ボーン・スプレマシーのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ボーン・スプレマシー

[ボーンスプレマシー]
The Bourne Supremacy
2004年上映時間:108分
平均点:6.53 / 10(Review 202人) (点数分布表示)
公開開始日(2005-02-11)
アクションサスペンスシリーズものミステリーハードボイルド小説の映画化スパイもの
新規登録(2004-07-17)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2024-04-03)【イニシャルK】さん
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監督ポール・グリーングラス
助監督ダン・ブラッドリー(第2班監督)
演出ダン・ブラッドリー(スタント・コーディネーター)
鍛治谷功(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
キャストマット・デイモン(男優)ジェイソン・ボーン
フランカ・ポテンテ(女優)マリー・クルーツ
ブライアン・コックス〔男優・1946年生〕(男優)ウォード・アボット
ジュリア・スタイルズ(女優)ニッキー
カール・アーバン(男優)キリル
ガブリエル・マン〔男優〕(男優)ダニー・ゾーン
ジョアン・アレン(女優)パメラ・ランディ
マートン・ソーカス(男優)ヤルダ
トム・ギャロップ(男優)トム・クローニン
ミシェル・モナハン(女優)キム
カレル・ローデン(男優)グレツコフ
トマス・アラナ(男優)マーティン・マーシャル
オクサナ・アキンシナ(女優)イレーナ・ネスキー
クリス・クーパー(男優)テッド・コンクリン(ノンクレジット)
平田広明ジェイソン・ボーン(日本語吹き替え版【ソフト】)
湯屋敦子マリー・クルーツ(日本語吹き替え版【ソフト】)
糸博ウォード・アボット(日本語吹き替え版【ソフト】)
沢海陽子ニッキー(日本語吹き替え版【ソフト】)
菅生隆之テッド・コンクリン(日本語吹き替え版【ソフト】)
根本泰彦キリル(日本語吹き替え版【ソフト】)
宮本充ダニー・ゾーン(日本語吹き替え版【ソフト】)
小山茉美パメラ・ランディ(日本語吹き替え版【ソフト】)
内田直哉ヤルダ(日本語吹き替え版【ソフト/日本テレビ】)
古澤徹トム・クローニン(日本語吹き替え版【ソフト】)
田原アルノマーティン・マーシャル(日本語吹き替え版【ソフト】)
仲野裕テディ(日本語吹き替え版【ソフト】)
花輪英司(日本語吹き替え版【ソフト】)
山崎美貴マリー・クルーツ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
瑳川哲朗ウォード・アボット(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
本田貴子ニッキー(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
津田健次郎キリル(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
成田剣ダニー・ゾーン(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
塩田朋子パメラ・ランディ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
佐久田修トム・クローニン(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
金尾哲夫グレツコフ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
納谷六朗マーティン・マーシャル(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
野沢那智テッド・コンクリン(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
佐古真弓(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
星野貴紀(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
四宮豪(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
志村知幸(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
原作ロバート・ラドラム「殺戮のオデッセイ」(角川書店)
脚本トニー・ギルロイ
ブライアン・ヘルゲランド
音楽ジョン・パウエル
作詞モービー“Extreme Ways”
作曲モービー“Extreme Ways”
フレデリック・ショパン“Ballade No. 4 in F minor Op. 52”(ノンクレジット)
編曲ピート・アンソニー
ブルース・ファウラー〔編曲〕
リック・ジョヴィナッツォ
ジョン・アシュトン・トーマス(追加音楽アレンジ)
主題歌モービー“Extreme Ways”
撮影オリヴァー・ウッド〔撮影〕
製作パトリック・クローリー
ヘニング・モルフェンター(製作補)
フランク・マーシャル
ユニバーサル・ピクチャーズ(共同製作)
製作総指揮ダグ・リーマン
配給UIP
特撮ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
キット・ウェスト(特殊効果スーパーバイザー)
編集リチャード・ピアソン〔編集〕
クリストファー・ラウズ
録音ゲイリー・A・ヘッカー
その他パトリック・クローリー(ユニット・プロダクション・マネージャー)
あらすじ
前回の戦いより2年が過ぎても、ボーンは記憶が戻らず、苦悩の日々を送っていた。一方、ドイツ・ベルリンではCIA諜報員が任務中に殺される事件が発生。任務の責任者パメラ・ランディは殺害現場に残された指紋から、ジェイソン・ボーンに辿り着く。その頃、ボーンの前に一人の男が現れる。男を暗殺者と判断したボーンは、恋人マリーを連れ逃亡するのだが…
ネタバレは禁止していませんので
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202.ボーン君は「変装」という言葉を知らないのか?
