アメイジング・スパイダーマンのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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アメイジング・スパイダーマン

[アメイジングスパイダーマン]
The Amazing Spider-Man
2012年上映時間:136分
平均点:5.90 / 10(Review 73人) (点数分布表示)
公開開始日(2012-06-30)
アクションサスペンスSFアドベンチャーシリーズもの青春もの漫画の映画化3D映画
新規登録(2011-09-06)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2023-12-05)【Olias】さん
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監督マーク・ウェブ
助監督ヴィク・アームストロング(第2班監督)
キャストアンドリュー・ガーフィールド(男優)ピーター・パーカー / スパイダーマン
エマ・ストーン(女優)グウェン・ステイシー
マーティン・シーン(男優)ピーターのおじ ベン・パーカー
サリー・フィールド(女優)ピーターのおば メイ・パーカー
リス・エヴァンス(男優)カート・コナーズ博士 / リザード
C・トーマス・ハウエル(男優)レイ
エンベス・デイヴィッツ(女優)ピーターの母 メアリー・パーカー
デニス・レアリー(男優)グウェンの父 ジョージ・ステイシー
スタン・リー(男優)スタン
マイケル・マッシー(男優)デヴィッド・ローウェル
イルファン・カーン(男優)ラダ博士
キャンベル・スコット(男優)ピーターの父 リチャード・パーカー
マイケル・パパジョン(男優)アルフィー
バーバラ・イヴ・ハリス(女優)ミス・リッター
カリ・コールマン〔女優〕(女優)ヘレン・ステイシー
シャーラン・シモンズ(女優)
前野智昭ピーター・パーカー / スパイダーマン(日本語吹き替え版)
本名陽子グウェン・ステイシー(日本語吹き替え版)
佐々木敏ピーターのおじ ベン・パーカー(日本語吹き替え版)
一龍斎春水ピーターのおば メイ・パーカー(日本語吹き替え版)
内田直哉カート・コナーズ博士 / リザード(日本語吹き替え版)
菅生隆之グウェンの父 ジョージ・ステイシー(日本語吹き替え版)
てらそままさきピーターの父 リチャード・パーカー(日本語吹き替え版)
小島敏彦影の男(日本語吹き替え版)
梅津秀行キャスター(日本語吹き替え版)
冨永愛受付嬢(日本語吹き替え版)
原作スタン・リー(キャラクター創造)
ジェームズ・ヴァンダービルト(原案)
脚本アルヴィン・サージェント
スティーヴ・クローヴス
音楽ジェームズ・ホーナー
撮影ジョン・シュワルツマン
製作アヴィ・アラッド
ローラ・ジスキン
コロムビア・ピクチャーズ
マーヴェル・エンタープライゼス
製作総指揮マイケル・グリロ
スタン・リー
制作ACクリエイト(日本語版制作)
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
特撮ソニー・ピクチャーズ・イメージワークス(視覚効果)
K.N.B. EFX Group Inc.(視覚効果)
美術J・マイケル・リヴァ(プロダクション・デザイン)
レスリー・A・ポープ(セット装飾)
衣装キム・バレット
編集アラン・エドワード・ベル
ピエトロ・スカリア
マイケル・マッカスカー
日本語翻訳松崎広幸
その他ローラ・ジスキン(in memory of)
J・マイケル・リヴァ(in memory of)
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【クチコミ・感想】

