ねこにみかんのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ねこにみかん

[ネコニミカン]
2013年上映時間:106分
平均点:5.67 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
公開開始日(2014-03-22)
ドラマ
新規登録(2018-12-02)【かっぱ堰】さん
タイトル情報更新(2022-01-19)【3737】さん
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監督戸田彬弘
キャスト黒川芽以(女優)小野田真知子
大東駿介(男優)上野山智弘
隆大介(男優)上野山正一郎
東亜優(女優)児玉由美
中村有沙(女優)笠松さやか
高見こころ(女優)笠松佳代子
清水尚弥(男優)宇和隆志
清野菜名(女優)
脚本戸田彬弘
プロデューサー戸田彬弘
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3.《ネタバレ》 主演:黒川芽以。舞台:和歌山県有田川町。(みかんの名産地) それ以外の予備知識なしで鑑賞。 黒川芽以演じる真知子が、彼氏の実家 (みかん農家) に嫁入りする → 落ち目の「みかん畑」を立て直して大成功 → はっぴいえんど。・・こんな感じと思っていたが、少し事情が違ってた。 まさかの変態家族、、じゃなくて、まさかまさかの一夫多妻制家族のお話しで。思った通り、その家族には多くの偏見もあるし、その暮らしは順風満帆とはいきません。 しかし言ってしまえば、親たちの方はこの家族の形を望んだわけだし、大変なのは「親たちの生き方」を背負わされる子供たちですよね。もちろん、子供たちからすれば、まだ一人立ちなんてできるわけないから、かろうじて踏みとどまっている家族と思えます。 さも一件落着といった終わり方でしたが、やはり真知子と父親の物別れが暗い影を落としています。これって、「一夫多妻制家族」のインパクトばかりが大きい話だけど、家族の生き方 (在り方) について、いつだって親たちに主導権があることに一石を投じた物語、ではありませんかな。 私は、真知子も、父親も、どちらにも非はなく、むしろ、お互いの生き方を尊重した前向きな別れであるとさえ思えました。
タケノコさん [インターネット(邦画)] 6点(2022-01-12 22:12:44)(良:2票)
2.《ネタバレ》 追わなきゃいけない主要人物が9人もおり、その関係性を追うのに必死こいてしまいますが、黒川芽以がバリバリの大主演であった事が素直に喜べる。
ではその中で、彼女が演じる真知子は幸せになれるのか。
なれるでしょ、彼は婚約前にキチンとあの家族構成を紹介し、その全てを隠すことなく晒しておくという誠意を見せてくれている。その後の過程で智弘には信用無くしたところもあったけど、結局は愛を語ってくれて繋ぎ止めてくれたことで救われる。
それに彼女とあの家族との向き合い方においても既に思いをぶちまけ膿は吐き出した。
それに言うて申し訳ないけど、彼女側には不幸にも他に頼れる家族がいなかった。
そこから出来た大家族、うまくやっていけるでしょうよ。
いやはや、他に類を見ないタイプの面白い大家族ドラマでした。

ただ残念なことを申しておくならキャスト面ですね。35歳のかか:高見こころさんはバッチリはまりオッケーなんですが、それに家事全般をこなしていらっしゃったママも老けすぎててとても40代には見えませんが、別に色恋沙汰絡む訳ではないのでまあヨシといたしましょう。ただ一人不可解だったのが、学校教師と不倫に走るハハ役のあのお方ですか あの方とても40代には見えませんし(なんせ色気がありません、なのに惚れまくられる役とかあまりに不自然で) このお方のキャスティングだけは非情に残念だったなと思えましたね。せっかく楽しめたと言っている作品に水を差さざるを得なくなってしまって残念な思いなんですが。

17歳:隆志の恋の相手とその失恋には笑う。

#和歌山県有田川町
#有田みかん
#クラウドファンディング
3737さん [インターネット(邦画)] 8点(2022-01-02 16:51:12)(良:1票)
1.《ネタバレ》 和歌山県有田郡有田川町のご当地映画である。
まず題名との関係でいえば、ネコは1匹出る。また登場人物がミカンを食う場面がやたらにあるが、皮をむきかけて半端になる例が多いようで気に障る。ちなみにこの題名は「ネクロノミコン」を思い出させるので印象がよくない(ホラーかと思う)が、その言葉を知らない人間が多ければ支障ないかも知れない。

基本設定としては17年前に、当時35歳の男が妻(連れ子あり)を亡くした心の痛手を癒す名目で、30歳、25歳、18歳の女3人を同時期に妊娠させたことになっている(妊娠しなかった、あるいは男に黙って堕胎したのはもっといたかも知れない)。その関係者が今も一つの家に同居しているという突飛な状況で、劇中でも「一夫多妻」という言葉が使われている。
その上で、この映画で何がいいたいのかは正直わからない。「ちゃんと迎えてあげる」という言葉が大事そうには聞こえたが、そのことをこういう事例をもとにして訴える必然性はなく、そもそも皆がこの“家族”を維持しなければならないと思っている理由が全くわからない。普通にいう家族の有難味ということよりも、家族に関わる固定観念を破壊してみせることの方が主目的に見えたが、それなら今となれば「万引き家族」(2018)でも見れば自然に納得する。黒川芽以という女優は嫌いでないが、もう少しまともな映画に出てもらいたい。

ところでこの状況について、登場人物も“普通でない”とさかんに言っていたので、有田川町とか旧有田郡域とか和歌山県全部とかでこれが普通なわけではないことが一応アピールされてはいたようである。しかし先日死去した和歌山県田辺市の実業家のイメージなどからすれば、そもそも内縁の妻の存在を自慢する感覚とか、社会の枠に縛られない性的な自由を容認する風土がこの地域にあって、それを全国に認めさせたい承認欲求でもあるのかといった想像が広がる…本当にそう思っているわけでもないが、ともかくこういう映画が地方政界その他の絶大な?支援で製作されたのを見ると、日本もいろいろ多様性のある国だと思わせるものはある。
なお最後によかった点を書くと(かなり局部的だが)「なに忘れたん?」「言い忘れ」というやり取りは気が利いた感じだった。また主人公の父親の言動はマンガのようだったが、最終的な割り切り方は好きだ。相互理解が不可能なら断絶するしかない。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 3点(2018-12-16 17:29:23)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 5.67点
000.00%
100.00%
200.00%
3133.33%
400.00%
500.00%
6133.33%
700.00%
8133.33%
900.00%
1000.00%

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