宮本武蔵 巌流島の決斗のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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宮本武蔵 巌流島の決斗

[ミヤモトムサシガンリュウジマノケットウ]
1965年上映時間:121分
平均点:7.17 / 10(Review 12人) (点数分布表示)
公開開始日(1965-09-04)
アクションドラマ時代劇シリーズもの小説の映画化
新規登録(2003-10-15)【紅蓮天国】さん
タイトル情報更新(2021-03-18)【イニシャルK】さん
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監督内田吐夢
キャスト中村錦之助(男優)宮本武蔵
高倉健(男優)佐々木小次郎
入江若葉(女優)お通
木村功(男優)本位田又八
丘さとみ(女優)朱実
浪花千栄子(女優)お杉
三国連太郎(男優)宗彭沢庵
片岡千恵蔵(男優)長岡佐渡
里見浩太郎(男優)細川忠利
田村高廣(男優)柳生但馬守
内田朝雄(男優)岩間角兵衛
河原崎長一郎(男優)林吉次郎
清水元(男優)小林太郎佐衛門
千田是也(男優)本阿弥光悦
日高澄子(女優)女房
三島ゆり子(女優)お光
中村是好(男優)厨子野耕介
北龍二(男優)酒井忠勝
中村錦司(男優)北条安房守
尾形伸之介(男優)川越の熊五郎
中村時之介(男優)半瓦弥次兵衛
神木真寿雄(男優)縫殿介
島田景一郎(男優)佐助
金子吉延(男優)三沢伊織
鈴木金哉(男優)菰の十郎
遠山金次郎(男優)
片岡半蔵(男優)
源八郎(男優)
有川正治(男優)岡谷五郎次
大里健太郎(男優)
江木健二(男優)
矢奈木邦二郎(男優)
岩尾正隆(男優)
那須伸太朗(男優)
大城泰(男優)
香月凉二(男優)
毛利清二(男優)
川浪公次郎(男優)
野村鬼笑(男優)
利根川弘(男優)
熊谷武(男優)
西春彦(男優)
森源太郎(男優)半瓦の子分
高松錦之助(男優)
出演山形勲壬生源左衛門(回想/これまでのダイジェスト部分)
小田部通麿野州川安兵ヱ(回想/これまでのダイジェスト部分)
加藤浩[男優]山添団八(回想/これまでのダイジェスト部分)
中村時之介大友伴立(回想/これまでのダイジェスト部分)
木暮実千代お甲(これまでのダイジェスト部分)
江原真二郎吉岡清十郎(これまでのダイジェスト部分)
平幹二朗吉岡伝七郎(これまでのダイジェスト部分)
南廣祇園藤次(これまでのダイジェスト部分)
香川良介植田良平(これまでのダイジェスト部分)
佐藤慶太田黒兵衛(これまでのダイジェスト部分)
黒川弥太郎宝蔵院胤舜(これまでのダイジェスト部分)
山本麟一阿巌(これまでのダイジェスト部分)
大前均大坊主(これまでのダイジェスト部分)
佐々木孝丸池田輝政(これまでのダイジェスト部分)
薄田研二柳生石舟斎(これまでのダイジェスト部分)
阿部九州男淵川権六(これまでのダイジェスト部分)
吉田義夫陶器師(これまでのダイジェスト部分)
原作吉川英治「宮本武蔵」
脚本鈴木尚之
内田吐夢
音楽小杉太一郎
撮影吉田貞次
製作大川博
企画岡田茂〔東映〕
小川三喜雄
翁長孝雄
配給東映
美術鈴木孝俊
編集宮本信太郎
録音佐々木稔郎
照明中山治雄
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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1
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12.《ネタバレ》 宮本武蔵、ここに完結!
人間を成長させるために、剣の道を極めた武蔵であったが、
矛盾だらけの人生に、小次郎との戦いの後に吐き捨てるように言う。
「しょせん剣は武器か!?」
武蔵の自己矛盾に悩むとこも深堀りしてほしかった。
お通の言ってることも興味深い。
「非情なのは、剣じゃなく、あなただ」
う~ん、この時代にあって、情けは人のためならず、は通用したのか?
