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くもりときどきミートボール

[クモリトキドキミートボール]
Cloudy with a Chance of Meatballs
2009年上映時間:90分
平均点:5.82 / 10(Review 17人) (点数分布表示)
公開開始日(2009-09-19)
コメディファンタジーシリーズものファミリーパニックもの小説の映画化グルメものCGアニメ3D映画
新規登録(2009-10-15)【あにやん‍🌈】さん
タイトル情報更新(2023-03-15)【イニシャルK】さん
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監督クリストファー・ミラー[監督]
フィル・ロード
演出木村絵理子(日本語吹き替え版)
ビル・ヘイダーフリント・ロックウッド
アンナ・ファリスサム・スパークス
ブルース・キャンベル市長
ミスターTアール
ジェームズ・カーンティム・ロックウッド
アンディ・サムバーグブレント・マクヘイル
ニール・パトリック・ハリスステーブ
ベンジャミン・ブラットマニー
ローレン・グレアム[1967年生]フラン・ロックウッド
ウィル・フォーテチェスター5世
ピーター・シラグサルーファス
ゲイリー・A・ヘッカー
ダニー・マン
甲斐田裕子サム・スパークス(日本語吹き替え版)
斎藤志郎ティム・ロックウッド(日本語吹き替え版)
石塚運昇市長(日本語吹き替え版)
森川智之アール(日本語吹き替え版)
矢島晶子カル(日本語吹き替え版)
菅原正志マニー(日本語吹き替え版)
内田直哉パトリック(日本語吹き替え版)
東條加那子(日本語吹き替え版)
青山穣(日本語吹き替え版)
浦山迅(日本語吹き替え版)
嶋村侑(日本語吹き替え版)
脚本クリストファー・ミラー[監督]
フィル・ロード
音楽マーク・マザースボウ
主題歌中川翔子「rainbow forecast」(日本語吹き替え版主題歌)
制作コロムビア・ピクチャーズ
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
特撮ソニー・ピクチャーズ・イメージワークス(視覚効果)
あらすじ
大西洋上にポツンと浮かぶ小さな島。地場産業は鰯漁とオイルサーディン工場。だけど工場が潰れて島は寂れ放題。島の発明家フリントはこれまでロクな発明をした試しがなかったが、今度は水を食べ物に変える機械を発明、ところがこの機械が事故で天高く打ち上がって、空から食べ物がどんどん落ちてくる事に。地上から好きな食べ物を自在に降らせるようにコントロールする事で、市長とフリントは食べ放題をウリに島を盛り上げようとするものの・・・ ご馳走が画面いっぱいに溢れ出す3Dアニメ。
ネタバレは禁止していませんので
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【クチコミ・感想】

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1
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17.たぶんこのアニメ映画のイントロダクションを見聞きした人の殆どが、今作の持つ「性質」を誤解したまま観たり、また敬遠してしまっていると思う。

イントロダクションを見ただけでは、“珍発明”によりありとあらゆる食べ物が空から降ってくるドタバタ騒動を描いた低俗な子供向け映画という印象を持ってしまうことは致し方ない。
そして、日本人の食文化に対する感覚からすると、“空から食べ物が降ってくる”というファンタジー性自体に、幾ばくかの嫌悪感を感じてしまい、より敬遠してしまうだろう。

しかし、実際にこの映画世界に描かれる「本質」は、決して低俗ではなく、また子供向けでもないと言える。むしろ、子供にはこの映画が持つシニカルなユーモアは理解しきれないと思う。

この映画が描くものは、「飽食」に対する問題意識を礎にした現代社会に蔓延する病理性への警鐘だ。
際限なく降ってくる食べ物に対してぞんざいな扱いを続けた人間たちに、食べ物自体が“災害”として襲いかかる。
もちろん、あり得ない設定だし、時に描かれ方が悪趣味にも見える。しかし、それこそがこの題材をアニメ映画として構築する意味であり、価値だと思う。
「飽食」という常態化している問題を、アニメーションならではのフィクション性と馬鹿らしさの中で描くことで、逆に問題の異常性が浮き立ってくる。

エゴイズムを全面に出し、溢れる食べ物を食べ漁りみるみる太っていく市長のキャラクターは、まさに現代人の権化であろう。
ラストカット、海の上で一人取り残された市長が「船まで食べちゃうなんて馬鹿だよね」という台詞は、まさに自らが生きる環境をも食い尽くそうとしている人間に対するある種直接的な批判だった。

