深夜の告白(1949)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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深夜の告白(1949)

[シンヤノコクハク]
1949年上映時間:78分
平均点:3.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
公開開始日(1949-06-20)
ドラマモノクロ映画
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タイトル情報更新(2018-10-08)【S&S】さん
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監督中川信夫
助監督小森白
キャスト小沢栄(男優)早川道平
池部良(男優)新聞記者森口茂也
千田是也(男優)波多野源吾
青山杉作(男優)波多野義孝
東山千栄子(女優)波多野輝子
三宅邦子(女優)波多野峰子
月丘千秋(女優)松木キヨ子
東野英治郎(男優)松木勘作
山根寿子(女優)島崎七重
河津清三郎(男優)三枝勝年
江川宇礼雄(男優)磯部
村瀬幸子(女優)お初
武村新(男優)医者
国創典(男優)闇屋
脚本八木隆一郎
音楽伊福部昭
撮影河崎喜久三
製作竹井諒
制作新東宝
配給東宝
編集笠間秀敏
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【クチコミ・感想】

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1.《ネタバレ》 『深夜の告白』と言いましてもビリー・ワイルダーのアレとはまったく関係はございません。もっともワイルダーの方は44年製作で日本では53年に公開されていますので、本作の方が元祖『深夜の告白』ということになります(あくまで邦題だけの話です)。中川信夫の新東宝移籍後の第二作目になるそうです。このころの新東宝はまだ発足したてのころで、最初に東宝のロゴが「東宝配給」という文字とともに映されるぐらいの時期です。この頃の新東宝はもちろんあの大倉貢とはまだ何の関係もなく、本家の東宝も顔負けのまじめな映画ばかり製作していました(実は黒澤明の『野良犬』も当時の新東宝配給です)。 さて、中川信夫推しのわたくしとしてはこの滅多に観れない一編なのでちょっと期待して観たのですが、正直言わせてもらうと面白くもなんともない凡作でした。戦時中に背任横領の嫌疑をかけられて謎の失踪をした軍用機製造会社の社長が実は横浜のスラム街で名前を変えて生きていた、まるで『第三の男』を彷彿させるプロットはちょっと期待しちゃうんですがね。当然この失踪劇には隠された陰謀や策略があって、新聞記者の池辺良がそれを暴いてゆくという展開だとふつう誰でも考えますよ。それがいつまでたってもサスペンスにならず、けっきょくベタなメロドラマでしたって終わり方をされちゃあ、もうがっかりです。社長役の小沢栄(若いころの小沢栄太郎です)はこのころから老け役が上手くてまるで後年の東野英治郎みたいだな、と感心したらなんと東野英治郎ご本人もちょこちょこ悪事を働くわき役で出演してました(笑)。彼はほぼ実年齢通りのキャラでしたが、この人も志村喬と同じで若いころから風貌が全然変わらなかったみたいです。 出演者みなけっこうしっかりした演技を見せて中川信夫の演出手腕の確かさは再確認できましたが、いかんせん脚本があまりに古臭くて陳腐すぎです。よく考えてみると、終わってみれば嫌な奴はいても誰も悪人じゃなかったという、ありふれた結末でした。
S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 3点(2018-10-06 22:50:51)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 3.00点
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100.00%
200.00%
31100.00%
400.00%
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600.00%
700.00%
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