happy_pinkさん [インターネット(邦画)] 7点(2018-12-11 22:33:11)(良:1票)(笑:1票)
201.とにかくすさまじいアクションに脱帽。
対人の格闘は前作よりさらに緻密になっていて、初期セガールを思わせる。
特に元同僚?を訪ねたシーンでは、技量の接近した相手との何でもありをかなりスリリングに表現。
刺殺、目つぶしをねらった攻防や小道具の使い方が上手すぎて手に汗握ります。

今作は前作のようなだんだんと明らかになる筋ではなく、目的に向かう筋なので、キャラ同士のやりとりが白熱化します。
スピーディな台詞回しが小気味良く、そういう部分の演出の巧さが光っています。

追い込まれてからのプロットも秀逸。ボーンと敵のパワーバランスの変化なども凄く上手く作られていて感心しきり。大満足でした。
黒猫クックさん [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2008-10-04 17:46:51)(良:2票)
200.スパイ映画の中に官僚機構としてのスパイ組織をしっかり説得力を持って描いた点や、何も特別なものを使わずに相手の居室を調べ上げたり、手じかにある普通のものを創意工夫で武器にして難局を切り抜けるリアリティのあるキャラクター像が新機軸だと思います。組織に命令されて何でもやらざるを得ない一兵卒のボーンが、その気になって反撃すれば組織の総力を遥かに上回っている点がスカッとするし、それだけで終わらずあくまで個人の良心にもとずいて行動しようとする点が単なる娯楽作品に終わらない感動を与える。構成員による個人悪で暴走する組織と、個人の良心の対決という現代社会が抱える今日的テーマを扱っていると思います。娘に告白したからといって何が変わるのか? といくらでも危険を冒さないで済ませる言い訳が可能ですが、とにかく実質何も変わらなくてもできることを精一杯やる、というのがこの映画の答えなのだと思います。
マンフロントさん [DVD(字幕)] 10点(2007-08-08 13:50:30)(良:2票)
199.臨場感を重視した映画、と言えば聞こえはいいけど、「見せる」という映画の基本を放棄した、粗雑な印象を受けてしまいます。映像が極度に断片的だったり、無闇に揺れたり、確かに「慌しく何かをしている」ということだけは伝わりますが、肝心の「何をしているのか」「カメラは何を写しているのか」がサッパリ伝わらない。我々の職場でも忙しそうな素振りで「忙しい忙しい」とボヤいてばかりの人に限って、大して成果をあげていないのに似てるぞ(笑)。これはこれで一つの手法かもしれないけど、好きになれない・・・。いや、臨場感を感じさせてくれる映画自体は全然嫌いじゃないんだけど、その根本にはやはり「映画を観る者=傍観者」という大前提があって、あくまでそこから派生した臨場感であって欲しい。カメラを通して観る、という限界を、可能性に変えて欲しい。本作ほどまでに「見せる」ということを諦めて、臨場感を重要するんなら、映画じゃなくて、ユニヴァーサル・スタジオにアトラクション作ったらいいやんか、と思ってしまう。クライマックスのカーチェイスは確かに凄かった、凄かったけど、それをどうカメラで捉えるか。車内にカメラを積んで撮影すること自体は、技術的にはともかく発想的には何も難しいことはない。問題は、それでなお「カメラで何を捉えるか」「何を我々に見せるか」という表現的な問題、だと思うんですが。
鱗歌さん [DVD(字幕)] 6点(2007-01-08 11:28:09)(良:2票)
198.スターの出ているアクション大作でありながらキリっと締まった作風が気持ちの良いシリーズですが、私的には第1作を上回る出来と面白さだったと思います。普通のアクション大作にしようとする映画会社とケンカしてでも作品の完成度を保った前作の功労者ダグ・リーマンが製作に回り、ポール・グリーングラスという誰も知らない人物が監督に決まった時には「大丈夫か?」と不安になったのですが、結果としてこの監督はリーマン以上の手腕を見せ付けました。この人はジャーナリスト出身で作家を経て映画監督になったという変わった経歴の人物なのですが、そうした経歴のおかげか説得力ある語り口で複雑な話をまとめていくという腕前はそこいらのベテラン監督を軽く超えています。