コレラの時代の愛のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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コレラの時代の愛

[コレラノジダイノアイ]
Love in the Time of Cholera
2007年上映時間:137分
平均点:6.00 / 10(Review 7人) (点数分布表示)
公開開始日(2008-08-09)
ドラマロマンス小説の映画化
新規登録(2008-08-06)【Carrot Rope】さん
タイトル情報更新(2019-09-07)【Olias】さん
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監督マイク・ニューウェル
キャストハビエル・バルデム(男優)フロレンティーノ・アリーサ
ジョヴァンナ・メッツォジョルノ(女優)フェルミーナ・ダーサ
ベンジャミン・ブラット(男優)フベナル・ウルビーノ医師
カタリーナ・サンディノ・モレノ(女優)イルデブランダ
ヘクター・エリゾンド(男優)ドン・レオ
リーヴ・シュレイバー(男優)ロタリオ・トゥグット
アナ・クラウディア・タランコン(女優)オリンピア・スレータ
フェルナンダ・モンテネグロ(女優)トランシト・アリーサ
ローラ・ハリング(女優)サラ・ノリエガ
ジョン・レグイザモ(男優)ロレンソ・ダーサ
宮本充フロレンティーノ・アリーサ(日本語吹替)
久保田民絵トランシト・アリーサ(日本語吹替)
原作ガブリエル・ガルシア=マルケス「コレラの時代の愛」(新潮社刊)
脚本ロナルド・ハーウッド
音楽アントニオ・ピント
撮影アフォンソ・ビアト
配給ギャガ・コミュニケーションズ
美術ウルフ・クローガー(プロダクションデザイン)
衣装マリット・アレン
編集ミック・オーズリー
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7.《ネタバレ》 「ノーカントリー」で一躍「時の人」となったハビエル・バルデムだ。
ゴツくてゴツい彼は年齢不詳系でどんな年齢の役でもしっくりこなす。老けメークもお手の物。
しかし…本作では、20代の役がかなりキツかった。あのままヤング・フロレンティーノでもうしばらく押すべきだった。
そして、一番もったいなくて、作品の質を大幅に下げてしまったのはフェルミーナ役の女優が若すぎたこと。それなのに強引に老け役まで引っ張ったこと。
う~んなんでなんだ。どう贔屓目に見ても30そこそこにしか見えないのに70歳て。
なんであそこに高齢女優を持ってこなかったのか、大変理解に苦しみます。自分よりうんと年上の女優を「娘」と呼ばせているのが、非常にイタい。
フェルミーナがシワシワのヨボヨボになっていなかったら、ラストの感動は無いも同じです。
シワシワヨボヨボした二人がそれでも「いたす」ことの意味を、考えることができない。
それと、コロンビアの話なのに強引に英語で押し切るセンス、意気地がないねえ。
同じ内容でも、英語で言ったらそのパッションは半分にしか聞こえないんですよ。
特に、「情熱」を重視した内容ですから、ここはスペイン語で堂々とやるべきでした。
想像するに、出資者から英語作品であることとの条件がついたのでしょう。
70歳のフェルミーナが高齢女優であったなら、私もラストで何か感じるものがあったかもしれないのだがなあ。
さて、「愛」とは相手の存在そのものを愛しむことであって、フェルミーナがフェルミーナである限り、何歳であっても愛するというのがフロレンティーノです。
が、あの若い日に結婚していたとしたら、フロレンティーノは同じ気持ちを持ち続けられたかどうか。
フェルミーナは特別に優れた女性ではなく、夫の浮気ですねてみたり、姑を嫌がる、フツーの女ですから、フロレンティーノに対してもいろいろな要求を出し、不満もぶつけたはずです。
「人生の激動期」を共にせず、パスしたからこそ、フェルミーナへの愛が持続した…のではないかと私は思うんだよなあ。70過ぎて結ばれた時には、お互い人生の「凪」ですから、もう真剣にもめる理由もあんまりないですから。そういう意味では、死んだ夫こそ「お疲れ様」だったと思うんだよなあ。
色々な面で残念な作品。
パブロン中毒さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-01-28 17:14:01)(良:1票)
6.一生の貞節を誓いつつ600人を超える女と交わりそれを逐一記録し続けた男、50年前に突然気変わりして捨てた男を夫の死後受け入れる女、そして、その間に生まれる愛。ばかばかしいが、人生の真実であろう。
みんな嫌いさん [DVD(字幕)] 6点(2013-06-03 02:47:11)
5.いくら、50年がどうのこうのと口で言われても、時の経過やそれに伴う変化の描写に裏打ちされていない以上、意味がないのです。単にダラダラ過ぎているようにしかみえませんでした。ハビエル・バルデムの投入がもったいない。
Oliasさん [DVD(字幕)] 3点(2013-01-11 04:05:57)
4.《ネタバレ》 もうしわけないけど主人公がキモい。気持ち悪ーいじゃなくてキモいんですけど。
関係した女の人をいちいちメモるのやめれー!!
