インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国

[インディジョーンズクリスタルスカルノオウコク]
Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull
2008年上映時間:124分
平均点:5.86 / 10(Review 219人) (点数分布表示)
公開開始日(2008-06-21)
アクションサスペンスSFアドベンチャーシリーズもの
新規登録(2008-01-07)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2024-03-18)【イニシャルK】さん
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監督スティーヴン・スピルバーグ
助監督ダン・ブラッドリー(第二班監督)
キャストハリソン・フォード〔1942年生〕(男優)インディアナ・ジョーンズ
シャイア・ラブーフ(男優)マット・ウィリアムズ
レイ・ウィンストン(男優)"マック"・ジョージ・マクヘイル
カレン・アレン(女優)マリオン・レイヴンウッド
ケイト・ブランシェット(女優)イリーナ・スパルコ
ジョン・ハート(男優)オックスリー教授
ジム・ブロードベント(男優)ディーン・チャールズ・スタンフォース
イゴール・ジジキン(男優)アントニン・ドフチェンコ大佐
イリア・ヴォロック(男優)スーツを着たロシア人
アンドリュー・ディヴォフ(男優)ロシア人兵士
アーニー・レイズ・Jr(男優)墓地の戦士
内田直哉インディアナ・ジョーンズ(日本語吹き替え版【ソフト】)
村井國夫インディアナ・ジョーンズ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
細谷佳正マット・ウィリアムズ(日本語吹き替え版)
土井美加マリオン・レイヴンウッド(日本語吹き替え版)
本田貴子イリーナ・スパルコ(日本語吹き替え版)
中博史オックスリー教授(日本語吹き替え版)
坂口芳貞ディーン・チャールズ・スタンフォース(日本語吹き替え版)
小川真司〔声優・男優〕ロス将軍(日本語吹き替え版)
乃村健次テイラー(日本語吹き替え版)
野島健児図書館の学生(日本語吹き替え版)
桐本琢也アントニン・ドフチェンコ大佐(日本語吹き替え版)
小形満(日本語吹き替え版)
根本泰彦(日本語吹き替え版)
石住昭彦(日本語吹き替え版)
東條加那子(日本語吹き替え版)
小松史法(日本語吹き替え版)
出演ショーン・コネリーヘンリー・ジョーンズ(写真)
デンホルム・エリオットマーカス・ブロディ(写真)
原作ジョージ・ルーカス(原案&キャラクター創造)
フィリップ・カウフマン(キャラクター創造)
ジェフ・ナサンソン(原案)
脚本デヴィッド・コープ
音楽ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]
編曲コンラッド・ポープ
挿入曲エルヴィス・プレスリー"Hound Dog"
撮影ヤヌス・カミンスキー
製作フランク・マーシャル
パラマウント・ピクチャーズ
製作総指揮ジョージ・ルーカス
キャスリーン・ケネディ
配給パラマウント・ジャパン
特殊メイクジェイク・ガーバー
ジョエル・ハーロウ
マシュー・W・マングル
リチャード・レドルフセン
グレゴリー・ニコテロ(特殊効果メーキャップ〔ノンクレジット〕)
特撮ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
スタン・ウィンストン・スタジオ(特殊効果)
美術ガイ・ヘンドリックス・ディアス(プロダクション・デザイン)
ローレンス・A・ハッブス(美術監督)
衣装メアリー・ゾフレス
バーニー・ポラック
編集マイケル・カーン
字幕翻訳戸田奈津子
スタントケイシー・オニール
その他ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生](指揮)
あらすじ
