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エール!

[エール]
La Famille Bélier
2014年上映時間:105分
平均点:6.62 / 10(Review 13人) (点数分布表示)
公開開始日(2015-10-31)
ドラマコメディ青春もの音楽もの
新規登録(2015-10-30)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2022-09-26)【イニシャルK】さん
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キャストカリン・ヴィアール(女優)ジジ・ベリエ
フランソワ・ダミアン(男優)ロドルフ・ベリエ
エリック・エルモスニーノ(男優)ファビアン・トマソン
音楽エフゲニー・ガルペリン
サーシャ・ガルペリン
配給クロックワークス
アルバトロス
あらすじ
両親、弟と耳の聞こえない田舎の農場の家庭に育った唯一の健聴者の少女。ひょんなことからであった歌に音楽教師から才能を認められ、パリの音楽学校への進学を勧められる。歌なんて理解できない。娘が遠く離れていくなんて考えられない。耳の聞こえない家族が、娘の夢と向き合っていく。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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1
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13.《ネタバレ》 終盤近く、校内発表での無音。ここがこの映画の白眉と言っていいでしょう。観る者は度肝を抜かれると同時に、初めて理解できるのです。ポーラの両親と弟の世界を。彼らとポーラの間にある大きな溝を。
娘の喉元に手を当てて「歌」を感じようとする父親。試技の際に手話で歌を家族に伝えようとするポーラ。互いに歩み寄ろうとする彼らの姿は感動的でした。
正直、中盤くらいまでは互いの自己主張が強すぎなうえ、家族間でのあけすけな性関連の描写がどうにも受け付けなかったのです。ややげんなりしながらも最後まで観て良かったな。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-06-07 23:06:49)
12.《ネタバレ》 良かった。
よく出来てる。

