サイレントヒルのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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サイレントヒル

[サイレントヒル]
Silent Hill
2006年カナダ上映時間:127分
平均点:5.56 / 10(Review 126人) (点数分布表示)
公開開始日(2006-07-08)
ホラーサスペンスシリーズものミステリーオカルト映画モンスター映画バイオレンスゲームの映画化
新規登録(2006-01-08)【.】さん
タイトル情報更新(2014-11-25)【イニシャルK】さん
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監督クリストフ・ガンズ
キャストラダ・ミッチェル(女優)ローズ・ダ・シルヴァ
ショーン・ビーン(男優)クリストファー・ダ・シルヴァ
ローリー・ホールデン(女優)シビル・ベネット
デボラ・カーラ・アンガー(女優)ダリア・ギレスピー
キム・コーツ(男優)トマス・グッチ警部
ターニャ・アレン(女優)アンナ
アリス・クリーグ(女優)クリスタベラ
ジョデル・フェルランド(女優)シャロン・ダ・シルヴァ/アレッサ・ギレスピー
ジャネット・ランド(女優)教徒
クリストファー・ブリットン(男優)アダム
ロベルト・カンパネラ(男優)赤い三角頭
渡辺美佐〔声優〕ローズ・ダ・シルヴァ(日本語吹き替え版)
山野井仁クリストファー・ダ・シルヴァ(日本語吹き替え版)
沢海陽子シビル・ベネット(日本語吹き替え版)
仲野裕トマス・グッチ警部(日本語吹き替え版)
辻親八修理工(日本語吹き替え版)
沢田敏子クリスタベラ(日本語吹き替え版)
中川翔子シャロン・ダ・シルヴァ/アレッサ・ギレスピー(日本語吹き替え版)
定岡小百合ダリア・ギレスピー(日本語吹き替え版)
原作コナミ「サイレントヒル」シリーズ
ニコラ・ブクリエフ(ストーリー原案)
クリストフ・ガンズ(ストーリー原案)
脚本ロジャー・エイヴァリー
音楽ジェフ・ダナ
山岡晃(オリジナル音楽)
主題歌山岡晃「You're not here」(コナミデジタルエンタテインメント)
土屋アンナ「Lovin' you」(日本版イメージソング)(MAD PRAY RECORDS)
挿入曲山岡晃「Theme of Loura」(コナミデジタルエンタテインメント)
撮影ダン・ローストセン
製作ドン・カーモディ
サミュエル・ハディダ
コナミ(製作協力)
製作総指揮アンドリュー・メイソン
山岡晃
配給松竹
特殊メイクパトリック・タトポロス
ポール・ジョーンズ(メイク)
C・J・ゴールドマン
特撮デニス・ベラルディ(視覚効果製作総指揮)
エリック・J・ロバートソン(視覚効果コンサルタント)
C.O.R.E. デジタル・ピクチャーズ(視覚効果)
アーロン・ワイントローブ(デジタル合成監修)
美術キャロル・スパイヤー(プロダクション・デザイン)
パトリック・タトポロス(クリーチャー・デザイン)
振付ロベルト・カンパネラ(クリーチャー振付)
衣装ウェンディ・パートリッジ
あらすじ
夜毎うなされ夢遊病のごとく徘徊し、謎の言葉「サイレントヒル」を発するシャロン。娘の身を案ずるあまり、彼女を伴いゴーストタウンと化し封鎖された街サイレントヒルに向かう母ローズ。街に入る直前にシャロンとはぐれてしまったローズは、独り廃墟の中を娘を捜し彷徨う。その街の呪われた過去と、彼女を待つ身の毛のよだつほどの恐怖を知ることもなく…。大ヒットゲームがここに完全映像化される!
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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【クチコミ・感想】

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126.《ネタバレ》 ゲームの映画化としてはかなり高いレベル。