舞台は1957年の冷戦時代。インディが新たに探し求める秘宝とは、宇宙の神秘を紐解く力を持つという クリスタル・スカル。言い伝えによれば、黄金に輝き死者たちに守られていた消え去ったアマゾンの 伝説の都市から盗まれたクリスタル・スカルを神殿に戻した者は神秘のパワーを手にすることができるという。その伝説を信じるソ連軍の指揮官スパルコはインディを捕らえ、スカルの捜索を強要する。 果たしてインディは敵から逃れ、クリスタル・スカルを手に入れることが出来るのか? そしてスカルに秘められた衝撃の謎とは?シリーズ第4作
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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219.《ネタバレ》 先ほど映画館から帰ってきて、家に到着しました。そして今、パソコンの前に座りこのページを開いています。率直に言って、私はとても混乱しています。頭が痛いです。前もって言いますと、私は自称・日本一のインディファンなんです。幼少の頃は毎日、学校から帰ったら真っ先にビデオのインディシリーズ3部作を見返し、それも何百回と繰り返し見て、私の映画好きのDNAは完全にインディアナ・ジョーンズによって形成されているわけです。ですから今回の新作を鑑賞するというのは、私にして見れば自分の存在や人格や感性というものを、自分で確認するようなものなのです。その鑑賞という「儀式」をついに行いにいってきたわけですが、、、どうしましょう。私にはスクリーンに映っている映像が、いまだに本物だと信じられないのです。長い夢を見ているんじゃないか、という半信半疑の気持ちなのです。13体のスカルが一つのグレイになり、スパルコが燃えて灰となる時、私の肉体も同様に燃え尽き、灰となったのです。遺跡が宙に浮き、ぐるぐる周り、アダムスキー型の乗り物が出てきて消えていったラストを見たとき、私は自分の魂が宙に浮き、ぐるぐる周り、混乱の闇へと消えていくのをはっきりと感じとりました。今、私は自分のDNA、遺伝子を組み換えてこの作品を許容することにするのか、それとも過去3作の輝かしい思い出をずっと固めて保守に回るのかで、とても混乱しているのです。「何かを得る為には、何かを失わなければならない」という言葉があります。私は今、前に行くべきか、後ろにとどまるべきかの瀬戸際に立たされているのです。
あろえりーなさん [映画館(字幕)] 7点(2008-06-15 01:00:48)(良:6票)(笑:5票)
218.《ネタバレ》 あえて最先端なシネコンは選ばず、先行・初日のメッカ、新宿プラザで長々と並んで見てきました。コマ劇場と共に年内で閉館になる、大劇場だけど前時代的なアナクロさが漂う世界です。考えてみればシリーズ全て、この劇場で見ています。あの頃に比べ、スクリーンは小さくなりました。音はゴワンゴワンと反響してとてもいい音とは言えません。そして、拍手と歓声の中で見たそれは古臭い、進化してない、今時それはないんでない?みたいな娯楽映画。違いと言えば舞台設定、役者の顔、そして脚本にクッキリと刻まれた、時の流れ。あの頃からどれだけ時代が移ろいゆき、どれだけ変化したのでしょう。だから最後、あの帽子を三世が被っていたとしたら、私のこれまでの思い出までひっくるめて(閉館してゆく新宿プラザにも符号してしまうように)、『インディ・ジョーンズ』が辿ってきた時代、築いてきた時代にケリを付けられたのではないかと思います。だけど、ルーカスとスピルバーグは、それをハッキリ拒絶してみせました。かつてお子様ランチと揶揄された二人の映画ですが、古びたお子様ランチの意地、今のガキのオモチャとは違うんだよ!と。『インディ』はお前らに渡さないよ!と老境に差しかかったかつてのガキ大将二人が意地になってる姿は、いっそ痛快ですらあります。ケイト・ブランシェットがステキざんしたなぁ。そして、あれがステキに見えないようなお子ちゃまには向いてない映画だよ!『○○○○』でも見ときな!(最近の娯楽映画のタイトルをなんでもどうぞ)という事なのでしょう。 【すいません追記します】この物語の核実験シーン、批判されがちですが、私は1945年の広島・長崎を境に『インディ』の世界が激しく変化してしまったという事を示唆しているのだと思います。『レイダース』のラストと対比する形で、神しか持ってはいけない力を人が手にした事で、神は死んだ。神のいない世界で神秘なんてモノは超能力や宇宙人くらいしかないんだよ、信じる心だけで救われる時代じゃなくなってしまったんだよ、と。それはスピルバーグやルーカスの現状をも自嘲気味に反映させ、だけどそんな世でもインディはインディだ、この野郎!というのが今回のオハナシなんでないのと。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 8点(2008-06-14 18:49:59)(良:5票)
