SPACE BATTLESHIP ヤマトのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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SPACE BATTLESHIP ヤマト

[スペースバトルシップヤマト]
Space Battleship Yamato
2010年上映時間:138分
平均点:4.47 / 10(Review 116人) (点数分布表示)
公開開始日(2010-12-01)
SFアドベンチャー戦争ものTVの映画化
新規登録(2010-02-03)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2022-01-15)【イニシャルK】さん
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監督山崎貴
キャスト木村拓哉(男優)古代進
黒木メイサ(女優)森雪
山崎努(男優)沖田十三
柳葉敏郎(男優)真田志郎
緒形直人(男優)島大介
西田敏行(男優)徳川機関長
高島礼子(女優)佐渡先生
堤真一(男優)古代守
橋爪功(男優)藤堂平九郎
池内博之(男優)斉藤始
マイコ(女優)相原
波岡一喜(男優)加藤
三浦貴大(男優)古屋
浅利陽介(男優)安藤
田中要次(男優)地下都市の男
飯田基祐(男優)地球防衛軍指令センター通信クルー 司令官
藤田弓子(女優)斉藤始の母
沢井美優(女優)東田
須賀健太(男優)少年
矢柴俊博(男優)南部康雄
斎藤工(男優)山本
松本まりか(女優)仁科
大和田健介(男優)太田
最所美咲(女優)戦闘班隊員
山根舞(女優)技術班隊員
緒方賢一アナライザー
伊武雅刀デスラー
上田みゆきイスカンダル
佐々木功ナレーション
原作西崎義展
脚本佐藤嗣麻子
音楽佐藤直紀
宮川泰(原曲「宇宙戦艦ヤマト」/「無限に広がる大宇宙」)
作詞スティーヴン・タイラー「LOVE LIVES」
阿久悠「宇宙戦艦ヤマト 2010」
作曲スティーヴン・タイラー「LOVE LIVES」
宮川泰「宇宙戦艦ヤマト 2010」
主題歌スティーヴン・タイラー「LOVE LIVES」
挿入曲佐々木功「宇宙戦艦ヤマト 2010」
撮影柴崎幸三
製作島谷能成
亀井修
島村達雄
東宝(「SPACE BATTLESHIP ヤマト」製作委員会)
ROBOT(「SPACE BATTLESHIP ヤマト」製作委員会)
白組(「SPACE BATTLESHIP ヤマト」製作委員会)
博報堂DYメディアパートナーズ(「SPACE BATTLESHIP ヤマト」製作委員会)
小学館(「SPACE BATTLESHIP ヤマト」製作委員会)
TBS(「SPACE BATTLESHIP ヤマト」製作委員会)
東北新社(「SPACE BATTLESHIP ヤマト」製作委員会)
毎日放送(「SPACE BATTLESHIP ヤマト」製作委員会)
ジェイ・ドリーム(「SPACE BATTLESHIP ヤマト」製作委員会)
企画濱名一哉
中沢敏明
プロデューサー阿部秀司〔製作〕(エグゼクティブプロデューサー)
市川南〔製作〕(エグゼクティブプロデューサー)
配給東宝
特撮山崎貴(VFX)
白組(VFXプロダクション)
渋谷紀世子(VFXプロデューサー)
美術上條安里
龍田哲児(装飾)
編集宮島竜治
録音鶴巻仁
柴崎憲治(音響効果)
照明吉角荘介
あらすじ
ガミラスの放射能攻撃によって、死滅目前の人類。最後の希望を背負ってイスカンダルを目指す、宇宙戦艦のヤマト。松本零士の原作漫画をもとにかつて制作されたアニメを、さらに実写版にリメイク。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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116.《ネタバレ》 こんなん早いモン勝ち。長文注意。これからいっぱい批判が出てくるでしょうが、かつてアニメ映画版の初日に徹夜して並んだモロなヤマト世代な私から言わせて貰うと、元々『ヤマト』なんてこんなモン。こんなモンに熱狂してたんですよ。原作を冒涜してるとかいう評もありますが、そもそも当時からみんなその内容にツッコミ入れながら見てたっての。ここがキャラ弄りなアニパロの起源なんだし。『惑星大戦争』から『宇宙からのメッセージ』を経て『さよならジュピター』でトドメを刺された国産SF大作映画が、ここに久しぶりに甦ったって悦びをさ、ゴチャゴチャとウザい事言ってわざわざ貶めたくもないしねぇ。