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73.《ネタバレ》 IMAXシアターにて鑑賞しましたが、スパイディの背中をカメラが追う3D映像はかなりの迫力と面白さで、映画館で観てよかったなぁと思う作品でした。今回のピーター・パーカーは松潤似のルックスに天才科学者並みの頭脳、ハリー・ポッターばりにいわくつきの両親を持つ特別な人物となっていて、平凡な高校生がスーパーヒーローになるというサム・ライミ版とは大きく異なる物語ではあるのですが(ドラえもんの主人公がのび太から出木杉君に代わったくらいの大きな変更)、前シリーズを丁寧に研究して作られているおかげでこの方向転換に違和感は覚えませんでした。スパイダーマンは正義のあり方について常に思い悩むし、敵も絶対悪ではない。人情が複雑に絡み合う湿っぽい構図は健在なのです。スパイディが市井の人々に支えられているという描写もきちんとなされていて、NY市民が負傷したスパイディのために道を作る場面にはファイトシーン以上に興奮させられました。これぞスパイダーマンです。。。
旧キャストによる「スパイダーマン4」の製作がキャンセルされ、代わりに娯楽作の経験のないマーク・ウェブが新監督に抜擢された時には不安を覚えたのですが、完成した作品を見るにこの判断は正解だったようです。サム・ライミが不得意としていた恋愛パートの演出も彼にとってはお手の物だし、アクション演出は期待以上に的確です。CG全開のヒーローバトルはもちろんのこと、マスクをかぶる前のピーターが街のチンピラを倒して回るライブアクションも流れるように決まっています。粋なラストはこの監督ならではで、今後も彼が担当するのであれば、このシリーズはかなり期待できると思います(私が鑑賞した吹替版と字幕版とではグウェンの父親の最後の言葉の翻訳に違いがあるため、どちらを鑑賞したかでラストの評価は割れている様子ですが)。。。
なお、私の周囲ではウェブシューター(糸を発射する機械)の登場に戸惑いの声があがっているのですが、原作に忠実なのは本作の方。前シリーズでは「平凡な高校生が高度な機械を発明することは不自然」との理由で手首から糸を発射するという設定となっていましたが、ピーターを天才とした本作では原作通りの描写に戻されたようです。
ザ・チャンバラさん [映画館(吹替)] 8点(2012-06-24 16:30:38)(良:4票)
72.恋をした同級生の男子が“スパイダーマン”であることを知り、その背中を見送るヒロインは一言「ああ困った」と呟く。
その彼女のテンションは、スーパーヒーローを好きになってしまったという極端な動揺ではなく、警察官の娘なのに街のちょっとした問題児を好きになってしまって「ああ困った」というような、ハイティーンの普遍的な動揺として表現される。
このシーンによって、この映画のスタンスは、つまるところ若い男女の恋模様を主軸とした青春ドラマであり、それ以上でもそれ以下でもないということを宣言していると思えた。

アメコミヒーロー映画としての“エンターテイメント性”という部分において、及第点を越えていることは間違いない。しかし、サム・ライミ版の第一作目と比べると、すべての娯楽性の部分において衝撃度は劣る。
でもだからと言って面白くなかったかと言うと決してそんなことはなく、ヒーロー映画云々以前に映画として素直に面白かったと言える。
そしてその面白さこそが、冒頭に記したこの映画のスタンスに尽きると思う。

膨大なアクションシーンのボリュームの力技で貫くのでもなく、はたまたライミ版の「スパイダーマン」や「ダークナイト」の如くヒーローの内面的な葛藤に対してディープに踏み込んでいくわけでもない。
悪漢に制裁を与えるシーンで軽妙な振る舞いをしてみたり、一旦恋に落ちれば“秘密”や“約束”なんてないがしろにしてみたり、良い部分でもあり悪い部分でもあるそういったハイティーンの“軽さ”と“若々しさ”それに伴うポップさこそが、この映画におけるエンターテイメントそのものとして存在している。
まさにそれこそが「(500)日のサマー」のマーク・ウェブが今作を監督をした価値だったろうと思う。

どういう捉え方をするかによって、観賞後の満足感は大いに左右するだろう映画であることは確かだと思う。
単純に比較するべきではないかもしれないが、サム・ライミ版と比べて映画のテンションからキャスティングに至るまでどちらが「スパイダーマン」という素材に相応しいかと問われれば、ライミ版に優位性があることは間違いない。