もともとストーリーの分かりにくいゲームだし、どちらかと言えばストーリーは二の次で、静かだけど深い霧の立ち込める不気味な街の雰囲気や、得体の知れないクリーチャーの恐怖を味わうゲーム(ホラーゲームとしては「バイオハザード」と同じくらい有名作品だけど、それなりにゲーム好きな人じゃないとプレイまではしてないでしょうね)。

実際にゲームをプレイしているかどうかで評価は大きく変わりそうだけど、世界観の作り込みやクリーチャーの動きなどは、さすがに監督がゲーム版の大ファンだけあって、特に文句なし。

ただ、キャラの役回りの変更、演出などには大いに不満アリ。オリジナルとしてアレンジしたのは良いけど、基本的にゲーム版とは別内容で、より分かりやすいストーリーに変更された割りに、無駄に残酷な描写が多く、アレッサやシビルを少しづつ焼き殺すようなシーンは見るに耐えなかった。映像で見せるべきシーンと言外に匂わす程度に止めておくべき表現のバランスを考えないと。せめてシビルは助けてやれよ!過去のシーンで人間の醜さは十分描けているから、それ以上に被せる必要は無い。これが大きなマイナス。あそこでシビルを助けてくれていれば8点はあげても良かったのに…。

他にも序盤で小さなクリーチャーが何十体も出てくるシーンなど、最初から飛ばし過ぎで、せっかくの不気味な雰囲気が台無し。霧の中にチラっと蠢く「何か」が見えるというような「出し惜しみ」が大事。クリーチャーの動きや「象徴性」に対する理解はあっても、この辺の「侘び」というか、恐怖演出の妙味がこの監督はまだまだ分かってないな~。