見せ場の学校での歌うシーンで、あえて聾唖者視線の聞こえない演出。

そして、最後の試験のときに
手話を交えた見事な歌声。

もう拍手しかない。
トントさん [DVD(字幕)] 7点(2022-10-06 10:15:39)
11.《ネタバレ》 これは傑作。とにかく「愛は地球を救う」的な安っぽい感動ドラマになっていないところがいい。耳が聞こえないというハンデはあるものの、ごくふつうの家庭という感じ。むしろハンデがあるからこそ、性に対してやたら開放的というのも面白い。
娘の視点に立てば、成長と旅立ちのドラマとして見ることができるし、両親の視点に立てば、その娘の幸せを願いつつも手元から離れてしまう寂しさや葛藤の物語として見ることができます。それだけ登場人物を丁寧に描いているということでしょう。
と思っていたら、後半のフェードアウトから無音のシーンですよ。両親の感覚を疑似体験して、ひたすら共感しまくるというか、やはりふつうじゃないんだと気づかされるというか。この演出はすばらしい。久しぶりにゾゾゾゾッと鳥肌が立ちました。
このシーンがあるから、その後のややベタな展開にも素直に感動できます。先生の素性がよくわからなかったり、パートナーの男に魅力が足りなかったりしても許せます。
眉山さん [インターネット(字幕)] 8点(2022-07-22 02:27:41)
10.《ネタバレ》 GYAOの無料動画で視聴。とても良い映画!
社会的弱者を必要以上に美化することなく、安易なセンチメンタリズムや扇情的な演出にも溺れず、あえて露悪的なほど俗っぽく滑稽に描いていますが、それがかえって好感触。フランスらしさはあるけれど、フランス映画っぽい難解さや気取ったところはなく、気安い海外ドラマのような演出がむしろ功を奏しています。父親も母親も、まるで子供みたいに感情むき出しだったりしますが、そこにもオーバーアクションにならざるをえない聾唖者特有の必然性とリアリティを感じる。大袈裟なサクセスストーリーではなく、ささやかな巣立ちの物語になっているのも良い。
歌唱シーンで無音になる演出には、困惑するほど複雑な思いを呼び覚まされました。親自身は子供の能力を理解できないのですよね。実際のところ、障害があろうとなかろうと、世代間の価値観の違いから子供の能力を理解できない親は世間にありふれているわけだから、その意味ではとても普遍的な物語になっています。
主人公は16才の高校生なのですが、学校が自由な雰囲気だし子供たちも大人っぽいので、初潮の話が出てくるまではてっきり大学生かと思いました。家族や友人とあけすけにセックスの話をしたり、男女で抱き合って激しい内容のラブソングを歌ったり、幼い弟がセックスをはじめたりするのにも驚きます。日欧の文化の違いを痛感しました。
まいかさん [インターネット(字幕)] 8点(2022-05-11 07:18:57)
9.《ネタバレ》 「コーダ あいのうた」の原作映画。家族4人の中で唯一聴こえるアタシが秘めた歌の才能。良き師に導かれ徐々に開花していく。口ほどに物言う、手話による沈黙の家族会議。完成度が高すぎるリメイク版と比較して個々のエピソードが弱いけれど、家族の絆がとっても清々しい良作。
獅子-平常心さん [DVD(字幕)] 7点(2022-05-06 04:46:17)
8.《ネタバレ》 本年度アカデミー賞で作品賞含む3冠を受賞した『コーダ あいのうた』の原作映画。相反する音楽と音のない世界に住むろう者を取り扱いながらも必要以上に深刻にならずサラッと爽快感が残る。ろう者だって下ネタを平気でするし、シリアスになりながらもどこかコミカルな味わいがあり。ただ、父親の選挙の件といい、母親の心変わりといい、弟とヒロインの親友とのやり取りといい、各エピソードがとっちらかって消化不良。誰もが変化を恐れる。健常者の自分がいなくなったら、ろう者だけでは生活が成り立たない不安。その葛藤が上手く映し出されていた。先述の欠点をカバーする終盤のデュオとオーディションの演出に感嘆。彼女は夢に向かって飛び立つ。遠く離れても心は一つ。ブラッシュアップしたリメイク版が楽しみだ。
Cinecdockeさん [インターネット(字幕)] 7点(2022-03-31 23:36:01)
7.《ネタバレ》 ヨーロッパがアジア圏よりもわりかし「性」に対してオープンなのはなんとなく知ってはいたけれど、それでもこうやって面と向かってあからさまに見せつけられちゃうと、やっぱりお国柄の違いを感じずにはいられませんでした。でもなんていうか全然イヤラシさがないんですよね。ナチュラルすぎて。ただあちらの女性は初潮は遅いのか?だってヒロインはたしか高校生ですよね?自分が知る限りでは早ければ小学生の高学年くらいで来るってことらしいから、いくらなんでも遅すぎじゃないのかな~...。まあどうでもいいっか。

主演のルアンヌ・エメラちゃん。演技は何ていうか自然体だった。自然体というか自然すぎて演技しているように見えなかった。裏を返すと、この子すげぇな~、ていう風に感じられなかったってこと。自然すぎて。それがフランス流なのかな。それと彼女の歌声、別に悪くはないし上手な方だとは思うんだけど、心を揺さぶられたかっていうとそこまでではなかった。はい。

娘が夢を見つけてそれを叶えようとしているのに自分たちのこと最優先に考えちゃうのって、批判の対象になりそうだけど、親だって人間なんだし、それも聾唖者なんだからそういうエゴがあるのも生々しくってそれはそれでアリかなって。ただ、父親はともかくとして母親の心変わりはちと唐突すぎました。もうちょっと編集頑張って欲しかった。あとなんでパリに着いたとたん母親に吹き出物いっぱい出来てんのよ!ビックリしたわさ。