謎が明かされながらテンポよく進んでいくこの映画のストーリー展開は知的で大変心地よく、この完成度なら仮に目立ったアクションがなくても十分に楽しめるスパイ映画になっただろうと思います。また単なるインテリ監督に終わらず画面作りにもセンスを見せているのもさすがで、作品全体を通してクールにして緊張感溢れる映像と編集がなされています。ここぞという時のアクションもスパイならではのストイックさに溢れていて大変かっこよく、無闇に見せないからこそ盛り上がるという前作の良さを引き継ぎつつもそれを超えることに成功しています。それまでクールに淡々と進んでいた話とアクションが収束し、一気に爆発したかのようなクライマックスのしつこいカーチェイスには大興奮しましたとも。マトリックス・リローデッドやバッドボーイズ2がド派手カーチェイスの究極の進化形であるなら、この映画のカーチェイスはリアル路線の究極の進化形です。現実離れした銃撃や爆破などせず、いろんなものにぶつかって車をぼこぼこにへこませ、「街を猛スピードで走ること」の怖さをストレートに伝えるこの手のカーチェイスは、ブリットやフレンチ・コネクション以来久々に見ました。そんなわけでかなり大満足の作品でしたので、同監督が続投するシリーズ最終作にも期待しています。
ザ・チャンバラさん [DVD(吹替)] 8点(2006-10-28 21:48:49)(良:2票)
197.《ネタバレ》  まず冒頭でマリー(フランカ・ポテンテ)が射殺されちゃうのにびっくり。
 自分を狙っているのは誰なのか。ボーンに罪をなすりつけようとしているのは誰なのか。
 前作より明らかにミステリー色とドラマ性が強い。そして展開が早い。アクションも速い。カーチェイスは凄い。
 少年漫画のようなノリはナリを潜め、完全なる『映画』になっていますね。
 カメラワークの臨場感も前作を凌いでいる気がします。
 手ぶれ撮影が平気、むしろ結構好みな私にとっては、迫力が感じられてとても良かったです。
 特にカーチェイスのリアル感は凄い。
 今までのカーチェイスであれば、『ありえないでしょ』の神業連発で、なんだかんだ言って切り抜けちゃうのがセオリーっちゃあセオリー。
 ところがこの作品は違います。ぶつかる。ぶつかる。
 いや、そりゃ急に道路に飛び出したり、車線変更すれば、そりゃそーなるのが普通なんですが、映画ではそーならないのが普通なのに、あえてそれをやっちゃうっていうね。あれ?何を言っているのかよくわからなくなってきました。
 個人的にはカーチェイスであんま熱くならないのです。車やレースに興味が無いっていうのもあるんですが。私にとってカーチェイスって、どちらかというと退屈なシーン。であることが多い。
 ところがところが。この作品ではもう目が離せません。
 すべてのアクションが最高級のレベルで仕上がっていて、それでいて前作の雰囲気を少しも損なっていません。サスペンスアクションの最高級と言ってもいいくらいです。
 恋愛要素が完全に排除されたのも、個人的な好みと合致しました。
 トレッド・ストーン最後の生き残りとニッキーの使い方が、おいしいけど、ちょっと出番少なくてもったいない気がします。
 そしてブライアン・コックス演じるアボット。唯一サプライズ演出をできたかもしれないのに、ステレオタイプの黒幕で悪いやつってのがばればれ。これじゃあダニーが殺されちゃうシーンだって全然驚けません。まさにダニーは無駄死にですね。
たきたてさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-12-31 03:13:58)(良:1票)