でも、個人的には、主人公とヒロインが誰もいない学校の廊下でデート(じみた何か)の約束をするという、アメコミヒーロー的な側面には何も関係ないシーンに心を掴まれてしまった時点で、この映画を揶揄する気は毛頭無くなってしまった。
鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 8点(2012-07-02 16:07:04)(良:3票)
71.《ネタバレ》 リブート物の一作目としてはこの位が妥当だったと思います。しかし裏を返せば予想を上回る面白さは無かったように感じました。アメコミの映画化は1作目ではキャラクター紹介に終始してしまうことは常であり、続編でキャラクター毎の悩みや葛藤を描き傑作になるパターンが多いので(ノーラン版バットマンやライミ版スパイダーマンみたく)、続編で愛する人を巻き込むのか、実生活とヒーロー活動との折り合いをどうするのか等、スパイダーマンではお馴染みの悩みを出していってほしいところです。ただピーターがグウェンの父親に「娘にはもう近づくな」と言われておきながら(しかも遺言!)、最後にちゃっかり約束破る気満々なのには笑ってしまいました。高校生だからサカッてるのは分かるがもう少し自重しろ、オメー。ただ3Dに関しては良かったと思います。近年に良くある「これ3Dにした意味ある?」というものでは無く、スパイダーマンのウェブによるハングを疑似体験させるというハッキリとした理由がありますね。しかしキャストに関してはどうだろう。ライミ版ではピーター役のトビー・マグワイアが童顔なこともあってか高校生でも納得だったのですが、今回はピーターもグウェンもどう見ても高校生って歳じゃねーだろ、コスプレだろと思ってしまいました。まあグウェン役のエマ・ストーンもインタビューで「きっと老けた顔の高校生ばかりの学校なのよ」と自嘲気味に話してましたが。続編になると数年のインターバルはあるだろうし、より容姿的に高校生は演じにくくなるんじゃないかなと少し心配です。ソニーは学園生活のスパイダーマンを作る為にリブートしたらしいので、続編も高校生として登場するんでしょうが。なんせほぼ毎年作成されていたハリポタでさえ、最終章ではオッサンが杖を振り回しているとしか思えませんでしたからね。とにかく続編に期待。
民朗さん [映画館(字幕)] 7点(2012-06-30 22:24:37)(良:2票)(笑:1票)
70.《ネタバレ》 作品自体はとても面白かったのだけど、どうしても気になることがあります。
それは、グウェンの父であり警部でもあるジョージの「もうグウェン(娘)には近づかないでくれ」という遺言をピーターが破ってしまうことです。
グウェンの後ろに座り、小声で「守れない約束もある」と言うピーターに嫌悪感しか覚えませんでした。
グウェンからのアプローチがあったのならまだしも、お互いが父の遺言を知っているのに、堂々と「やっぱり約束守れねえや」と言うのは・・・全く納得できませんでした。
ピーターがジョージの葬式に訪れないのも、「二度と近づくな」という遺言を行動にあらわしたものだったでしょうに、その後にグウェンに「もう会えない」と言ったのに、何故この結論に帰着するのか理解できません。
恐らくこれは、続編でもヒロインを継続させるためのものなのでしょう。
でもそのために、約束を破らせないでほしかった。
破ったとしても、彼女を絶対に守るという決意を見せて欲しかったです。
それでも今作のピーター・パーカーは魅力的でした。
頭脳明晰でしかもイケメンなピーターですが、伯父に父の責任感を告げられた彼は、「父さんは今どこに?」「父さんは責任を放棄した!」と、涙ながらに訴えるのです。
いままでは優秀っぷりを見せ続けていたピーターですが、ここではとても愛おしく思えました。
そんな彼が、橋で子どもを救い、自分が数式を解いたせいで博士を狂わせたことに対して「これは僕の責任だ」と言い、行動するのです。
なおかつ、ピーターは博士を殺すのではなく、あくまで説得を行い、解毒剤を用いて解決を図ろうとしていました。
最後に「卵を買ってきた」ことで責任感をあらわすのはちょっと笑ってしまいましたが、これもいいシーンであったと思います。
マンホールから地上に出たあと、マンホールをちゃんと戻す新生スパイダーマンが大好きです。
ヒナタカさん [映画館(字幕)] 7点(2012-06-24 23:26:36)(良:3票)
69.《ネタバレ》 まず3Dの意味は無い。鑑賞料金が高くなるだけで損した気分。
私はスパイダーマンが大好きです。
今回のピーターはかなり軽い。非常にチャラい。
警官をおちょくるってのは違うんじゃないか。
あの至近距離で弾丸の連打を余裕で避けられる能力があるのに、
最後の最後だけは簡単に脚に当たるし、どうも色々納得がいかない。
糸も自分の体からではなく機械で出してるけれど、
機械で出せてる糸だと考えるとあまりにも強すぎる気がする。
あれはクモ男が体内から出す糸だからこそ矛盾が無くなると思うのだが・・・
最も残念な部分は叔父さんが死ぬ意味が小さくなってしまっていること。
叔父さんが自分のせいで死んでしまい、己の能力の意味、責任感に目覚める…はずが
今回のストーリーでは叔父さんが死んでもあまり変化が無い。
死んだ後も相変わらずチャラい。正体も自分からあっさりとバラしすぎ。
アクションシーンはとても良かっただけに残念。
続編決定という終わり方だったので2ではなんとか立て直して欲しいが…無理かな。
この程度なら映画館に行くまでもなくDVDで充分です。
虎王さん [映画館(字幕)] 5点(2012-06-24 22:46:53)(良:3票)
68.《ネタバレ》  『関係者に正体がバレる』『協力者との出会いと別れ』等、前回3部に分けた内容を1本の作品に凝縮した感じ。
 キャラクターも旧作と比較し。ピーターは根暗から強気インテリにして視聴者の不快感や変身後の性格の変化を少なく滑らかにし、ヒロインは可愛く父が警官なため無理無く絡みを増やし、その父も偏見でなく冷静な分析の結果スパイダーマンを逮捕すると共感が持て、いじめっ子すら伯父の死に悲しむピーターに気を使えるナイスガイになっていたりと、適度な改善がなされていた。
 展開が多く早いため、伯父との絡み等若干尺が少なくなっている部分もあるが、それでも十分登場人物の心境の変化を理解できる描写になっている(留守電話は特に良)。
 アクションやCGは相変わらず『流石』の一言。目まぐるしく動きまくるが、『早過ぎて分かんなくならないように』と言う配慮がされており上手い。特に定番の摩天楼アーアアーは終盤までしないが、代わりに序盤の伏線を絡めることで非常に熱いシーンになった。
 そして何より勧善懲悪の描写方法。
 ピーターは敵博士に対しても常に説得を行い結局誰も殺さなかった。博士も最後は人の姿と心を取り戻して彼のピンチを救い、罪を償うべく逮捕されるオチに関しては、悪党への罰=死が多かった洋画においては良い具合に『人間臭さ』が出ており好印象。
 最後、ヒーローとして戦い続ける『痛み』を知りボロボロになったピーターが、増長していた際、叔母とケンカし忘れていた卵を買って帰るシーンには泣けた。こう言った細かい所で伏線を張っており、ちゃんと映画が『一本筋の通ったの作品』となっているのにも関心。
 難点としては、終盤ピーターに別れを切り出されたヒロインが最後の最後で再び仲良くなり笑うシーンがあるが、『時期』を考えると少々浮かれ過ぎな気がした。小さい事だが、完成度が高いからこそ気になってしまった。
 あとエンディングは日本人歌手だが、『LUNASEAのSweetest Coma Again 』や『T.M.RのWeb of Night』程のパンチを感じなかった。
 