217.《ネタバレ》 この作品だけに限らないが、このさい、焦点を”グラフィック”にしぼる。コンピュータ使用による、この手の映像技術はおそらく(?)大分、進歩したのでしょう。しかし、あまりに長く映すその、本当でない、”アニメ””CG”の映像は、われわれ観客が”うそ”だとわかっているので、あまりにも、多用、長回しされると、飽きて来るのだ。どーでもよくなってくる。
そして、もっと、言うならば、この作品でもそうなのだが、(これの、たとえば、長ーいカーチェイスシーン。クライマックスの遺跡に入ってから、UFOが飛んでちゃって、壮大な滝ができるシーンなど)今の、このコンピュータで作られた映像が、”全くホンモノと違う”こと。ホンモノに見えないこと。しかるに、みていて、全く、おもしろくもなんともないこと。なんとなく、それらしく、ホンモノらしく、みえてはいるが、ぜんぜんほんものに、見えないこと。そして、そのことが、映像製作者もほんとうはわかっているのだが、しかたなく、やっていることがミエミエなこと。そして、使うべき手法や、アイデアも悪いから、チャウシンチーや、B級アクション、パニック作品、などとまったく差がない。どころか、大きくひけをとってしまう。昔は良かったと言う気はさらさらないが、ジョーズのハリボテのサメ、未知との遭遇のマザーシップ、レイダースのらすとの、顔が溶けていく人形などは、長写しはしないが、非常に長く、わたしの心に突き刺さる!残る!
だから、映画も残る。長く残る。この作品は、全く残らない。何も残らない。つまんない映像みせられたって、しょうがない。名作ではない。あーあ、残念。コンピュータグラフィックと、真実の映像と、だれがみても、まったく、見分けがつかなくなる。そんな未来。そうなれば、本当におもしろくなってくる!! !
男ザンパノさん [映画館(字幕)] 4点(2008-06-30 19:00:53)(良:4票)
216.《ネタバレ》 インディ・ジョーンズ、19年ぶりまさかの復活、ルーカス&スピルバーグのコンビにも大人の事情があったんでしょうね。 舞台は50年代でインディがネヴァダの実験場で核爆発に巻き込まれる衝撃の絵面と敵役はソ連ということで、新しい展開を期待していました。実はこれはプロローグで、その後の展開は前三部作からスリル・シークエンスの寄せ集めをみせられた感じでした。インディの「むかしパンチョ・ビラに誘拐された」というセリフからすると劇中の年齢は60歳を優に越えているわけで、ハリソン・フォードの実年齢とはシンクロしています。前シリーズは1930年代の設定、第二次世界大戦の間にインディ・ジョーンズは大学教授ながらもOSS(CIAの前身)の工作員として活躍し、冷戦時代はソ連と闘う反共の闘士というアメコミのヒーロー顔負けの設定。おまけに第一作目のマリオンまで久々の登場、そしてインディの息子までも…『ダイ・ハード』もですが、長寿のシリーズになると息子が出てくるというのがトレンドというか一つのパターンになってきているのでしょうか。ストーリー展開はプロローグのロズウェル・ネタから始まって古代マヤ文明と繋げてもうテンコ盛り状態、もう歳で体もあまり動かなくなっちゃってるハリソン・フォードを活かすかたちでのCG映像という感じもします。ハリソンは『最後の聖戦』のころとはあまり変わってないところは、メイクがいい仕事をしています。 まあハッピーエンドの閉め方は、第一作のラスト・シーンにつながるもので、スピルバーグはこれでインディ・ジョーンズは打ち止めにするつもりでしょう(そう思いたい)。印象深かったのはラスト・シーン、風に吹かれて飛んできたきたインディ・ジョーンズのシンボルであるハットを息子が拾おうとするのを、インディが先に取り上げるところ。ハットを頭にのせて悠々と教会から出てゆくハリソン・フォードの姿には「インディ・ジョーンズはハリソン・フォードだけのもの、彼とともに消えてゆくのさ」というスピルバーグの心の叫びが聞こえてたような気がしました。
