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マイ・フェア・レディ

[マイフェアレディ]
My Fair Lady
1964年上映時間:170分
平均点:7.34 / 10(Review 144人) (点数分布表示)
公開開始日(1964-12-01)
ドラマコメディミュージカルロマンス戯曲(舞台劇)の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2020-09-22)【イニシャルK】さん
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監督ジョージ・キューカー
キャストオードリー・ヘプバーン(女優)イライザ・ドゥーリトゥル
レックス・ハリソン(男優)ヘンリー・ヒギンズ教授
スタンリー・ホロウェイ(男優)アルフレッド・P・ドゥーリトル
ウィルフリッド・ハイド=ホワイト(男優)ヒュー・ピカリング大佐
グラディス・クーパー(女優)ミセス・ヒギンズ
ジェレミー・ブレット(男優)フレディ・アインスフォード=ヒル
セオドア・バイケル(男優)ゾルタン・カーパシー
モナ・ウォッシュバーン(女優)ピアス夫人
イソベル・エルソム(女優)アインスフォード=ヒル夫人
マーニ・ニクソンイライザ・ドゥーリトゥル(歌声)
池田昌子[声]イライザ・ドゥーリトゥル(日本語吹き替え版【テレビ東京/テレビ朝日/TBS】)
中村正[声優]ヘンリー・ヒギンズ教授(日本語吹き替え版【テレビ東京/テレビ朝日/TBS】))
小松方正アルフレッド・P・ドゥーリトル(日本語吹き替え版【テレビ東京/テレビ朝日】)
今西正男ヒュー・ピカリング大佐(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
広川太一郎フレディ・アインスフォード=ヒル(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
沢田敏子ピアス夫人(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
下條正巳ヒュー・ピカリング大佐(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
内海賢二(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
清川元夢(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
野本礼三(日本語吹き替え版【テレビ朝日/TBS】)
高村章子ミセス・ヒギンズ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
飯塚昭三(日本語吹き替え版【TBS】)
原作ジョージ・バーナード・ショー「ピグマリオン」
アラン・ジェイ・ラーナー(ミュージカル戯曲)
脚本アラン・ジェイ・ラーナー
音楽アンドレ・プレヴィン(音楽スーパーバイザー)
アラン・ジェイ・ラーナー
フレデリック・ロウ
作詞アラン・ジェイ・ラーナー
作曲フレデリック・ロウ
編曲アレクサンダー・カレッジ
撮影ハリー・ストラドリング
ジェラルド・ペリー・フィンナーマン(カメラ・オペレーター)
製作ジャック・L・ワーナー
ワーナー・ブラザース
配給ワーナー・ブラザース
美術セシル・ビートン(プロダクション・デザイン&美術監督)
ジーン・アレン〔美術〕(プロダクション・デザイン&美術監督)
ジョージ・ジェームズ・ホプキンス
ウェイン・フィッツジェラルド(タイトル・デザイン〔ノンクレジット〕)
振付ハーメス・パン
衣装セシル・ビートン
編集ウィリアム・H・ジーグラー
録音ジョージ・グローヴス〔1901年生〕
マレー・スピヴァック
その他アンドレ・プレヴィン(指揮)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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【クチコミ・感想】