確かに沖田艦長を始めとして、島とか徳川機関長とか真田さんとか斉藤とかドラマのワリにキャラが弱いし、佐渡先生とか相原とか性別を変更した必然性はなかったし。一作目に『さらば』をブレンドしちゃう事によって、ボヤけた部分もありますよ。ワリと簡単にイスカンダルまで到達しちゃって、旅が短か過ぎな感じがしますし。つーかワープあっさりし過ぎ。この一作だけで簡単に完全に終わらせちゃうなよ!とも言いたい。でも、日本映画特撮史におけるお笑いポイントな色塗りなりきり外国人を避けるためとしか思えないデスラーとスターシャ(テレサブレンド)の描き方はあれで仕方ないと言えますし、声でちゃんとリスペクトしてるし、ヤマトはやっぱり左向きに旅立って左向きに波動砲撃つモンだし、第三艦橋は壊れてナンボだし・・・って結局ウザい事言ってますな・・・。でもね、ヤマトで特撮映画で育ってきた私が、これを否定する理由なんてのが見つからないんですよ。映像で音楽で、あの感覚を甦らせてくれる高揚感溢れる瞬間が訪れるたび、もう全肯定!って。ここは素直にヤマトの実写映画化、国産SF大作を甦らせてくれた事を喜ばせて頂きましょう。今回はもう、人の事は知らん。
あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 9点(2010-12-01 21:15:15)(良:12票)
115.《ネタバレ》 ヤマトにツッコミを入れるのは野暮である。これが小学生からヤマトが好きな私が得た人生訓である。
しかし、このヤマトはヤマトではない。いや、「宇宙戦艦ヤマト」の実写化ではない。
あえて言わせてもらえれば「無責任艦長代理キムタク」というオリジナルだ(音楽がタイラーだからではない)。
ほぼ全編に「俺様キムタク戦闘班長」の上半身のアップが続き、登場人物はほぼ全てがイケメン。
アニメ版のデスラー総統なら「このヤマトにブサメンは不要だ」と西田敏行を穴に落とすんじゃないか?
お約束の第3艦橋も中の人間を映さないのはキムタクへの配慮なのか?それでは意味ないだろう。
また沖田艦長最大の見せ場を打ち消す、俺様キムタク艦長代理の「さらば」風のエンディング。見ていて激しく苦痛だった。
あと細かいとこだけど沖田艦長が古代を私的に呼ぶときは「こだい」ではなく「こだぁい」だし、煙突ミサイルがないのは詐欺レベルだ。
と、ここまではイチャモンレベルも含めて否定的であるが、前向きな評価も加えたい。
防衛軍司令の橋爪功!これは!ホントの実写版「宇宙戦艦ヤマト」が作られたらそのまま留任してほしいレベル。プラス評価です。
演劇ではファンな池内博之の斉藤。舞台のような大げさな演技がツボです。プラス評価です。
バトルマシン化したアナライザー。analyzeの意味を辞書で引けよ。しかし爆笑したからプラスです。
以上で3点とさせていただきます。
クルイベルさん [映画館(邦画)] 3点(2010-12-15 09:58:27)(良:2票)(笑:7票)
114.《ネタバレ》 正直ここまで酷いとは思わなかったが、宇宙からのメッセージ、さよならジュピターなど伝統的ダメ日本SFの流れを踏襲しているといえなくもない。とにかく船内での談笑シーンは、猟奇映画の残酷描写よりもっと顔を背けたくなる、恥ずかしくて。キスシーンはタイミングといい爆笑するしかない。ストーリーも古代の成長にスポットをあてているが、それもハリウッド映画で良くあるから、的なスタイルありきで語りたい部分がない気がする。古代の沖田への感情、態度が極端で流れがないし。全体的に監督の好きないろんなハリウッド映画とヤマトのセリフの切り貼りみたいな映画。セットに金かけられないのは仕方がないが、顔をわかりやすく照らすだけの照明は船内をより安っぽく映すし、スケール感がない。思ったより面白かった、という声も聞くがどんだけ期待値を下げていたのか。俺もバトルフィールドアースくらいは面白いのかと期待したが、足元にも及ばなかった。でも、みんな見た方がいいと思うよ。伊集院光もいってたけど、往年のヤマトファン、キムタクファン、そしてつっこみを入れたくてしょうがない人達と、アンチ含めて全てを顧客と捉えたマーケティングは見事!そして全ての人達をある意味満足させるヘボっぷりは着地点として絶妙すぎる。思ったより悪くない、と思った以上に酷い、が良い具合に混在して、結局みんな見たくなる。映画としてはダメな映画だが、みんなに勧めたくなる。絶対見終わったあとの飲み会とか盛り上がるよ!それ含めてのイベント映画として見れば満点!!
