下宿人(1926)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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下宿人(1926)

[ゲシュクニン]
The Lodger: A Story of the London Fog
(The Lodger)
1926年上映時間:80分
平均点:5.92 / 10(Review 12人) (点数分布表示)
サスペンスサイレントモノクロ映画犯罪もの小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2018-05-05)【イニシャルK】さん
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監督アルフレッド・ヒッチコック
助監督アルマ・レヴィル
キャストマルコム・キーン(男優)刑事ジョー
レジナルド・ガーディナー(男優)(ノンクレジット)
アルフレッド・ヒッチコック(男優)(ノンクレジット)
脚本エリオット・スタナード
撮影バロン・ベンティミリア
製作マイケル・バルコン(ノンクレジット)
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【クチコミ・感想】

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12.《ネタバレ》 連続殺人鬼を扱った一種のサイコ・スリラー。ロンドンに現れた、「アヴェンジャー」を名乗る謎の殺人鬼。被害者は決まって、金髪の女性。と来りゃ、その後のヒッチコックを知る我々にしてみればコレ、犯人はきっと、監督さん自身じゃないの~と思っちゃうのですが。いや実際、きっとそうだと思う。
ともかく本作、サスペンス映画という、物語性の強い作品でありながら、多くの場面で字幕セリフの使用が抑制されていて、しっかりと「見せる」映画になってます。冒頭、女性が悲鳴を上げる顔に始まり、次にはもう死体となっている、という断片的な怪しさ(この描写は中盤でも繰り返される)。そこに現れる、謎の下宿人。その挙動を事細かに描く怪しさ。殺人鬼の正体は果たして彼なのか? 二階を歩き回る姿を、床を透かして階下から眺める、なんていう有名なシーンを始めとした、二重露出のもたらす怪しさ。
まあでも、一番アヤシイのは、クライマックスで主人公が群衆に追い詰められる場面ですかね。この場面、正直、なーんか変です(笑)。しかしここも、セリフを挟むことなく、主人公をいたぶるように、いくつものショットを執拗に連ねていく。
で、唐突に大団円。え~うそ~、まさか、そのまま終わっちゃうの~と思っちゃう我々は、昨今のヘンな映画に毒されてしまってるのかどうなのか。当然のように期待してしまうのは、「事件を通じて、殺人への衝動に目覚めてしまった主人公」というラストなんですが、ねえ。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-11-03 03:13:26)
11.観ていて、ほとんど映画史のお勉強という心持ちになってくる。頑張って観ているという感じだ。幸いストーリーがビフォー・ヒッチコック的なサスペンスなのでなんとか寝ずに観られたけれども。
びっしり抑揚無く背後に流れ続けるサロン音楽がぽろぽろぽろぽろ・・、これ結構苦痛。映画音楽というジャンルが確立されている現代に感謝だ。
心理描写はこなれていないし真実は取ってつけたみたいで脚本も粗い。同年代にはキートンやチャップリンといった傑作もすでに世に出ているのだから、この映画が退屈なのは「昔のだから」という訳ではなく、単に作り手の技量の問題か。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2017-04-30 23:24:01)
10.《ネタバレ》 主人公が初めて下宿屋を訪れてくるシーンは、その不気味さではけっこう有名なカットで今ではいろんなホラーもの記事で使われているの見覚えがある方も多いはず。それだけでも初期のヒッチコックがけっこう映像派だったことが理解できますが、サスペンスの盛り上げ方もなかなかのものかなと思います。“復讐者”と名乗る切り裂きジャックを彷彿させる殺人犯については単なる狂言回しだったというわけですが、そこが早めにわかってしまえばこの映画のサスペンスが台無しになってしまうわけで、そこはさすがヒッチコックだけあってよく判っておいでです。私の眼には、主人公の容貌が内村光良にしか見えなかったのがちょっと難点でしたが(笑)。 あと気が付いたのは主人公が群衆に追いかけられるところなんかはフリッツ・ラングの『M』にかなり似ているなということです。もちろん本作の方が先ですが、ヒッチコックはあのラングにも影響を与えていたのかと思うと、彼の偉大さを改めて認識する次第です。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-10-30 23:57:35)
