2012(2009)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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2012(2009)

[ニイゼロイチニイ]
2012
2009年カナダ上映時間:158分
平均点:5.53 / 10(Review 167人) (点数分布表示)
公開開始日(2009-11-21)
公開終了日(2010-03-19)
サスペンスSFパニックもの
新規登録(2009-05-01)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2018-04-03)【イニシャルK】さん
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監督ローランド・エメリッヒ
キャストジョン・キューザック(男優)ジャクソン・カーティス
アマンダ・ピート(女優)ジャクソンの元妻 ケイト
キウェテル・イジョフォー(男優)地質学者 エイドリアン・ヘルムズリー博士
タンディ・ニュートン(女優)アメリカ大統領の娘 ローラ・ウィルソン
ダニー・グローヴァー(男優)アメリカ合衆国大統領 ウィルソン大統領
オリヴァー・プラット(男優)アメリカ合衆国大統領首席補佐官 カール・アンハイザー
トーマス・マッカーシー(男優)ケイトの現在の恋人 ゴードン・シルバーマン
ウディ・ハレルソン(男優)チャーリー・フロスト
ブリュ・マンクマ(男優)ヘルムズリー博士の父 ハリー・ヘルムズリー
スティーヴン・マクハティ(男優)アメリカ箱船艦長 マイケルズ
パトリック・ボーショー(男優)仏国立博物館館長 ロラン・ピカード
ジョージ・シーガル(男優)ミュージシャン トニー・デルガット
ヘンリー・オー(男優)チベットの高僧 ラマ師
フランク・C・ターナー(男優)牧師
ジミ・ミストリー(男優)インドの科学者 サトナム
リサ・ルー(女優)ニーマとテンジンの祖母
家中宏ジャクソン・カーティス(日本語吹き替え版)
林真里花ジャクソンの元妻 ケイト(日本語吹き替え版)
藤貴子ローラ・ウィルソン(日本語吹き替え版)
中井和哉エイドリアン・ヘルムズリー(日本語吹き替え版)
安原義人チャーリー・フロスト(日本語吹き替え版)
宝亀克寿ハリー(日本語吹き替え版)
村松康雄(日本語吹き替え版)
佐古真弓タマラ(日本語吹き替え版)
諸星すみれ(日本語吹き替え版)
東條加那子(日本語吹き替え版)
廣田行生(日本語吹き替え版)
脚本ローランド・エメリッヒ
ハラルド・クローサー
音楽ハラルド・クローサー
撮影ディーン・セムラー
製作ラリー・J・フランコ
ハラルド・クローサー
ローランド・エメリッヒ
コロムビア・ピクチャーズ
製作総指揮ウテ・エメリッヒ
マーク・ゴードン
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
特撮デジタル・ドメイン社(視覚効果)
ダブル・ネガティブ社(視覚効果)
CAスキャンライン・プロダクション(視覚効果スーパーバイザー)
グレッグ・ストラウス(視覚効果スーパーバイザー)
美術エリザベス・ウィルコックス〔美術〕(セット装飾)
ドン・マコーレイ(美術スーパーバイザー)
衣装シェイ・カンリフ
編集デヴィッド・ブレナー〔編集〕
録音ゲイリー・A・ヘッカー
ポール・N・J・オットソン
スタントエド・アンダース
ブレット・アームストロング
J・アーミン・ガルザ二世(カメラ・カー)
あらすじ
古代マヤ文明の暦は完璧な精度を誇るものであった。しかし、その暦には西暦2012年以降が存在しない。そこにあるのは世界の終末なのか…? 太陽の異常な活動に起因して、地球内部でも想像を絶する変化が起こり始める。科学者たちは未曾有の天変地異を予見し、先進各国のトップは協力しあいながら対策を講じようとする。やがて訪れる大災害。人類は、そして地球の運命は? 「インデペンデンス・デイ」や「デイ・アフター・トゥモロー」のローランド・エメリッヒ監督が、圧倒的なCGで世紀末の地球を描ききる!