GOさん [映画館(邦画)] 1点(2010-12-03 12:03:43)(良:6票)
113.《ネタバレ》 監督と脚本家の頭の中にある『SPACE BATTLESHIP ヤマト(TVシリーズ全26話)』のダイジェスト。森雪をエース・パイロットにするのみならず、古代を殴り倒す男女にまで変え(強い女性=男勝りという安直な発想。森雪はもともと、制止する古代に「私だってヤマトの戦士ですっ!」と言って一緒に前線に赴く強い意志と行動力を持った“強い”女性でしたよ)、ガミラス/イスカンダルは人ですらなく、コスモクリーナーなんて実はなかったという愚挙。別物としておきながらしかしアニメのエッセンスをまぶすことは忘れない。2時間しかないのに雪との痴話喧嘩や艦長への不信など余計な話を引っ張りこねくり回し、描くべきはずの物がごっそり抜け落ちている。ドラマも戦闘も何事に於いても唐突に始まり突然に終わり、登場人物の心の機微などお構い無し。人類最後の希望としての熱意や使命感も旅路の困難さや悲壮感もなく、軽いノリについていけなかった。定番ネタの第三艦橋の話は、狭い艦内描写と相まって「潜水艦映画だっけ?」と苦笑。守x沖田x進の関係性ならラストは沖田に特攻させて自己犠牲と同時に「帰るのも仕事」という台詞も主題にして欲しかったが木村と恋愛優先か。俳優陣の芝居も軽いノリに拍車をかける。特に終始照れ隠しのようなニヤけた顔と鼻すすり、決死隊を前にしてもなお騎兵隊を茶化す木村の古代、棒読み演技ぼそぼそ喋りで薬飴をころころし、気の無い敬礼をする山崎の沖田。CGも戦闘機など手前から奥へピュンピュン飛ばすだけ、カメラを左右にブンブン振るだけ。ヤマトの発進他ここぞという場面ですらアッサリとした見せ方で、監督みずから習作と評する酷い出来で迫力・高揚感ともにゼロ。衣装もチープなら、ベニヤの壁が爆発でパカパカするセットもチープ。スタッフ/キャストのこの映画への情熱も真剣さも、なにより『宇宙戦艦ヤマト』への敬意も感じられない作品で、批判に対して一方では<『宇宙戦艦ヤマト』とは違うオリジナル作品です>と、他方では<『宇宙戦艦ヤマトを尊重しました』>という逃げの姿勢が伝わってきて非常に悲しくなった。同じく過去作の新解釈リメイク作品『スター・トレック(2009)』を観ているだけに尚更そう感じた。真田役の柳葉さん、島役の緒方さん、斉藤役の池内さん、艦橋要員の方々には見たい物を見せてくれて感謝。
リンさん [映画館(邦画)] 1点(2011-01-20 18:19:15)(良:5票)
112.
