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秘密(1999)

[ヒミツ]
1999年上映時間:119分
平均点:6.34 / 10(Review 103人) (点数分布表示)
公開開始日(1999-09-25)
ドラマファンタジーミステリー青春ものアイドルものロマンス小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2019-12-07)【イニシャルK】さん
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監督滝田洋二郎
助監督橋本光二郎
キャスト広末涼子(女優)杉田藻奈美/杉田直子(憑依後)
小林薫(男優)杉田平介
岸本加世子(女優)杉田直子(憑依前)
金子賢(男優)梶川文也
伊藤英明(男優)相馬春樹
石田ゆり子(女優)橋本多恵子
大杉漣(男優)梶川幸宏
國村隼(男優)藤崎
篠原ともえ(女優)木村邦子
柴田理恵(女優)吉本和子
山谷初男(男優)三郎
徳井優(男優)木島
浅見れいな(女優)友紀
内山信二(男優)小田島
斉藤暁(男優)弁護士
蛍雪次朗(男優)寿司屋の主人
並樹史朗(男優)医師
東野圭吾(男優)大学教授
冷泉公裕(男優)富雄
広岡由里子(女優)亀田
くじら【声優】(女優)
斉藤ひろし(男優)
原作東野圭吾「秘密」(文藝春秋刊)
脚本斉藤ひろし
音楽宇崎竜童
石川光(音楽スーパーバイザー)
浅梨なおこ(選曲)
作詞竹内まりや「天使のため息」
作曲竹内まりや「天使のため息」
編曲山下達郎「天使のため息」
和田薫
主題歌竹内まりや「天使のため息」
山下達郎「天使のため息」(プロデュース)
撮影栢野直樹
福本淳(撮影助手)
市川修(撮影助手)
製作TBS
プロデューサー濱名一哉(協力プロデューサー)
配給東宝
特撮曽利文彦(VFXスーパーバイザー)
美術金田克美
柴田博英(装飾)
編集冨田功
照明長田達也
蒔苗友一郎(照明助手)
金子康博(照明助手)
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103.《ネタバレ》 原作を読んだ直後に映画を見てみた。原作と最も違う点は、事故が起きるのが藻奈子が高校生の時点である事。
原作では事故が小学生で起こり、高校生で終盤を迎える。その為、原作では緻密に描かれていた藻奈子の精神的な
変化が映画だと変化したのは父親側のみと捉えられる、その急激な変化を補う為か、若干ギャグテイストが多く
徐々に移り変わる物語の質を体感できなかった。ラストにしても秘密をバラしてしまうと、直子が平介を裏切ったと
感じてしまう、原作のラストのあいまいさはどうなんだろう?と思ったが、映画をみて原作が正解だと気付く。
小説の映画化の場合、小説を超える事は2時間という制限的に無理だと思う。その為、映画は映画として割り切って
原作をモチーフにした別の映画と解釈して作られる方が、原作者としても映画製作者としても幸せなんじゃ
ないだろうか?と思った。
六爺さん [DVD(字幕)] 5点(2006-12-16 23:24:36)(良:3票)
102.《ネタバレ》 入れ替わり系で言うと大林監督の『転校生』が有名ですが、あれよりよっぽど酷なシチュエーションですね。
片方死んじゃってますから。
まず肉体的に妻を失い、時間差で魂まで失ってしまう(妻の苦渋の決断ですが)主人公の悲しみはいかばかりか。
娘は肉体的には生きてますが、その魂はなく、妻と入れ替わりで帰ってはくるものの(これも前述通り妻の苦渋の決断)、それは主人公から旅立つ為であり、ある意味娘と妻の両方をいっぺんに失うような喪失感です。
ホントに残酷な映画ですね。
こう書くと救いのないハナシな気もしますが、夫婦生活のコミカルな部分やちょいと夜の部分(ここの広末さんはキレイでしたね)、なにより家族の再生に向けて泥臭くも真摯に歩んでいこうとする姿が潔くも切なかったです。
ろにまささん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-04-10 08:58:18)(良:1票)
101.《ネタバレ》 心の中は他者からは見えず、そこは基本的に秘密の世界です。ティーンの肉体に40歳の心が宿ったことを世間に隠すときも、見えない心を秘密にします。しかし、世間を欺くために共犯だった夫婦にも、見えない心は秘密の領域として疑心の対象となる。直子が旦那にセックスしようと言ったのは、疑心を取り除くための最終手段だったけど、一線は越えられなかった。その時、直子には藻奈美になりきる選択肢しか残されていなかったのだと思う。この追い込み方は東野圭吾らしく良く練られています。原作は、藻奈美の中身は直子のままなのではないかという疑惑を残して終わりますが、本作はそれを認めてしまった。物語の設定自体を「秘密」としてタイトルに重ねた原作は深い余韻を残したので、本作のアレンジには首を傾げます。あれでは直子がスッキリしたかっただけですね。そんな心理劇とは別に、本作は直子が藻奈美として活動領域を拡げて行く一方で、盗聴を企てることしかできない親父の鬱屈が響きました。若者の生活時間の流れに取り残された親父の焦りが、嫉妬として現れていたように思います。それは世界が広がって行く年代が限られていることの証しのようでもあり、中年親父に哀愁を覚えたのでした。