196.《ネタバレ》 ドキュメンタリーでその才能をすでに開花させていたポール・グリーングラス監督によって前作が凡作に思える程、見事に昇華させられた本作。手持ちカメラによる撮影が多く用いられて少々難ありだと思われた映像もスピード感と緊迫感が圧倒的に勝り各シーンに良い影響を与えています。砂浜をランニングするボーンとマリーが見るボーンの日記の内容が交互に映し出されますが、見る夢に悩まされ、なぜこうなったのか自分の過去さえ思い出せないボーンの焦燥感が上手く伝わってきます。かつての工作員仲間だった男との格闘シーンも従来のハリウッド映画のそれとは一線を画す出来です。しかしこれは雑、見にくいと思われたかもしれませんが、リアルさを重視し生々しさが上手く表現されてて正に手に汗握るものとなりました。キャスティングも見事でジョアン・アレンの存在感がとても大きかった。しかし特筆すべきはボーンの最大の仇であり、最高の好敵手となったカール・アーバンでしょう。登場から手際の良い細工をしてCIA職員を瞬殺。その射撃のウデまで披露してコイツは只者ではないと印象付ける。そしてあの市街地チェイス。ボーンとついに相まみえた瞬間のにらみ合い。鳥肌が立った見事な仕事ぶりにこの監督の手腕の良さを確信した。地球の裏側までやって来てもその運命は変えられない。車に乗ったキリルの姿をひと目見ただけで追っ手だと察してしまうその本能がやはりジェイソン・ボーンなのだ。その本能に従い、それでも諦めず過去を知ろうと前へ進んだマット・デイモンの演じたボーンは正に彼の一番の当たり役になったでしょう。
mikiさん [DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2012-03-15 23:14:58)(良:1票)
195.《ネタバレ》 製作会議では以下のような会話が交わされたのではないか。「今回は一匹狼を前面に出しましょう」「だとマリーが邪魔になるなあ」「開始早々殺しちゃえばいいんですよ、すると復讐のドラマにもなりますから」「でもボーン自身殺し屋みたいなもんだろ、正義の復讐って言ってもなあ」「それなら釣り合いを取って、彼の贖罪の旅を重ねればいいでしょ」「なるほど、深みっぽくなるなあ」「舞台はどうする」「前回が女連れの花のパリでしたから、もっと寒色系の街がいいですな、いかにも女っけに乏しい都市、ベルリンとかモスクワとか」「あ、それ両方いただき」「じゃあ冒頭でマリーに消えてもらうのは、反対に暑い街ですね、インドのゴアあたり行っちゃいますか」「ヤマちゃん、今日冴えてるねえ」、…などといった感じであったろう。アレキサンダー広場のシーンは、もっと面白くできそうだったが、その禁欲的なところがこのシリーズの魅力なのか、とも思わせられてしまう。それなりにドキドキした。カーチェイスっていつもはだいたい退屈するものだが、今回のモスクワはけっこう引き込まれた。こちらの車にパトカーが横からぶつかってくるのを車内から捉えたところの、驚きの効果と迫力。それと望遠で覗きながらのパメラとの電話、ああいうシーンはドキドキさせる、「ニッキーならあんたの隣に立っている」。黒澤の『天国と地獄』で、捜査員一同がパッと窓の視野から隠れて身を伏せる名場面を思い出した。見えない相手と耳元の声とのギャップから来るスリル。
なんのかんのさん [DVD(吹替)] 7点(2010-08-03 10:07:35)(良:1票)
194.前作「ボーン・アイデンティティ」は、演技派のマット・デイモンがリアルなアクションシーンをこなし、ヨーロッパを舞台にしたスタイリッシュな映像が秀でたアクション映画だった。悪くない映画だったけど、スパイ映画としては“展開力”に今ひとつパンチがなくて、それほど印象が強い作品ではなかった。
なので、続けて製作された続編に対しても、興味は薄く、公開から6年が経過してようやく観た。ようやく観た理由は、ある雑誌の企画上のランキングで、このシリーズの続編2作品が揃ってランクインされていたからだ。

アクション映画において6年という年月は“劣化”を覚悟しなければならない期間だと思う。
しかし、今作にはそういった安直な劣化は微塵も感じなかった。むしろ作品の隅々までが洗練されていて、新しいと感じた。

主人公に対する追走劇が世界を股にかけて展開される様は、前作から引き継がれた魅力だが、その各国での各シーンがより研ぎすまされ、それぞれの場面が完成されている。
映画の展開によって変わっていく雰囲気が、各都市のシーンでマッチし、ロケーションそのものが主人公の心情を表しているかのようだった。
世界各国各都市での撮影を売りにしたアクション映画は多々あるが、各シーンにおいて、その都市で撮影を行う”意味”を持たせ、それを如実に表現する映画は少ない。