賛否あるラストについては悪くない。ゲーム同様、続編が作りやすそうだし(笑)。
FSSさん [DVD(字幕)] 6点(2007-01-31 03:31:31)(良:5票)
125.《ネタバレ》 いやぁ、楽しかった!これは生死を越えた奇跡の母娘の物語です!神を愛し魔女をでっちあげ、そして仲間の連帯意識を高めようとするサイレントヒルの住民たちは、ドッグヴィルの村人たちと似ていると感じました。最後にリーダー格のおばはんがアレッサに復讐されるシーンは、控えめながらに言わせていただくと、もっと苦しんで殺してやればよかったと感じたのは私だけ? 子役のジョデルフェルランド嬢は素晴らしかった。舌が噛みそうな名前ですが、2歳ですでにデビューしている天才少女らしいです。覚えておいて損はないでしょう。この子はアレッサの善のこころが生んだシャロンと、彼女の憎しみが生んだ死神の一人二役を見事に演じていましたね。とくに死神の時の顔の表情がすごくいい。メイクで怖そうにみせたり、悪ぶっていましたが、やはりかわいさは隠せない(笑) 死神は憎しみの塊のような存在ですが、強がっていても繊細な一面もありました。そこが切ない。 それと母親のローズは偉い!化け物を相手に彼女は一歩もひかずに我が子を取り返そうと走り回る。その姿に感動しました。それにしてもローズの夫は本当に使えない奴だ。サイレントヒルのなかにいて我が子を取り返そうと戦っている母親と、サイレントヒルの外にいてオロオロしている父親の姿が対象的にえがかれています。子供にとって母親は神であり、父親は用なしということか? 実の母親に裏切られて傷ついたアレッサの良心(シャロン)を、あたらしく母親になったローズが癒してくれた。 私にとってこの映画は絶対ハッピーエンドだ。
花守湖さん [DVD(字幕)] 9点(2007-02-27 19:27:42)(良:3票)
124.「魔女狩り」という忌まわしき風習は一見過去の歴史のようですが現代においても一握りの悪意ある者が一般大衆の恐怖、差別心、欲望を掻き立て先導し他国、他民族を「魔女」に仕立て上げ火あぶりにし、その光景を恍惚の眼差しで眺め自らは純粋無垢の正義と疑わぬ民衆・・この映画においてもっとも恐ろしい光景はモンスターの登場シーンでもスプラッタシーンでもない、少女を焼き殺せと連呼する村人達です。
人面猫さん [DVD(吹替)] 7点(2006-12-26 04:51:06)(良:1票)(笑:2票)
123.《ネタバレ》 バイオハザードのポール・アンダーソンもそうだったが、こっちの監督もかなりのゲームファンのようだ。ゲームの音楽をPSの音源そのままで使ったらしいし、斜に構えて撮るカメラワークもゲームのもの。霧の中の町、崩れ落ちる世界の描写は、ファンだけあってさすがのデキだった。だが、ここまでゲームを意識するのだったら、なぜストーリーを捻じ曲げてしまったのか? 宗教色を色濃く残す味付けは欧米映画だからまだ許されるかもしれないが、終盤ネタバレを一気に“黒アレッサ”に語らせてしまうのは愚の骨頂。「ゴールおめでとう!では答えを教えましょう!」って、それ以前に手がかりが乏しかったものだから、見ている観客は“なんじゃそら!”である。あそこで全部語ってしまうなら、ショーン・ビーン親父の親子探索シーンのほうにその答えを割り振るバランス感覚が欲しかった。序盤の展開もダルく、どうにもこうにも収まりが悪い。脚本に、ゲームのスタッフが一枚噛んでいれば、もう少しマシになったかもしれないなぁ。。。
ダブルエイチさん [映画館(字幕)] 5点(2006-07-14 00:56:24)(良:3票)
122.《ネタバレ》  どうやら『現実世界』と『異世界』と『異世界の裏の世界』の3つがフィールドになっているようですね。
