チャイナタウンのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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チャイナタウン

[チャイナタウン]
Chinatown
1974年上映時間:131分
平均点:7.08 / 10(Review 89人) (点数分布表示)
公開開始日(1975-04-12)
ドラマサスペンスシリーズものミステリーハードボイルド
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-05-30)【S&S】さん
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監督ロマン・ポランスキー
助監督ハワード・W・コッチ・Jr
演出ハル・ニーダムスタント・コーディネーター(ノンクレジット)
キャストジャック・ニコルソン(男優)ジェイク・ギテス
フェイ・ダナウェイ(女優)イブリン・モーレイ
ジョン・ヒューストン(男優)ノア・クロス
ペリー・ロペス(男優)ルー・エスコバー
ダイアン・ラッド(女優)アイーダ・セッションズ
ロイ・ジェンソン(男優)クロード・マルビヒル
ジェームズ・ホン(男優)イブリン家の執事カーン
バート・ヤング(男優)カーリー
ロマン・ポランスキー(男優)ナイフを持った男
ジョー・マンテル(男優)ラリー・ウォルシュ
リー・デ・ブロー(男優)警官
ランス・ハワード(男優)集会で激怒している農夫
瑳川哲朗ジェイク・ギテス(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
上田敏也ノア・クロス(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
鳳芳野アイーダ・セッションズ(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
峰恵研カーリー(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
玄田哲章ルー・エスコバー(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
石井敏郎ホリス・モーレイ(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
池田勝ローチ(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
笹岡繁蔵クロード・マルビヒル/集会で激怒している農夫(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
藤本譲ウォルシュ(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
屋良有作ダフィ(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
西村知道イブリン家の執事カーン/ナイフを持った男(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
塚田恵美子キャサリン(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
江原正士(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
西川幾雄(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
脚本ロバート・タウン
ロマン・ポランスキー(ノンクレジット)
音楽ジェリー・ゴールドスミス
編曲アーサー・モートン〔編曲〕(ノンクレジット)
撮影ジョン・A・アロンゾ
スタンリー・コルテス(ノンクレジット)
製作ロバート・エヴァンス
C・O・エリクソン(製作補)
特撮ローガン・フラジー(特殊効果)
美術リチャード・シルバート(プロダクション・デザイン)
ウェイン・フィッツジェラルド(タイトル・デザイン)
衣装アンシア・シルバート
編集サム・オースティーン
録音ラリー・ジョスト
デイヴィッド・ドッケンドルフ(ノンクレジット)
字幕翻訳高瀬鎮夫
その他C・O・エリクソン(ユニット・プロダクション・マネージャー)
あらすじ