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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【クチコミ・感想】

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167.《ネタバレ》 『ディープ・インパクト』の100倍、『大地震』の千倍、『エアフォース・ワン』の3千倍、『ボルケーノ』の1万5千倍、『ダンテズ・ピーク』の2万倍、『カサンドラ・クロス』の10万倍、『世界崩壊の序曲』の100万倍、みたいな前半は、パニック映画オタクな私にとっては「細けぇこたぁどうでもいいんだよ!コレコレ!」ってカンジでした。そのまま終わってくれれば十分なんですが、ここは腰砕け展開で毎度お馴染みのエメちゃん、今回も壮絶にコケさせてくれます。この脚本で猛烈に頭が悪いのは、私を含め、この映画を見ている観客の99.99999%くらいは、あの船に乗れずに死にました判定された人間なワケですよ。映画に存在を消された状態の観客が金やら地位やら権力やらで生き延びた人々のドラマ見て、何が面白いんだ?っていう。殊にクライマックスがバカ家族が巻き起こすドタバタっていう、大変にバカくさい物語で、すっかり冷めちゃった。70億人を犠牲にして辿り着くオチは、あまりに軽くバカバカしく、いくらただの娯楽映画でも、あんまり民族や宗教を軽んじたらアカン、と思いましたが、ハリウッドのおバカさん連中は真剣にコレでいいと思ってたりするんでしょうからタチ悪いです。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 4点(2009-11-22 16:11:51)(良:2票)(笑:3票)
166.「4人乗りだ」と言って、のび太を車に乗せてくれないスネ夫が いかに小さい人間か よく分かる。
ケンジさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2010-07-03 21:37:55)(笑:3票)
165.《ネタバレ》 そうです、あなた方が原因で閉まらなかったんです。水が入ってきた原因はあなた方です。それをもっと理解してください。
アスモデウスさん [映画館(字幕)] 5点(2009-12-06 00:58:01)(良:1票)(笑:2票)
164.《ネタバレ》 『主人公には別れた妻と子供2人がいて妻は再婚予定』と捻り一つ見えない設定。終盤まで速攻死ぬと思ってた再婚相手が飛行機操縦したりと大活躍。途中で合流した女性ともフラグが立ったので『おっ!ひょとして全員生存で大団円?』と思ったらやっぱり死んだ(女性共々)。いい加減、家族円満エンドのために人殺すのやめろ!何のためにフラグ立てたか分からない。
 んで、最後色々あって主人公が死亡確定のミッションに挑むのですが、ここで彼も死ねば自分が述べた『人は自身の死と引き換えにしても他人を守れるか』みたいな問いの答えになるのに生き残りやがった!せっかくいい感じであった伏線やフラグが意味無し。
 CGも中盤まで。てか、CGも『監督の能力で凄いCG』ではなく『監督の名前で集められた大金でつくったCG』なので面白くない。後半完全に息切れしたし。
 作中起こるハプニングもいい加減。後半、一部の人間は方舟で生き残ろうとするのですが密航しようとした主人公のせいで船のドア(船の大きさと比較するとかなり小さい)が故障『ドアが閉まらないためエンジンが掛からず山に激突します』なんでドアとエンジンが関係するんだよ!『半ドアでエンジンが掛からない車』なんてないだろ!?
 故障の修理に行くときも『部屋に空気は無く直せても入ったら死にます』→『空気あるし、生きて戻ってくるし、てか一緒に行った子供も生きて戻れるくらい』あのさぁ、10分前に吐いた台詞の内容くらい把握しとけよ!!