 『異世界』が『死後の世界』なのか、それとも『生と死の境界』なのか、その辺がはっきりしません。ローズとベネット巡査が、交通事故により死んだのか、それとも生きたまま連れてこられた世界なのか、それさえもあやふや。冒頭『サイレントヒルでは大規模な火災事故があった。大勢の住民が死に、大勢の人間が行方不明のまま』と説明があります。とすると、アレッサが復讐のため、自分を焼いた人間たちを異世界に生きたまま閉じ込めた。そして異世界ではなぜか教会がアレッサも手を出せない聖域として存在し、住人達はそこへ逃げ込んだと考えるのが妥当かもしれません。教会はシャロンと同じように、アレッサの良心が具現化したものかも。
 映像すばらしいです。クリーチャーも怖い怖い。冒頭の焼けた子供たち(おそらくアリッサをいじめた報いでしょう)。元用務員のクリーチャー。看護婦の格好した悪魔みたいなの。そのどれもが凄い迫力。特に序盤はわけがわからずひたすら怖かったですね。なのでホラー映画としては、もうかなりの完成度で満足です。
 ストーリーに関しては、アレッサが自分勝手にローズとベネットを巻き込んだのがちょっと不満。ローズもベネットもあんなに頑張ったのに。なにより善人です。なのにベネットは殺されて、ローズは結局もとの世界に戻れないなんて可哀想じゃないですか。パパだって可哀想。バッドエンディングでも構わないと思うときももちろんあるのですが、この作品はハッピーエンドで良かったんじゃないでしょうか。アレッサはシャロンとなって、もう一度ローズ一家の娘となって幸せな人生をやり直すでいいと思うんですけど。後味悪いです。
たきたてさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-04-06 14:10:05)(良:2票)
121.サイレントヒルの世界は芸術性が高く素晴らしい。
たこちゅうさん [DVD(吹替)] 7点(2012-05-20 13:20:14)(良:2票)
120.《ネタバレ》  もっと適当に終わっていくB級映画かと思ったら、けっこう深いな・・。自分、ゲーム版はやったのですが、あまりの難しさに序盤で放棄したことしかないので、前知識ほぼ0の状態で鑑賞しました。
 まあ生前に受けた苦痛を呪い返すみたいな展開は、けっこうホラーでは定番な感じですよね。出てくる化け物もまあなんか見慣れた感じであんまり怖くなかった。仮面かぶった大剣振り回す大男には「か・・かっこいい!!」とさえ思ってしまった(笑)でもグロイの苦手な人向けではないかな。
 ゲームでは結局どんな風に話が進んでいくのか全く知りませんが、このSILENT HILLって町は見事なくらいSILENTじゃないですねぇ。空襲警報みたいんワンワン鳴るし。てゆーか空襲警報鳴った時あんなに必死に教会にもどらなあかんのなら最初から出なきゃいいのに(←普通そういう人が圧倒的に多いはず)、でも教会になだれ込む人の数を見てたら、ずいぶんとみんなこんな町の中を外出するんだなーと、なんか違和感でした。
 なんか話に脈絡がなくて、ちょっとついてけない展開がありましたがでも面白かったです。なぜか別次元から帰れず、一生分かたれた家族ってのも同情した。
 でもゲームは知らず、これ単体でも十分楽しめる映画ですのでオススメです☆
TANTOさん [DVD(字幕)] 6点(2008-05-14 00:14:32)(良:2票)
119.《ネタバレ》 クリストフガンズ監督(名前を間違えて覚えてた)はジェボーダンの獣で毒々しい近親姦を描いたり拷問したり、このサイレントヒルでも生々しい魔女裁判を描いていたので、
この監督の心象風景にあるのは渋沢龍彦の文学のような血生臭い暗黒時代なんだと思う。
このサイレントヒルでは魔女裁判の火あぶりが生々しすぎる。
血のゲロを吐きそうです。
人をボコボコに殴ったときの胸糞悪い感じがとても残る。
宗教の血生臭さも異様でやっぱこの監督は暗黒だ。