「宇宙戦艦ヤマトを実写化したらウケるんじゃね」的のりで制作された可哀想な映画。カメラアングルが単調、平凡、つまらない。照明が「テレビかよ!」とツッコミをいれたくなるほどテッカテカ。一部の人を除いて出演俳優のほとんどが、キャラを意識しすぎて持ち味が生かされていない。男性キャラを女性に設定変更した意図が分からない。主題歌はやっぱり日本人が日本語で歌うべき(沢田研二だったら超感動!)予算が無い、SF映画に慣れてない、色々なものを差し引いてもあまりにヒドイ出来です。私は駄作と言われる作品でも、そこに作り手の「愛情」なり「情熱」、「個性」といったものが感じられれば、大目に見るようにしています。が、この作品には全く何も感じない。出だしでコメントしたように、本当に軽いノリで作られたとしか思えません。CGがショボくたっていい。演技が学芸会でもいい。脚本が荒削りだろうが、照明がテレビスタジオでも構わない。たった一つ。たった一つでも「ここを見てくれ!ここが一番こだわったところなんだ!」があったならば、こんな最悪の点数をつけることもなかったことでしょう。願わくば、このサイトが制作関係者の目に留まることを祈って・・・。
Dream kerokeroさん [映画館(邦画)] 0点(2010-12-12 22:28:34)(良:5票)
111.《ネタバレ》 皆様,おっしゃる様につっこみどころ満載でありますが、つっこみどころも含めて,これだけ実写で原作のエッセンスを再現していることに敬意を表します。かつてのアニメがそうだったように、この映画は、映画としての完成度を求めるよりもイベントだと思います。
実写でそのまま再現すれば、恥ずかしい衣装で愛や使命を語り,爆笑の渦になりそうな所を大真面目な演出で通した監督と役者の技量は素晴らしいです。そうです、ヤマトの本質は恥ずかしいことを大真面目に語っているから感動するのです。このツボを監督はよく心得ています。実写にすればさらに笑える所をホンの紙一重の所で真面目に通しています。特撮と美術の仕事は、絵の説得力でこの恥ずかしさを大いに支えています。ハリウッドに追いつけ追い越せという次元ではなく、いい時代になったと心から思います。
戦闘シーンの高揚感に比べて,合間のドラマシーンになると突然凡庸な雰囲気になってテンポが崩れ、1本の映画としてはかなり雑な印象ですが、もともとのテレビシリーズが1回ずつ山場を設けているので、どうしても名場面集的な構成になると思います。
30分のシリーズを5話見たと思えば腹も立たないです。(実際,山場ごとにサブタイトルのテロップでも入ればさらにファンの心をくすぐったかもしれません「ガミラスの奇襲!!、第三艦橋の悲劇!!」とか)
映画としてのスケール感で言えば,音楽にアニメのテーマを使ったことは大正解です。原作の作曲家が子供をバカにせず、いかに明快に耳に残るようなメロディを作っていたか,それが実写でも違和感なくハマっていることに敬意を表します。
海外ではこの映画のツボは理解されないかも知れませんが、これが日本人の根底にあるトラウマ的発想だと受け止められればいいかと思います。
唯一残念だったのは、デスラーが実体のあいまいな存在であったこと。自分は公開前のキャスティングにデスラーの名前が無いことが不思議でしたが、サプライズでデスラーは唐沢寿明ではないかと思っておりました。
しかし、人間対人間という構図で戦争の愚かさを出すよりは、地球を守るという所に焦点を絞ったのはアリかと思います。敵が人間ではないので感情移入できませんから。そしてアナライザーの活躍がGOOD!!。
ほら,突っ込みどころ満載の映画です。そこを含めて楽しめる映画はイベントとしていいものです。
どっぐすさん [映画館(邦画)] 8点(2010-12-07 01:07:13)(良:5票)
110.《ネタバレ》 (ラストシーンについて、激しくネタバレしています。未見の方はご注意ください)

どこまでも広がる大地にうがたれた、幾つもの巨大クレーター。その上を緑の草原が覆っている。そして、そこに立っているひとりの女と、まだ幼い男の子・・・。

この場面に、ぼくという観客は心から感動する。それは単に絵としてキレイだとか、地球の再生というドラマの大団円にふさわしいものとしてだけのものじゃない。その“緑のクレーター群”の映像は、端的にSF映画の「画(=イメージ)」として実に実に魅力的なものだったからだ。大げさに断定してしまうなら、これは今までのアメリカや他のどこの国のSF大作にもなかった、美しい、そしてSF的な「イメージ」なのだった。

