悲しみは空の彼方にのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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悲しみは空の彼方に

[カナシミハソラノカナタニ]
Imitation of Life
1959年上映時間:124分
平均点:6.40 / 10(Review 10人) (点数分布表示)
公開開始日(1959-05-26)
ドラマリメイク小説の映画化
新規登録(2008-11-25)【Qfwfq】さん
タイトル情報更新(2022-03-31)【Yuki2Invy】さん
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監督ダグラス・サーク
キャストラナ・ターナー(女優)ローラ・メレディス
ジョン・ギャヴィン(男優)スティーヴ・アーチャー
サンドラ・ディー(女優)スージー
スーザン・コーナー(女優)サラ・ジェーン
ロバート・アルダ(男優)ルーミス
ダン・オハーリヒー(男優)デヴィッド・エドワーズ
ファニタ・ムーア(女優)アニー・ジョンソン
トロイ・ドナヒュー(男優)
アン・ロビンソン(女優)
脚本アラン・スコット〔脚本・1906生〕
音楽フランク・スキナー(音楽)
ジョセフ・ガーシェンソン(音楽スーパーバイザー)
ヘンリー・マンシーニ(ノンクレジット)
作詞ポール・フランシス・ウェブスター"Imitation of Life"
作曲サミー・フェイン"Imitation of Life"
撮影ラッセル・メティ
クリフォード・スタイン(特殊撮影)
製作ロス・ハンター〔製作〕
配給ユニバーサル・ピクチャーズ
美術アレクサンダー・ゴリッツェン(美術監督)
ウェイン・フィッツジェラルド(タイトル・デザイン〔ノンクレジット〕)
衣装ジャン・ルイ〔衣装〕
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10.《ネタバレ》 巷の高評価に反してわたしは今いちノレなかったです。メロドラマが苦手な性分のせいですね。それに人物のあちこちに話の主軸が飛ぶので落ち着かない。なんといってもサラ・ジェーンを主役に据えるべきです。
初めのうちこそ主役かと思われたローラはどんどん典型的な「善良白人」な描かれ方しかされず、つまらない。サラ・ジェーンだけが現代にも共感しうる苦悩を抱えたキャラクターで鮮烈です。母を拒絶し、同時に自身をも切り刻んでいる彼女の痛みにもっと寄り添ってほしかった。しかしこの作品はメロドラマであるので、サラの叫びすら観客のお涙を頂戴するために消費されてしまうだけなのですね。
古い映画ならではの感覚ズレもしんどかった。ローラはサラに「あなたたちを私たちが差別したことがあって?」と大真面目に言うのだけど、いやでもアニーは召使いで当然と思っているじゃないですか。貧乏だった頃はまだ幾分対等だったのに。売れっ子女優になったら主従関係になっているとはこれいかに。黒人の仕事=白人に仕える召使い、という感覚が制作含めて普通だったのだろうな。
プライベートで家にいる間もきっちりメイクとヘアスタイルで、大きなイヤリングもつけているっていうのも今ではやらないよね。ラストの葬儀なんて国葬かと思うほどの大仰さが演出としてもあり得なく、かつての映画としての記号が大変古臭く感じてとても苦手です。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-06-17 00:28:51)
9.《ネタバレ》 うーん、ドラマですね~確かに、主要キャラにしても実にオーソドックスな為人とゆーか、かつソレだって段々と描き出されてゆくとゆーよりはいきなりバン!と出揃ってお話が始まってく…という感じですし、そこからの展開運びもその中での実際の各々の演技も実に「古風」なヤツではあるのですね。ま~流石にキョウビ流行らねーだろーな…という内容ではありますですね。

しかし、古典的とゆーのはある種普遍的だと言っても好いモノか、ともね。かつ、今作では各俳優の演技の質もそれぞれ中々に十分、となると尚更そーいう「時代を超える」価値を見出せる部分も在るものかと思います。かくいう私も、何箇所かまんまと泣かされてしまいました。偶に観る分には全然面白く観れてしまうごくベタベタなヤツ、かと思います。甘めのこの評価で。