武蔵の姉は?ジョー太郎ちゃんは?話の収集もきれいではないし・・・

いずれにせよ、見ごたえある五部作だった。
日本映画の長いシリーズも挑み甲斐があるね。
トントさん [DVD(邦画)] 7点(2019-11-17 00:19:47)
11.《ネタバレ》 原作通りだけど、巌流島までのお膳立てが長く感じました。武蔵が農作業に従事する必然が感じられないからだと思います。又八やお杉婆さんらの物語を強引に、しかもコンビニエンスにまとめたこともマイナスポイントです。
「武蔵」の物語のクライマックスは巌流島と決められているので、これを見ないと終われない訳ですが、私には殊更に見どころがある作品ではありませんでした。前作で丸裸にされたように見えた武蔵の心情が、本作では表層をなぞる程度にしか感じられなかったからです。
巌流島から離れる船上で、武蔵は自身を回想します。「人間として己を高めるため」と考えた剣の道だったけど、果たして武蔵は「剣禅一如」の境地へたどり着いたのか? 傍らから見ている私には「否」と映ります。その場を凌ぐために自分を納得させる言葉を色々と用意しているけど、彼の「兵法」が潔いものと思えないのです。現代の剣道は竹刀を合わせてから試合が始まりますが、武蔵の闘いはその前にどれだけ自分を有利に出来るかに執心しているようで、見ていて心地良くありません。監督も同じように思っていたのではなかろうか…。
個人的には作品ごとの評価がばらけましたが、見応えのある5部作だったと思っています。ホント。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-02-17 23:57:49)
10.《ネタバレ》 吉岡一門との対決を制し、「後悔せず!」と叫んでみせた武蔵、しかしどうみても後悔しまくりなんですね。身寄りの無い少年の面倒を見るあたりは、罪滅ぼしといったところでしょうか。しかし、これまでの戦いで武蔵が得たものは、何だったのか。剣豪としての名は広まり、細川家指南役という話も舞い込むが、それではまるで、吉岡一門をギタギタにし子供の命まで奪ったのは、就職活動のためだったみたいではないか。と言う訳で、武蔵はスタコラサッサと旅立ってしまうのだけど、いくら逃げても肩書の方が追いかけてくるのが、有名人のツラいところ。一乗寺下り松の石仏、過去の妄執もまた武蔵を追いつめる。ついでにオババも武蔵を追いかけてきちゃったりして、最後の対決の場に武蔵を待ち受けるは、小次郎か、オババか。さあここから先は、ネタバレもヘッタクレもありゃしない、誰もがお馴染みの名セリフに名対決(小次郎が「卑怯」と罵る通り、武蔵は最後まで心理攻撃の手を緩めない。いやあ、卑怯だなあ)。剣の道に対する武蔵の疑念が、一種の諦念の形で確信に昇華されて5部作は幕を閉じます。シリーズ中、特に見所が多い作品でもないかも知れませんが、さすがにこの最終作を見ないことには、落ち着いて眠れませんからね。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-09-29 11:58:04)
9.《ネタバレ》 完結編らしく、見ごたえがありました。前作の最後で幼い子供まで殺めたことにより、武蔵はいわば悟りを開いたように見受けられます。そんな彼にもはや実践は必要ではなく、指南役に推挙されるというのもうなずける展開です。結局叶いませんでしたが……。こうなると、佐々木小次郎との対決なんてオマケみたいなもの。俗物風の小次郎では勝負は決まっていますし、藩の体面を気にする岩間角兵衛らも、吉岡一門と同類でしょう。「剣が人斬る物にすぎない」ということを実感した時点で、武蔵は違う次元に行ってしまったのです。これも多くの人を斬ってきた武蔵だからこそ言えることで、説得力があります。ドラマとしてうまく落としたと思います。
アングロファイルさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2013-08-23 22:23:51)
8.片岡千恵蔵が特別出演しているのは、戦後の大友柳太朗の『丹下左膳』に大河内伝次郎がゲスト出演していたようなもので、戦前の武蔵役者に対する敬意の表明だろう。うるわしい。本作を一本の映画として見ると、いささか散らかっていて弱いが、あくまで大長編の結末として見るのが礼儀(歌舞伎で「仮名手本忠臣蔵」の通しを上演するとき、芝居として見どころがないのは分かっていても最後に討ち入りの幕を入れないと落ち着かないようなものか)。第三部で五条の大橋に主要人物たちが集まってくるのにはけっこうワクワクさせられたものだが、今回おばば・又八・朱実・おつうらが、都合よく出会うのは、さすがにもうワクワクとはいかなかった。解散の前に全員集合させられている遠足の児童のよう。ドラマ決着の前に厄介払いしているようで、これまで全国をあちこち回らされていた彼らが可哀想。そもそも彼らが必要だったのは序盤だけで、すぐに厄介ものにされてしまっていた。新聞連載小説の原作ものの難しいところだろう。石仏を刻んでいた盲目の河原崎長一郎だけ、筋を通してもらえた。武蔵の精神主義に疑問を呈するエンディングになっているのが、吐夢さんの筋を通したところ。
なんのかんのさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2013-07-07 08:48:55)(良:1票)
7.'10.10/9鑑賞。内田吐夢監督「宮本武蔵」5作連続鑑賞予定の第5作、最終編。豪華俳優陣の割りに巌流島の決斗シーン以外印象、見所少ない。
足掛け5年を掛けた超大作。まだまだの若き三国連太郎、高倉健、田村高廣、里見浩太郎、平幹二朗、江原真二郎、佐藤慶等々・・。中学時代に数学の先生から「宮本武蔵」の講談を胸躍らされ聴き入ったことを思い出した。私たちの徳川夢声でした。
ご自由さんさん [DVD(邦画)] 6点(2010-10-09 18:08:36)
6.《ネタバレ》 武蔵と小次郎の対決。
有名な、武蔵の「小次郎、敗れたり」のセリフがカッコ良い。
でも、ラストに至るまでの前置きが長すぎる。
結局、武蔵と小次郎の対決を描いた完結篇なのだから早くラストが観たい・・・と思ってしまい、イライラしてしまった。
にしても、片岡千恵蔵はやっぱり微妙だ。
長谷川一夫もそうだけど、腕が華奢すぎる。
特に、弓を射るシーンでの左腕の露出に、悲壮感さえ感じてしまった。
にじばぶさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2009-06-14 05:00:15)
5. シリーズ物であるが、とりあえず一番興味を引くこの作品から観た。
 画像も綺麗で、今でも現役の役者さんが出演しているが若い人は驚くこと必至。
 台詞は今の時代劇のように現代語ではなく、かなり侍用語が並んでいるが聞いていて全く違和感がない。むしろカッコいい! 