アンドレ・タカシさん [DVD(邦画)] 6点(2011-03-09 22:14:09)(良:1票)
100.恋愛感情をより明瞭に、恋愛ドラマをより大袈裟に描くために特殊な環境が用意される東野圭吾作品の定番的物語構成をうまく引き継いで語っていると思う。映画を見たのも原作を読んだのもずいぶん前なので両者が頭ん中でこんがらがっちゃってる部分もあるんですが、原作で一番ショックだったのが、娘が年頃になると父親を毛嫌いするのはそれまでの父と娘の関係とは全く関係なく訪れる本能的なものだという部分。私もそのうち娘から理由無く毛嫌いされちゃうのかと思うとなんともせつなくて・・。映画は父の執拗な拘束が鬱陶しいってだけで、そこんとこ、あんまり切り込んでなかったような。より感情の抑揚の部分に重きを置いてわかりやすい展開にしているようです。コミカルさを加味した作りと型どおりの人物描写が良くも悪くも滝田監督らしい。説明的なのもまた然り。最後の岸本加世子の顔はいかんだろ。あそこだけで2点減点。
R&Aさん [DVD(邦画)] 3点(2010-05-26 14:19:13)(良:1票)
99.ものすごく、やるせない気持ちになりました。
もどかしいです、もどかしすぎてこの気持ちをどうしたらいいのかわかりません。
あんなことになったら、私は生きていけないだろうな、辛すぎるんだよね。
ぐっと心を締め付けられちゃいました。
杉下右京さん [地上波(邦画)] 7点(2009-03-02 09:54:29)(良:1票)
98.《ネタバレ》 小説を読んだ時はえらく衝撃を受けて重苦しさを何日か引きずった記憶がある。その時とまではいかないが映画を見た後もそういう気分になった。平ちゃんの嫉妬心、やりきれなさ。自分を捨てて藻奈美として生きなければならない直子の心情、二人にとって秘密の意味。色々考えるとどうしても手詰まりになり、自分の胸の奥に重い石が生まれてしまう。映像としては入れ替わりというSF要素や、広末の二役といったところに注目がいくが、この話はそれだけではなく、直子の心情を想像する事が最も重要だと自分は考えている。そういう面で言えば想像力をかきたてる小説こそこの話に相応しい。映画は失敗だとは言わないが、映像だけではこの話の本当の姿は見えない。
オニール大佐さん [DVD(邦画)] 5点(2009-03-01 18:11:14)(良:1票)
97.期待はしてなかったけど前から気になってた作品。やっと見ました。おもろいじゃないですか~これ。ジャンル分けが難しいですけどね。ミステリーといえなくもないが、ファンタスティックなコメディとでも言うか。クスクス笑いに持っていったところがいい。原作はどうなのかな?
 小林薫のような手練れの役者を起用することによって難なく作品化しているように見せながら、実は演出のおとしどころが難しい作品だったのではないかと思う。よくここまでまとめたという感じ。それと、画面の質感が実にいい。技術的なことはよくわかりませんが、マットな感じなんだけどやりすぎじゃない。細部にも色々とこだわりが感じられるんだけど、それがみんないいあんばい。もー、ほんとに、滝田監督はやっぱりこうじゃなくちゃ。「陰陽師」は合わないよ~。方向性を間違えてるよ~(本気で悲しい)。ところで「広末、ヘタ、ミスキャスト」等と発言している方々、表現キッツイ人多いですなあ。百戦錬磨の小林との比較で見たらそりゃハラハラするレベルだけど、作品の世界の中ではつりあっていたし(かなり小林のフォローも感じたけど)、随分がんばっていたではないですか。おばさんぽい表情やしぐさも、ところどころあったけれどわざとらしくなかったから、私はむしろ「けっこううまいじゃん」と思ったくらいです。演技力があまりにない人がムリをすると、途中でテンションが変わっていたたまれなくなることがあるけど、そういうことも(ほとんど)なかったし。第一、この役にうまい女優(最近の若手でしかも客の呼べるビッグネームでとなると、そんな人思い浮かばないけど)を起用したら、オカルト色が強くなりすぎて、クスッて感じには笑えなくなるのでは? 
私も、ラストがちょっと惜しいと感じましたけど、そこまで十分に楽しませてもらったから、7点です。あ、だけど私は竹内まりやの曲を使うのはやめてほしかったな~。TVドラマのようになって格が落ちてしまった感じです。<2003/12/07追記:あのぅお母さん役は大竹しのぶではなく岸本加世子だったんですけど・・。そしてふと、大竹がもし若くて娘の役をやったらどんなだっただろう・・なんて思ったりして。さぞやすごかっただろうと思いますが、でもやっぱそんなオカルトチックな映画は見たくないヤ~と思ってしまいました(^_^;)>
おばちゃんさん 7点(2003-11-11 10:31:30)(良:1票)
96.読了後鑑賞。娘を持つ父親の気持ちって切ない。
TERUさん [インターネット(邦画)] 7点(2023-10-28 21:05:15)
95.《ネタバレ》  作品の本質にかかわるネタバレをしますので、絶対初見の人は読まないでください。