S&Sさん [CS・衛星(吹替)] 6点(2020-01-14 22:38:27)(良:3票)
215.《ネタバレ》 インディファンなら、まあ楽しめて7点、観た事ないなら単純に映画として
4点程でしょうか。
ファンの方は期待を捨て去って観て下さい。一人でもより楽しんで欲しいから。
以下、ネタばれ酷いのでよろしくお願い致します。

私は若い頃から、「もし現代でドクタージョーンズが大学で教えてたら
めちゃくちゃ勉強してそこへ潜り込み、体を鍛えまくって彼の助手に
必ずなるよう努力する」と周りに恥を省みず公言している程、彼
(ハリソンではない)のファンです。なのでいい年をしてるのに
公開の前日は「いけない、今のスピルバーグ監督は期待に値しない
がっかりするに決まってるから過剰な期待は駄目だ!!」と懸命に
自分を制するも、制しきる事は出来ませんでした。
わくわくが止まらないというヤツですw
ハリソンさんは凄かった、よぼよぼなのに貫禄がある。
よぼよぼ頑張る所は、14歳まで生きてお世話になったうちの愛犬を
思い出させてそれ以来老犬マンセーな私にはとても愛しいものだった。
マリオンに会った途端、嬉しそうに若返りきゃぴきゃぴと話し出す、など
昔のスターウォーズの頃など、上手いのか大根なのか分らないけど
スタントの頑張り&人物の良さが滲み出ててまあハリソンは
好きだった。でも今回であの人はかなり上手かった事が理解できたw(遅
 最後の神殿?もからくりデザインが面白かった。
ブランシェット女史も光ってて(往年の美人女優映画みたいなボーっと光る
特殊映像使用?)かなり良かった。だけど、おもちゃくさいクリスタルスカル
その上未知との遭遇路線はつまんない!!!!!
特にエイリアン、古くっさい回顧なデザイン、あれならギーガーのエイリアンが
突然出てきた方がまだましだよ、、。
若者役も、子供向けギャグシリーズ「イーブンスティーブンス」で
鼻を膨らませたコメディ演技が焼きついているトランスフォーマーの子。
上手いんだけどコンスタンチンだったかで天使の役になった時も、出てきた
瞬間映画に入り込めなくなったのに、息子って・・・・・・
最後インディの帽子被らなくて良かった、本当に良かった。ありがとう!
という風に、観て帰ってきたらフツフツと「私の中ではなかった事に
するべきなのか。」という葛藤と戦っております。
崖っぷちのカーチェイスなど、風景は美しかったです。
梅干御飯さん [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2008-05-23 22:50:33)(良:1票)(笑:2票)
214.《ネタバレ》 「ロッキー」や「ランボー」の20年越しの新作もそうだったけど、今作も年月の経過の意味を考える映画でした。人が生まれてから成人になる20年と、20歳が40歳になる20年は全く意味が違います。この映画は後者を扱った映画です。10年ひと昔、と言うけれど、それがふたつ。「10年ひと昔」は人の生活環境の変化を表すことが多いけど、20年になると、その人の生き方…コンセプトみたいな部分も変化すると思います。自分に関してだけど、明らかに20年前とは違った生き方をしている。それが歳月の重み、という実感だ。時代は1950年代の後半で、「最後の聖戦」からリアルな年月と同じだけ劇中時間も経過している。なので、インディアナ・ジョーンズはその時間の流れ通りに歳をとっている。ヘンリー親父やマーカスはこの世にいない。自分は自然と、あれから20年経ったインディが「これまで何をしていて、今はどんな調子で、今後はどうするのか?」ということを興味に観ていました。この空白の20年間、彼は諜報活動に携わっていたらしい。詳しくは語られないが、いわゆるスパイ行為ですね。自分は勝手に随分と本意じゃない日々を過ごしてきたのではないか、と想像しました。考古学に対する熱意は変わらずに持ち続けている。そして、再会したマリオンと20年越しの出来ちゃった婚。この決断こそ、年月の経過です。