20センチュリー・ウーマンのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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20センチュリー・ウーマン

[トゥエンティセンチュリーウーマン]
20th Century Women
2016年【米】 上映時間:119分
平均点:7.88 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
公開開始日(2017-06-03)
ドラマコメディ
新規登録(2017-05-26)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2017-07-27)【+】さん
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監督マイク・ミルズ〔1966年生・監督〕
キャストアネット・ベニング(女優)ドロシア
エル・ファニング(女優)ジュリー・ハムリン
グレタ・ガーウィグ(女優)アビー
ビリー・クラダップ(男優)ウィリアム
アリソン・エリオット〔1970年生〕(女優)ジュリーの母 ハムリン夫人
脚本マイク・ミルズ〔1966年生・監督〕
配給ロングライド
編集レスリー・ジョーンズ〔編集〕
その他スパイク・ジョーンズ(サンクス)
ミランダ・ジュライ(サンクス)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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1
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8.《ネタバレ》 1979年、カリフォルニア。女手一つで子供を育てるシングルマザーと思春期を迎えたばかりの息子、そんな親子に微妙な距離感で絡んでくるさまざまな事情を抱えた人々――。大恐慌時代から続く大変な時代を生き抜いた母親ドロシアは自立心が強く揉め事も多いため心休まる時間がない。そんな彼女の目下の悩みの種である大人しい息子ジェイミーは、ベトナム戦争の泥沼化や社会の閉塞感から自分の価値観の揺らぎに戸惑いパンクやニューウェーブに救いを求めている。彼の幼馴染である17歳の少女ジュリーは、厳しい両親への反発から家を飛び出し愛のないセックスを繰り返しつつもジェイミーとは友情を守りたいがためプラトニックな関係を続けている。他に親子の二階の部屋を間借りしている、子宮頸がんの疑いを申告された若き女性写真家や寡黙な陶芸家の男。そんな彼らの特に珍しくもないひと夏の物語を通して、二十世紀に生きた様々な女性たちの姿を俯瞰的に描くという野心に満ちた人間ドラマ。僕が昔から注目している若手女優エル・ファニングが出ているということで今回鑑賞してみたのですが、これがなかなか、とても完成度の高い秀作でした。本当にどこにでもあるようなありふれたお話なのですが、この監督のポップで瑞々しい映像センス、そして個々のエピソードへのきめ細やかな目配りによって、何処にもない珠玉の物語へと昇華させている。素晴らしい才能と言っていいんじゃないでしょうか。それぞれの世代を代表する三人の女優たちの自然体で魅力あふれる演技も、そんな物語に生き生きとした躍動感を与えることに成功しています。二十世紀という言わば男たちが築き上げた時代を女性の視点から捉え直す、ポップでラディカルな物語、ぜひ多くの人々に観てもらいたい魅力あふれる良品でありました。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 8点(2018-10-13 00:32:27)《更新》
7.《ネタバレ》 誰もが新しい生き方を模索することを強制されていた時代、と言えばいいのか。
先進的なところもありつつ、でもやっぱり保守的な部分を捨てきれない。
そんなフワフワした母親の生き方は、それだけで彼の人生の指針になったのかもしれない。
酔ったアビーのジェイミーへの助言は、至言だね。
roadster316さん [DVD(字幕)] 7点(2018-09-03 23:03:04)
6.《ネタバレ》 もっと軽いタッチのコメディを見るつもりでの鑑賞でしたが、
いい意味で期待していたものとは違った苦みのあるコメディでした。
1970年代も終わろうとしている頃のアメリカ。異なる時代の価値観を持つ15歳の思春期の少年とシングルマザー。
母とはまた違う世代の価値観を持った、少年にとっては2人の年上の女に、1人の男。
ベトナム戦争の戦後であり、そうした時代背景が生み出したヒッピームーヴメント。そしてパンクロックやフェミニズム。
当時のそんな世相、文化、価値観を折り込みながら、ごく狭い範囲で共に暮らす価値観も世代も異なる登場人物それぞれの成長のお話。
マイク・ミルズの自伝的要素が含まれるという15歳の少年を主人公とした青春映画を軸としながら、
親子間、世代間、男女間の価値観の違いから生じる衝突に、それを乗り越え互いを思う気持ちを描き出す脚本の良さと共に
誰も声を荒げることも、大きく泣き崩れることも無い。ミルズの抑えた演出、主要キャストそれぞれの抑えた演技も光る作品です。
とらやさん [DVD(字幕)] 8点(2018-08-06 22:16:17)
5.《ネタバレ》 1979年、自分が大学に入学した年で個人的には一番輝いていた時期だと思う。お母ちゃん役は俺の母親より年上で息子役は自分より年下。アメリカの音楽シーンはパンク/ニューウェーブ時代に移行していた頃の設定だから自分としてはビミョーなズレは感じるけど非常に共感できた。日米の隔たりはあっても、当時の空気感は共有できて懐かしかった。
kaaazさん [インターネット(字幕)] 9点(2017-12-09 01:18:37)
4.ちょっと笑えて、ちょっとエロくて、共感できるし、そうじゃないだろと反発したくなる時もある、そんな映画でした。全然予備知識なしで見ましたが、とても楽しめました。押しつけがましくなく、かといって自由奔放過ぎない、そんな時代を感じられます。現在では当たり前なことが当たり前じゃない時代を楽しめます。
shoukanさん [映画館(字幕)] 7点(2017-07-28 22:12:32)
3.《ネタバレ》  1人の少年と世代の違う3人の女性と1人のおっさんが、コミュニケーションを通してアタマと肉体とのバランスを学び、折り合いを付けて生きてゆく物語。そこには沢山の対話があって、皮膚感覚があって、生の摩擦や対立があって、和解や妥協や不一致があって、生の痛みや苦しみがあって。