 本当に1回限定の映画。できたら、この映画に関する記憶を消してもう一度見たいくらい。
そうすれば、娘の身体の中から徐々に消えていく、妻の切ない思い。そうして夫婦の二度目の、そうして本当の別れにかなり感動することが出来るだろう。(でも、感動が深ければ深いほど、結末に唖然としてしまい、席を立てなくなるかもしれないが)

 ところが、結末を知っての上で見てみると、もう直子の敢えて言おう「猿芝居」が鼻について鼻について、たまらない。よくあんな臭い、しかも不必要に手が込んだ芝居が出来るものだと、ほとんど見るに堪えられない。
 しかも、その直子の動機が・・・・・・・
おそらく原作も、それから映画の表面上の流れも、そして直子自身の表面的な意識、建前は「夫を苦しめないため」ということに、なってて、それをそのまま受け止める方も大勢いらっしゃるだろうし、自分だって、そんな純な心になれたらと思わないわけではないんだけどさ、
どう考えても直子の中に、「せっかく与えられた20年の人生を別の形で行きたい」という気持ちが全く無かったとはだれも否定できないと思う。

そもそも、夫婦生活ってプラトニックでは絶対成立しないのか?直子が夫を想う気持ちが真実なで、それをぶつければ、あのままの生活をそのまま続けることはできなかったのか?
別に娘の身体の中に転生することは、まあ滅多に起きないとはしても、何らかの事情で夫婦間の行為がダメになってしまう夫婦なんてざらなんだが。

あと、物語としては本当に脇の部分なんだが、バス事故の原因と、それの受け止められ方もちょっと。

托卵されて産まれてきた息子を、それでも大事に育てるまでは、とても立派、いい人だなと思うんだけど、他人の子供を妊娠したままで結婚し(っていうことは、同時に複数の男と関係してたわけだ)、5年間も偽り続けた元女房が病気になったからと言って、超荷重労働を行い、あげくが何十人の人間を道連れに死んでいった男の話に、どこが感動する余地があるのか不思議で不思議でしょうがない。 単なるお人よし、しかも家族の幸せが大事かもしれんが、家族以外の幸せには極めて無責任な、お人よし。
こんな話にどこが感動しろと。
原作未読で軽々に判断するのはどうかとも思うが、どうも東野圭吾さんは、身近な愛情をそそぐ人間の命と、そうではない他人の命の扱いにあまりに差をつけすぎるような気がする。
そりゃ、誰だって近い人間の命の方が、自分とは全く関係ない命より絶対大事、大切なのは当たり前なんだけど、その本音をむきだしにして感動しろと言われるのには、抵抗しか感じない。