 『なんで水害用の船に排水システムが無いの?』『自動扉で閉じ込められるような通路には手動扉付けるでしょ?そのせいで死ぬし』『入船口なんて最も浸水の恐れがあるのに、そう言った所には自動隔壁無い』『空気が澄んで船外に初めて出た時、死んだ友の供養しろ、やったかもしれないがシーンで入れろ。という意味でアルマゲドン以下』
 アメリカ映画にこんなこと言うのも今更だが、それにしてもコイツ等は話を面白くしようとか荒を少なくしようと脳味噌を使った形跡が無さ過ぎる。『細かい』とか言うんだったらそんなの気にならない位面白い映画作ってみやがれ。
 エンタメ作品として『ウルヴァリン』の足元にも及ばない。CGもあっちの方が魅せ方上手いし、息切れしないし。
 5年前に似た作品作ってまた作るってネタ無さ過ぎだろ?しかも詰らなくなってるというおまけ付き。
ムランさん [映画館(字幕)] 1点(2009-11-29 14:13:55)(良:3票)
163.『デイ・アフター・トゥモロー』でも度肝を抜かれたが、あれはほんの序章に過ぎなかった。これ以上のディザスター・ムービーは今後作られることがないだろう、と断言できるほどの凄まじさ。特に、前半のカリフォルニア壊滅のスペクタクル映像は圧巻の一言。ムスカ(by『天空の城ラピュタ』)が泣いて喜びそうな映像のオンパレードだ。エメリッヒ監督の作品なので、ストーリーは二の次で、このとてつもない映像体験に酔いしれるべし。
フライボーイさん [映画館(字幕)] 7点(2009-11-21 00:59:58)(良:3票)
162.《ネタバレ》  その映像体験は一見の価値アリ。
 私は当時映画館に行っていないので、今回ブルーレイでの鑑賞です。テレビは49インチ?
 アバターと比較されることが多いようですが、私は3D比較ができませんので、2D比較で。
 序盤に関して言えば、『2012』は衝撃的でした。地球の崩壊が始まってからリムジンで、そして小型機で脱出する一連のシークエンスは、もうすごい臨場感と迫力で圧倒されっぱなしでした。揶揄ではなく、もはや尊敬の念を込めて、これは極上のアトラクションムービーです。
 ただ私は『終末もの』というのがどうも苦手でして。そりゃあいつかは起きることでしょうけど、今ではないでしょうし。どうにも現実感が湧きません。もちろんバリバリのフィクションなのは百も承知なのですが、モンスターやらヒーローやらゾンビやらロボットやらが出ない映画には、どうしてもリアルを求めてしまう自分がいます。
 また、どう頑張ってもハッピーエンドにはなりようがありません。ひたすら崩壊し続けていく世界を2時間以上も見続けるってのは、なかなか辛いものがあります。
 終盤ゲートが閉じなくて、ジャクソンが身の危険を顧みず決死のダイブ。ミッションは無事成功。箱舟は危機を脱し、人々は喜びに湧きます。それは良いです。ですがその直後ジャクソンが生還するのを、みんなが固唾を呑んで見守るそのシチュエーションの意味がわからないのです。そして無事戻ってきたときの大歓声。なんで?この人たちの強引な密航がすべての原因でしょう?そのせいで何万人という人の命が危険に晒されたわけですよね?感動ポイントがまるでずれていて、終盤はまるで気持ちがついていきませんでした。
たきたてさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-11-08 23:41:27)(良:2票)
161.《ネタバレ》 面白かった地球滅亡パニック。
地球崩壊オペラが楽しい。
地層が盛り上がり、アバターのような壮大さで破壊を見せる。
この大規模な破壊映像だけは面白い(でも少し怖い)。
そして家族が逃げるとき、
これは主人公格差というものである。
一般人は難易度を最大レベルでプレイしてるのに、
この家族だけはアクショ●リプレイの使用が許されてるかのような無敵さ。
無敵コードを使った危機の切り抜け方が面白い。
ほんのギリギリのところを何度もやるところがディズニーのアトラクションみたいで楽しい。
だからこの家族の逃避場面だけは何度見ても楽しいと思う(でもこの家族だけ無敵なのはちょっとだけズルい)。
ギリギリの状態でもコメディやキャラは忘れていない。だから極限状態までは描けていない。
崩壊映像は9点、でも人間ドラマは5点。

とはいっても、ムスカさんいわく「見ろ!!人がゴミのようだ!! 」状態なので多分この映画の監督はムスカなんだろう。


ナパームデスのシェーンみたいな双子の悪ガキがムカついた。
巨大な船がカッコいいからプラモを出してほしいと思った。作りたい。
正直こういう滅亡映画は、映画の中のフリで地球人類が大量死するんだから、
主人公はその代償で映画の中で死ぬべきだと思うけど。
ゴードンは排除されたようにしか見えない。
シャッターが上がって光が射す場面は良い。
アルマゲドンっぽい印象を受けた。
最後の曲はエアロスミスのI Don't Want To Miss A Thing を意識したんだろうか?

