ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金

[ペインアンドゲインシジョウサイテイノイッカクセンキン]
Pain & Gain
2013年上映時間:129分
平均点:5.57 / 10(Review 7人) (点数分布表示)
アクションドラマコメディ犯罪もの実話ものバイオレンス
新規登録(2015-01-16)【かたゆき】さん
タイトル情報更新(2020-03-02)【イニシャルK】さん
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監督マイケル・ベイ
キャストマーク・ウォールバーグ(男優)ダニエル・ルーゴ
ドウェイン・ジョンソン(男優)ポール・ドイル
アンソニー・マッキー(男優)エイドリアン・ドアバル
エド・ハリス(男優)エド・デュボイス
トニー・シャルーブ(男優)ヴィクター・カーショウ
ケン・チョン(男優)ジョニー・ウー
マイケル・リスポリ(男優)フランク・グリーガ
ピーター・ストーメア(男優)ビョルンソン
レベル・ウィルソン(女優)
花輪英司ダニエル・ルーゴ(日本語吹き替え版)
楠大典ポール・ドイル(日本語吹き替え版)
白熊寛嗣エイドリアン・ドアバル(日本語吹き替え版)
石住昭彦ヴィクター・カーショウ(日本語吹き替え版)
菅生隆之エド・デュボイス(日本語吹き替え版)
浦山迅ジョン・ミース(日本語吹き替え版)
楠見尚己フランク・グリーガ(日本語吹き替え版)
仲野裕ロペス(日本語吹き替え版)
脚本クリストファー・マルクス
スティーヴン・マクフィーリー
音楽スティーヴ・ジャブロンスキー
撮影ベン・セレシン
製作マイケル・ベイ
ドナルド・デ・ライン
イアン・ブライス
パラマウント・ピクチャーズ
特撮ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
衣装デボラ・リン・スコット
編集ジョエル・ネグロン
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1
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7.《ネタバレ》 俺の名前はダニエル・ルーゴ、筋トレマニアだ。これから話す物語は、マイアミで実際に俺が起こした誘拐事件だ。驚かないで聞いてくれ、このクレイジーなファッキン事件は、不幸にも全て実話なのさ――。マイアミのスポーツジムで平凡なトレーナーとして働くダニエルは、自分の地味で退屈な人生に常々疑問を感じていた。ある日、怪しげな自己啓発セミナーに触発されたダニエルは、「俺はもっとビッグでホットな人生を歩めるはずなんだ!」と、顧客である飲食店オーナーを誘拐し彼の全財産を奪うという無謀ともいえる計画を思いつくのだった。そんな彼の誘いに乗ってきたのは、これまた無鉄砲で脳味噌筋肉なバカ野郎ばかり。それでも彼らと共に強引に計画を実行に移したダニエルだったが、当然のようにそんな杜撰な計画はどんどんとおかしな方向へと転がり込んでゆく。やがて、事態は取り返しのつかない悲惨な結果を招くのだった…。マイアミで実際に起こったそんな凶悪な誘拐&詐欺&殺人事件を、マイケル・ベイ監督がエネルギッシュに映画化したシニカルなクライム・コメディ。いやー、いかにもマイケル・ベイらしい、「細かいことはこの際目を瞑って観てね♪」と言わんばかりの大味作品でしたね、これ。見た目ゴージャスな映像を優先するあまり、とにかくストーリーの細かいところに「?」な部分が幾つもあって僕はいまいちのれませんでした。つーか、実話を基にしたと言いながら、これってかなり話を盛ってるっしょ?いくらノーテンキな人たちが多く暮らすマイアミが舞台とは言え、こんな無茶苦茶な計画がまかり通るわけないって!きっとマイケル・ベイのことだし、自分の都合の良いように勝手に話を作り変えてる感がビシバシ伝わってくるんすけど…(笑)。とはいえそこらへんに目を瞑れるなら、いかにも彼らしい、この全編に横溢するなんだかよく分からないテンションの高さや男臭~いアクションシーンの数々などはけっこう楽しめると思います。スタイリッシュさや、知性に裏打ちされた上質のユーモア、人間心理に対する深い洞察、圧倒的なリアリティ、ピリピリとひりつくような緊張感、等々は一切ないですけどね(笑)。あと、いつの間にやら筋肉ムキムキのマッチョメンになっていたマーク・ウォールバーグにはびっくりさせられちゃいました。いったい彼は何処を目指しているのでしょう?
かたゆきさん [DVD(字幕)] 5点(2015-01-17 21:07:30)(良:1票)
6.自分勝手な犯行を見せられて、気分がいいわけない。
TERUさん [ブルーレイ(吹替)] 3点(2024-01-14 20:54:20)
5.ムキムキ男たちが身代金目当ての誘拐を企む。と言われても、ムキムキと誘拐という2つのキーワードが、普通の人のアタマの中ではなかなか結びつかずピンと来ないのですが、何せ実話だってんだから、仕方ありません。
最初は、大男たちが集まって一体何をしょうもないことやってるんだ、と思ってたら、だんだんやることがエゲツなくなってきて、ブラックユーモアがドス黒くなってきます。
死体解体の為に買ってきた電動ノコギリが思うように使えずに怒る場面、字幕では「国産じゃない!」となってるけど、セリフは明らかに「made in china」と言っていて。じゃあメイドインUSAがそんなにご立派なのかと言うと、そもそもこのどうしようも無いムキムキ男こそが、まさにメイドインUSAそのもの。ムキムキ以外にも何かとデブを登場させるのがまた皮肉ですが、さらに念を押すがごとく、裁判所とかジムとか警察署の壁には、デカデカと星条旗が掲げられている。
そもそも、セミナーに参加した主人公にアメリカンドリームを説いて、ある意味キッカケを作ったのが誰かと言えば、これが中国人だったりするんだから、もう、何が何だか。
という、メチャクチャな現代アメリカをメチャクチャに描いて見せた、でも実話なんだから恨まないでよね、ってな作品でした。
鱗歌さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-09-16 23:11:21)
4.《ネタバレ》 筋肉と勢いとバカのブラックコメディー犯罪者映画。しかも実話。主役たちがバカなら周りもバカでバカの二乗。だからバカなりに任務完了。いちいち大げさな効果音と派手な演出で、バカがはえる、とってもバカな映画。ちなみにやってることは誘拐、暴行、殺人未遂、財産略奪、金品強奪、殺人、死体損壊。追いつめられたらとりあえず筋トレする、バーベキュー気分で庭で死体を焼く、血がついて髪の毛が絡まって動かなくなったチェーンソーをそのまま買った店に不良品として交換しにいくなど。普通の人が観れば、彼らの行動にオイテケボリ感満載。ほんもののヤバいバカを観たければ、これを観るしかないかも。
なにわ君さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-10-04 23:31:37)
3.《ネタバレ》  「これでもまだ実話」のテロップには参りました。
 笑ったら不謹慎なのでしょうが、ついつい頬が緩んでしまいましたね。