結果的には「年貢の納め時」という映画だったけど、不自然な感じはしなかった。最後に息子に帽子を譲らなかったところに、製作者たちの想いを感じます。時間に逆らいはしない、けど、飲み込まれもしない。ルーカスもスピルバーグもハリソン・フォードも、そんなことを考えていたような気がします。様々な意見があるようですが「失われたアーク」から観ている自分は色んな意味で充分に楽しめました。もし、さらに続編を作るなら、また相当の年数を飛ばして欲しい。たとえ冒険活劇じゃなくなっても、観てみたい。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-07-19 06:12:54)(良:2票)
213.《ネタバレ》 絶対ダメです、あのラストは。どんな摩訶不思議なことが起ころうとそれはあくまで考古学の範疇でなければならない。インディにSFを持ち込んで欲しくなかった。UFOは絶対なしでしょ。時代背景が現代に近づき中途半端に現実的になったのも気に入らないし、CGだらけの薄っぺらい映像もダメ。映像をみせたいだけの不必要なシークエンスが延々と続き、追いつ追われつの争奪戦も無し。これまでのシリーズにあったセピア色の雰囲気がまるでなく、ただの冒険映画になってしまった。
不満だらけですが、それでもアークやマリオンが出てきて、あのテーマ曲、それにハリソン・フォード。大好きなシリーズにこれ以下の点は付けられない。。。
ふじもさん [映画館(字幕)] 6点(2008-08-18 20:50:29)(良:2票)
212.《ネタバレ》 私は別にインディー・ジョーンズシリーズのファンってわけではないので、思い入れなんかも特にないので結構冷静に観られたと思うのですが、それでも「今作はなんか安易すぎるぞ?」との感想は否めませんね。
例えば最初の核実験のエピソード。多分これは米ソ冷戦時代っていうのを印象付けるつもりで入れたモンなんでしょうが、その後のスパルコの様子からみてこれがソ連軍人の敵だっていう必然性をストーリー上あまり感じないんですよね。たまに出てくる「同志」って言葉がなきゃ、あ、そっかーこの人ソ連の悪役なんだなっていうこと忘れちゃいそうになる。それくらい「ソ連」って存在が薄い。薄いにもかかわらずしょっぱなにあんなエピソードをもってくるから「???」って感じになる。
そのほかにも行方不明の探検家たちの墓を守っていた原住民とか、スカルの神殿を守っていた部族とか、この辺で格闘をちょっくら入れとこうという目的だけで投入されたショッカーのヒラ戦闘員並みの登場キャラたち、大した謎解きもなく開かれる神殿の扉(骸骨をただあてるなんて考古学者のジョーンズ博士でなくたって客席でポップコーンほおばってる私たちにも思いつきそうな安易さだ)、そしてマックとかいう裏切り者なんだか二重スパイなんだかワケのわからん中途半端なキャラ、(何故コイツがインディに信用されうる役として描かれてるのか全く説明不足!ただの金の亡者ならそれなりの扱いをしておかないとインディがだたの間抜けになってしまうのがわからないのだろうか?)などなど、数え上げればきりがない。
こういう気持ちの悪さがいっぱい詰まった映画なんですよね、この映画。
実はこの映画を観ようかなと思った理由の一つが、ヒロイン(?)が第1作目のカレン・アレンだったからってのもあったのですが、ちょっとその体型の変化にショックを受けました。ダイエットしている時間はなかったのかしらね……好きな女優さんだっただけに少し悲しかったです。
ぞふぃさん [映画館(字幕)] 5点(2008-07-08 17:14:24)(良:2票)