正直なところ、自己犠牲だの何だのと騒ぎ立て、安っぽい悲壮感をあおるばかりの展開や演技に、同じテレビ局が製作したリメイク版『日本沈没』そのまんまじゃないか・・・と本作に少なからず失望していたことは確かだ。そもそも地球規模の危機に対し、日本人だけしか搭乗(というか、登場)しない宇宙船で立ち向かうといった不自然さからして、ここにはエメリッヒ作品程度(!)のSF的「リアリティ」もありはしない(・・・原作アニメもそうだった?)。さらに、すべてにどこかで見たことのあるような場面や設定が連続するのは、これまでの山崎作品の常だが、少なくともこれまでは、監督自身がそれらの“再創造”を嬉々として楽しんでいることの高揚感が伝わってきたものだ。しかし、今回ばかりはどうにも乗っていけない・・・ 

だが、【鉄腕麗人】さんの《一つでも「印象」に残る要素があれば、その映画の価値は揺るがない》というテーゼに心から賛同しつつ述べるなら、作品としての『ヤマト』は、すべてこのラストシーンによって、最後の最後にSF映画として、何より一編の美しい「映画」としてぼくを魅了したのである。そう、それでじゅうぶんじゃないか。
やましんの巻さん [映画館(邦画)] 8点(2010-12-06 20:46:53)(良:5票)
109.10年後、「こんなクソ映画で感動するなんてバカだったよね~」と言うかもしれない。
それ以前に、DVDレンタル開始後は、ここに厳しいレビューだけが書き込まれていくかもしれない。
それでも構わない。
なんというか、「何をやってもダメな子、と言われ続けた自分の子。その子が、夏休み中かけて自由研究作品を作ったら、思いがけず学校代表作品に選ばれた」ような、そういう感激がある。
自分は、原作アニメが日本テレビで放送されていたこと、裏番組で視聴率の良かった「猿の軍団」がTBSだったことも記憶しているファン。
かつて夢中になって見たアニメが、その後の紆余曲折を経て、今回、現代の鑑賞レベルに耐えうる作品に仕上がって帰ってきたことに感謝したい。
まかださん [映画館(邦画)] 9点(2010-12-05 18:51:44)(良:4票)(笑:1票)
108.《ネタバレ》 みんなが感じていることだけど、木村拓哉は木村拓哉以外の何者でもなく、与えられた役を演じる気が毛頭ない(観客をなめてる?)大根であることを再認識した。黒木メイサはお股のゆるいという設定を演じていたと思ったが、その後の私生活からあれは地だったことを露呈してしまい、木村拓哉と同様、黒木メイサは黒木メイサ以外の何者でもないことを証明した。柳葉は柳葉でなかったが、室井以外の何者でもなかったことを改めて証明していた。他の役者達も皆同様で、誰も宇宙戦艦ヤマトの世界を理解して演じていた者がいないということに衝撃を受けた。また、非常に恐ろしい役者達の自己満足の作品に仕上がったてしまっていたことも悲しかった。もともとアニメの世界観と同様である必要はないし、期待もしていない。逆に新しいヤマトの世界を観せてくれるであろうと期待していたのだが。。。これだけメジャーな原作に対しては、ヤマト愛がやはり根っことして必要だが、この作品はヤマトを愛している者達が作ったとは到底思えない超駄作である。そのすべてはガミラスの設定に象徴される。
リニアさん [映画館(邦画)] 1点(2013-07-21 02:08:44)(良:4票)
107.自分はヤマト直撃世代です。「地球滅亡まであと○日」の煽り文句に燃えたクチ。劇場版のフィルム文庫(懐かしい)も所持していました。でも本作を鑑賞するに当たって、不思議なほど“思い入れ”はありませんでした。一応、大人になったのかな。アニメ『宇宙戦艦ヤマト』とは別物。そう割り切って鑑賞できたと思います。そんな自分の率直な感想は、“いつもの木村拓哉主演映画”。貶しているワケではありません。どの映画でもキムタクはキムタク。良しにつけ悪しきにつけ、彼色に染めてしまいます。俳優としての幅は望めないかもしれませんが、彼の場合はこれでいい気がします。イメージに合ったキャラを演じ続ければいいのです。最終的には目指すのは田村正和。スターはみんなで守り育てないと。本サイトの作品ジャンルに「キムタクもの」を入れても良いとさえ思います。失礼。無駄話が過ぎました。それではキムタク以外の事柄について感想を述べたいと思うのですが…特にありません。でもそれも仕方が無い。だってそれが「キムタクもの」の宿命なのだから。