まああれこれ言いましたが、なんだかんだで良い映画だったな~とは思いました。はい。

あ!エンドロール中に後日談があります。 一応父親は当選したみたいですね(´∀`*)
Dream kerokeroさん [インターネット(字幕)] 6点(2022-03-10 22:08:46)
6.ラストは感動して終わるんだろうなぁと思っていたが、期待通り心地よく締めてくれた。
だけど途中の一つ一つのエピソードが弱いし中途半端に終わるのはどうなんだろうか?
ストーリーにとって蛇足なのかもしれないが、町長選挙の結果はちゃんと描いて欲しかった。
misoさん [DVD(字幕)] 4点(2022-01-25 23:00:15)
5.《ネタバレ》  家族がみんな自分の事しか考えていなくて、主人公の女の子に頼りきっている感じが好きになれなかったです。
 特に母親の娘に対する態度、扱いが酷い。
 障害者かもしれませんが、母親です。娘に夢が見つかったのであれば、親として応援してあげてほしいものです。
 映画としては、主人公の女友達と、弟の情事が不要。要らないでしょ。あのエピソード。
 とゆーわけで中盤からまあ後半くらいまでこの映画に対する印象はあまり良く無かったです。
 転機が訪れたのはデュオで完全無音になるシーン。ちょっと驚きましたね。思い切った演出です。なんて説得力があるんでしょう。批判的な目で見ていたぶん、軽く怒られた気分です。いっきに目が覚めましたね。
 そしてクライマックスがオーディション。とゆーか入学試験?手話を交えた歌に心の底から感動。
 試験管の『良い選曲だ。』に激しく同意。
 歌詞とメロディーと手話が完璧にマッチした最高のシーンでした。
たきたてさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2021-03-21 18:14:37)
4.《ネタバレ》 デュオの出来栄えはどうなったの?って期待した瞬間に、音が消えて映像だけになる。
それまでは、聞こえないんだよなってわかってるつもりだったのに、耳が聞こえないことの現実を突きつけられた気がした。
自分の気持ちを素直にぶつける母親にもどかしい気もしたけど、聞こえないことの不安は大きいだろうな。
自分の声で両親は説得できないけど、思いは手話で伝えることができる。
いい家族で、いい映画だった。

エンドロールでのおまけショットもいい。めげないお母さんだね。
roadster316さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2018-04-16 00:04:58)
3.ベタなファミリードラマでしたが、本当に感動しました。特に、パリでの試験のシーンからラストは心地よく泣けました♪ とにかく、ジメジメした感じがないのがいいですね! 歌をめざす健常者の長女と、その夢に賛成できない聴覚障害者の家族・・・というあらすじを読むと、どよよ~んと重苦しい話をイメージしそうですが、スカッとさわやかな清涼飲料のように楽しめました!

試験のシーンが感動的なのは、主役の女の子がすごいというよりも、家族、特にお母さん役の女優の演技力が素晴らしいからだと思いました。あの感情表現がなければ、あれほどの感動は生まれなかったのでは?

アイドル主演の青春映画のように、やたらわめいたり怒ったり、くじけそうになったけど必死にがんばって夢を実現・・・みたいな安っぽいお約束演出もなく、聾唖者を美化したり悲壮感を漂わせたりすることもなく、軽い感じなんだけど、でも芯はしっかりしている、なかなかの良作だと思います。
でもひとつだけ気になることが・・・主役の女の子の歌唱力、「歌がうまい女の子」の役を演じるにはちょっと厳しく、相手役のガブリエルは、歌は完全にシロートですね(^^; そこだけがちょっと残念でした。
ramoさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-08-14 00:34:17)(良:1票)
2.《ネタバレ》 耳の聞こえない両親と、弟。最も理解に苦しいであろう少女の「歌」という夢。コーラスの発表会へ出向き、周囲に合わせて拍手する家族。何も聞こえないが、少女の輝く姿をただ見つめていた。そして発表会のクライマックス。映画から音が消える。「あぁ、耳が聞こえないってこういう事なんだよな」否が応にも家族に感情が入っていく。周囲の観客が涙を流していた事に気づく父親。静かに、ただ静かに娘の背中にすがるのを辞めて、投げやりに突き放すのを辞めて、背中を押す決心を固めた。くすっと笑えて、ほろりと泣けて、すごくたくさんの思いが心に残る。そんな映画でした。
ババロンさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-04-18 23:11:17)(良:2票)
1.《ネタバレ》 フランスの一般家庭はここまでオープンなのか、フランス人にとってもこの家族のあけすけ手話は笑うところなのか、ちょっと知りたくなる。ヒロインの心身ともに健全な感じはとても好感が持てるが、声量はあるが特に歌がうまいとは思えなかった点がちょっと残念だった。手話しつつ歌、というお約束の涙シーンではやっぱり泣いてしまったけれど。それ以上に相方の男子が全く魅力なしでつまらなかった。別に歌が上手いわけでもないし、どこがいいんだか。
lady wolfさん [映画館(字幕)] 4点(2016-03-28 01:00:24)
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【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 6.62点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4215.38%
500.00%
6323.08%
7430.77%
8430.77%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review2人
4 音楽評価 8.00点 Review2人
5 感泣評価 8.00点 Review1人
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