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144.《ネタバレ》 久々に見直したが、やはり映画史上に残る名作だと再確認。もうちょっと若い時期のオードリーだったら、なおよかったけれど、それでも彼女の魅力は十分に発揮されていた。自分が年をとったせいか、最後のシーンは涙が止まらない。また、なぜか「I could have danced all night」のところでも泣けてしまう。お金でも宝石でもなく、ほんの少しのヒギンズのやさしさに、天にも昇るほどの喜びを爆発させるイライザの健気さに胸がいっぱいになるのだ。

エンタテインメントとしてもよくつくりこまれた作品だけれども、社会文化論的な視点から見ても興味深い。社会の底辺に属していた娘が、一転して王族にも見なされるシンデレラストーリーは、いわゆる「階級変換」がテーマとなっている。舞踏会のシーンにおいて、イライザは他の上流階級を圧倒する。イギリス階級社会の空洞性がさりげなく告発される。また、ここで描かれる社会は男性優位の社会でもある。つまり、ジェンダー的にも格差があるわけだ。しかし、ヒギンズはイライザや母の前では、その威厳は微妙である。ラスト近く、母の家でイライザと口論になり、イライザが出て行ったあと、「マザー!」と叫ぶほかないヒギンズのありさまは、「教授」という社会の最高位にある人間とは到底思えないもので、わがままがきわまってどうしようもなくなった駄々っ子の姿そのものである。貧富や性差、制度的階層の矛盾といった伝統的な社会問題が娯楽性を損なわない範囲で、しかし、しっかりと取り込まれているのは巧み。

これらを図式的に見直すと、すべて既存の秩序が一度崩壊したあとに、新しい価値観が見出され、それによって初めて幸福が得られるという筋道になっている。つまり、「崩壊」と「新生」の物語である。イライザにしても「花売り娘」としての彼女は消滅し、「レディ」として新生している。「崩壊」と「新生」というテーマで、なおかつ「階級変換」が絡んでくるとなると、(作者が意図したかどうかわからないが)これはもうニーチェの思想そのものである。となると、一見、コメディ的要素も持ちながら、その実、きわめて深い内容をも含んでいる恐るべき映画と解釈することもできるだろう。

ま、そんな見方はともかく、40年前にしてすでに一つの頂点に達している感さえある忘れえぬ一作だと思う。9点也です。
delft-Qさん [DVD(字幕)] 9点(2007-09-09 02:01:26)(良:2票)
143.ミュージカルの嫌いな私の、唯一大好きなミュージカル映画。音楽もいい。この映画は“言葉”が大きな役割を果たしていて、コクニー訛りと正統派のクイーンズイングリッシュの対比がとても面白かった。その面白い対比を日本語で表現するのは大変な作業だったと思う。まだ綺麗な言葉を充分にしゃべれないイライザが最高にドレスアップして、最高に済ました顔して言う台詞の“それをおばがガメました。(盗みました)”という字幕に降参!この日本語訳に10点。
Mirandaさん 9点(2004-06-09 10:21:22)(笑:2票)
142.人間が喜ぶ時って、思考よりもまず体の動きが優先しますよね。例えばテストの合格発表を見た瞬間などは、喜びのあまり「ヤッター!」と飛び跳ねる人はいても、喜びのあまり歌を歌いだすという人などいません。仮に声は出すにしてもそれは「フォ~!」とかいった類の雄たけびのようなもののはず。てことは感情表現には歌うことよりも実は踊ることの方が大事。だから私は踊らずにただ歌うだけという行為には強烈な違和感を感じるんです。という前置きをしつつ……。
 ヘップバーンファンの方には殴られるかも知れませんが、この映画のヒロインは、舞台通りにジュリーアンドリュースがやってた方が良かった気がします。元々それで大評判だった訳ですし。いや、もっと言うと、メリーポピンズの方をヘップバーンが、この作品の方をジュリーアンドリュースがやった方が、お互いにとって有益だった気がします。ポピンズというのは、ミュージカルという以前にまず映画としての完成度がメチャメチャ高い作品です。だから物語全体の面白さにおけるヒロインの歌唱力の比重がそれほど絶対的に高いわけでもありません。つまりヒロインが口パクだというだけで即「あ~残念」ということにはならない作品なわけです。でもこの作品は違います。本格的なミュージカル作品です。にもかかわらず、ヒロインは踊りません。唄いません。けしからん。とどのつまり、この両作品は「せっかく汎用性の高いヒロイン役の方に、当代屈指の歌姫をわざわざ起用し、本人が実際に歌うことが望ましいヒロイン役の方には、歌えない女優を起用する」という非効率な関係にあるわけです。