目隠シストさん [DVD(邦画)] 5点(2012-12-07 20:58:51)(良:2票)(笑:2票)
106.よくないものはよくないと言える日本人でありたい。まずは、沖田艦長のインチキ臭いニセひげに嫌悪感。大和撫子のカケラもなかった森雪に喪失感。発射とか発進時の言葉の軽さに失笑感というか堕落感。順序よくサブキャラから消えていくという安直感。節操無く何にでもジャンジャン出てしまう西田敏行感とか柳葉敏郎感。なんで途中でいちいち防護服を全部脱ぎ捨ててしまってたんだね的な不思議感。 まあ、いろいろだわね 言っちゃなんだが 申し訳ないですが。
3737さん [地上波(邦画)] 3点(2012-04-17 20:55:13)(良:1票)(笑:3票)
105.《ネタバレ》 賛否両論激しいですが、私的には全然あり。ヤマト世代が待っていた映像をしっかりと山崎監督は表現してくれたと思います。古代進役のキムタクにも批判が集中していますが、古代進が、「骨太でくさいセリフを言ってもかっこいいアイドル」という位置付けと考えれば、今、彼以上の適役はいませんし、どう考えても批判の矢面に立ちかねないこの役を引き受けた事は素晴らしいと思います。おかげでこれまでヤマトに興味のなかった若い世代(特にジャニーズファンの女性)に映画を見せるきっかけになったことと否定できない。
ストーリーにいろいろ文句もありますが、ただでさえ不整合だらけのヤマトの物語、まずは監督自身が観たいシーンをいかに無理なく繋ぐかという点においては大成功ではないかと。「文句があるなら自分で作ってみれば?」と監督の高笑いが聞こえてきそうです。
批判をすることは簡単です。でも、「宇宙からのメッセージ」「惑星大戦争」ときて「さよならジュピター」で完全に宇宙ものの和製SF特撮映画が死に絶えていたものを、復活させてくれた。しかも旧来のヤマトファン、映画ファン等々非難の眼を覚悟して。
これは称賛に値します。更に続編を作らないからね、と言わんばかりのラスト。山崎監督良くやりました。出演者の皆さんも"キワモノ映画"というそしりを受けるかもしれないのに、良く出演をしていただきました。
これからも宇宙ものSF実写映画続くといいな、という期待を込めて8点献上。


heeさん [映画館(邦画)] 8点(2011-01-02 18:57:40)(良:4票)
104.《ネタバレ》 久しぶりに「お金を返してくれ」といいたくなる映画でした。
あまり予備知識を持たず、先入観や偏見を持たずに、新しい作品として楽しもうと思ったんですが、ダメでした。
所々でオリジナルを匂わせる演出や設定などがあるのでどうしても見比べてしまいます。佐渡さんが女?結末がそれ?とか・・・
だから結局「いや違うだろ・・・」「そうじゃないだろ・・・」と草臥れた感覚に陥ってしまいました。終始。
音楽も外人さんって、中途半端だなぁって思います。素直にささきさんでよかったでしょう。
oifairさん [映画館(邦画)] 0点(2010-12-19 11:20:42)(良:4票)
103.《ネタバレ》 ファーストカット、ファーストシーンはもうスターウォーズの真似でしかないですね。巨大宇宙船のフレーム上手からのフレームイン。なんどとなくスターウォーズで披露された、最もインパクトのある登場の仕方です。これをやるということは、つまり日本だってこれだけのことができるんだ‼というアピールでしかないと思います。
驚きはありました。へぇーってくらいの。が、しかし人物の芝居と重なるカットや具体でいえばヤマトが発進するカットなどはやっぱり違和感を感じずには観れません。
VFX全体のできでいえば、多分ぼくの観た限り最高の出来映えの作品だと思います。
しかし、この作品は根本の本が大変お粗末だと思います。まず、物語が一週間くらいの話にしか観えないのです。内容的にはきっと一年くらいの物語にしたかったのでしょうが、全ての日付が繋がった数日間に見えてしまい、それに応じて全ての人物の感情の流れが納得のいかない内容になっています。
数日で弟のように思っていたと言っちゃう人、ワープ中にキスだけに留まらずやることやっちゃう人、やることやらせて身籠っちゃう人、数日で館長代理に任命しちゃう人。