劇場で観なかったことを後悔した。
なんだか最近、こういうことってホントにありそうな気がして少し怖い。
ノストラダムスの大予言はあんだけ騒がれたのに、この2012年の滅亡説はほぼ騒がれないのがまた薄気味悪い。
ゴシックヘッドさん [DVD(吹替)] 6点(2012-06-11 23:21:52)(良:2票)
160.《ネタバレ》 21世紀のジョン・ギラーミンことローランド・エメリッヒが放つ、映画史に残る大バカ超大作でした。これまでもエメさんは大風呂敷広げまくりのバカ映画を作ってきましたが、今回はバカの度合いが桁外れ。合衆国大統領が娘にまで隠している国家機密を、なぜかド田舎でDJやってるキ○ガイが事細かに知っているという不思議。超極秘とされている箱舟建造場所まで知っているのはナゼなんだ。その箱舟は全長が数キロにも及ぶ巨大船であるにも関わらず、工具がたったひとつ挟まっただけで動かなくなるというハリボテ仕様。「ドアが完全に閉じないとエンジンが動かない」って、一体どんな設計してるんだ(笑)。主人公は自分達が助かりさえすれば良いと思っている超絶ワガママ人間で、眼下で数千万の人間が死んでいても冗談を言えるタフな心を持っています。彼らが乗る巨大輸送機を使えば数百人の命を救えたにも関わらず、10人程度の身内・知り合いだけを乗せて火事場から飛び立つという倫理観の欠落ぶりには呆れました。合衆国大統領、輸送機のパイロットら、勇気を出して自己犠牲を買って出た人間は必ず死ぬという暴虐ぶりで、生き残った人間達はその自己犠牲について省みることもなく「俺が俺が」と言い続ける有様。ラストでは、家族の絆を取り戻したんで邪魔になってきた再婚相手が、実に調度良いタイミングで死んでくれるというハイパーご都合主義が炸裂します。生き残ったファミリーは、彼らの生存のためにあれこれ頑張ってくれた再婚相手のことを微塵も思い出すことなく、「俺ら生き残って良かったよねぇ」と新天地への希望を膨らませるのでした。。。なんだこの映画は(笑)。もしこれらすべてが計算のうちで、アメリカ人の貪欲さを描く壮大なブラックコメディであったとしたら、この映画は世紀の大傑作であると思います。ただし、ヘルムズリー博士がたまに英雄的な行動をとったり、家族愛で泣かせようとするくだりがいくつか挿入されている点から判断すると、エメさんはこの映画を大真面目に作ってるっぽいんですよね。その頓珍漢ぶりがなんともカックンなのですが、映画史上最大の破壊が繰り広げられる前半の素晴らしさに免じて5点とします。
ザ・チャンバラさん [DVD(吹替)] 5点(2011-12-06 20:20:06)(笑:2票)
159.《ネタバレ》 切り上げどきの判断が出来ない映画。前半はいいのよ。見世物に徹していて、映画が誕生した当時のDNAを受け継いでいるなあ、とワクワクしながら観てた。小説でも芝居でも絵画でも出来ない映画ならではの興奮。重大な災厄へ導いていく些細な兆候のあれこれ。危機一髪の脱出も似たパターンの繰り返しながら、やはり嬉しく眺めた。でもそれも中国到着まで。あそこで切り上げる話に設定してくれてれば、ヨシッ、と膝をたたいたんだけど、ズルズルあと退屈な1時間が続く。「日本沈没」の拡大版か、と思ってたら、あちらはどうしても、ノアの箱舟と大洪水を出さないとならないらしい。いらない教訓シーンまで付けてガックリきた。こういう映画は2時間半を越さないといけない、という決まりでもあるのか。コンパクトにまとめて上映の回転数増やしたほうが、映画館だって嬉しいだろうに。見応えの前半、崩壊していく世界をうっとり眺めながら、しかし人々の間にこういうリセット願望が深まってるってのは、あんまりいい傾向じゃないな、と思わされた。日々のゴチャゴチャしたあれこれに埋め尽くされている日常からの解放への誘惑。渋滞した道路や街が海に飲み込まれていく晴れ晴れしさ。複雑になりすぎていた社会が、単純な重力の法則にのみ従ってものみな沈降していく。我々はこういった光景にスッキリするまでに、身辺が窮屈になっているわけだ。そして自分=主人公は生き残る側にいて当然と思っている。これが深まると変な宗教にハマったりするまであと一歩。