そして主人公のあこがれの女の子が全然素敵じゃないのがみそ。美人だけど。
結婚できなかったからん十年も思い続けられたのよね…。といったら身もふたもないか。
 長い時間を扱っているので若いころと年取ったころ違う俳優さんでやってもよかったんじゃないでしょうか。リアリティーの映画じゃないし。
ぺーこさん [DVD(字幕)] 5点(2012-12-02 01:08:03)
3.《ネタバレ》 純情エロオヤジのための究極のおとぎ話。「君のために純潔を守り抜いた」って、どの口が言うか~!と思いっきり画面にツッコミを入れたのは私だけではないはず。でも、老い先短い二人であろうし、フェルミーナが彼を信じて余生を幸せに過ごせるならそれでいいか、と思えてしまった私はもう若くない。
lady wolfさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-03-07 21:45:39)
2.《ネタバレ》 出雲かどこかにいる縁結びの神様が未婚の男女の小指についている赤い糸を男女一組づつ結ぶ作業に一区切りついて、赤い糸が三本余っているのに気付き、「ええい、面倒だ・・・。」と三つをくくってしまったので三角関係が出来上がりました・・・というのは日本の落語ですが、この落語のラテンアメリカ版です。清純なというよりもダサい少女のフェルミーナが医者の奥さんになって洗練されていくさまは女性には必見。そしてそれを見守るフロレンティーノの「この人こそがわたしの終生の伴侶・・・。」というすさまじい思い込み・・・。わたしたちの人生は縁結びの神様やソウルメートの存在など、決して説明のつかないことで決まっていくことも多いのですが、50年待って頭のはげた爺さんになりながら、相手の旦那が事故死した直後に「待ってました。」とばかりに押しかけていって求婚する執念はとにかくすごい。違和感を覚える人もいるかもしれない70代の爺さん、婆さんのベッドシーンも、お互いを自分のソウルメートだと信じているカップルは皺が刻まれた相手の顔に永遠の若さを見るのかもしれないということで、「自分もこうなりないな・・・。」なんて少し感じました。でも・・・でも・・・フェルミーナを貴婦人に磨き上げて事故で亡くなったご主人も立派でセクシーだったんですよ・・・。やはりこれは縁結びの喜悲劇です。全体に流れるラテンアメリカの雰囲気やBGMがとても気に入りました。一番のりの方と並んでまたまた女性によるコメントで恐縮です。男性の感想も是非聞きたいですが、原作者ガルシア=マルケスは男性で恋人との結婚を親に執拗に妨害された苦い経験(といってもほんの数年間)に基づいた自伝的(?)作品だそうです。
かわまりさん [DVD(字幕)] 8点(2010-03-05 13:24:06)
1.《ネタバレ》 『エレンディラ』にも通じるんだけれど、かなり悲惨な話なのに、どこかコミカルなのです。ちゃんと救いがあるところもそう。フロレンティーノの情事シーンはまさしく動物的で笑えます。自分が関係した女性をリスト化しているところもオカシイ。たった一人求め続けた女性とは結ばれないのに、何百という女性のリストを作り続ける。そこに悲壮感もあまり感じられないのです。70過ぎた爺さんと婆さんのベッドシーンはいささか辛いものが・・・。いやしかし、これこそが、このオハナシのミソなんですね。「私はあなたに純潔を捧げた」なんて、若い乙女の言葉かと思えば、シワだらけで禿げた白髪頭の爺さんが言うんです。満ち足りた顔をして・・・。女として嬉しいかなあ? 私なりに想像しましたが、ハッキリ言って「うへぇ~っ」って感じなんですけど。とはいえ、映画の中のお2人は幸せそうで。あ、別に高齢者の恋愛が「不潔」だといっているのではありませんよ、フェルミーナの娘のように。いくつになってもそれはOKなんです。ただ、あまりにもリアルに画で見せられると、キツイのです、これが。・・・オープニングのサイケなバックイラストが素敵です。若くて美しい女性の裸体がふんだんに出てきますので、それだけでも十分楽しめるかも知れません。映画としては、好きな部類です。これはある種、男性にとっての「おとぎ話」なんでしょうか? 男性の感想も是非お聞きしたいものです。
すねこすりさん [DVD(字幕)] 7点(2009-07-27 13:54:16)
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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 6.00点
000.00%
100.00%
200.00%
3114.29%
400.00%
5114.29%
6228.57%
7228.57%
8114.29%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review2人
4 音楽評価 7.50点 Review2人
5 感泣評価 5.00点 Review2人
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【ゴールデングローブ賞 情報】

2007年 65回
主題歌賞アントニオ・ピント候補(ノミネート)"Despedida"

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