211.《ネタバレ》 前作、「最後の聖戦」から19年ぶりにスクリーンに登場するインディ。僕は今年で19歳になりますがもちろんインディとの出会いはテレビなので、今回初めて映画館の大スクリーンで彼と冒険を共にできることが非常に感慨深く、嬉しく思います。リアルタイムでインディを観てきた方にとっても喜ばしいことだと思います。またこのシリーズで一番好きだった女性キャラクタのマリオン(ケート・キャプショーも好きですが)が再出演することと、シャイア・ラブーフ、レイ・ウィンストンと贔屓の俳優さんたちがでてるのも嬉しかったです。それで作品の方はというと正直評価が難しいといった面もあったと思います。オックスリーとかマックの人物描写が足りない気もするし、宇宙人出てきてSFで決着が付く方向性や内容も気になるかもしれません。でも、僕は今までの作品でもオカルト要素を「ほんとにアークには超常的な力があるのかぁ。」って思いながらもインディだから許せる、だって楽しいからと思って観ていたので、今回宇宙人が出てこようが冷蔵庫から生還しようが十分に楽しめたです。実際、インディがジャングルカッターを破壊するところからのスカル争奪戦では剣、ターザン、絶壁チェイスなどの怒涛のジャスト・ライク・インディなアクションでニヤニヤしっぱなしでしたから。じつは今回が先週につづき二回目の鑑賞なんですが、すごく楽しめました。やっぱりこれほど胸を躍らせてくれる冒険はインディアナ・ジョーンズだけです。また観にいきます。
サムサッカー・サムさん [映画館(字幕)] 8点(2008-06-21 22:09:19)(良:2票)
210.《ネタバレ》 アクションはほとんど予告編で公開されてしまっており、驚きやスピード感やインパクトはない。日本でも流行りのスピリチュアルに毒されてしまっている感あり。こういう映画を臆面もなく作成して大々的に売り出せるってのは、どこかセンスが「ただれてしまっている」のではないか、ハリウッドと米国のセンスは。
小鮒さん [映画館(字幕)] 1点(2008-06-17 23:09:32)(良:1票)(笑:1票)
209.《ネタバレ》 インディ・ジョーンズはリアルタイム中高時代の自分のヒーロー。坊主頭が伸びかけた頃、『ロードショー』ハリソンの切り抜きを床屋に持って行き、「あ、あの、こ、こういう髪型にして下さいっ!」って、顔真っ赤にしながら図々しくリクエストしたのも、人生で最初で最後の経験(恥)あれからはや20年強・・・。昨日の先行上映、映画を観る前に「たとえどんなにつまらなくても、インディが痛々しいヨタヨタ走りさえしてなければ5点は絶対付けよう!」と心に決め鑑賞に臨みました。ヒーローに対してそれ以下の採点は不敬罪に当たると思った為。結果から先に言えば・・・マイ・ヒーロー、ジョーンズ博士は健在!!颯爽とした昔に比べより渋さが増し依然としてカッコ良かった!ボトムを若干オッサン履きにしてたのはまあご愛嬌。ただストーリー自体は・・・正直何がなんだか良くわからんかったなあ・・・。悪役連中も弱すぎで迫力不足、ロシア鋼鉄女役にせっかくのケイト・ブランシェットを持ってきたのに、巧く生かせているとは言い難いし。旅の道連れがわらわらとやたら多すぎるのも、スリルよりコメディへの傾斜が強すぎるという、アドベンチャー映画としては致命的なマイナス効果を生み、あまり感心できませんでしたね。要するにこの作品は過去シリーズの拡大(縮小か?)再生産を試みようとした、スピルバーグ監督の馬力が弱まり、演出の方が老け込んでしまっただけじゃないですか?インディは今でも昔のまんまのあの笑顔で画面の中にちゃんと存在してましたもん!それが俺にとっては何より嬉しかった事。ショーン・コネリーの父ちゃんは亡くなったって設定になってましたね。コネリーの俳優引退宣言を考えたら、写真だけの登場でも感無量。
放浪紳士チャーリーさん [映画館(字幕)] 6点(2008-06-16 11:29:26)(良:1票)(笑:1票)
208.《ネタバレ》 言うまでもなく三部作の大ファンだが、これにはやっぱりがっかり。そう、がっかりするのがイヤなので、今まであえて見るのを避けてきたほど旧シリーズが好きなのに。
会話部分はごちゃごちゃして分かりにくいし、アクションもCGばっかりで心に残らない。クスッと笑えるユーモアもすくない。おまけにラストもSFまるだしとはね。なんでこうなった。
インディーシリーズの良さはアクションシーンのリアルさとユーモアたっぷりなところが魅力なのに、それを台無しにするような凡庸な作品を作るならシリーズの冠をつけるなと言いたい。結局のところ金儲け主義、ご都合主義で出来た映画だろう。インディーシリーズに組み入れたいアイデアがあふれて仕方がないという想いで作られたとはとうてい思えない。金を払って見なくて本当に正解だった。
mhiroさん [CS・衛星(吹替)] 4点(2016-05-24 13:39:26)(良:1票)