ただこの監督はジブリのようなファンタジーも大好きなオタク監督だ。
教会の(偽)聖域に魔のものを持ち込むシーンもジブリの影響が大きい。
そんな監督は原作ゲームも大ファンです。
だからこれほどクオリティーが高く映画化できたんだと思います。
やっぱ映画化するってのはそれを好きな人に監督を頼まなきゃダメだと思うんです。
好きだからこそサイレントヒルの幻想的な美しさを見事に映画化したんだと思います。

ただ日本人とは宗教が違うためか、解釈もだいぶ違っています。
このサイレントヒルはどうやら「死後の世界」らしいのです。
シャロンとローズとシビル捜査官はあの事故で既に死んでいたと思います。
また微かに少女趣味が漂うのは、そこが女性しか立ち入れない空間だったのかもしれません。
サイレントヒルという町は人間がいないからこそ美しいのだと思ってました。
この作品では人がずらずら出てきますので、そこが欠点でした。
ただこの監督は人間の暴力や生々しい邪悪を描きたい監督であるなら人が沢山出てくるのもしょうがないと思います。

音楽をまるまる使用したのは、ゲームの方のイメージとダブるので使い分けて欲しいです。
幻想性は高いし、この独特の哀愁はクセになります。

最後に一人残されたダリアの悲しみは深いです。
あの世に逝ききれない魂の集う場所がサイレントヒルだとするとまた哀愁が増します。

ダリアの風貌と、アレッサが血を浴びて踊るシーンと、霧で包まれた灰色の教会は巨匠ティム・バートンにも見せたい気がします。

この幻想的な哀愁を味わうために年に一回は観てます。


ゴシックヘッドさん [DVD(字幕)] 8点(2008-01-07 00:35:07)(良:2票)
118.《ネタバレ》 物語開始早々、主人公はサイレントヒルに到着。実にあっけない。普通の映画なら、辿り着くまでにひと悶着ありそうなもの。サイレントヒルはゲームのフィールド。ここからが勝負だということ。手っ取り早く本題に入ります。話が早いのは観ていて楽です。ただしリスクはある。「ここから本番ですよ。」といきなり言われても戸惑ってしまいます。主人公に感情移入する暇もなければ、世界観を掴む余裕もありません。物語に厚みも出ない。そこで重要なのが“割り切ること”。原作ゲームのプレイ経験よりも、ゲーム慣れしていることが大事だと思いました。作り自体がゲーム。舞台は廃墟。雪の如く舞い落ちる灰。この世のモノとは思えぬ生き物たち。問答無用、視覚で圧倒されます。絶対にヤバイ。早く逃げたい。でもそうはいきません。娘を救い出さなくては!母の想いは一貫しています。手錠をしていようと関係ない。その覚悟の瞳に心を打たれます。さらに驚くべきは、子供と血が繋がっていないということ。その事実を知って感極まりました。母親とはそういうものなのか。もちろん主人公は、シャロンに魅入られていたという解釈が可能です。彼女がシャロンを引き取った時点から、復讐のシナリオは始まっていたと考えるほうが自然でしょう。でもどんな親も子に魅入られているようなもの。子供にとって母親が神であるなら、母にとって子は命そのもの。理屈ではなく共感できます。惜しいのは、クライマックス前に主人公が恐怖から開放されてしまうこと。事実上、彼女があの部屋に到着した時点でゲームクリア。恐怖の源である闇の力を我が身に宿してしまえば、もう怖れるものはありません。復讐の殺戮は、もうSHOWでしかない。オチには納得しました。ただ好みを言えば、もう少し希望を残して欲しかった。ゲーム原作の映画としては、破格の出来だと思います。
目隠シストさん [DVD(字幕)] 8点(2007-07-18 18:25:15)(良:2票)
117.《ネタバレ》   
世界観や映像美も良いけど、実はラストのパラレルワールド化が印象的。

憎しみと復讐が生み出したアレッサは、望みを叶えて消えたわけではなくて、シャロンと同一化した。
ずっと渇望していた母からの愛を永遠に独り占めするため
自分のサイレントヒルにローズを閉じ込めたんだろうな、と。

復讐と愛。
欲しかったものを共に手に入れたアレッサは
ローズに抱かれるシャロンの中で、ニヤリとほくそ笑んでいるのでしょう。

ホラー系なんだろうけど、恐怖というよりは圧迫感や閉鎖感で息が詰まるような感じ。
孤独という虚無感を感じさせる、自宅でのパラレルな終わり方も秀逸です。
こっちゃんさん [インターネット(字幕)] 8点(2017-12-29 13:04:09)(良:1票)
116.《ネタバレ》 人気ゲームが元になっているだけあって、ホラーの世界観がすごい。サイレンが鳴るとしばらくして世界がガラッと変わるシチュエーションには毎回ドキドキしました。ホラーはやはり世界観が大事ですね。結局バッドエンドなのかなーと思いましたが、最後の解釈が分かりづらかったです。続編のためでしょうかね。
まいったさん [DVD(字幕)] 8点(2016-10-10 00:37:33)(良:1票)
115.ストーリーは、あってないようなもの。
私はTVゲームはやりませんが、なんだか人がやってるゲームの横で、ポカンと口を開けて見ているような気分でした。
今の時代、CGで怖さなんて出せるんでしょうか?
ほぼ全てCGだけで2時間を超すのは、違う意味で拷問を受けているようでありました。
クリエイターは「怖い」っていう感情を、もっと勉強すべきです。
クロエさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2014-05-06 02:03:06)(良:1票)
114.《ネタバレ》 夜な夜な何かに引き寄せられるかのようにベッドから抜け出す少女シャロン。「サイレントヒル…」そう呟く娘の謎の言葉を手がかりに、母ローズは過去に起きた炭鉱事故によって廃墟と化した街へと辿り着く。だが、そこは人智を越えた存在が支配する恐ろしい街だった。すぐに姿を消してしまったシャロンを捜して、ローズは男勝りの婦人警官と共に灰燼渦巻くサイレントヒルのそんな怪しい世界へと踏み込んでゆく――。すみません、元ネタとなったゲームのことはほとんど知りません。確かにゲームを原作にしただけあって、このダークでおどろおどろしい世界観はなかなか秀逸でした。プレイヤーとしてこんなゾクゾクするような気持ち悪~い世界へと入っていったら楽しいだろーなー。ただ、映画としてみたらどうなんですかね。後半になるにしたがって、見事なまでに破綻する設定の数々にはさすがに苦笑しちゃいました。謎の宗教集団もいったい何がしたいのか意味不明だし。そして「で、結局、どういうこっちゃねん!」という観客の疑問に一切応えないまま、かなり投げやりなラストを迎えてしまいました。うーん、なんという薄っぺらいストーリー(笑)。それでも、常に白い灰が雪のように舞う幻想的で美しい街サイレントヒルに、突然重厚なサイレンが鳴り響いたかと思うと瞬く間に悪夢のような世界へと変貌を遂げ、そうして現れた淫靡でグロテスクな怪物たちが容赦なく襲ってくるという、「ひえぇぇ~」な映像はなかなか見応えがありました。こりゃ、こえーよ!!
かたゆきさん [DVD(字幕)] 7点(2013-12-19 08:53:05)(良:1票)
113.《ネタバレ》 映像美術に力を入れるあまり、コスチュームまで気が回らなかったのか?
お母さんがブーツとミニスカで走り回ってるのが、変…。いや、お母さんはミニスカ着ちゃイカンと言いたいのではなく、キャラに合っていないのに、「この役はこのコスチュームね」って言われて無理して着てるような、不自然さを感じました。(つまり、似合っていないのです…)