想像してみてください、ヘップバーン扮するポピンズが宙を漂う姿を…。今頃はきっと「ローマの休日もいいが、やはりヘップバーンの代表作といえばメリーポピンズだな」となってることでしょう。そしてこの映画も「面白いんだけど、口パクじゃあね…」などと言われることもなかったはずです。え、なに?後半の良さはヘップバーンじゃないと…ですって? いや、私が思うにですね、へたにヘップバーンを起用しちゃったからこそ「せっかく彼女を使うからには…」とか余計なこと考えてgdgdな後半になっちゃったんじゃないかと。あと、ヘップバーンの悪口を堂々と言えるスタッフもそんなにいないでしょうから「この人は踊れないから…」という理由で泣く泣く没になった案も本当は結構あったんじゃないかな…。
バーグマンの瞳さん [地上波(字幕)] 6点(2014-09-10 21:46:30)(良:1票)
141.尺が長すぎるのももちろん問題なんだけど、そう感じさせる理由は、第1に、それぞれの楽曲がつまらないこと。第2に、台詞の部分で、みんな舞台からそのまま持ってきたかのようにワーワーうるさいこと。映画にするのならばそれに即した作り方をしてほしかったと思います。見ていて疲れました。
Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2010-01-05 02:30:45)(良:1票)
140.すごく大ざっぱだけど、ミュージカル映画はダンス中心から歌中心に移行してすたれた、って言えないか。この64年はもうダンスは付けたりで、踊ってても絶頂期のハレバレとした感じが出ない。「踊りあかそう」なんてどんどん狭い部屋へ入ってしまい欲求不満が残る。「時間どおりに教会へ」もいろいろやってるんだけど、コワザって感じ。競馬場での白黒の効果は見事だったが、『巴里のアメリカ人』ですでにやってるし、それにこれはミュージカルの味とは関係ない。いや、いい映画だとは思うんです、思うんですけど、峠を過ぎたジャンルの緩さも目立つ作品なんだな。かえって翌年の『サウンド・オブ・ミュージック』は、もうミュージカルの形にこだわらないことで成功したと思うんだ、でもそれはまた別の話。あ、この2つの映画、手元の「ぴあシネマクラブ」によると、どちらも上映時間は172分だぞ。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 7点(2008-11-10 09:17:02)(良:1票)
139.《ネタバレ》 巷での高い評価は知っていたので、とっても期待しながら見ました。ところが、私には不向きだったのか、全然楽しめませんでした。理由は大きく2つ。1つはミュージカルの命である音楽が気に入りませんでした。これは好みの問題とも言えますが、ダンスらしいダンスが1つも出てこないなんて、演出を疑ってしまいます。もう1つは、ストーリーの繋がりのなさ。イライザと教授の会話ややりとりの中に、1つとして心を通わせる場面がありません。なのに、この2人を引き付け合わせるものは何でしょう。コメディとしては競馬場のシーンなど、楽しめる場面が多くあります。しかし、映画としては不満が残りました。
shoukanさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2008-09-14 18:46:21)(良:1票)
138.「世間でいう "名作" というものやらを、一度は観ておかないといけないだろう」 と、自分の趣味とはまったくの畑ちがいを観たのがマズかったかもしれない。観終わったあと 「いやぁ、よかった」 とか 「おもしろくなかったな」 という言葉が出るならまだしも、「つ、疲れた…長かった」 だから、映画の本質をどこまで掴めているのか、自分のことながら甚だ謎である。2時間以内にまとめれば評価も変わってくるだろうが、遅々として話も進まず、3時間も歌と踊りを見せられるのはやはりツライ。「もう一度観ろ」 と言われたら……お願いですから勘弁してください。
マイケル・エリスさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2006-06-17 12:51:44)(良:1票)