そういう意外と真っ当なテーマ性を孕ませつつ、実際はひたすらに愉快にアニメーションが繰り広げられる。
随所にあらゆるエンターテイメント映画のオマージュ的な描写も見られ、どこまでも楽しませてくれる。
また敷かれている脚本は意外なほど緻密に構成されており、細かな伏線の確実な回収も含めて、物語的にも非常に良く出来ている。

表面的なイメージのみで観る映画の取捨選択をしてまいがちだが、それによって大いに損をしてしまっているかもしれないということを改めて感じさせる極めて秀逸なアニメ映画だった。
鉄腕麗人さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2012-02-06 21:24:18)(良:1票)
16.《ネタバレ》 意外な面白さでした。水を食べ物に変える発明をした科学者のドタバタ話、荒唐無稽な、かなりムリな設定の上に立っている物語ではあるのですが、空から食べ物が降ってきたらいいな、っていう子供心をくすぐるような夢のある映像と、飽食の先にある恐怖とがきっちりと表現されていて。ゼリーでできたお城や、アイスクリームが降り積もった街のワクワクする感じのビジュアルの一方で、パスタの竜巻、空から次々に襲いかかる巨大食物、クズとして積み上げられた残飯の山の決壊シーン等、後半は凄まじいディザスターワールドとなっていて、パニック映画ファンの私も大満足の逸品。3Dの立体感も、他の3Dアニメよりも飛び出し方向が強調されている感じで3Dを楽しめる作りになっています。父親との確執がいまひとつキレイに流れていない(ジミな釣具屋とダメな発明と、それぞれを最終的にちゃんとケリを付けて肯定しきってません)のと、最終的に北半球全域、『デイ・アフター・トゥモロー』クラスの大災害をもたらした事に対する反省がゼロ、っていうのがひっかかってしまいましたが(あと、食物アレルギーに対する無神経な描写も)、夢があってスケールの大きなファンタジーとして存分に楽しませて頂きました。
あにやん‍🌈さん [映画館(吹替)] 8点(2009-10-15 19:29:34)(良:1票)
15.《ネタバレ》 いや、腐るだろ!
というツッコミは野暮って事を考えながらみないとついていけません。絵本原作のアニメなんだから。いやー子供的にはアイスが街一面にあったりしたらそりゃ嬉しいし、チーズバーガーが来たら嬉しいけど俺は胃もたれするよ…。まぁそれに個人的には食べ物が地面に転がるのはいくらアニメでもエグい暴力シーンを見るくらいちょっと見るに耐えない・・・ま、アニメアニメ!
ビジュアルとしてはそこ以外は楽しい。とくに発明品や研究室のビジュアルはどれも面白いし、怒涛のように繰り出すギャグ、小ネタは結構シュール。そしてラスボスの食べ物の塊はおぞましく、いつのまにか主人に反旗を翻し食べ物軍団となるところはあっけにとられっぱなし。
そしてメインとなるのは親子の関係。正直お互いを素直に認められない父と子の物語ですが他が濃すぎてわかりにくくなってるような気がしました。勢いはあるのですがそれについていくのがやっとの映画でした。
えすえふさん [インターネット(吹替)] 6点(2018-08-24 22:17:35)
14.おいしそうな映像のユニークな映画でした。中味は殆ど感じられませんが。
ProPaceさん [地上波(吹替)] 4点(2015-05-29 22:23:53)
13.《ネタバレ》 5歳の子供も喜んでみれたので、まあよかったのかなと。自分的にはアイスクリームが降るというのが一番うれしいかな。肉とか直撃したら、首をやっちまいそうで
シネマファン55号さん [インターネット(字幕)] 5点(2015-04-15 14:51:47)
12.非常にテンポがよく、キャラクターも魅力的、ポップな色使いやデフォルメなどアニメならではの表現が生かされた作品でした。
コメディとして無心に楽しめました。
3Dを劇場で見たかったです。
さわわさん [ビデオ(字幕)] 8点(2014-12-22 01:16:30)
11.《ネタバレ》 あの気象マニアの女の人、ゼリーの城で「ありのーままでー♪」って歌いだせばよかった。
no_the_warさん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2014-06-08 23:14:27)