ストーリーも展開も意味不明なのですが、「そーゆうゲームの映画化なんです!」と言われれば、はぁそうなんですかと納得するしかなく。
ゲームへの愛はわかるのですが、作品への思い入れ度と、ストーリーの作りの粗さが、なんともバランスが悪い。

そういえば、諸外国(米、欧州)は、養子に激しく思い入れする母親、という構図をよく描きますが、そーゆう感覚が一般的だからなのか、それとも珍しいから描かれるのか、気になるトコロです。
そして、そーゆう母子モノに出てくる父親の存在はないに等しく、あったとしても、母親の行動を阻止しようとする邪魔者的存在だったりする。
この映画では、見事にゼロでした。
邪魔もしないけど、役にもたたんという。なんでわざわざショーン・ビーンを使ったのでしょう?勿体ない配役です。

それでも5点を献上したのは、描かれた「サイレントヒル」の世界がすごくよかったから。素晴らしく完成された映像でした。
サイレンが鳴るたび、人間味や可愛気を1ミクロンも感じさせない圧倒的な暴力と殺気で、恐怖と生命の危機をつきつけてくるクリーチャー。
宗教で頭が狂った街の人間たちによる、問答無用のオソロシイ処刑。

観賞中に「あの、こわいんですけど!」と思わず抗議の声を上げたのは、この映画が初めてかもしれません。
ホラーな怖さではなく、生命を脅かされることに対する、動物としての本能からの恐怖というか。
そこは、本当に大したものだと思いました。

最後、オタク心をくすぐるエンドロールでしたね。
悪くはナイし、魅力がナイとは言いませんが、一般の人には「妙に凝ってるな~」と思われるだけかも。
ワタシはゲームはあまりしませんが、感覚がオタク寄りなんで、「おお、このエンドロールが一番いいね!」と思いました。