 総評
 前作も完成度は高かったが、その経験をしっかり活かしてリブートされているので旧作ファンなら納得できる出来。
 失踪した父親の行方や謎の組織、そして伯父を殺し逃亡中の犯人等続編を作る気満々なので、このクォリティー以上を目指しつつ頑張ってほしい。
ムランさん [映画館(字幕)] 8点(2012-06-24 20:48:53)(良:3票)
67.《ネタバレ》 スパイダーマンは、飛翔シーン。何度見ても、気持ちいいです。だから満足。ただ、予告編などで本作では「主観視点」の飛翔シーンを堪能できると思っていたので、少しそこは残念。ドラマパート。おそらくはじめてデートに誘うシーン。ポツポツ話しかける主人公とはにかみながらOKのヒロイン。その辺、ナイーブな感じが良かったです。
なたねさん [DVD(字幕)] 7点(2012-12-09 09:09:48)(良:2票)
66.《ネタバレ》 まず初めに、前三部作と比べてしまうのは仕方ないことでしょう。その上で今回は、何が新しくなったのか、どこが変わったのか、といった点に注目をして鑑賞しました。
まず結果から言えばハズレでした。進歩や進化などはなく、むしろ逆に退化してました。
ツッコミどころもこれでもかってくらい満載です。なかでもダントツなのが、TOPシークレット的超秘密部屋に、超簡単に入れちゃったところです。監視カメラも見張りもいないのかよ!ほんとうに驚きです。あともう一つ上げるならば、蜘蛛の糸かな。前シリーズと違い今回のスパイダーマン、な、なんと!糸は手作りなんです!体から出るんじゃないんです。主人公の男の子が自分で作った機械から糸を出す、という設定なんです。もービックリを通り越して呆れちゃいました。まず制作費はどうした?次に糸は無限かよ?てな感じです。
ツッコミどころはこれくらいにして、この映画における最大のミスは敵でしょう。今回の敵はトカゲ男。そうです「ただの馬鹿力だけのトカゲ男」です。それだけなんです。分かりますか?スパイダーマンはただの高校生。強力な武器も乗り物もない。ジャンプと糸だけです。それだけで戦うわけです。で敵も蘇生力と馬鹿力だけ。正直、戦っても地味になるだけでしょう。だからバトルシーンも終始単調で、面白味に欠けちゃうんです。
夜のニューヨークというのもよくない!街全体が暗くて明かりがポツポツあるだけで、立体感がない。スパイダーマンが街の上空を移動していても、ゲームの画にしか見えない。
安っぽく見える。昼間のほうが街全体がクッキリとしていてリアリティがあるのに、夜にしたことがマイナスになった。それとも、夜の方が制作費が安く済むからなのか?
あと主人公の男の子。普通にイケメンだし、学校で浮いている感じもしない。演技が下手なせいもあるけど、おじさん死んだ時も悲しみがこっちに伝わってこない。なんか全体的に中身が薄っぺらい。監督の演出も輪をかけて下手。外面ばかり調子合わせて、肝心の心理描写がペラッペら。