9.私の大好きなスパイク・リー監督の「サマー・オブ・サム」という映画が、この映画をそのまんま下敷きにしていたのにビックリしました。私の他に気づいた人いませんか? 是非、本作と合わせて鑑賞してみてください。面白い発見が沢山あります。本作は、サスペンスのジャンルかもしれませんが、やはりヒッチコックは面白い人間像を作る監督なんだと痛感しました。 公開当時は無声だったようですから、音を消してみるのもいいかもしれません。
クロエさん [DVD(字幕)] 6点(2009-07-19 00:00:37)
8.切り裂きジャックを題材にしたサスペンス映画でヒッチコックらしさっていうのは感じるのに・・なのに!!BGMが合ってねぇ~~。明るすぎて緊張感が・・・。内容はよかったんだけどバックがすべて壊してくれたような感じで残念。サイレントなのでしゃあないんだけどももうちょっと考えてほしかったです。なので今回はストーリーだけの点数をつけさせていただきました。
M・R・サイケデリコンさん [DVD(字幕)] 6点(2009-02-27 15:47:03)
7.当時としてはすごかったのかもしれんが・・・。なーんのひねりもないし、BGMもまったくあってねー。とりあえずヒッチコック独特の雰囲気は漂ってましたが。
すたーちゃいるどさん [DVD(字幕)] 3点(2007-10-17 22:03:32)
6.少し退屈した印象あり。
にじばぶさん [ビデオ(字幕)] 4点(2007-09-11 05:21:49)
5.サイレント時代の作品ですが、既にこの頃からヒッチコックしています。音がなくても映像から伝わってくる緊迫感、さすがです。
STYX21さん 6点(2004-02-28 22:59:41)
4.サイレント映画なので、ストーリーが単純に進んでくれて良かった良かった。観る前はかなり不安だったので(だってじれったいんだものヒッチコック作品って)ほっと一安心。ただ、私の観たビデオに問題があったのだとは思うのですが、音楽と効果音がホントいけてない。ヒッチコック殿、死ぬ前にサイレント映画に音響つけといてよぉ~(バーナード・ハーマンあたりで)。これからでも遅くないので、誰かなんとかしておくれよぉ~と、強く訴えたい。教訓としてはイチゴ畑で靴紐結ぶなってことでしょうか。えっ!?何か違う……。でもまぁ、そんな感じ。
元みかんさん 6点(2003-11-22 05:01:55)
3.《ネタバレ》 切り裂きジャックをモチーフにした映画でした☆サスペンスで最後はどうなるんだろうって思いました。撮り方もすごく凝ってましたね!初めのブロンドの女の人がアップになるシーンや、下宿人は2階を歩くシーンとすごく画期的な撮り方でした☆ミただ音楽が威風堂々っていうのは何となく、今の映画に慣れている人には、違和感がありましたね。でも、今は威風堂々を聴くたびに少し「The Lodger」を思い出してしまいます(笑)
myaさん 7点(2003-07-22 11:44:37)
2.マフラーで顔を隠した下宿人が初めて登場するシーンはモノクロで粗い画面が何か恐怖感を増幅させていてちょっとイイですね。この作品はなるほどヒッチコックの原点だと言うのにもうなずけます。
イサオマンさん 7点(2003-01-01 18:53:51)
1.ストーリーとしてはとてもベタなものですよね??・・とは言いながら結構私、騙されてたりするんですが。。。あんなあったかい下宿屋っていいな~。。
jonsさん 8点(2002-10-08 12:46:27)
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【点数情報】

Review人数 12人
平均点数 5.92点
000.00%
100.00%
200.00%
318.33%
4216.67%
500.00%
6541.67%
7216.67%
8216.67%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.50点 Review2人
2 ストーリー評価 6.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 6.50点 Review2人
4 音楽評価 4.00点 Review1人
5 感泣評価 5.00点 Review1人
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