10.子供の時、プールいっぱいにプリンを作って、それを泳ぎながら食えたらどれだけ幸せだろう、と思ったことがあります(笑)。いやー、本当にバカですね。けど、そんなバカな発想をCGアニメで手間ひま掛けて作られたのが本作。
食べ物は複雑な反射と透明度をもっているため、CGで再現するのは難しいとのこと。芸能人の顔は修正だらけのCMでも、食べ物はCGを使わずほぼ実写です。その上、CGの苦手分野である「流体」も、この作品ではふんだんに使われています。本来苦手分野であるはずの「食べ物」と「流体」のミックス。技術の進歩って凄い。「パスタの竜巻」なんてアイデアも実現させてしまいました。
技術的なこと以外にも、次から次へと出てくるギャグも良かったです。特に好きだったのは、携帯電話ごしにパソコン音痴のオヤジにメールを送るよう頼むシーン。「あるある~!」なシーンで爆笑しました。
ただ、やっぱり食べ物の扱いに関しては、たとえそれが風刺だとしても首を傾げる場面があったりして、少し抵抗がありました。アイスクリーム雪合戦のシーンでの主人公なんて、完全にキ○ガイじみてましたしね(汗)。BDの映像特典でも、監督コンビが食べ物をオモチャにしながらケラケラ笑ってたのは、完全にアウトだと思います。楽しい反面、そういうところでの違和感はぬぐえませんでした。
ゆうろうさん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2014-01-13 10:45:33)
9.《ネタバレ》 発想が独創的で面白い!子ども向けの要素に多分にブラックな要素をぶちまけた様な作品でした。子どもが好きなものと言ったら食べ物!空から食べ物が降ってきたら子どもは嬉しい!でもその風景は大人から見ると主人公の父親が言う様に明らかに異様だし、子どもは不健康になり、市長は超絶メタボになる。そんな食べ物の醜悪な部分もしっかりと描いているところが、肥満大国アメリカならではのセンスだと思います。
そして終盤の食べ物が襲いかかってくる場面は普通に恐ろしい。隕石の様に巨大な食べ物が落ちてくるミスマッチ感と、巨大な質量の物体が襲いかかってくる恐怖が混在している。主人公が食べ物の竜巻に乗り込んだ場面は普通に恐怖映画さながら。主人公たちに襲いかかるのが食べ物なので、人間的ではないが無機質でもない、ハッキリ言うと化物が迫ってくるような恐ろしさがあります。感覚的には『ベルセルク』の蝕やクリフォトの様に無数の怪物が取り囲んでくる様な怖さでした。
そのビジュアルに対して残念だったのがドラマ部分。世間的にはダメ人間の主人公が発明家として大成し、主人公の父親が息子を理解し誇りに思う展開は大変良いし感動的なのですが、如何せんヒロインの扱いが微妙に思います。「見た目はカワイイけど中身はナード(オタク)で主人公にも理解がある」って何と言うかオタク男にトコトン都合の良いヒロイン像という気がします。また街の人々に魅力が余りなかったのも残念。いくらか肉付けされているアルとブレントに関しても、特にブレントはキャラの掘り下げ不足になっていると思え、彼らが改心したことに納得しづらかった。どうでもいいネタですけどアルの息子の名前が"カル"だったり(スーパーマンの本名)、胸毛で危険を感じ取ったり(多分スパイダーマンのスパイダーセンスのパロディですよね)、アルに関して矢鱈とアメコミネタが含まれていたことに何か意味はあるのでしょうか。あまり必要性は感じられなかったな。
民朗さん [DVD(字幕)] 6点(2013-11-20 20:19:49)
8.レミーのおいしいレストランが許せなくて、こっちが許せるのはなんでだろう?DVDで見てしまったけど、きっと3Dで見たらさらに楽しかったんだろうと思います。脇役や酷いやつを後半でうまい具合に活躍させ、しかもギャグとしてしっかり面白く使っているのは素晴らしいと思いますね。脚本がいいんだと思います。この映画のようなオチは大好きですね。子供が好きそうなお話なのに、劇場公開時は子連れがあまり入らなかったそうで。ちょっと残念です。
カニばさみさん [DVD(字幕)] 6点(2013-09-25 00:50:26)
7.《ネタバレ》 溢れんばかりの食べ物を、欲望のままに食べまくりブクブクふくっていく市長、牙をむく食料、カロリーの洪水、暴徒と化す一般市民…見ていて食欲が失せるようなグロテスク性をもった優秀なスペクタクルフルな飽食パニック映画。