メロドラマですから主題歌はワリかし重要かとも思いますが、コレも実に古風ですが『Imitation of Life』はけっこう好い曲でした。『偽り』の人生…否、一見はそう見える人生において、ひとつ確かな真実を描き出した映画なのかな、とも思います。それを胸に抱いて生きてゆこう…というごく実直な邦題なのか、とも(実はまま適切な、優れたタイトリングかとも思いました)。
Yuki2Invyさん [DVD(字幕)] 7点(2022-03-28 19:07:47)
8.《ネタバレ》 白人女優が主演の映画かと思ったら、話しが散漫になり、ラストは黒人の母親が主役になるというオチの映画。
それにしてもちょっと長すぎない?
クロエさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-01-21 01:04:47)
7.《ネタバレ》 後半になるにつれ面白くなった。
子供を思う親の気持ち、それはどの国、どの時代も変わらない。
子供の幸せをただ願っている。
ただこの作品には、そこに人種差別の問題も絡んでいる。
この時代にこういった人種差別を訴えた作品があったにも関わらず、いまだに人種差別は無くならない。
とても根深い問題だと、つくづく感じた。
にじばぶさん [DVD(字幕)] 5点(2021-01-24 20:45:57)
6.《ネタバレ》 筋書はなかなか魅力的なのですが、出発点のところが設定ありきというか、何でこの登場人物が出揃うのかという描出がなされていないため、説得力に欠ける。途中で年月は大分経過しているはずですが、それによる空気の変化も感じなかったしな・・・。
Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-02-22 03:02:15)
5.《ネタバレ》 サラジェーンが母の葬儀にもどってくるシーンは悲しくなり何ともいえない。心に残る信念を曲げず夢を進むローラはすばらしい。
ホットチョコレートさん [地上波(字幕)] 8点(2011-02-20 07:53:13)
4.この時代によく流行った大変ゆったりしてわかりやすくて見やすい人生ドラマですが、個人的にその中でも好きな部類に入ります。ブレイク寸前のハンサムボーイ、トロイ・ドナヒューが一瞬でしたが、らしくないクズ男役で出てます。
白い男さん [地上波(字幕)] 7点(2011-02-18 15:22:39)
3.《ネタバレ》 大混雑する海水浴場でこの映画の主人公たちが出会う。出会う前に一度すれ違っている。この多くの人たちにそれぞれのドラマがあるのだと言ってるようだ。その中のひとりである白人の未亡人と黒人の未亡人はここで出会う。そして独立した両者のドラマが描かれてゆくことになる。互いに助け合うときもあればただ傍観するしかないときもある。それぞれの母と娘の話がメインなのだが、黒人母子のドラマには人種差別問題が色濃く映し出されることになる。しかしそのシリアスなテーマゆえの説教くささはあまりない。そこはダグラス・サーク。社会背景は背景であって描き出したいのはあくまで母と娘のドラマ。そういえばドイツ時代の『思ひ出の曲』という映画もまた親子の絆を描いたお話であった。結果はそれぞれ違えど、どんな障壁をも越えてしまうのが親子の絆なのだというところに落ち着いているように思う。ストーリーを思い返せばかなりくさいような気もするのだが、見ている間は全くそんなことはなく、見終わったあとは「いい映画を見た」としみじみ思うこと間違いなし。
R&Aさん [映画館(字幕)] 7点(2011-02-08 15:57:58)
2.終盤は涙が止まりませんでした。不安材料がありすぎて、女優として成功するローラの幸せな生活はまさに薄氷を歩くかのよう。そしてアニーと子供たちも。。。原題「イミテーションな生活」がなぜこんな邦題になったか、もったいない。
HRM36さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-07-02 10:32:30)(良:1票)
1.知名度も日本での一般的な評価もそれほど高くない50年代のハリウッドメロドラマの巨匠、ダグラス・サーク監督。「風と共に散る」(8点)を観た時、その流麗なタッチが非常に自分と生理的波長が合うという印象だったんですが、この作品でもやっぱり観てて落ち着くというか何故かしっくり来る。理由は定かではない。単に相性の問題かな?「風と共に散る」では、脇役が主役喰うほどの活躍ぶりだったけど、この作品も何故かヒロイン、ラナ・ターナーの人生行路より、脇の混血故に乱行三昧に走る少女とその母親の苦悩の方がより真実味が有り際立ってますね。本来ならサブストーリーの筈が、後半になるとこちらの方が逆にメインになっちゃうオヤオヤという展開に。ラナの娘役、「避暑地の出来事」でブレイクしたサンドラ・ディー、「祇園囃子」の頃の若尾文子に頬のぷっくら加減が似ていてメチャクチャ可愛いっす!この作品がサーク監督の最終作らしいけれど、まだまだ馬力が有りそうな演出ぶりだっただけに不可思議。原題は「模倣の人生」、わかりずらいけれど映画を観終えた後だとなかなか含みの有る良いタイトルに思えて来ます。
放浪紳士チャーリーさん [DVD(字幕)] 7点(2008-12-05 11:44:49)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 10人
平均点数 6.40点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5440.00%
600.00%
7440.00%
8220.00%
900.00%
1000.00%

【アカデミー賞 情報】

1959年 32回
助演女優賞ファニタ・ムーア候補(ノミネート) 
助演女優賞スーザン・コーナー候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1959年 17回
助演女優賞スーザン・コーナー受賞 
助演女優賞ファニタ・ムーア候補(ノミネート) 

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