そういった映画作りに対するきめ細かさが、用意されたプロット以上にこの作品の面白味を高めていると思う。

すぐに続編が観たい。第三作目を一緒にレンタルしなかったことを悔やんだ。
鉄腕麗人さん [DVD(字幕)] 8点(2010-04-07 16:37:21)(良:1票)
193.《ネタバレ》 この監督さんは短いショットをつなげて、もの凄いショット数で目まぐるしく進ませる展開がお好きだそうなんですけど、まぁこれは好みの問題だから仕方ないんだけど、あんまりそういうのって好きじゃないんですよ。なんかちょっと気持ち悪くなっちゃうの。おえって。いやまぁとにかく、お話としてはありきたりだけどちゃんとツボを得てるし、なにより、実にうまく逃げ切るその天才的な姿がとてもいい。カーアクションだけではなく、一対一の素手での戦いなんかも臨場感とリアルさが出ていてよく出来てます。
あろえりーなさん [地上波(吹替)] 6点(2007-11-17 18:49:25)(良:1票)
192.《ネタバレ》 マット・デイモンの無口な暗殺者(特殊工作員)が実にしっくりくるボーン・アイデンティティーの2作目。
物語自体は特にパッとせず、それによりあまり起伏は感じられないけれども、一つ一つの場面の構成などはなかなかいいと思います。
またジェイソン・ボーンが“人間の領域を超えない程度に超人”であることも良い点だと思います。ただ、↓鱗歌さんもご指摘の通り、臨場感を出すための手法として使われているせわしなく動くカメラが、動き過ぎてさっぱり“何を映したいのか”が判らなくなっている部分がマイナスと云ったところでしょう。
中盤の格闘シーンや、後半のカーチェイス・シーン等、確かにすごく臨場感が伝わってくるものですが、結局のところ、場面を見せる、ということを放棄している感じがします。
とまあ、これはこれで嫌いではないですが、場面を映す、ということにもう少し別のアプローチをしてくれたら、より面白い作品になったのではないかと思います。
クリムゾン・キングさん [DVD(字幕)] 6点(2007-10-21 04:10:48)(良:1票)
191.前作とセットで中々よくできていると思います.横からの直撃は普通カーチェイスの終了を意味するのですが・・・カーチェイスの進化系を観た気がしました.
マー君さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-07-01 15:03:52)(良:1票)
190.《ネタバレ》 いきなりの前ヒロイン殺害にはビビリました。物語急展開にワクワクするもけっこう内容はフツーのサスペンスもの。1作目での正体不明のシークレット・エージェントというエッセンスは今作では使えなかったため、そのためのグレードダウンだと思われる。
しかしながら人間のアクション面ではやはり評価できると思う。中盤のドイツ警察との追っかけっこで、電車→船→電車って移動したボーン(=マット・デイモン)にはちょっと感動☆けっこうアクションしてますよねこの映画って。ボーンが電車に戻ってきたことにビックリする乗客に「やあ、ただいま(^ ^)」なんてユーモアが盛り込まれてたらもっと面白いんだけど。
ただ車を使ってのアクションには少々物言い有り。はっきり言って終盤のカーチェイスアクションは画面が動きすぎて何がどうなってるかほとんどわかりませんでした。画面がぶれながらシフトチェンジしたり、画面にボーンが写ってると思ったらいつのまにか殺し屋のほうになってるし、どっちがどっちを撃ってるのかもわかりにくかったです。やはり映像として人に見せるからには最低でも見てみて何が起こってるかわかるものにして欲しいと思う。たぶん監督(若しくはカメラマン?)としてはカーチェイス中の車内などをリアルに撮影したかったんだろうが、観てるほうがわからなければ本末転倒である。しかも断続的にボーン側と相手側に視点が変わったのではたまらない。そうなってしまえば主観がすぐに入れ替わり、観客は今現在どっち視点の映像かわからない→リアリティもくそもない。こういった撮りかたは格闘アクション系でもけっこうありますがはっきり言って好みません。「マトリックス」が壮大なSFものとしてだけではなく、アクションものとしても評価されたのはやはりアクションをしている俳優に対して一歩引いた位置から体の動き全体を捉えるカメラワークの賜物だと思う。観ていてわかりやすいし楽しめる、これが一番ではなかろうか。