無茶苦茶、批判してしまったが、広末涼子が超絶可愛いのには、今さら驚き、昔本当に好きだった気持ちを思い出し懐かしく思ったし、(実はrhforever のrhって広末涼子なんだよなあw)竹内まりあの主題歌も大好きで毎日のように聞いているんだが・・・・
なんか淡く感動した思いを残してた映画だけに見直してがっかり。DVDなんか買ってなきゃよかった。
rhforeverさん [DVD(邦画)] 6点(2022-12-06 19:29:36)
94.《ネタバレ》 バス転落事故を契機に、娘の体を借りて生きることになったアタシ。夫婦生活もキャンパスライフも満喫できねえ不満が募るばかりのアタシ。娘の意識が戻り、アタシの意識が消える…フリをして、最終的に事故った運転手の息子とケッコンし、ままならぬ夫婦生活にピリオド。一人二役と思わせる、まだあどけないリョーコちゃんの名演に騙されたぜい。最後に妻と娘を奪われた夫の拳が炸裂。良作。
獅子-平常心さん [DVD(邦画)] 7点(2019-10-15 00:46:43)
93.《ネタバレ》 「これは感動させようとしているの? それともブラックユーモアとして笑わせようとしているの?」
 と戸惑ってしまう内容でした。
 恐らく、感動させようとしている確率の方が高い気はするのですが、それにしては娘に憑依した妻の行動に納得がいかないのです。
 ただ単純に「若返った事を喜んでいる」「夫と再び結ばれる事は無かったけど、若い男と再婚出来たので問題無い」という感情の方が、悲しみよりも大きかったのではないか、と思えてしまってならない。

 男性側の目線だからそう感じるだけで、女性側の目線からすると、また違った感動的な側面が見えてくるかも知れません。
 けれど、自分としては「あぁ、娘に続いて妻さえも失ってしまった夫が可哀想だなぁ」という思いと「元妻も可哀想かも知れないけど、まぁこの後に幸せになれそうだから、良かったね」という思いが入り交じり、何とも言えない気分に襲われました。

 二人の切ない運命に「泣ける」映画としても、皮肉な運命を辿る元夫婦の姿に「笑うしかない」映画としても、どちらでも楽しめる一品、という解釈も可能だとは思います。
 ただ、自分としては困惑させられる事が多くて、映画の世界に入り込めず、残念でした。
ゆきさん [DVD(邦画)] 3点(2016-04-08 12:06:41)
92.《ネタバレ》 母親が娘に憑依し、夫と仲良くしつつも、学生生活は謳歌し、いいよってくる男とデートを画策するあたりは嫌悪感がつのる。

娘のふりするったって、わざわざ大学で、よりによってヨット部に入るかよ。
(しかもヨット部のイケメンに声をかけられて勧誘されたという流れで)

ヨット部に入ったからって、必要最低限の活動ならともかく夫の帰宅時間に戻らないほど部活で夜遅くなるのかよ。

男とのデートが夫にバレると「ちゃんと会って断るつもりだった」と説明するが、友達にアリバイ画策させてまでデートに行こうとしてたし。フルつもりだったにしてはコギレいな服だし (フルつもりの相手と会うなら、相手が自分にゲンナリするようにノーメイクでオバチャン服着ていくもんだ)

夫のいうとおり、相手からの電話もそもそも出ずに黙って無視すればいいことである。

最終的には、娘の心が戻ってきたフリをして、運転手の息子と結婚することで、夫を自由にしてやろうとするのだけど 、再婚(表面上は初婚だが)するにしたって、なんでよりによって自分ら家族の人生を崩壊させた張本人の息子?ありえないな。

そもそも遺族の補償問題の会議の場で、いかにも不良な態度で、父に代わって謝罪していたその息子に「その態度なんだ!」とエレベーターのところまで追っかけてきたくらいなのに。

そもそも、40のおかーちゃんが20のラーメン屋と形式的結婚とか普通にありえない。

おかーちゃんも見た目は娘世代(20代)なので、40代の男性と再婚するのが逆におもてむき不自然だというのなら、せめて間とって30くらいの相手にしてくれないと。(結婚生活はずっと長いわけで、彼が40のとき、彼女は60だし。)