1930年代、水不足が深刻なロス・アンジェルス。私立探偵ジェイクが引き受けた単純な浮気調査。それはロスの水と土地を巡る巨大な陰謀、そして醜い愛欲が生んだ悲劇の一部だった。調査の中で出会った薄幸の女イブリンへの愛と疑惑は、事件の真相と絡み合い、ジェイクを悲しい思い出の場所、すなわち警官時代の勤務地チャイナタウンへと導くのだった。
ネタバレは禁止していませんので
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【クチコミ・感想】

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89.《ネタバレ》 なぁ、まだ終わらないでくれ、まだ何かあるんだろ?ニコルソン、最後に一撃をかましてくれよっ。おい、どこ行くんだよ、このままじゃあの娘はどうなるんだよ!?ほら、そっちじゃねぇよ、あぁ、エンドロールなんて流すんじゃねぇよ!あぁ、あぁ・・・
紅蓮天国さん 7点(2004-09-06 04:30:06)(良:2票)(笑:1票)
88.完全にニコルソンの虜になり、ポランスキーに興味を抱くきっかけとなった思い出の作品です。30年ぶりの鑑賞となりました。ゲティスは、はしたないジョークをとばし、のされてヨレヨレの姿を晒す完全無欠でない人物ですが鼻に絆創膏を貼り付けようともビシッと決めたいでたちに、当時わけもなく色気を感じました。その色気は仕事で笑われたくないという信念からくる打たれ強さであり、悲しい思いに押し潰される事なく背負って生きていこうとする芯の強さからくるものなのだと今は思えます。人間外見ではなく中身であるとは小さい時から聞いてきましたが、外見が中身を造り中身を語る事を気づかされました。そして、とてつもない辛苦を背負いながらこのような作品を作り上げたポランスキーがゲティスとだぶって見えました。死体の描写と依頼人の父親の欲望の生々しさにポランスキーの怨念のようなものを見た気がしました。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 8点(2007-11-19 22:10:10)(良:2票)
87.お待たせしました(?)。この雰囲気がたまらなくいいです。LAの乾いた風景にチャイナタウンのルーズな響き。ミステリアスな貴婦人の秘密と巨大な陰謀の予感。人はいいが強くない私立探偵が、ドジを踏みながらも次第に事実を明るみにしていきます。良かれと思って必死になりますが、無理やり聞き出したのが救いようのない悲劇であり、衝撃の結末も救えません。後悔とむなしさだけが残りますが、所詮チャイナタウンの出来事です。ポランスキー監督が描く逃れられない性と大人の淡い恋心。人生に疲れたとき、この雰囲気にしばし浸るのもいいかな。音楽もまた、いいです。
パセリセージさん 9点(2004-04-12 19:04:24)(良:2票)
86.《ネタバレ》 ロマン・ポランスキーに典型的なハードボイルド=フィルム・ノワールを撮らせるというプロデューサー=ロバート・エヴァンズの目利き力は賞賛すべきです。ロバート・タウンの“優れた脚本の教科書”と呼ばれる脚本と、ノワール的な雰囲気をこれでもかと盛り上げるジェリー・ゴールドスミスのスコア(彼の手掛けた映画音楽のベスト・スコアでしょう)も忘れてはならんでしょう。ジャック・ニコルソンに探偵役がこれほどしっくり演じることが出来るというのはそれまで彼が演じてきたキャラを考えると意外かもしれませんが、歴代ハードボイルド映画に登場する私立探偵の中でベスト・スリーにランクインするのは間違いないでしょう。このジェイクはかつてチャイナタウンを管轄地としていた刑事、その地で女性絡みの事件がきっかけで警察をリタイアした過去があるみたいですが、それを匂わせながらも最後まで詳細を観客に教えない脚本が上手いですね。イヴリンは“何をしでかすか判らん女”というのがキャラ設定だったそうですが、まさにフェイ・ダナウェイにはピッタシの役です。出番は少なかったですけど悪の黒幕であるジョン・ヒューストンもなんか凄い存在感でした。劇中彼がニコルソンと対話している中で「うちの娘と寝てるか?」と言うセリフ、彼のアドリブだったのかもしれませんが脚本上のセリフだとしたら傑作な楽屋オチです。ニコルソンとジョンの娘アンジェリカ・ヒューストンが当時同棲していたのは周知でしたからね、この時ニコルソンが微妙な表情で返すのも傑作です。 ハードボイルド映画のストーリーが判りにくいのは一種の伝統芸みたいなものですが、その中でもこの脚本はましな方じゃないですかね。それでも“誰がダイアン・ラッド(アイーダ:偽イヴリン)を殺したのか?”なんて、気にしたら夜も眠れなくなっちゃいます(笑)。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2022-05-21 23:19:22)(良:1票)