愛嬌のある脇役たちみんなに見せ場があるってのが、見ていて楽しい。ホントの主人公は警官だ。名産のマズイ魚と釣具屋に対するフォローをしないまま終わってしまったのは非常に残念。
すべからさん [DVD(吹替)] 8点(2013-05-12 18:48:14)
6.「ヒューゴ」のあとにみたので、「いい映画!」と思いましたー結果、彼にとって無駄な発明は何もなかったのですよね。3Dだともっと迫力があったかな、テーマパークにこんなアトラクションがあったらいいなあとも思ったのでした。
HRM36さん [DVD(字幕)] 6点(2012-11-30 10:25:27)
5.なんかあまりにも話が適当すぎて、記憶に残ったのはアンナファリスのなかなか上手な声優役、きれいな映像での食べ物のみ。微妙な伏線回収もいまいち。3Dで見たら感想が変わるかも。家族、子供向けですね。
バトルコサックさん [ブルーレイ(字幕)] 3点(2012-04-22 15:16:55)
4.《ネタバレ》 空から、たくさんの食べ物が降ってきたら、、、街が一面にお菓子で埋め尽くされたら、という子供が一度は考えそうな願望をそのままアニメで表現し、なおかつそれなりのテーマ性を兼ね備えた作品となっています。肥満体国アメリカらしい、食い過ぎ文化への警鐘と見て取れるし、あるいはもっと包括的な、欲望のエスカレートに対する皮肉とか、環境破壊の問題とか、そういうものにまで思いをはせることの出来そうな内容です。ただ、ストーリー構成それ自体はもの凄く月並みです。映像的にはそうだなぁ、巨大な食べ物が雪崩のように街を襲い、そこから逃げて海へ出る一連のシーンがなかなかのものでした。個人的には、お猿の大好物だったくまさんグミ(ハリボー)が僕自身も大好物なので、ハリボーのカメオ出演には思わずニンマリとしてしまった。
あろえりーなさん [DVD(吹替)] 5点(2012-04-07 03:06:54)
3.子供にせがまれてレンタルしただけなので、はなから何の期待もしてませんでしたが、アラン・パーソンズ・プロジェクトの「アイ・イン・ザ・スカイ」の前奏曲が流れて来たのにはビックリしました。目玉なしで眉毛の動きだけで表現された父親のキャラが印象に残ってます。声の担当はジェームズ・カーンでしたか・・・トム・セレックかと思ってました。観たくて選んだ作品ではないし、点数はどうつけていいか、分かりません。まともに大人目線だと3点以下ですが、子守り用ビデオとしてとらえて5点で。
だみおさん [DVD(吹替)] 5点(2011-11-03 12:06:24)
2.《ネタバレ》 子供向けだからってこれでいいのかと腹が立つほど。言いたいことは山ほどあるが、一番信じられないのが主人公がまったく主人公らしくないこと。ほかの主要キャラは本来の自分、新たな自分を獲得していくのに対して、こいつからは成長というものを感じない。永遠と回りの者に助けられているだけの甘えぶり。自分のケツをお父さんや友達の力を借りて何とか拭きました。よくできまちたねーと褒められましたってな感じ。幼児かよ。唯一、伏線をよく回収できていたのは良かった。
長谷川アーリオ・オーリオさん [DVD(吹替)] 2点(2011-06-14 06:22:26)
1.映像は凄いけど、内容はゼロに等しい。
大騒ぎしただけで後には何も残らない感じ。
まあ、世界中に残飯は残ったけど・・・。
あと、どうでもいいことだけど、日本だったら朝から御飯と味噌汁と納豆が降ってくるんでしょうかね。
もとやさん [DVD(吹替)] 5点(2010-05-20 14:39:29)
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【点数情報】

Review人数 17人
平均点数 5.82点
000.00%
100.00%
215.88%
315.88%
415.88%
5423.53%
6529.41%
700.00%
8529.41%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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【ゴールデングローブ賞 情報】

2009年 67回
アニメ映画賞 候補(ノミネート) 

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