137.《ネタバレ》 この作品を観るうえでは、イギリスの階級社会というものを理解していないと映画の意味がいまひとつ分からないかもしれません。イギリスは中流意識が強い日本などと比べるべくもないほど厳然とした階級社会であり、その階級により使われる言葉が違います。だから、話し方だけでその人の出身階級がすぐ分かる、それがイギリスの階級社会です。そういう目で見るとイライザが最初に話すのは単なる田舎なまりなんかではなく、下層労働者階級の言葉であることが理解できます。ヒギンズ教授により話し方から所作まで上品なしつけを受けますが、まさにそれをできることが上流階級の証なのです。原作は皮肉屋で有名な劇作家のバーナード・ショーによる「ピグマリオン」(操り人形)。物語のいたるところに原作者の皮肉ぶりがみられますね。原作では映画と少し違う展開が見られるので興味があったら読んでみるのもいいかもしれません。何はともあれ大好きなミュージカル作品のひとつです。
kainyさん [地上波(字幕)] 9点(2004-03-28 23:00:05)(良:1票)
136.《ネタバレ》 シンデレラストーリーという訳で、非常に設定はよく有るパターン。しかし、そこに極上の歌や踊りを織り交ぜるとどうなるか? 更に極上に愛らしい女優を起用するとどうなるか? 更に極上の吹き替えをほどこすとどうなるか? 素晴らしいんです。
ミュージカルでは「雨に唄えば」という非常に優秀な作品も有るのですが、歌や踊りのシーンは「雨に唄えば」よりもこちらのの方が好きです。「雨に唄えば」は非常にコミカルな動きが中心ですが、こちらは派手さは無いけど、古典的な良さの有る雰囲気です。
面白いシーンは競馬場。婦人たちとの会話で、最初は丁寧に喋っているのだけど、ところどころに「ヤッチマッタ」というような発言。徐々にボロを出してしまうイライザが非常に微笑ましく笑ってしまう。とどめは「ケツをひっぱたけ!」。失神している婦人もいました。
メッセージ性もなかなか良いですよ。ヒギンズ教授は、最初は事も有ろうに「賭けと実験」でイライザの教育を試みました。女性を小馬鹿にしていて「男性は偉い」という偏見の持ち主です。ところが最後にはイライザ抜きではいられなくなる。つまりは、女性(イライザ)の存在感を認識したことを意味しています。最後に教授は思い深げに、汚い言葉を使うイライザの録音を聞いていましたね。この描写での僕の勝手な解釈は「正しい言葉」よりも「人の存在感(心)」が大切だというメッセージだと思っています。
おはようジングルさん [映画館(字幕)] 8点(2003-12-19 18:00:50)(良:1票)
135. 原作はジョージ・バーナード・ショーの戯曲「ピグマリオン」。これをアラン・J・ラーナーとフレデリック・ロウがブロードウェイ・ミュージカルにアレンジし(ジュリー・アンドリュース主演で)大ヒットした為、ハリウッドが映画化したのが本作。まぁ、音声学者ヒギンズ(レックス・ハリスン)が友人のピカリング大佐(ウィルフリッド・ハイド・ホワイト好演!)と賭けをして、言葉遣いも乱暴な下層階級の花売り娘イライザ・ドゥーリトゥル(オードリー・ヘプバーン)に正しかるべきQueen's Englishとマナーを仕込み、見事上流階級にデビューさせうるか?というメイン・ストーリーはほぼ原作通りである。が、女性映画に抜群の手腕を発揮するジョージ・キューカー監督は原作の再現度よりもヘプバーンの魅力を全開させることに傾注。原作では結ばれることなく終わるヒギンズとイライザをハッピー・エンドに改編したラーナーの脚本に一歩も引かず、歌曲の挿入のタイミングも絶妙で誠に堂々たる流石の演出ぶり。確かにジュリーも悪くはないが、画面を華やかに彩るチャーミングさでは当時のヘプバーンには今一歩及ばなかったので涙を呑むコトに。でも「メリー・ポピンズ」でオスカー貰ったから溜飲下げた?(マーニィ・ニクソンによる)口パクは確かに興醒めではあるが、こんなアトラクティブなイライザ・ドゥーリトゥルを拝めた素晴らしさに比べれば、些細な問題だろう。キューカー監督の真骨頂が遺憾なく発揮された本作に…8点。え?減点の理由?原作を安易に改編したからネェ…。
へちょちょさん 8点(2003-02-09 23:07:14)(良:1票)