85.《ネタバレ》 古い映画のわりに展開が予想できず、最後まで面白く観られた。オチは現代ではよくあるかも知れないが、当時は目新しかったかも。「チャイナタウン、怠け者の町」ってセリフは今ならアウトっぽいなあ。
ニコルソンもダナウェイも貫禄の演技で楽しませてくれました。
くろゆりさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-02-09 15:24:48)(良:1票)
84.《ネタバレ》 ちょっと起伏の少ない映画だけどまあ最後まで観るか、という気持ちで観ていて...哀しい。最後は本当に哀しいというか虚しい。
この最後のところ、それに尽きる作品。
simpleさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-03-21 23:09:12)(良:1票)
83.《ネタバレ》 主人公がどんどん深みに嵌っていっちゃって、少々無理っぽい展開ですがサスペンス感は十分です。妹でありながら実の娘でもあるという告白、車が止まって鳴りやまないクラクションに悲鳴のラストシーン、結構インパクトの強い映画でした。
ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-08-26 22:32:56)(良:1票)
82.《ネタバレ》 あまりにも悲しく、そして恐ろしい話だ。「ローズマリー〜」の時にも感じたが、この辺りのロマン・ポランスキーの作品には生々しい何かがあって、その生々しさが映画に奇妙な普遍性を持たせているような気がする。この映画も40年以上前に制作されたものだが、あまり時代や古さを感じさせない。(そこがまた恐い。)その何かとは人間の中にある恐ろしさや、業なのだろうか。正にhard-boiledを地で行く作品だろう。
rain on meさん [DVD(字幕)] 7点(2016-09-15 09:35:25)(良:1票)
81.《ネタバレ》  観終わっての印象はやっぱり、この「脚本」のすばらしさに圧倒されるところがあるのだけれども、場面によっては、その脚本が絵をリードしすぎているように感じるケースもある。でもわたしはラストのシーンでの三人の男、警官のひとりが去って行くフェイ・ダナウェイの車に発砲しようとして、それを脇にいたジャック・ニコルソンがまずは止める。するとその脇の警官がニコルソンのとなりに出て来て、そこから車に発砲する、このシーンの演出が大好きである。どこか、「歌舞伎」の世界の所為を思わせられたりもする。‥‥そう思うと、この作品でのジョン・ヒューストンという強烈な存在がまた、まるで舞台空間のなかの世界を思わせてくれる気がした。みごとな映画である。

 フェイ・ダナウェイが保護していた女性が彼女の「娘」であり「妹」なのだという告白のあたりで涙がこぼれ(ここのニコルソンの反応がいいんだ~ただひっぱたくだけだけれども~)、その、例のラストのセリフ、「忘れろ、ここはチャイナタウンだ」でまた泣いてしまった。
keijiさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2014-07-05 10:57:29)(良:1票)
80.《ネタバレ》 舞台は米ロスのチャイナタウン。水道事業絡みの殺人事件を、ジャック・ニコルソン好演の鼻にキズがあり煙を吹かすハードボイルドな私立探偵が追いかけます。終盤で明かされる意外なカンケー。渋くて優雅でさえもあるテーマ曲が殺伐とした物語を優しく包み込んでいるようです。
獅子-平常心さん [DVD(字幕)] 6点(2014-06-01 22:08:59)(良:1票)
79.《ネタバレ》 この映画にはハイライトが二つある。そのふたつはインパクトと同時に、時代の流れも映している。
ひとつ目はあれだ、あの鼻だ。鼻から流れる血を鼻血と言うが、あんなに痛い鼻血は見たことが無い。殴打で流れる鼻血とは質が違う。主人公が負わされる怪我という意味で、あの鼻は過去に見た映画の中でも最大級のインパクトだった。エイリアンに食い破られる腹のレベルだ。そして、あれは現代ではなかなか出来ない描写だと思う。鑑賞年齢が制限される。
ふたつ目はフェイ・ダナウェイの告白。「彼女は私の娘で妹よ!」。5秒くらい間を置いてから、やっと意味が分かる。なんか、百恵ちゃんの赤いシリーズみたいなオチだ。そんな時代だったんだ。彼女をソファまで張り飛ばすジャック君の力の入り方も、最近ではなかなか見られない激しさだった。
