特撮円谷英二(特殊撮影)
編集後藤敏男
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【クチコミ・感想】

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1.《ネタバレ》 皇紀2600年記念として製作された陸軍航空隊協力の国策映画で、戦前の空戦映画としては随一の超大作であります。公開されたのが1940年ですからまだ一式戦闘機隼は登場しなくて、固定脚の97式戦闘機が主役です。物語は陸軍少年航空兵の養成風景から始まり、その少年航空兵と教官たちが中国戦線で活躍しある者は戦死してゆくのが大まかなストーリーになります。全篇の半分近くが訓練シーンになるでしょうか、本作の製作意図自体が一般国民向けの航空隊へのリクルート映画の様な位置づけみたいなので、まあ当然の結果です。血沸き肉踊る空戦映画を期待していた自分としては、ちょっと肩すかしのような感じもしました。後半の空中戦シーンは、中国機も複葉戦闘機(95式戦闘機)を使ってほとんど実写で撮っていて迫力はかなりのものです。でもなんか物足りなさを感じて違和感があったのですが、なんと私の観たCS放送版はオリジナルよりも30分も尺が短かかったんです。たぶんストーリーの辻褄はあっているんでしょうが、カットされたフィルムはおそらくもう存在しないんでしょうね。 『翼の凱歌』『加藤隼戦闘隊』と並んで陸軍航空映画三部作となるのですけど、本作が軍国色がもっとも強い感じがしました。落下傘降下してゆく敵パイロットを撃てなかったと告白する航空兵に、「そいつを殺しとかんとまた戦闘機に乗って上がってきて、今度はお前がやられるぞ」と教官が諭すシーンがあるんです。深刻でなく軽いトーンで撮られているんですが、これって実は航空戦でのタブーなんですね。降下しているだけで降伏したわけじゃないので捕虜殺害にはならないでしょうけど、これを命令として強制した国はどこにもありません。こんなセリフが出てくる戦争映画は初めて観た様な気がしますし、検閲を受けているわけなので陸軍上層部は命令としては出さないけれど奨励しているということになるでしょう。ゾッとしてしまいました。
S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2014-02-27 21:41:45)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 4.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
41100.00%
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600.00%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 3.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 4.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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