134.イギリス映画を見る上ではイギリスの階級社会を頭に入れておくと面白さと理解度がだいぶ増します。「アッパークラス」「ミドルクラス」「ワーキングクラス」の3つですがこれは現在も歴然と存在します。特にアッパーとワーキングはお互いに「気の毒な奴等」と思っている人が多い(ように思える)です。と偉そうにうん蓄を並べましたが、この映画もそうすると単なるシンデレラストーリーではなくイライザが教養を身につけるまではよかったけれどその後行き場に困って困惑しますよね。それより大変なのはイライザのお父さんであの年までお金はないけれど自由にやってきた生活が180度変らされてしまう。一般的に上昇志向の強い日本人が見れば「お金持ちになって良かった。チャンチャン」ですがイギリス人が見たら「おやまぁ」とすごい悲喜劇になっているのです。若い頃この映画を見たとき、ヒギンズ教授は好きになれなかったけれど少々年を取ってから見るとどんなに偉い教授さんでも男っていつまでもガキなのね(そういう男性が多い)とまぁかわいくも思えると言うものです。私の1番好きなミュージカル映画です。
Jadeさん 10点(2003-01-11 16:37:41)(良:1票)
133.《ネタバレ》 ~My Fair Lady~我が麗しの貴婦人。…我がってなんか表現古いかな。
とてもテンポ良く、話がポンポン進んでいくミュージカル。
最初ダミ声で唸るイライザにイライラするが、機械に括り付けられて発声練習してるイライザ可愛いになる。
屋敷での特訓は辛いけど、ピカリング大佐がヒギンズ教授と違い良識ある人で良かった。
「6週間では無理だ、賭けは終わりだ!」から突然の6週間後は笑った。
舞踏会での功績。帰宅後イライザが完全に空気なのがあんまりだ。盛り上がるヒギンズたちとイライザの対比が素晴らしい。照明の陰に立ち、絵画のように壁際に立つイライザの可愛そうなこと…音声学とはいえ、人を研究する教授が、人に対してあの振る舞いはイカンでしょう。
もう早く出て行って、当初の目的だった花屋さん開くと良いよ。って思ったら、最後戻ってきてしまった。これで良いのか?いやまぁ、本人が良ければ…
K&Kさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-04-04 18:05:31)
132.《ネタバレ》 鑑賞後は、「もっとミュージカル映画を見たい」と思える楽しさでした。ところで、イライザ、あんなに早く帰ったらダメでしょう。まだまだヒギンズを悩ませてあげないと。
次郎丸三郎さん [DVD(字幕)] 8点(2020-08-08 21:27:37)
131.《ネタバレ》 昔吹き替えで見たけどなぜ吹き替えになるとド田舎丸出しの喋り方なのか。
今回の字幕でやっと理解したけど、汚い言葉、おかしな発音の仕方の粗暴な喋り方なのに。
これは字幕で見ないと理解できない作品。
突然普通に喋れるようになっちゃったり、上流階級の振る舞いや踊りとか端折りすぎでしょ。
最後はそうなるだろうなっていう展開だけどなぜ教授のもとに戻るのかちょっと理解に苦しむ。
ume0214さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2019-07-27 15:09:49)
130.《ネタバレ》 ある意味、フランケンシュタインの物語。後のプリティウーマンの元ネタ。筋回しはいいが、この作品のヘップバーンはあまり良くない。弾けたところがないせいかも。
にけさん [映画館(字幕)] 6点(2019-01-16 11:13:38)
129.うーん。ちょっと理解できなかった。
ストーリーの魅力を感じることができなかったし、ミュージカルとしても華麗さや壮大さに欠ける。
ヘップバーン主演が何かと先行してしまっていて、3時間、教授との口喧嘩に付き合わされた感じ。
mighty guardさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2017-12-29 23:33:08)
128.パラマウント版を○X年ぶりに鑑賞。初回より深くみることができたと思います。若いときならイライザの振る舞いに我慢できなかったかも。それにしても美しい映像として保存されていたので、感激しました。
HRM36さん [DVD(字幕)] 10点(2015-08-24 16:26:01)
127.《ネタバレ》 オードリー・ヘップバーンの演技力、踊りが美しく釘付けになった。他のミュージカルシーンのしつこさが印象深い。リトルビット。さすが名画。
reitengoさん [DVD(字幕)] 6点(2014-12-08 00:26:25)
126.なかなか面白いミュージカルでした。歌は下手でもいいから本人の声でやってほしかったですが。
ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-09-25 20:08:57)