アカデミー脚本賞を受賞した本作。実は2回観て、じっくり吟味した。省略されている部分が「行間を読む」的な深さになっている。大人のサスペンスだ。ただ、ひとつだけ腑に落ちない部分がある。事の真相を知ったジャック君が彼女を逃がそうと画策している最中に、鬼畜ジジイにコンタクトしたこと。あれは明らかな失策だと思う。無事、船で逃げた後で良かったはずだ。そこだけは、熟練の探偵らしくなかった。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-09-19 03:19:20)(良:1票)
78.《ネタバレ》 チャイナタウンでまたもやギテス(ジャック・ニコルソン)につらい記憶が増えるわけです。名優たちに彩られた緻密に計算された本作、みんながセクシーでしたね。見応えがありました。
HRM36さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-07-26 11:02:02)(良:1票)
77.アメリカンニューシネマはあまり好きではないがこの映画は素晴らしいと思う。しっかりとしたサスペンス物で物語を追わせておいて衝撃の、最近の生ぬるい映画にはないタブーのラスト。雨の日に街頭で呆然と立ち尽くしたような気分にされた。安っぽいハードボイルドではない。これはこの世の絶望を実際に経験した人間にしか撮れない。
Arufuさん [DVD(字幕)] 9点(2006-05-05 04:42:05)(良:1票)
76.《ネタバレ》 ハードボイルド小説が好きです。私がハードボイルドの何に一番反応するかと言えばスタイルに対するこだわりと男の哀愁。この作品はまさにそれを見せてくれる、好きな人には堪えられない映画ス。隅々までに感じるこだわり、この気怠さ、退廃、そして疲れ。あぁ、たまりません。評価が別れるラストですがポランスキーは「彼らが逃げ切れたら観客は『ああ良かった』と安心してそれ以上考える事をやめてしまう。あのラストにしたのは怒りを残す事によって、考えて欲しいからだ」みたいな事を言っていました。そう言うやり方が正しいか間違ってるかは分からないけど、私は共感します。
黒猫クロマティさん 9点(2005-02-28 13:12:08)(良:1票)
75.フェイ・ダナウェイって結局この程度なのか、ジャック・ニコルソンが自分一人としてしか演技できないのか。その気にならないと、入りきれない映画だ。ただ、その気になって、高い評価する人がいても不思議ではない。
みんな嫌いさん [DVD(字幕)] 6点(2004-12-18 17:36:02)(良:1票)
74.《ネタバレ》 映画の見方ってほんとに人それぞれだなあ・・。私がこの映画に9点をささげたいのは、ただひたすらに鮮烈なラストシーンにショックを受けたためです。でも、そう聞いてからこの映画を見たら、ショックはきっと受けませんよね。やっぱり「ネタバレ」、つけておこっと。私はほんとになーんにも知らずに見始めたので、自分の「ラストでぶっとんだ映画ベスト3」に入れたい作品となりました。それにしても、見たのいつ頃だろう・・すっかり忘れました。相当昔です。これもポランスキー、「戦場の・・」もポランスキーというのが、すごいなあ。
おばちゃんさん 9点(2004-03-09 00:21:15)(良:1票)
73.美学が随所に感じられる映画。まずタイトル。シンプルでいて、この映画の大きなテーマを含んでいる。ギデスの視点を中心としたストーリー運びは、ごちゃごちゃしがちな関係を、観客に順序立てさせるのに最適。ラストが、ありがちなハッピーエンドではない所に、余韻が残る。そして上手いなと思ったのが色使い。乾いた空気感の中に、時折鮮烈な色。ギデスの血、イブリンの朱の口紅、鼻の横の真っ白な絆創膏。無駄なシーンが皆無で、世界観の構築がしっかり成された、洒脱な秀作だと思う。また、くせ者をやらせたら天下一品のジャック・ニコルソンが、フェロモン漂うセクシー男優でもあるのだという事を発見してしまった一本でもある。
ともともさん 8点(2004-01-13 13:05:07)(良:1票)
72.確かにもっと前の時代のハード・ボイルドを彷彿とさせる作品だと思う。ただしジャック・ニコルソンはハンフリー・ボガートみたいに隙のないヒーローではないのね。後半ずーっと鼻に絆創膏をあてがって登場するのがそれをうまく表現していると思う。鼻にキズを負わせたのがチンピラに扮したポランスキー本人というのがいいじゃないですか。テンポよく進むわけではないけれど(むしろ途中イライラする)結末が読めないのがいい。
つまりは「色と欲」あの父親がラストで娘を抱きかかえるようにして連れていくシーンにはゾっとさせられた。歪みきった執念、執着。まったくもってムカつくじじぃでした。