ストーリーはイマイチなのですが、あの世界をもう一度体感してみたい…と思わせる魅力のある映画です。
りりらっちさん [DVD(字幕)] 5点(2012-09-07 23:47:54)(良:1票)
112.(本日3度目の鑑賞、ゲームはほぼプレイ済。)みなさんストーリーに不満があるようですが、この映画はそんなことはどうでもいからとにかく映像の気持ち悪さを堪能する映画じゃないでしょうかね?そういう面ではパーフェクトな出来だと思います。クリーチャーのヌルヌルぬめぬめ感やら三角頭の陰鬱な圧倒的威圧感やらこの監督はどういうものを求められているのかすごいわかってらっしゃる。映像を見てるだけで楽しい。
映画大好きっ子さん [DVD(字幕)] 9点(2012-08-17 12:17:09)(良:1票)
111.《ネタバレ》 内容は現代版ウィッカーマン+クトゥルフ神話といった感じでしょうか。ゲームは未プレイなので映画としての評価しか出来ませんが、ゲームの映画化としては比較的まともな方だと思います。何より美術とCGへのこだわりが感じられます。そのためか結構楽しめましたし。しかし個々のキャラクター達の行動に説得力が余り無い気がしました。サイレントヒルの連中は頭がおかしいの一言で済ませられるのですが、主人公のローズやベネット巡査まで意味不明な判断を下すのはどういう事なのか。原作通りの構成なので仕方が無いのでしょうが、学校やホテルに行く理由くらいはキチンと説明してほしかったです。メモがあったから行くって、いくらなんでも納得し難い。あと最後、過去に起きたサイレントヒルの真相を、アリッサがゲロしだすのはダメでしょう。それでは何のためにローズの夫を配置したのか分からない。サイレントヒルを彷徨うローズ側と、サイレントヒルの過去を明らかにする夫側の二視点から描いてたんじゃ無かったの!?そうじゃなきゃ夫いらないじゃん。
民朗さん [DVD(字幕)] 6点(2010-11-02 01:31:36)(良:1票)
110.ゲームの世界観を再現させただけ。美術が最高なのが逆に災いして、ストーリーとか演出が余計に陳腐に見える。そして最も許せないのは不必要な残虐シーン。火あぶりのシーンとかまじでむかついた。まじくそ映画
HAMEOさん [DVD(字幕)] 1点(2009-08-28 16:53:24)(良:1票)
109.《ネタバレ》 ホラーなのに映像が美しい!と思いました。
独特な世界観は良かったですし、トイレから出てくるエビ反りな化け物も、アヒャーー!!って怖かったです。
ナイス・バデェなナース軍団もイチオシかと。
少女や婦人警官が生きたまま焼かれるのに物凄い嫌悪感を感じたので、最後の皆殺しシーンは多少スッキリしました。
ラファエロさん [映画館(字幕)] 7点(2008-12-29 01:15:51)(良:1票)
108.《ネタバレ》 原作ゲームの陰鬱な雰囲気を感じられたのでストーリー、ラスト共に満足です。サイレンと共に異世界に入る描写もよし。ただレッドピラミッドシンク(赤い三角頭)の存在意義が分からなかったなあ・・・。彼はああいう形で出て欲しくなかった。
TAKIさん [DVD(字幕)] 7点(2008-12-08 20:15:05)(良:1票)
107.《ネタバレ》 サイレントヒルの大ファンということで、あの世界観がきっちりと再現されているだけでも満足。三角頭出てきたときは、鳥肌たった!
特に学校での裏世界の変貌は最高。原作でも、1では裏世界に変わるときサイレンが鳴っていたが、ここも再現するのかと(得点DVDの原作紹介ではサイレンの音は映画オリジナルみたいな解説があったが、間違い)。
DVDまで買って(しかも一番得点がついてるやつ)、相当はまってしまったな。エンドロールは海外版のほうが、原作音楽オンパレードでいい。アンナも悪くないけど。
問題視されているシビルおよびグロの問題については、シビルのシーンは確かにつらかったが、オチをあれにするなら必然的なんだろう・・・別の方法もあっただろうが。一方グロは、CG臭さがかなり出てたので、大丈夫だった。ソウとかはまともに直視できないけど・・・
みーちゃんさん [映画館(字幕)] 9点(2008-05-02 01:26:45)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 126人
平均点数 5.56点
032.38%
143.17%
253.97%
3107.94%
41310.32%
52015.87%
62822.22%
71612.70%
82116.67%
943.17%
1021.59%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.61点 Review13人
2 ストーリー評価 5.50点 Review18人
3 鑑賞後の後味 4.73点 Review19人
4 音楽評価 6.47点 Review17人
5 感泣評価 3.45点 Review11人
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