207.子供の頃に観た名作がまた蘇ったんだから、それだけで許されるとは思いますが、会話部分がゴチャゴチャしてしまって理解不能だった。
がんばれ! ハリソン・フォード。
クロエさん [CS・衛星(吹替)] 6点(2016-05-23 21:09:07)(良:1票)
206.このシリーズは、古き良き映画の雰囲気があっていいと思う。
ただし、壮大な展開の割にはちょっとダレて長く感じるのがマイナスか。音楽というかあのテーマソングはワクワクする。
もっとド派手な物語で続けて欲しい作品でもある。
simpleさん [CS・衛星(吹替)] 6点(2016-05-21 22:32:41)(良:1票)
205.《ネタバレ》 映像は豪華で金かかってますが、テイストは良くも悪くも80年代のインディジョーンズ。いや僕は好きです。どーやっても死なないヒーロー感とその仲間、ギミックと謎にあふれる探検探索、そして最初は脅威だがいいように主役たちにあしらわれ、最後は謎に食われてしまう敵組織、ハラハラドキドキを味わうには、もう賞味期限切れな感もしますけど、観てて安心ってゆーか、どこかホノボノしてきます。今回は前作の父とジョーンズとゆう構図が、そのまま受け継がれるとゆうテンドン方式。そう、前作の前ふりを受けて、これでジョーンズも父の気持ちがわかるって仕掛けです。肝心な謎のほうも、ここまでぶっ飛んでくれるなんて、笑っていいのか、感心したらいいのか、戸惑うばかり。でも好きです。この真相あってのインディ・ジョーンズ。トレジャーハンターものとしては、こーゆうちょっとしたファンタジックな非現実感があるほうが、盛り上がるってもんです。僕個人的には。ただ、まー、家族で冒険はちょいホノボノしすぎかな。
なにわ君さん [DVD(字幕)] 7点(2015-11-25 00:19:26)(良:1票)
204.《ネタバレ》 さすがに蛇足感ありまくり。パート3の「最後の聖戦」とはなんだったのか??あれで終わるもんだと思っていましたが、まさかの続編です。それなりの高品質を維持した映画ですが、インディシリーズだと考えてしまうとどうしても評価が下がってしまいがち。

特にCGシーンが多くなったのは何気に点数が下がりますね(やりすぎ)。安易にご子息が出てきたのもシラけるし、なんだかダイハードシリーズを思い出してしまいました。インディシリーズ全てに共通した感覚として、面白いけど年齢制限アリという感じ。要するに結局は深みが無いということなのか。今回は同窓会的な感じで楽しめるシーンも多かったですが、、キリもいいのでこのへんで終わりにしていただきたいかな。

ちなみに、ラストの付け方はかなり寒い方向なのですが、ある意味、考古学=歴史とか=ピラミッドとか=ナスカの地上絵とか=宇宙人とか、、という風に何となく繋がっちゃうのでOKなのではないかと思っています。。あと、何気に核実験のシーンが面白かったのですが、お国柄、面白いといったら不謹慎になりそうで微妙な心境でした。
アラジン2014さん [DVD(字幕)] 5点(2015-09-08 10:25:57)(良:1票)
203.《ネタバレ》 どことなーく漂う同窓会ムード、アクションシーン全編に漂うCG臭(画面が白っちゃけた感じ)などなど偉大な『3部作』に割って入るにはイマイチな出来だったかな。監督、主演が一貫してる事で、最低限ツボをおさえたところ(インディに実は子供が!とラストの帽子を渡さないトコロ)があったのは良かったかな。手に汗握るのがインディ・ジョーンズの最大の魅力です。この温度の作品だと『四部作』ってよりは『外伝』って感じかなぁ。
ろにまささん [地上波(吹替)] 6点(2012-11-07 02:13:29)(良:1票)