けっこうカメラワークに対して批判しましたがそれは別にこの映画に限ってのことではないので。他にも証拠も無くボーンの話を泣いて信じるネスキーの娘さんのリアリティの無さなど色々ありますが点数に出せばまあそこそこってことで6点ほどですね。
TANTOさん [DVD(字幕)] 6点(2006-02-14 00:07:22)(良:1票)
189.前作同様に様々な国でロケを敢行していますが、前作よりもロケーションが活かされていると思った。カーアクションはここではイマイチな評判ですが、素直に「凄い」と思いました。車が暴走しながら大通りに合流するシーンってカーアクションではお決りのようにあるんだけど、不思議なくらいぶつからずに合流するのを見て「一回、やったろか」とか思ったりしてたんですが、この作品では思いっきりぶつかってます。ガンガンぶつかりまくってのカーアクションのリアル感がロケで得られたリアル感の喪失を防いでいた。主人公が瞬時に判断・行動する様を主人公の視線なり表情をその行動の前に短いカットで挿入することで見せてゆくのも前作以上に冴えわたる。先が見え見えの展開でも十分楽しめました。前作と同じ6点ですが、今作は限りなく7点に近い6点。
R&Aさん [DVD(字幕)] 6点(2006-02-07 12:09:24)(良:1票)
188.ボーンが超人ぶりを発揮しているのにも関わらず、ディティールが非常にリアルなのが面白い。たとえば車ごと河に転落したとき、車内の隅に残った僅かな空気を吸ってから行動に出るのだが、普通のアクションならこんなところまで描かない。工夫の積み重ねで単なる絵空ごとと感じさせない、厚みと迫力を出しているのだ。銃を乱射するでもなく、身の回りの日用品――トースター、酒、自動車などを使って敵を圧倒する。彼にかかれば丸めた雑誌ですら、人を殺す武器となる(この辺、浦沢直樹の『マスターキートン』に似ている)。同じ特殊工作員でもジェームズ・ボンドとはまったく違った、知的でクールなヒーロー像だ。これで脚本にベタ過ぎる展開がなければ最高なのだが……。(以下ネタバレ)とくにCIAの若いメンバーが上司に殺される場面、ちょっとバカバカしくなってしまった。あいつ『マイノリティ・リポート』観てたら死なずにすんだだろうな。
no oneさん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-27 22:21:59)(良:1票)
187.「ボーン・アイデンティティー」はなんかわからんけど、おもろなかってん。だから観んとこ思て。このシリーズ自分に合ってないんかな~って。でも、ここのレビュー読んだら、前作おもろないゆーてる人は、だいたい今回はおもろいって書いてるやん。だから考えなおして観てみたんやけど、うん、前よりおもろかった。映像がグラグラしてて、何がどーなってるんかわかりづらいとこあるけど。テンポいいし。音楽もテンポいいし。ボーンもテンポいいし。脇役もテンポいいし。とにかくテンポがいい
なにわ君さん [DVD(吹替)] 7点(2005-08-23 16:21:31)(笑:1票)
186.ボーンの行動が面白い。逃げ切れる自信があるからなのか、追われているくせにコソコソしてなくて「もっと見つからないよう工夫しろよ!」って言いたくなる。逃げる時の決断の速さや素早さが見ていて気持ちいい。僕はカーアクションがたいして好きじゃないので、たまにカーアクションが長い映画にあたると「車はもういいよ!」っと早送りしてしまうが、この映画では事故りながら逃げるというTVゲームみたい演出が新しく、長めのカーアクションだが楽しめた。ボーンの行動やカーアクションといった極所的な面白さは随所に感じるが、全体的としての話の地味さなど、作品を通して見て凄い面白かった!とは感じなかった。
六爺さん [DVD(字幕)] 6点(2005-08-01 09:07:23)(良:1票)