期待していただけに、本当に残念な結果でした。(T▽T)


Dream kerokeroさん [映画館(字幕)] 5点(2012-07-03 02:41:24)(良:2票)
65.《ネタバレ》 サム・ライミ監督の旧3部作からあまり間を置かずに新シリーズが製作されたことに違和感を感じずにはいられないが、期待していた以上の出来である。まずスパイダーマンのCGアクションはサム・ライミ版よりもかなりスムーズになっており、<アトラクション映画>としての側面が増している(3Dで観たら車酔いしそう)。ストーリーやキャラクター設定はより現代的に変更されており、特に主人公のピーターが親譲りの才能と今風の感性を併せ持った若者像として、ライミ版のピーター(80年代っぽいキャラ)とは随分印象が変わっている。ベン叔父さんは本作でも早々に退場してしまうが、ヒロインの父親までも死んでしまうのは少し乱暴な気がする。シリーズ化するつもりなら、今後もいろいろな形で絡めるキャラクターだっただけに、残念。
フライボーイさん [映画館(字幕)] 7点(2012-06-30 19:16:11)(良:2票)
64.《ネタバレ》 スパイダーマンホームカミングが予想外に面白かったので、未見だったリブート版も試しに観てみたのですが…全然ダメ。

まったく面白くありません。

何が違うか…と考えてみたのですが、そもそもストーリーが凡庸で何の面白みがない、とかいう当たり前の事をさておくと…「主人公に魅力がない」これにつきると思います。
サムライミ版とホームカミングの主人公はもっとオタク寄りで童貞感丸出し、恋するヒロインになかなか声もかけられない…のび太感満載なのに、この映画の主人公はシュっとしててチンピラやんちゃすぎるのです。めちゃくちゃ頭がいい設定のはずなのに、とんがったヤンキーにしか見えません。明らかに設定ミスです。
しかもヤンチャなので当然ヒロインにもアプローチできちゃうわけで、そういうやきもきもない。
主人公というのは視聴者が感情移入する対象なわけですからこんな魅力がない主人公を設定しちゃった時点で完全アウト。

主人公以外の登場人物も総じて好感度が低く、たとえばホームカミングの「座ってる人希望」のような魅力的なキャラがどこにも存在しないのが、この映画の致命的な弱点ではないか、とそう思います。

もうひとつ、スパイダーマンってビルの谷間とか広い空間を糸で飛びまくりヒャッハーするあの解放感が見せ場だと思うのですが、このスパイダーマン、やたらと狭いところで近接戦闘ばっかやってます。
それスパイダーマンの強みも魅力もないんじゃね??と根本的な疑問がぬぐえません。