 マイケル・ベイ監督作としては、非常に異質な内容である本作。
 豪華な出演陣と、シニカルなストーリーのギャップにも、ちょっと戸惑うものがありましたが、何処か作り手が楽しんでいるというか
「こんな馬鹿げた事件があったんだよ。どう? 笑えない?」
 と問い掛けているような雰囲気が漂っており、あまり深刻にならず、リラックスした状態で観賞する事が出来ました。

 「悪人だけど、どこか憎めない」というタイプの主人公達だったのですが、やっている事は凶悪極まりない為、最後まで感情移入は出来ず。
 書類にサインさせる為に、被害者を拷問している場面もキツかったのですが、個人的に一番落胆させられたのは、終盤の貸金庫の件。
 その中身が、思い出の写真、そして子供時代の靴の型である事に怒って「金は無いのか」と怒り出す主人公の姿は、本当に見苦しいの一言でしたね。
 ここで決定的に愛想が尽きたところで、映画が終局を迎える構成となっているのは上手かったです。

 また、被害者の豊胸パックを取り出さなかったばかりに、それが決定的な証拠となってしまう辺りにも「そこかよ!」と思わずツッコミ。
 指紋については気を遣っていただけに、その間抜けな見落としには、乾いた笑いを感じられましたね。

 主人公達が筋トレに病的に固執している点や、理想的なボディと現実の経済事情とのギャップに耐え切れず犯行に至ったと思しき点など、色々と分析してみるのも楽しそう。
 けれど、それよりは、もっと肩の力を抜いて、実話である事も意図的に忘れてみせて、のんびりと観賞するのが最適な映画であるように思えました。
ゆきさん [DVD(吹替)] 6点(2016-07-11 18:05:00)
2.《ネタバレ》 これが実話というから驚く。まさに「筋肉バカ」がしでかした大事件だが、こういう内容のものは好きじゃないね。あまりにも短絡的でなんにも後先考えてないし、後半は観るのがしんどくなった。まぁ的確なキャスティングはベテラン監督のベイさんならではで、特に探偵役のエド・ハリスがシブかったと思いますハイ
Kanameさん [ブルーレイ(字幕)] 3点(2016-01-23 18:00:42)
1.マイケル・ベイ監督作でマーク・ウォールバーグとドウェイン・ジョンソン競演と聞けば、善し悪しの前に、一体どれほど“大味”で“大馬鹿”なアクション映画が繰り広げられるのかと身構えることが、真っ当な映画ファンの在り方だろう。

しかし、この映画、「トランスフォーマー」シリーズで顕著なようなおびただしい映像的物量で大仰なエンターテイメントを提供してきた近年のマイケル・ベイ映画とは明らかに毛色が違う。
ボディービルダーに扮した主要キャラクターのビジュアルの通り、「筋肉バカ」についての映画であることは間違いない。
「バカ」であること自体が大罪であると断言したくなるほどの大馬鹿野郎どもが大馬鹿な事件を巻き起こす映画であるが、描き出されるストーリーテリングは、この手のクライムアクション、もしくはクライムコメディの常軌を逸し、暴走的で、シニカルで、ビターだ。

馬鹿と馬鹿と馬鹿が織りなす欲望と狂気、そしてそれに伴う罪と罰。
端から見れば彼らの言動は滑稽で笑えるけれど、その欲望そのものは世界中の誰しもが、表すことはないにしろ、少なくとも心に潜めているものであり、恐怖も感じる。
この馬鹿な話が実話であるということが、その恐怖感に拍車をかける。

筋肉バカ3人を演じた俳優たちがそれぞれ良い。
主演のマーク・ウォールバーグの近年の作品選びには的確な自己評価と抜群のセンスを感じる。
文字通り骨太な筋肉ヒーローを演じることが多い“ロック様”ことドウェイン・ジョンソンの愚か者ぶりも見事だった。
いまやアベンジャーズの一員としてキャプテンの片腕にまで出世を果たしたアンソニー・マッキーの天然バカぶりも笑えなかった。

犯罪実録物としてオリジナリティは際立っている。
実在の麻薬王やギャングスターの自叙伝的な映画は数多あるが、これほど馬鹿げた大犯罪者映画は他にない。
マイケル・ベイ監督作としては極めて異質な快作、いや怪作だ。
鉄腕麗人さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-01-11 20:25:59)
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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 5.57点
000.00%
100.00%
200.00%
3228.57%
400.00%
5114.29%
6114.29%
7228.57%
8114.29%
900.00%
1000.00%

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