185.1作目よりも完成度は非常に高い。緊張感を尊重した淡々とした筋運びにしているにも関わらず、ボーンに「変装しない」という特徴を持たせることで適度に見せ場を作り出すことに成功している。1作目もハードボイルドな雰囲気ではあったのだが、娯楽要素を優先したためか、ご都合主義ばかりが目立つ中途半端なスパイ映画になってしまっていた。しかし、そんな1作目とは対照的に手堅い演出によって、本作はサスペンス映画としても一級品になっている。批判されているカメラワークのブレも、むしろドキュメンタリー・タッチを思わせるという意味では非常に好感が持てる。本作で気に入った展開はホテルから逃げるとき足を怪我し、走れなくなったボーンがロシアでキリルから逃げようとする一連の場面である。ラストではちょっとした爽快感があった。
マイカルシネマさん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-08-01 03:23:01)(良:1票)
184.“続編に妙味なし”という定説が崩れつつある昨今、それを決定的にしたのが本作で、近年のアクション映画の中でもピカ一の作品とだけは言っておきたい。前作に引き続きハード・ボイルドな姿勢は一切崩されておらず、大技小技を効かせたアクションは全編に渡り、そのリアルさは些かの輝きも失ってはいない。ひたすら一直線に雪崩れ込んでいくストーリーは、人物造形の巧みさもあり、よりシリアスで濃密なドラマへと展開していく。不自然さなど微塵も感じさせないほど、本作が稀に見る上質のエンターティンメントだと言えるのも、ポイントとなる場面を正確に把握し、ディテールをきっちりと描き重ねてきた結果に他ならない。だからこそ、クライマックスへ到達するまでの数々の逃走劇が見事に描かれることにより、この荒唐無稽なカーチェイスも生きてくるのである。鞄に入れた銃をロッカーに忍ばせるているシーンに示されるように、満身創痍のJ・ボーンが孤立無援の中、脱出するスリリングさは、スパイ映画の王道を行くものであり、007がすでに失ってしまったものを、ここで改めて復活させているように感じる。(そう言えば、ジェイソン・ボーンのイニシャル“J.B.”はジェームズ・ボンドに符合する!)まさにD・リーマン製作総指揮のもと、監督P・グリーングラス、脚本B・ヘルゲランドといった頭脳集団のチ-ムワークの良さが勝利に導いた作品だと言える。ただ、実年齢よりも老け顔のJ・アレンに対し、童顔のM・デイモンのラストのあの決めゼリフはいかにも不釣合いな感じがした。
ドラえもんさん [映画館(字幕)] 9点(2005-04-29 18:23:31)(良:1票)
183.ボーンが走り,格闘し,知恵を絞って危機を脱したとしても彼の行き着く先は無い。作り手が意識しているのかどうかは知らないが,まるでそういう彼の開放されない心性が疾走し,ゆらめく様を映し出していくような映像,私はこれをとても哀しく感じた。また「ボーン・アイデンティティ」でも同じようなコメントをしたのだが,こういう映画は「地味」といわずに「粋」といおうじゃないか。車がクラッシュしても爆発せず,さあ泣け怒れといわんばかりの音楽もかからず,始終暗くダークな映像で,若いカワイコちゃんなど全く出てこない,そんなハリウッド映画が「粋」以外の何であろうか。
veryautumnさん 8点(2005-02-13 01:04:08)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 202人
平均点数 6.53点
000.00%
110.50%
210.50%
331.49%
441.98%
53215.84%
65426.73%
76130.20%
83617.82%
983.96%
1020.99%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review17人
2 ストーリー評価 6.92点 Review26人
3 鑑賞後の後味 6.56点 Review25人
4 音楽評価 7.10点 Review20人
5 感泣評価 4.61点 Review18人
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