要するに話は平凡、キャラは魅力無し、映画としての見せ場はどこにもない…これがB級映画ならいいんでしょうが、腐っても大作なんですから、その評価は厳しくならざるを得ません。
あばれて万歳さん [インターネット(吹替)] 4点(2021-09-07 03:49:36)(良:1票)
63.《ネタバレ》 正直、サム・ライミ版のイメージが強過ぎて、リブートするにはまだ早過ぎた感も否めない本作ですが、悪くはないとは思います。
スーパーマンは「リターンズ」がパッとせず、バットマンはダメになってからのリブートのため、ハードルが下がってからだったので、やり易かったと思います。それに対して、スパイダーマンはサム・ライミ版成功したままで終わっているため、作る側もしんどいし、見る側もどうしても見比べてしまいます。
本作は特に蜘蛛の糸が機械になっているということに「ダークナイト」以降のリアル路線ブームの影響が見られます。しかし、その一方でサム・ライミ版と違い、MJの時のようにイライラせず、爽やかな恋愛青春モノとしても楽しめます。彼女が彼がスパイダーマンと分かり、家のベランダから現場にスパイダーマンとして向かった後で、心配し困るシーンは愛情を感じてすごく好きです。
また、他にも学校でリザードとクラシックバックに戦うシーンや前に助けた子供の父親達にクレーンで近道を作ってもらうシーンも好きです。
日本人として、SONY好きとしては、VAIOやXperiaがやたら出てくるのは、流石はSONYと思いました。
キャスト的には、ピーター・パーカーはどうしてもトビー・マグワイアのイメージが強過ぎるので比べるのはかわいそうですが、後からキャストを見返すまで気付きませんでしたが、ベンおじさんはマーティン・シーンだったんですね!?それよりビックリしたのがC・トーマス・ハウエルなんて出てたんですねというより全く思い出せない(笑)ヒロイン・グウェン・ステイシー役のエマ・ストーンはバードマンの娘役も後にしてましたが、彼女が可愛いというかキルスティン・ダンストよりもタイプというだけでも、ヒロインに関してはサム・ライミ版よりも価値があると思います(笑)
映画の夢さん [DVD(字幕)] 6点(2016-07-01 00:22:25)(良:1票)
62.前作と比べて、格段にヒロインが良くなった。以上
ぬーとんさん [CS・衛星(吹替)] 5点(2013-10-15 01:20:01)(笑:1票)
61.正直、なんでこんなに早くリメイクしたのかわからない。CGと主役の2人が美しくなっただけ。糸がマシン化なのも微妙。映画というよりアトラクション的な後味。あとピーターがチャラ過ぎる。ライミ監督版の方が好きだな。
movie海馬さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-07-21 22:16:20)(良:1票)
60.正直ここまで楽しめないと思ってなかった。
コンディションの問題か?
序盤が退屈すぎる。ストーリーの見せ方がかったるい。地上波でやったら、この辺がっつりカットなんだろうなー、とか思いながら観てた。冒頭でもっと掴んでほしいよ。

で、期待のアクションの方はと言うと、今更目新しくもないし、迫力も大したことない。総じてカッコ良さ、派手さが足りない。CG臭すぎて生身っぽさがないので、いくらやられても全然痛そうに見えない。スパイダーマンがどれだけタフなのかもよく分からないし。
アクションシーンに退屈して、うとうとする事になるなんてね。
アクション映画はやりすぎるくらいやってくれないと。

敵や、登場人物にも魅力がない。
特にアンドリュー・ガーフィールドの顔がクドくて愛せない。
トビー・マグワイアのフニャっとした顔は、好きだったんだけどな。
すべからさん [映画館(字幕)] 4点(2012-09-15 18:44:44)(笑:1票)
59.《ネタバレ》 スパイダーマンのリブートと聞き期待の反面不安でしたが不安の方が勝ってしまいました…。最悪というわけではありませんが全体的に作りが適当というか、ちゃらけているというか、メッセージ性が薄いというか、皆無というか……。前作にあったヒーローの葛藤やらがすっぽりなくなってしまっていてベンおじさんの死後も、すぐの立ち直ってしまうし、今回の死因は露骨にピーターがわるかったようにも思えてしまいます。何よりグウェンの父との約束はあんなにも軽率的なものでは絶対行けないと思いました。パーカーの性格を疑います。よかった点と言えばキャスティング、ラストのアクションシーンがかっこよかったこと、エマストーンがかっっっっっっわいすぎること、いやほんとにかわいかった、うん。あとピーターダンクの時ダブルドリブルしてたよね。
走馬灯さん [映画館(吹替)] 4点(2012-07-27 02:12:33)(良:1票)
58.ガーフィールドさんのピーター・パーカー、私には嬉しかったです。
ちゃらい時の軽さも、悲しい時の表情も、上手かったと思います。