それに一生涯、夫を思い続けてラーメン男を一生だまし続けるなんて、 ラーメン男は「とにかく再婚して夫を自由にしてあげたい」という理由で利用された、気の毒な男だ。

しかも、夫をだまし続けるならともかく、結婚式の控え室で「実は意識は母のままです」的なネタバラシ。
うそつくなら徹底的に墓場までもちこむ覚悟でうそつかないと、そんな中途半端な状態で嫁入りしたところで、夫は「あーあいつ今頃あの男と・・・」ってもんもんとしちゃって、もっとかわいそうだろ。

うっかり、いつものクセ(夫のアゴ下をさわる)をやっちまって、夫が「あれ?」って言っても「いつもこういうことやってるのを見てたから、マネしてみた!」ってウソつきとおせばいいだろ。

そもそもブーケに、夫との結婚指輪をしこんだミニぬいぐるみを入れておくとか、別にわざわざ結婚式までこれみよがしにする行為か!?そんな思わせぶりなシコミするから、ソッコーで夫が彼女が娘じゃなく母の意識のままだと気づくんじゃないかw

しかももし何かの拍子で母の意識が抜けて娘の意識が戻ってきたとき

「え!?なにこのひとが夫!だれ!!?イヤーーー」ってなっちゃうだろに。

憑依は人の体を間借りしてるんだから、それなりの立場をわきまえて、娘の意識がいつ戻っても困らせないように、自分の考えでアレコレしたい放題で新しい人生を作っちゃったりしないのが、母の娘への愛なのに。それがミジンも感じられない。

てか、そもそも自分におきている憑依を科学的に解明したくて医学の学校を選らんだのに、なんでラーメン屋と結婚するかw
憑依研究なんて、ラーメン稼業のカタテマにできるんかいな。 それとも、若さを得て、やってみたいことをとりあえずかたっぱしから経験したらまた別のことに目移り(ヨット部しかり)みたいなテケトーなノリなのか。(だとしたらさらにゲンナリ)

●夫へのうそを墓場までもっていかないであっけなくネタバラシ
●娘が戻ってきたあとのことを考えないで母親本位で勝手に人生作成
●夫を自由にさせるために、ラーメン男をだまして利用した
●憑依の科学的研究は置き去り

などなど、ただただ後味が悪い幕切れだった。
フィンセントさん [DVD(邦画)] 1点(2016-01-12 11:28:25)
91.《ネタバレ》 ちょいと無理やり感ありな設定だけど、観終わった感想は「切ない…」ですねぇ。娘の体に宿った妻はなぜあの結末を選んだのか? 何かフと考えさせられる、そんな作品でゴザイマシタ
Kanameさん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2015-02-21 21:36:31)
90.《ネタバレ》 この種の和製ミステリは、映画になると、扇情的な部分が幅を占めてグシャグシャになることが多いので警戒していたのだが、意外に悪くなかった。原作の肝の部分を上手く拾い上げて一本の筋でまとめているし、大きな脱線はしていない。台詞にしてしまうとかなりの説明を要するはずのオチの部分も、手際よく一瞬でまとめている(ただ、あそこまで分かりやすくなくてもよかったのではないかという気もするが・・・)。広末・小林・岸本というキャスティングも、原作の世界にフィットしていると思う。
Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-03-13 01:12:23)
89.《ネタバレ》 『転校生』の二番煎じかと思ったが、ストーリーテラー東野圭吾の原作だけあって究極の選択を迫られる展開がおもしろい。
魂は妻とはいえ娘の体と交わるわけにはいかない夫の戸惑い。
ついに藻奈美として生きていくことを決意した直子の判断は一番賢明なのだろう。
電話の盗聴までされるようになっては仕方がない。
それでも平介の心情を思うと切ない。
夫に抱いてもらえない直子も切ない。
直子に体を乗っ取られた藻奈美も切ない。
娘になりきった元妻を平介はどんな思いで送り出したのだろう。
運命のいたずらに苦悩しながらも前を向いて精一杯生きようとする姿が救いで、コミカルなシーンも交えているのも重苦しくならずに好感が持てる。
全盛期の広末のかわいさが光る作品。
飛鳥さん [ビデオ(邦画)] 7点(2014-03-03 18:46:36)
88.《ネタバレ》 あのタイミングでばらしちゃったのがひじょうに残念だ。
出来れば、彼女とうちらだけの秘密ということにしておいてほしかった気がする。
出来れば、そのかわゆいお口に硬いチャックでいてほしかった。
ただ、原作有りき、制作サイドの思いが有りきのことであり、
このエンディングだからこそ秘密という一本の作品なのだからって反論されても困りますので この件についてはもうこれ以上は言うまい。だがしかし、やはり言いたい なぜも無理して若い男と結婚なんぞするのだ? いつしか戻るかもしれない藻奈美の魂、もしも藻奈美が戻った時、母親の趣味で勝手に選んだ男を藻奈美に押し付けてしまうことになってしまうじゃないか その時の藻奈美のショックたるやこれいかほどか。