全てにおいて、収まり切るはずの内容が詰め込まれ盛沢山を越えて、そのほとんどがこぼれちゃったような内容。
中盤を過ぎた頃にはもうすでに、納得できない物語、理解に苦しむ人物の感情に完全に置いていかれ、終盤は全てがぼくの目には滑稽にしか映りませんでした。
ボビーさん [映画館(邦画)] 6点(2010-12-07 18:19:01)(良:4票)
102.ほとんど拷問、糞駄目映画。私は愁嘆場と学芸会を見に来たわけではない。
まぶぜたろうさん [映画館(字幕なし「原語」)] 0点(2010-12-02 22:58:29)(良:3票)(笑:1票)
101.《ネタバレ》 「宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海」を鑑賞し、近年の作品を観たかったので観ました。元々ハードルを下げていたので、退屈ですが意外にも観れたという感じです。木村拓哉はまあアリだと思いますが、 波岡一喜が不快でした。ヤマト発進までの雰囲気は良く、日本でもスタートレックやパシフィックリムが作れるのではないかという期待がわきました。発進後は特に艦隊戦もなく(!)、安いテレビドラマのようになってしまい本当に残念です。イスカンダルの白兵戦はアナライザーが格好良く、スターシップトゥルーパーズの3割落ちな感じでした。総じてひどい産廃ですが、震災前に作られた映画なので「放射能が!汚染が!」と連呼できたところは素晴らしいです。
DAIMETALさん [インターネット(字幕)] 0点(2014-11-08 18:20:30)(良:1票)(笑:2票)
100.《ネタバレ》 ヤマトか~懐かしいなぁ、ちょうど小学生ぐらいに当時テレビでみてたね~。で、ものすごい時を経て、実写版を鑑賞。すげー展開はえーなぁ、ワープしすぎで距離感無いなー、え?いきなり副艦長??何か棒読み&悲壮感がねぇよなー、おいおいそんなとこで何やってんの?これがデスラー!?・・・総じて、娯楽作とすればワタシは楽しめましたよ(笑)というかオリジナルがどうだったのか、逆に知りたくなってきました。当時はまだ子どもだった為か波動砲ドッカーーンぐらいしか正直覚えてない(苦笑) まぁ現代(2010年)らしいのは、やっぱりキムタク主演&黒木メイサというライトでオサレで今風な二人だからの雰囲気なのでしょうね。だがしかし、エンディング。地球が放射能から救われた後であろう風景。バックには大きなクレーターが緑に覆われている(ほほーなるほど)黒木メイサが小高い丘?の上で現れる(やっぱ美人だね~)バックに「ママー」(!?)そこにはかわいいお子様が(!!!) もうぅなんでこういう風にしちゃうかなー、何かさー無駄な恋愛要素入ってるなぁとか思ってたけどこれだものなぁー。宇宙戦艦ヤマトのストイックな雰囲気がすべて台無し。いやいや待てよ、そんなストイックさなんて今は受けないから、未来に希望をもつためのエンディングなんだよコレハキット。。。いろいろな奇跡が起こった一作でゴザイマシタ
Kanameさん [CS・衛星(邦画)] 1点(2013-01-02 09:11:08)(笑:3票)
99.子供のころ大好きだった「宇宙戦艦ヤマト」。この実写版の最悪なところは、「あのすばらしいアニメをひどいものに作り変えたこと」ではなくて、「あの大好きだったアニメも、そう言えばこんな程度のものだったかも・・」と思わせてしまうこと。いい思い出は、思い出のままにしておきたかった。
コウモリさん [地上波(邦画)] 1点(2012-05-17 17:45:02)(良:3票)
98.《ネタバレ》 (数少ないよかった点)一部BGMとか制服とかキャラクター設定とか(佐渡先生を女にして、本来の佐渡先生的人物を徳川機関長にしちゃうのは許容範囲)、懐かしい台詞「急いであわてず正確に」とか「地球か、なにもかも」などを生かすとか、デスラーの声優に伊武さん起用など原作への最低限のレスペクト、宇宙空間に限定してのCG、目立たない役柄の割に可愛杉て絶えず眼を惹いた相原(笑)