125.《ネタバレ》 この映画は二人の人間の成長を描いていますね。一人は当然ながら花売り娘のイライザ。訛りが酷く、上流階級にでても恥ずかしくない言葉を話すべく努力する姿は魅力的でかつ面白いです。彼女がスパルタ教育にイラついて「ア"ア"ー!!」って叫ぶだけで面白いからズルいですね。
んで彼女は結局ヒギンズ教授に賭けを勝たすだけの上達を見せるのですが、そこでチャンチャン♪と終わらないところが良かったです。キチンと上流階級の主役は男であり、女はそこで品評会に出されて娶られるのが唯一の役目ということを確りと描写し、そんな世界を疎ましく思うイライザも描く。こういう世界は今もあるでしょうし、当時のイギリスなら尚更でしょう。
もう一つはヒギンズ教授の成長。イライザの話が終わったと思ったら、ヒギンズ教授にもスポットライトが当たるので良い意味で驚きました。彼が序盤から利己的で独善的な男と描写されていた伏線が良く効いています。女心が分からない、いい年したオッサンがイライザを求めて右往左往する姿は笑えます。
そして今日ではスタンダード・ナンバーとして知られている「I Could Have danced All Night」を元気に唄う(吹き替えですが)このシーンがあるだけでミュージカルとしてはOK。オードリー・ヘプバーンの持つ少年性が活かされた名場面でした。
しかしちょっとばかし上映時間が長いことが気になりもしました。特にイライザの父親とピカリング大佐はストーリー上で絶対に必要な役柄ではないと思えるので、父親のダンスシーンや大佐が知古の友人に電話をするシーンなどは映画化に際し切っても差し支えなかったのではと思います。
とは言っても、老若男女問わず楽しめ、且つ味わい深いストーリーを内包した、ハリウッド映画の良さを存分に感じられる作品と思えました。
民朗さん [DVD(字幕)] 8点(2014-09-19 23:24:53)
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【点数情報】

Review人数 144人
平均点数 7.34点
000.00%
110.69%
210.69%
332.08%
474.86%
5128.33%
61711.81%
72618.06%
83826.39%
92114.58%
101812.50%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.50点 Review6人
2 ストーリー評価 6.50点 Review12人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review12人
4 音楽評価 8.12点 Review16人
5 感泣評価 4.66点 Review6人
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【アカデミー賞 情報】

1964年 37回
作品賞 受賞 
主演男優賞レックス・ハリソン受賞 
助演男優賞スタンリー・ホロウェイ候補(ノミネート) 
助演女優賞グラディス・クーパー候補(ノミネート) 
監督賞ジョージ・キューカー受賞 
撮影賞ハリー・ストラドリング受賞 
作曲賞(コメディ)アンドレ・プレヴィン受賞音楽編曲賞
音響賞ジョージ・グローヴス〔1901年生〕受賞 
美術賞ジョージ・ジェームズ・ホプキンス受賞 
美術賞セシル・ビートン受賞 
美術賞ジーン・アレン〔美術〕受賞 
衣装デザイン賞セシル・ビートン受賞 
脚色賞アラン・ジェイ・ラーナー候補(ノミネート) 
編集賞ウィリアム・H・ジーグラー候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1964年 22回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 受賞 
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)オードリー・ヘプバーン候補(ノミネート) 
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)レックス・ハリソン受賞 
助演男優賞スタンリー・ホロウェイ候補(ノミネート) 
監督賞ジョージ・キューカー受賞 

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