なんのかんのさん [DVD(吹替)] 7点(2010-06-05 12:04:30)(良:2票)
158.《ネタバレ》 アメリカが世界をリードしているのもわかる、父親が家族を救うのもわかる、娘が最後に父を許すスクリプトもはいはい、という感じ。腹が立つのは偽善的にエイドリアン(科学者)が「この部屋なら優に10人は入る、みんなを救うべきだ!」と急に計画を台無しにしようとするところ。しかもラストでは、その部屋に女と二人でゆったりすごしている。ありえなーい。あんなに定員オーバーに乗せてよく暴動も起きずに、最後に平和にみんなでデッキに出られたものです。10億ユーロ出した富豪たちと中国人作業員が生き残って、アフリカで新しい世界を作るってか!どんな世界ができるのか、その後がみたいわ!!!ま、映像のスケールはすごかったっす。はい。
HRM36さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2010-05-29 09:06:30)(笑:2票)
157.《ネタバレ》 ★今でもID4がテレビ放映されると、ついつい観てしまう。エメリッヒの中身のない大風呂敷は、心ある映画ファンの方には大噴飯モノなのだろうが、ストーリーなんか置いといて、とにかくありえない映像で楽しませてくれる、という映画として重要な要素に特化したその姿勢はなんか清清しささえ感じてしまう。 ★そして今回は自国アメリカと、人間自身に対する皮肉もたっぷり。米空母のあの扱いに代表される、軍の無力さ。大統領は演説ブツも途中でぶっつり、エアフォースワンは単なる障害物。解決策は中国頼み、日本完全にスルーで笑えない極近未来。生き残るのもカネ次第という、ま考えりゃそーだろーなあの現実。結果残ったやつらの醜さ。死んじゃう人たちのドラマが、そこそこホロリの感動くれるのが逆に話のツマであるってのが逆にスゴイ。 ★そしてクライマックスはなんと主人公達の密航(=身勝手な行動)で箱舟が危機にさらされるという、それどうよな展開も、ちっぽけな人間風情のやるこたこんなもんだろと・・・ ★結局自分だったら完全に置き去りにされるか下手すりゃ最初の地震くらいで死んでる組だと思うから、もう種を保存するためなんて奇麗事言ってもやっぱ本音は自分達だけは助かりたいとゆー人間達のドラマなんて、ハナから感動できるわけないじゃん、ってなことで完全に冷めて見てましたからね。 ★あ、そうそうラスト、アフリカ大陸がかなり無事に残って喜望峰を目指すって、おそらくじゃあ北半球はほぼ壊滅なんかもね。ってこれもかなりの皮肉。いつの間にこんな皮肉屋になったんだエメリッヒ。 ★追記、映像については他の方がさんざ書いてるので・・・ただエンドロールのCGスタッフの数、ものすごい・・・ほんとこれ映画館で観なきゃ意味ないよねえ。
wagasiさん [映画館(字幕)] 7点(2009-12-27 00:49:47)(良:1票)(笑:1票)