ただ、それ以前の問題として残念でならなかったことは やはり夫婦が解散してしまったことですね 相思相愛夫婦愛は覚めていないのだから二人で一緒にやっていけばいいじゃないのさ  性生活の問題、私個人としては、娘の体、抱いてしまってもよかったんじゃないかと思う。スキンシップ、愛撫等、愛情を込めてのものだったらなら、むしろ、抱いてあげるべきだったんじゃないのかと。直子の為、藻奈美の為、ただし、藻奈美の魂がもう戻らないとほぼ確信出切た場合に限りますけど。あと変態的なプレーはダメ、却下。 
以上、そのへんどうなんだろう、男側の勝手な言い分となってしまうのでしょうかなぁ 年頃の女の子の意見とは全く違うものになってしまうのだろうか そこんところはどうなんだろうかなぁ・・・ 

原作はもっと面白いものだったのでしょうね(私、未見。) 
ただ、これはこれ、広末よかった。小林薫がよかった。
いろいろ考えさせられたのに加え、とても良い話で(ファンタジー?)
それでいて楽しく、広末綺麗で すごく良質な邦画だったと思いました。またいつか見たくなるかな  はい、また見たくなってしまいます。
3737さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2014-02-26 19:35:51)
87.男としては、もう十二分に平ちゃんに感情移入してしまう。このシチュエーションは辛すぎる。2、3回観るとふたりの心情が更に響いてくる。
nojiさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-02-19 00:09:01)
86.おもしろかったです。
la_spagnaさん [DVD(邦画)] 6点(2013-09-20 23:26:30)
85.《ネタバレ》 志田未来&佐々木蔵之助のテレ朝ドラマ→原作→最後にこの映画の順に観ました。最初に観たドラマは、連続ドラマだけあってじっくりと時間を掛け原作のエピソードを積み重ねグイグイ惹きこませ、実に巧く出来ていたような気がします。でもあいまいだったラストの真相を、明確に呈示してしまったこの映画版もまあまあ、甲乙はつけがたくいい勝負だと思います。直子が最後消えていく時に、原作でも前述ドラマでも「忘れないでね」っていうセリフが出てくるんですが、これがこの作品の中で一番考えさせられる重要な一言なんですよ。「忘れないでね」より、「その日のまえに」の永作博美みたく「忘れてもいいよ」って愛する人間には言い残してあげるのが、残された人にとって、未来へ歩を進めさせてあげる為には必要なんじゃないかと思うだけど・・・。しかも小芝居を続けながらも、自分は人生をやり直す決断を下した訳だしね。竹内まりやの主題歌までもが、ご丁寧に「忘れないでね~♪」って切々と歌い上げてるって事は・・・俺の考えが甘いっちゅう事なんでしょうか?男盛りの時期を、腹黒女房にフイにされてしまった愛すべきマジメ男ヘイちゃんが本当に気の毒だなあ、と、鑑賞しながら同情しきりな自分だったのであります。
放浪紳士チャーリーさん [DVD(邦画)] 6点(2012-09-30 22:43:43)
84.せつないお話。私は女だけど、ヘイちゃんにめちゃ感情移入して観ていたので、ラストは悔しくて泣いてしまった。
movie海馬さん [地上波(邦画)] 6点(2012-07-29 20:42:12)
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【点数情報】

Review人数 103人
平均点数 6.34点
000.00%
110.97%
221.94%
321.94%
432.91%
51110.68%
64341.75%
72019.42%
81413.59%
954.85%
1021.94%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 6.00点 Review5人
3 鑑賞後の後味 4.00点 Review2人
4 音楽評価 7.66点 Review3人
5 感泣評価 4.50点 Review2人
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