202.《ネタバレ》 べつに、1作目からSFですよ。聖棺の蓋が開いてからのクライマックスも、2作目の心臓取り出しだって、3作目の聖杯の力だって、全部現実的には受け入れられない子供騙しの超常現象なんだし。宇宙人の方がよっぽど現実的。けど面白くないし、ガックリなオチだったのも確か。1作目のヒロインが戻って来たのは嬉しかったです。ラストで帽子をラブーフに取らせない演出も粋で良かった。けどインディが・・・老けちゃっても、それは仕方ないけれど、老け方の質が・・・こうして見てみると、あらためて3作目で登場したお父さん元007ショーン・コネリーの老け方は魅力的だなーと思います。あんな風に歳とりたいと思う。けど、インディにそういうのを感じられないのが残念。映画なのだから、本人もスタッフもヒーローとしての彼の顔立ちをもっと作り上げて欲しかったです。一生懸命作ったけどアレだったなら、ハリソン・フォードは役者として父役ショーン・コネリーの上手な老け方を見習うべき。ショーン・コネリーはこの作品でも出演のオファーがあったそうだ。出ていたら、どんな感じだったんだろうな・・・・ 。ところで、なんといっても引っかかってしまうのは原爆。『トゥルー・ライズ』でもあったけれど、あんなキノコ雲を近い場所に見て平然と突っ立っている様は、核の脅威に対してアメリカはこれほどに無知なのだろうかと唖然としてしまう。単に絵としてみればキノコ雲はキレイに見えもするけれど、被爆国である日本人としてどうたらというわけでなく、核の無邪気すぎる描写にちょっとした恐ろしさを覚える。そして、キノコ雲があんなに近い距離で突っ立っているインディを冒頭で見てしまっては、その後、彼がいかなる窮地を乗り切ろうとも、決して平和な日常を取り戻すことはないだろうと、そう確信してから映画の成り行きを見ることになる。5作目は被爆者インディの苦悩を描いてください。
だみおさん [DVD(吹替)] 4点(2011-09-19 03:04:39)(良:1票)
201.ゴールデンラズベリー賞。なるほど。
赤紫さん [DVD(字幕)] 3点(2009-10-24 09:37:28)(良:1票)
200.《ネタバレ》 1作目が最も好きな者としてはマリオン登場というだけで期待値がかなりあがりました。ハリソンの六十半ば?の年齢にしたってそれほど障害になるとは思っていなかった。なぜならインディは軍人ではなく大学教授であり、いかなる危機も体力ではなく知力と行動力で解決してきたのだし、むしろちょっと重い動きこそが作品のユーモアに貢献してきたのだ。だから体力的にきつい年齢に達した今こそ楽しさはパワーアップされてしかるべきなのだ。しかし今作はインディシリーズのアクションを重点的に継承している。たしかにハリソンは年齢を感じさせない見事なアクションを見せてはくれる。でもやはりそこで勝負というのは違うんじゃないかと。そしてテレビシリーズのほうによく見られた「インディと世界史」というテーマもひきずられたために「核実験」という時代背景がむりやりに挿入される。映画版ではナチスが出てきたとしてもそれは時代を映したものではなくあくまで「敵」として登場したにすぎない。今回のKGBだって単なる「敵」でしかないのだから時代を映すエピソードなんかいらない。極めつけはラスト。べつに宇宙人はいいです。ロズウェル事件とかエリア51とかじゅうぶんに伏線があったのでそれはそれでいいです。でも画として最後のでかい円盤はないでしょと思った。期待を大きく裏切られたぶん悪口ばかりになってしまったけど、けしてつまらなくはない。
R&Aさん [映画館(字幕)] 5点(2009-10-14 16:27:44)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 219人
平均点数 5.86点
000.00%
110.46%
231.37%
3156.85%
42410.96%
53817.35%
66730.59%
73515.98%
82712.33%
973.20%
1020.91%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.87点 Review31人
2 ストーリー評価 5.26点 Review38人
3 鑑賞後の後味 6.21点 Review37人
4 音楽評価 8.38点 Review44人
5 感泣評価 3.85点 Review28人
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【ゴールデンラズベリー賞 情報】

2008年 29回
最低続編・リメイク賞 受賞 

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