 ユーモラスに描かれた、ここに生きている人々の、不器用ながらも自分の生をカタチにしてゆこうとする姿は魅力的で愛おしさすら覚えます。アビーが自分の身の周りの物を写真に収めてゆく姿はインスタグラムやツイッターのメディアツイートなどに通じ、自分という個を掴もうとし、他者にアピールする事で存在確認をしようとする感覚自体はカタチを変えながらも昔も今も変わらない事を示していますね。

 この映画、まるでネット無き時代の人々の生き様を、ネットによってコミュニケーションのカタチがすっかり変わってしまった世界から見つめ、人のあるべき形を想うようで。単なるノスタルジーではなく、今のアタマばかりが肥大化した、極端に偏った知識や思想を持った人を憂えているようで。
 最近ツイッターで女性の生理についての極端に無知なツイートが話題になり、それがこの映画の中のエピソードにピッタリと符号していて、とてもタイムリーだなぁ、と。ネットは全てなんでも判るようでありながら、知らない事はとことん知らないで済んでしまう世界な訳で。でも本当はリアルでのコミュニケーションから微妙なニュアンスと共に知る事もいっぱいある訳で。

 複数の人間のモノローグがあって、死者のモノローグもあるけれど、それは創作上の禁則とはちょっと違って、時間を超越している状態で、登場人物達が自らを客観視、俯瞰してゆく構造が面白く、映像も色々な仕掛けを施して印象的。自動車が登場すると物語が動く(冒頭からして炎上する自動車で)、みたいな仕組みもあって、散りばめられた様々な要素で楽しめ、考えさせられ、感じる映画でした。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 8点(2017-06-11 22:30:18)
2.《ネタバレ》 アメリカの人々の心にベトナム戦争の傷跡がまだ残る1979年という時代。シングルマザーによる子育て、若くして子宮頸がんといった難病、、実はネガティブな話なのに、なんだろうこの底抜けな明るさは。苦しいときこそ、歌って踊って、笑い飛ばそう、ということなのだろうか、ゆるぎない自信に満ちた彼女たちの生き方がとても清々しい。男女5人の、ありそうでない人間関係、性にオープンな方々に翻弄されながらも、そこに溺れることなくゆっくりと大人の階段を上る若いジェイミーくん、彼を見守るような気持ちで、ハラハラしながら観ておりました。この映画の匂いだと思うんですよね、性の奔放さとイノセントの危ういバランス。これがとても青春を感じさせてよかったです。そんな彼を羨ましい生活(笑)に放り込んだ、アネット・ベニング母さんは毅然と、そしてきらきらと輝いていて素敵でした。観た人の人生によって目線や感じ方それぞれのお話しですが、僕は母が自分の母さんで本当によかった、と改めて思いました。脚本はもちろん、ファッション、音楽、インテリア、車、、マイク・ミルズ監督は多岐にわたって才能豊かでセンス抜群。ちなみに音楽はかなり気に入ったので、サントラを即購入。こちらもご機嫌な内容でした。
タケノコさん [映画館(字幕)] 8点(2017-06-11 21:12:31)
1.《ネタバレ》 舞台は1979年。世代の異なる3人の女性と、思春期の少年の物語。女性たちが経験した辛く幸せな人生、それがあるひと夏の出来事を通して伝わってくる。随所に笑いを散りばめながら、その時代の音楽や流行がレトロに輝き、映画としての見せ方もうまい。予想していた人生など訪れないと少年に説く母親。理解できないけれど、女性たちの“教え”を通して変わっていく少年。世代や性別を問わず、自分の人生を見返してみたくなる映画だと思います。
カワウソの聞耳さん [映画館(字幕)] 8点(2017-06-03 19:51:28)
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 7.88点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
7225.00%
8562.50%
9112.50%
1000.00%

【アカデミー賞 情報】

2016年 89回
脚本賞マイク・ミルズ〔1966年生・監督〕候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2016年 74回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 候補(ノミネート) 
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)アネット・ベニング候補(ノミネート) 

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