アクの強いニコルソンがここではわりとあっさりと見えるのがいい、フェイ・ダナウェイのミステリアスで退廃的な雰囲気も最高でした。ポランスキーの作品はラストがやるせないものが多いですね、バッド・エンドな映画というとまっさきにコレが浮かびます。
envyさん [ビデオ(字幕)] 10点(2003-12-16 09:44:29)(良:1票)
71.スタッフ、キャストの遊び心が楽しい、ハードボイルドをとことん遊んだ映画。浮気調査専門の私立探偵が元警官なのもハードボイルドなら、浮気調査を頼みに来る女が偽者なのもハードボイルド。ハメットが、チャンドラーが築き上げた、どこまでも情けなく己を笑い飛ばす悲しい男たちの後姿を、オリジナルシナリオで描き切った心意気は見事。ワンカットごとにクスクス笑いをこらえる撮影現場の茶目っ気が伝わって来るかのような、ベテラン達だけに許される大人の余裕が楽しい作品。「チャイナタウンで起こったことは忘れるんだ」・・・いかにもな名文句と、哀れな女と悲しい男。二重の責め苦を背負った女をけだるげに、ミステリアスに演じたフェイ・ダナウェイの存在感と、どこか間抜けで人が良く、タフになり切れない私立探偵ジャック・ニコルソンのとぼけた表情が、どこまでもやるせなく観客の心に残り続ける。傑作。
anemoneさん 10点(2003-12-02 00:34:49)(良:1票)
70.飄々としながらもフィリップ・マーロウ並みの行動力と推理力を持つ私立探偵ゲティスのもとに舞い込んできたありがちな夫の浮気の調査を進めるうちに、実はその裏に大掛かりかつ悪意に満ちた事件があったが、1つ謎を解いてもそれ以上の疑問が湧いてくる・・・という話。ロマン・ポランスキー、ジャック・ニコルソン、そしてスコアを担当したジェリー・ゴールドスミス各々にとってもエポックと言える秀作だと思うが、細部まで相当に拘ったでろう画面から醸し出されるある種のハードボイルドな雰囲気が最高で、それこそが本作の白眉。いつまでも陶酔していたくなる。ラストは次に何が起こるか分からないチャイナタウンならではか。
ダイさん 9点(2001-08-03 01:36:10)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 89人
平均点数 7.08点
022.25%
100.00%
200.00%
300.00%
444.49%
588.99%
61516.85%
72325.84%
81516.85%
91719.10%
1055.62%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.33点 Review3人
2 ストーリー評価 6.80点 Review5人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review7人
4 音楽評価 7.25点 Review4人
5 感泣評価 4.33点 Review3人
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【アカデミー賞 情報】

1974年 47回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞ジャック・ニコルソン候補(ノミネート) 
主演女優賞フェイ・ダナウェイ候補(ノミネート) 
監督賞ロマン・ポランスキー候補(ノミネート) 
脚本賞ロバート・タウン受賞 
撮影賞ジョン・A・アロンゾ候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)ジェリー・ゴールドスミス候補(ノミネート) 
音響賞ラリー・ジョスト候補(ノミネート) 
美術賞リチャード・シルバート候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞アンシア・シルバート候補(ノミネート) 
編集賞サム・オースティーン候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1974年 32回
作品賞(ドラマ部門) 受賞 
主演女優賞(ドラマ部門)フェイ・ダナウェイ候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)ジャック・ニコルソン受賞 
助演男優賞ジョン・ヒューストン候補(ノミネート) 
監督賞ロマン・ポランスキー受賞 
脚本賞ロバート・タウン受賞 
作曲賞ジェリー・ゴールドスミス候補(ノミネート) 

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