 シリーズの最初から観なくても充分面白い。私はこれから第一部から観直そうと思う。
 中村錦之助は役者の中の役者だ!
クロエさん [DVD(邦画)] 9点(2008-12-17 11:12:31)
4.内田吐夢監督、中村錦之助主演による宮本武蔵シリーズ全5作品、二週間で全部観終わりました。どの作品も本当に面白かったというのが感想です。そんな中での最後となるこの作品、改めて中村錦之助の魅力とそして、もう一人、三国連太郎演じる沢庵和尚の存在、正に堂々とした時代劇として見応え十分の作品です。このシリーズの成功は宮本武蔵という一人の男を中心とした剣のドラマとして描いたことではないでしょうか!それにしても本当にこのシリーズ全部、もう一度、観たくなる魅力的な作品として忘れることは出来ません。片岡千恵蔵の佐渡も良い味、出してました。佐々木小次郎の高倉健と松たかこのお兄さん、何か似てる気がする。まあ、色々と書いてきましたが、間違いなく時代劇の歴史に残るシリーズの完結編として見応えのある作品でした。
青観さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-08-23 22:26:28)(良:1票)
3.《ネタバレ》 内田吐夢監督による中村錦之助主演の「宮本武蔵」五部作の完結編で、内田監督にとっても東映専属最後の作品になるわけだが、やはり前作でピークを迎えてしまったようで、この完結編単体で評価してしまうと正直そこまでの面白みは感じないし、内田監督の本作の一つ前の作品が「飢餓海峡」だったということもあり、その余力で臨んでいるような印象も受けてしまうのだが、それでも、剣に生きた武蔵の長い長い物語の最後として見れば武蔵のドラマとしてすごく見ごたえのあるシリーズだったと思うし、久しぶりに全作見返して、どの作品も重厚でまさにこれぞ大河時代劇と呼ぶにふさわしく、この五部作を初めて見た後にも武蔵を描いた映画はいくつか見ているが、やはりこのいちばん最初に見たこのシリーズが最高の武蔵映画であることを改めて確認できたのは良かったと思う。ラストで小次郎(高倉健)を倒し、己が今まで追い求めていた剣が所詮武器に過ぎないということを悟った武蔵からはどこか虚しさのようなものを感じずにはおれないが、剣をひたすら追い求めた武蔵の物語のラストとしては、見ていて説得力があり、同時に武蔵がこのあと、どういう人生を歩むのかということも少し気になった。脇に目をやると内田監督の映画の常連である千恵蔵が長岡佐渡を演じているが、千恵蔵は戦前の稲垣浩監督の「宮本武蔵」で武蔵を演じていた縁もあっての出演であることは想像に難くない。1作目でとても印象的だった沢庵和尚(三國連太郎)が再登場するあたりにもいよいよ完結という雰囲気がよく出ている。「般若坂の決斗」でも少し書いたけどもうこの頃は東映時代劇の末期に近く、小次郎を演じる高倉健も既に任侠映画のスターとしてブレイクし始めたころだっただろう。その中にあって、きっちりこの五部作を完結することができたのは内田監督にとっても本望だったのではと思えてくる。改めて本当に素晴らしいシリーズだった。(2021年3月16日更新)
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 8点(2005-05-16 17:51:59)
2.武蔵の成長物語完結編。すっかり落ち着いた武蔵ですが、剣の道を極める苦悩はまだまだ続く・・・。
東京50km圏道路地図さん 7点(2003-12-27 02:01:03)
1.原作を読み終えた時とはまた別の、映画の後味。剣の道をひたすら歩んできた武蔵が、旅の終わりに見たものとはなにか。吉川英治の原作が持つ面白さを損なわず、自らの魂も映画に込めた内田吐夢監督は本当に凄い。
紅蓮天国さん 8点(2003-10-15 16:17:10)
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【点数情報】

Review人数 12人
平均点数 7.17点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6433.33%
7325.00%
8433.33%
918.33%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review1人
4 音楽評価 9.00点 Review1人
5 感泣評価 9.00点 Review1人
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