3Dは画面が暗くて観づらいので2Dで鑑賞しました。
2Dでも充分楽しめました。

たんぽぽさん [映画館(字幕)] 8点(2012-07-22 22:36:50)(良:1票)
57.《ネタバレ》 スパイダーネットを機械仕掛けにした時点でアウトだと思いましたw
オジさんの死もなんか・・・

大いなる力には大いなる責任がともなう・・・ってゆう言葉が、スパイダーマン。
前シリーズの方が良かったです。ヒロインの顔以外(笑)

まあ、次の作品も見るけどね!


りんごさん [映画館(字幕)] 4点(2012-07-02 22:45:58)(良:1票)
56.《ネタバレ》 『(500)日のサマー』の監督ならば、もっともっと変わった匂いのする『スパイダーマン』が見られると思ったのですが、印象としてはちょっとジミになっただけの『スパイダーマン』。より深くドラマを描くっていう訳ではなくて、単にメリハリが減っただけという感じ。叔父さんが殺されてしまう原因を作ったのはピーターなのに、そこに対する反省とか後悔とかが抜けていて、怒りによる親父狩り状態、そしてそこから正義に目覚めてゆくっていう感じに見えるのはどうなんでしょう。自分に対する怒りがその行動に駆り立てているのですよ、って言うにしては自己を正当化する主張ばかりしてますしねぇ。街の人々の反応もごくごく薄いので(具体的に描かれるのは子供を救われたお父さんとその仲間たちくらい)ヒーローものとしての爽快感にも欠けますし。完全な焼き直しを回避するための細かな変更が、結果的にはウジウジとして地味な印象を与えてしまっている気がします。アクションシーンも前シリーズの時点で十分にCGを使いこなしている感じだったので、今回は更に進化した映像が見られるという程でもなくて。さっさと正体を知ってしまうグエンの存在は良かったですけど、エマとしては『ラブ・アゲイン』や『ヘルプ』の方が表情が多彩で良かったな。でも、前シリーズからして登場人物がごく狭い範囲の話で『スパイダーマン』世界っていうのはそういうものなんでしょうね。「責任が伴う」っていうメッセージも。その繰り返しって点でリセットするだけの意味はそんなに感じませんでした。それにしてもこれ見よがしに登場するVAIOとかAndroid携帯とかソニーミュージックの日本専用エンディング曲とかスパイダーマンはソニーの広告塔ですか? 『ミステリー・メン』のキャプテン・アメイジングや『タイバニ』を地で行ってるようなものね。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 5点(2012-06-25 06:30:49)(良:1票)
55.《ネタバレ》 ライミ版の終了からわずか5年でまた最初からという理由が想像もつかなかったのですが、実際に見てみてもやはり分かりませんでした。とにかくライミ版の1作目の劣化コピーみたいな感じで、しかも話を速く進めたかったのか、正体はえらくあっさりばれてしまいますし、重要シーンのおじさん死亡のあたりなんかも、えらくあっさりです。また、エマ・ストーンは女子高生には見えませんし、逆にサリー・フィールドの老けぶりにもがっかりしました(同年の「リンカーン」ではそういうことはなかったので、これはやはり撮り方のせいでしょう)。それと、アクションシーンが、下水道とか校舎内とかえらく狭いスペースでチマチマやっているのも、何だかなあ。●全体としては、定番テクニックの駆使によって退屈せず見ることはできるのですが、あえて独立したシリーズの価値を保っているかと言われれば、そこまでは達していません。
Oliasさん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2023-12-05 01:13:52)
54.一人だけ立ち位置分からんいじめっ子がいたけど、周りの人達が普通にいい人ばかりで、仕事で溜まったストレスが浄化された。いやぁ映画って本当にいいですね。
真尋さん [ブルーレイ(吹替)] 9点(2023-01-12 22:55:13)
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【点数情報】

Review人数 73人
平均点数 5.90点
000.00%
100.00%
211.37%
300.00%
4810.96%
52128.77%
61824.66%
71723.29%
879.59%
911.37%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.25点 Review4人
2 ストーリー評価 5.11点 Review9人
3 鑑賞後の後味 5.75点 Review8人
4 音楽評価 5.57点 Review7人
5 感泣評価 3.60点 Review5人
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