156.《ネタバレ》 CG本当にすごい!崩落していくビルや高架の道路、津波に飲み込まれていく豪華客船など、怖いを通り越して、もう美しいとまで思えてしまう。「していく」様子をきっちりと見せているのよね。ストーリーも極限の状況の中で、国民や家族の為に確固たる決断をするアメリカ合衆国大統領なんて見応え充分で、大いに盛り上がりました。この映画すごいなって思ったんですよ、ここまでは。だけど悲しいかな、以降の物語はどんどん怪しい展開に・・・。空中でエンジン停止した輸送飛行機、ハッチを開けて車で皆を脱出させて、雪山着陸もギリギリ成功と思いきやイケメン操縦士、ドリフの様な間合いで飛行機ごと奈落の底に。あらら。それでも皆で一致団結と思いきや俺ユーロパス持ってるから、じゃあな、みたいに親父あっさり裏切り。あららら。裏切られても現地中国人を味方に付けて舟に不法に侵入。仕返しとばかりに入れない親父に親指を突きつける。ざまーみろって感じなんでしょうね。不法侵入してるのに。10億ユーロ払っていないのに。そして、その侵入が原因で金具を歯車に引っ掛けてゲート閉まらなくなってエンジン掛かんなくなって津波迫ってきて、なぜかその津波に向けて鐘をゴーンゴーンって訳が分からない・・・。前半あんなに素晴らしかったCGも大統領の活躍も、この津波に流されちゃったという事にさせて下さい。後半はもうまとめきれません。
はらへりさん [映画館(吹替)] 5点(2009-12-22 01:38:30)(良:1票)(笑:1票)
155.《ネタバレ》 含蓄ある映画だった。太陽フレアにまつわるパニック映画としての体裁をとっているが、リーマンショック後の世界同時不況とその後の壊滅的な世界経済をもじったものだろう。2012年にドル暴落により米国経済が壊滅的打撃をうけるのでは?との予測がある。アラブの王族にチケット購入を勧める場面での「ドルではなくユーロだ」との台詞はまさに基軸通貨としてのドル終焉の意味が込められているし、方舟建造場面での「さすが中国人」という台詞は今後の世界経済の命運が中国の成長にかかっている現実を表している。太陽フレアによるパニックはそれはそれとして、「現実にすでに世界に起きた未曾有の大災害」米国の一部資本家による強欲がそれを引き起こしたとされているが、「大災害はすでに起きてるんだよ」というメッセージにとれた。ロシアの金持ちももちろん今回の経済危機に深く関与しているため、準主役級で登場させたと思われるが、その金満ぶりを否定的に描いている。美容形成外科医も制作者からすると「金をふんだくる悪人」なのかな。金、金、金の世の中を否定する主題が強く込められていた。オバマが経済立て直しを民衆に訴える演説イメージが重なる。映画自体の造りも映像のダイナミックさは映画としての楽しみを十分満たしてくれるものであったし、「信じられないような奇跡の連続」にしても、だいたいが80億人の人間が死に、わずかな人間が生き延びるわけで、「それくらいの奇跡の連続を体現」できた人でなければ生きのびられないわけで、当然の描写である。世界同時不況で現実にどれくらいの人間が不幸に陥れられ、命を絶たれたか、そう考えずにはいられない映画だった。
小鮒さん [映画館(字幕)] 10点(2009-12-14 12:47:54)(良:2票)
154.《ネタバレ》 強烈にひどい映画。映像のイメージから期待しすぎちゃったかも。◆2012年が人類滅亡ということで、マヤ文明やホピ族の予言の奇妙な一致から入るのかなあ・・。と思っていたら、会話の一部分に出てくるのみで、あっさり滅亡確定。◆崩壊が始まってからは「地割れ→ギリちょんで逃げる」のワンパターン回避方法。◆主人公の小説家にとって都合の悪い人物はどんどん死んでいくご都合主義なストーリー。元奥さんの再婚相手が死んでしまうのは可哀そうすぎる!◆ノアの方舟に乗り込むところのドアが閉まらないくだりはまるごといらないのでは?見終わった後には「油圧チェンバー」という単語しか印象にのこらなかった(油圧チェンバーに工具が挟まってしまい、ドアが閉まらなかった)。◆感動もスリルもない、映像だけの映画。
らいおんさん [映画館(吹替)] 1点(2009-12-10 12:48:55)(良:2票)
153.《ネタバレ》 やっぱりこの監督はやってくれたな。
地球が壊滅する様は凄まじくリアルでしかも細かく魅せてくれますね。
それだけでも価値はある???ない???