(駄目な点)原作者として犯罪者の名前がクレジット(民事裁判の判断がどうあろうと、松本零士原作とされた方が絶対イメージいいって。これだけメジャーな作品でそんなこと許されるんなら、ひとつ屋根の下再放送してよ(笑)、艦内に画面が切り替わったとたんいきなりしらける学園祭の演劇レベルのセット、宇宙の広さ、旅の困難さ、ガミラスの強大さをまるで感じさせてくれないストーリー展開、特に中枢部を攻められても、せいぜい数百人の雑兵部隊がワラワラとわいてくるだけで、たった一台のアナライザーや数人の人間に防がれてしまう適当さには失笑。
(最悪、絶対許せない点)やたら、目つきの悪い、ぶっきら棒な森雪。(ま、黒木メイサ、ここまで好みに合わないのを確認できたのは、ある意味収穫だけど)
 船体が逆さまになった時しか使用されないはずの第三艦橋に配属(爆笑)される死亡フラグ立ちまくりの浅利君(案の定、即死亡)、と彼が死んだことで盛り上がって子作りに励む主役二人。(黒木メイサってよほど子供作るの好きなんだなw)
rhforeverさん [地上波(邦画)] 3点(2012-04-14 10:20:48)(良:1票)(笑:2票)
97.《ネタバレ》 ヤマトの実写版!よーし来年年男のおぢさん張りきってレビュー書いちゃうぞー!まず初めに、私は高得点をつけます。理由は五つ。一つ目。内容がどうあれこの映画が日本で作らたこと。わびさびと世界一縁遠い米国なんぞに制作権売り渡せば「ゴジラ」「リング゙」「マッハGO!GO!GO!」の悲劇が繰り返されるのは火を見るより明らかで,まずもってそこは評価したい。それでも制作発表の時のキムタク・エリカの配役には不安どころか絶望感一杯。半年くらい悩みました。観に行くか行かないかで。メイサに替わった時はこれはもう神の啓示だと思いましたね。「木村は何ともならんが,もう一方は何とかしてやったから観に行け」と。二つ目。かつて自分が泣いた名台詞が再現されていたこと。「エンジン出力低下。されど航行に支障なし…」「技師長!慌てず急いで正確にな!」「地球か…何もかもみな懐かしい…」等々。もうこれだけでお腹いっぱいです。ガミラスとイスカンダルの関係も,最も早く小説化された『石津嵐+豊田有恒』版とほぼ同じで,ある意味最も古い原作へのオマージュと言えなくもない。それより大切なのはデスラーの声が伊武さんだということ。合格です。三つ目。74年当時小学生の自分に「世の中には上司,部下の上下関係が必ず存在する。」「劇中に登場する武器は,ただ呪文のように武器の名前を唱えれば発動するというものではない。」二つのことを認識させてくれたのを思い出したこと。例えばマジンガーZでは兜甲児が「ロケットパーンチ!」と叫べばロケットパンチが飛んでいく。そういうものだと思ってましたが,ヤマト第3話では主砲をたった1回撃つまでに多くのやり取りがあります。「右15度転艦!」「衝撃砲動力連動」「測的完了!」「自動追尾装置完了!」「誤差修正右1度上下角3度」「目標 ヤマトの軸線に乗りました。」「発射!」こういうプロセスをすごく大切にしてるアニメはそれまで無かったのでとても新鮮でした。今回は尺の関係でそこまで細かい描写はなかったですが「ヤマトは大勢の人間が操作するもの」という懐かしい感覚が蘇りました。四つ目。キムタクが思ったよりひどくなかったこと。相変わらずぼそぼそ喋るし,常に上から目線だし,イケメンでなんか悔しいし…褒めてないなこりゃ。五つ目(実はこれが一番大きい)「ヤマト完結編」を観た経験があること。あれに比べれば上出来上出来。願わくば絶対に続編が出ませんように…
S.H.A.D.O.さん [映画館(邦画)] 8点(2010-12-17 17:26:45)(良:2票)(笑:1票)
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【点数情報】

Review人数 116人
平均点数 4.47点
0119.48%
11412.07%
276.03%
31412.07%
41210.34%
51210.34%
61311.21%
7119.48%
81512.93%
943.45%
1032.59%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.72点 Review18人
2 ストーリー評価 3.75点 Review24人
3 鑑賞後の後味 3.83点 Review24人
4 音楽評価 5.88点 Review26人
5 感泣評価 3.36点 Review25人
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