しかしながら話が進んでくと「金持ちだけが助かる」「自分達だけが助かる」「自分の家族だけが助かる」って。。。結局ラストも集まった人達を収容して「人間なんだから助け合わないと」と締めてくれますが、よ~く考えてみるとあそこに集まった連中は高額(10億ユーロだって!)なチケットを購入できた人達なわけでね。それ以外の一般ピーポーは死んでしまったわけでなんとも「もやもや」します。
唯一、ぶっ飛んだDJのチャーリーに対して「あの人おかしいの?」と娘が聞き「いや、彼はおかしくなんかない」と説明するくだりは良かったです。
とま~、いろいろ突っ込みどころはあるわけですが、自分はラストまで楽しめましたよ。
映画館で見て欲しい作品だと思いました。
と、こんなレビューになるのも「やってくれた」エメリッヒだからであり、彼にとってそんな評価が極上の喜びであり、「だろ!?」としたり顔でニヤニヤする彼が目に浮かぶのです。
ゆたさんさん [映画館(字幕)] 6点(2009-11-30 11:27:41)(良:2票)
152.ディザスタームービーが好きである。災害による極限状態の中での群像劇における感動が好きなんだと思う。
今作のローランド・エメリッヒ監督作「インデペンデンス・デイ」は宇宙人襲来を軸にしたSF映画であったが、描かれるパニックの中での群像劇が見事で、大好きな映画だ。

エメリッヒ監督作品の良いところは、莫大な予算をかけつつも醸し出される良い意味での「B級映画」的な軽妙な“ノリ”にあると思う。
「アメリカ万歳!」「英雄万歳!」という安直なテイストの全肯定こそ、この娯楽映画監督の最大の売りだろう。

今作においても、「世界の滅亡」という最大のディザスター(災害)の中で、彼らしい軽妙さは健在で、絶大な映像力で世界の終末を描き切った様には、問答無用の迫力があったと思う。

ただし、絶対的な”終末”を描く中において、やや爽快感には欠けていたとも思う。
その最大の要因として、“ヒーローの不在”が挙げられる。
ジョン・キューザック演じる主人公の父親は、家族を救うために超人的な活躍と運の良さを見せるが、そのキャラクター自体に魅力がないというか愛着が持てない。
この手の群像映画には、脇役キャラクターの妙も欠かせないところだが、それぞれのキャラクターに今ひとつパワーがないことも、映画としての爽快感の無さに繋がっていると思う。

ディザスタームービーとしての醍醐味やお約束はくまなく押さえ、充分に見応えのある娯楽映画と言える。
しかし、「好き」な映画として認識されるには、もう一つ”好感度”が足りなかったようだ。
鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 6点(2009-11-25 12:53:32)(良:2票)
151.映画の帰りで。おまえはもう、死んでいる状態。もとい、おまえはもう予告編ですべて観てしまっている状態。恐ろしい事に、それ以上のことは何も本編で起こらない。あー、おこらないったら起こらない。イヤ!ぜってい、もっと何かきっとスゲー映像が観れるはず、起こるハズ!と、期待して20日にミニいったのに。中国行く為に輸送機乗ってからの”異様なつまらなさ!”はこの作品の、末路を暗示していたのね。あの、すばらしい映像をすべて破壊した、”すばらしいストーリー!”に0点!怒りの0点ね。 蛇足で、あの宇宙船のゲートは、うちのFAXプリンターの用紙排出口そっくり!
そうだ!これで、日本の事が全く触れられてなければ、これぞ”エメリッヒの日本以外全部沈没!?!”じゃないか!!追加!でも、やっぱこんだけ楽しませてもらって、0点てことはないよなあ。こんなすごい映像、自作紙芝居じゃつくれないしなあ、、、、、。でもなあやっぱり、飛行機が飛んだあとなのに、いつまでたっても上から、ビルや車や、道路や、やヒト!やイロイロなもの”上から!”降ってきて、さらに”じめん!!!”に潜っちゃうのなんかは、私てきにみて”イヤ!”だったなあ。早く上昇しねえーんだったら”落ちろ!”と叫んでいた。ということでやっぱり0点ね。
男ザンパノさん [映画館(字幕)] 0点(2009-11-22 19:58:37)(笑:2票)
150.もっと深刻な映画だと思っていた。絶望的な崩壊黙示録ムービーだと思っていたんですよ。
しかし生粋の花火職人であるローランド・エメリッヒ氏が辛気くさい宇宙戦争みたいな事をする訳がなく、出てきたのは全力でエンタメしちゃってる面白ムービーでした。いやいやダニー・グローバーが大統領の時点で気づくべきでした。確実にこの映画を作っている本人達が一番この予言を鼻で笑っていましたね。

崩壊の予兆まではかなり退屈ですが、崩壊したらもう最高ですよ。CG映画だからこそ出来る、CGだから見れた、CGの全力をこれでもかと見せつけられる超派手な地盤大崩壊。
カッコ良く飛び出して爆発する地下鉄、派手にガラスをまき散らして崩れて行くビル、転がるデカいドーナツもう人間の力ではどうしようもない圧倒的な地殻変動がとにかく絶望的ではなく楽しく面白く描かれています。
更にどんなピンチでも小気味に挟むしょーもないギャグがまた最高です。おかげでもう人の命が軽いのなんの。主演の雰囲気ニコラス・ケイジもなんとも軽くて良いですね。もうどこまでも軽いです。

ですがラストのどうみても二年で完成する分けないカッコいいけどポンコツな箱船のすったもんだは正直スケールが小さすぎて退屈でした。いや、お前ら家族が悪いし、そもそももっとそういうのじゃないんだよ!
ですが最後の最後までなんだか軽くて、これからも人間は争い続けるんだろうなと思わせてくれました。
そんなこんなで良いエメ映画でした満足です。

あと灰まみれになるダニー・グローバー大統領のシーンは確実にプレデター2のオマージュですよ絶対!
えすえふさん [インターネット(吹替)] 7点(2021-05-15 02:03:16)(良:1票)
149.《ネタバレ》 さすがに製作費2億ドル
映像は凄いの一言
地割れ、建物崩壊、巨大津波の襲来
映画館で観たとしたら、更に圧倒されていたと思います。

ただ、この映画を金を出して劇場で観るだけの総合価値が有るかと言うと、その点は疑問
何といっても突込み処が多すぎるし、ストーリーもムリが有り過ぎます。
同様の終末作品である「ディープ・インパクト」などと比べても、随分格下の映画に思えてしまう。

観ていて、次第に腹が立ってくるのが、本編主人公のジャクソン一家と大統領科学顧問のエイドリアンですね。
ジャクソン一家の不法乗船と、津波襲来15分前に各国首脳に青臭い演説を始めたエイドリアンのお陰で、乗員と船を危険に晒してしまった。
しかもジャクソン一家、シレっと船に乗り込んでしまいました。
これは許せませんよ。
喜望峰に到着した後に処罰されなければいけませんね。
TerenParenさん [インターネット(字幕)] 4点(2020-11-17 02:20:09)(良:1票)
148.《ネタバレ》 いやーいわゆる終末ものってんですか?
自然に恐怖するのか、ローランド・エメリッヒに弄ばれてると思うのかで、印象の違う映画なんでしょう。
わりとポンポン死ぬ人たちが、それなりに家族に思い託す(とくに子供に希望をって)あたりは、まぁ否定するもんでなし、いわゆる鉄板なんでしょう。
自分がこの瞬間に立ち会ってたら、まぁ、助けてくれって思うでしょうから、CGとは言えこんな終末劇を見られて、またもとの世界に帰ってこられるこの映画は、すげーお得なんでしょうね。
ある意味夢オチ(笑)
ろにまささん [CS・衛星(吹替)] 6点(2020-06-19 05:59:42)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 167人
平均点数 5.53点
010.60%
195.39%
252.99%
374.19%
41710.18%
53319.76%
64325.75%
73520.96%
8105.99%
921.20%
1052.99%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review9人
2 ストーリー評価 4.04点 Review22人
3 鑑賞後の後味 4.95点 Review21人
4 音楽評価 5.75点 Review16人
5 感泣評価 5.00点 Review15人
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