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誘惑(1957)

[ユウワク]
1957年上映時間:91分
平均点:6.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
公開開始日(1957-09-22)
ドラマモノクロ映画ロマンス小説の映画化
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監督中平康
キャスト千田是也(男優)杉本省吉
左幸子(女優)杉本秀子
安井昌二(男優)田所草平
渡辺美佐子(女優)竹山順子
小沢昭一(男優)大橋参吉
葉山良二(男優)松山小平
芦川いづみ(女優)松山章子
長岡輝子(女優)土方竜
波多野憲(男優)笛笛吉
武藤章生(男優)綾部得太郎
中原早苗(女優)桜木光子
高友子(女優)金山トミ子
轟夕起子(女優)園谷コト子
二谷英明(男優)戸越
宍戸錠(男優)安井
深見泰三(男優)本山支店長
日野道夫(男優)小月常務
天本英世(男優)池上恭三
藤代鮎子(女優)久井トリ
初井言栄(女優)瀬木妙子
殿山泰司(男優)戸部老人
紅澤葉子(女優)お杉
浜村純(男優)下宿の主人
岡本太郎(男優)山本次郎
音楽黛敏郎
撮影山崎善弘
製作高木雅行
配給日活
美術松山崇
編集辻井正則
録音神谷正和
照明岩木保夫
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【クチコミ・感想】

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1.《ネタバレ》 かつて売れない画家だった銀座の洋品店の店主(千田是也)は、店の二階を客寄せのためにギャラリーに改装する工事を始めています。数年前に妻を亡くした彼には娘(左幸子)がいて、親の血を引いたのか彼女もオブジェを造ったりするグループに所属して芸術活動に余念がありません。恋人が所属する売れない画家グループのために彼女はギャラリーのこけら落としに彼らの展覧会を開こうと提案しますが、そこはお金が絡むことでもありことが上手く進みません。 登場人物たちの心の声をモノローグで聞かせる撮り方は、単純な手法だけどなかなか面白かったです。ふつう男女が相手を異性として見れば、なにかの感情が頭の中で湧いてくるのは動物の本能みたいなものですからね。銀座のシークエンスはセットで撮影されていますが、雰囲気はルネ・クレールなんかの戦前のフランス映画みたいな感じがします。洋品店と向かい側の喫茶店だけのセットですけど、それぞれの店の一階と二階から見える道路を挟んだ向かい側の光景が印象的に使われていました。さすが才人・中平康だけあってこの若さでフランス映画のエスプリを完璧にマスターしていたと言えます。登場人物たちが多くて群像劇みたいなところがあるストーリーですけど、その中でもヒロインといえる左幸子の個性は光っていました、この人はやはり天才女優です。そして岡本太郎や東郷青児といった有名画家が本人役で出ているのも楽しい、岡本太郎なんてまさに“岡本太郎そのもの”といった存在感でした。 でもそのフランスではヌーヴェル・ヴァーグが始まろうとしていて、同年代のトリュフォーやゴダールが頭角を現しだしていたことを考えると、ここが中平康の限界なのかなとも感じます。小津や溝口といった大家ではなく若手監督が撮った映画ですからねえ、こういうところにその後の60年代の興業面だけではない日本映画界が衰退した根っこがあるんじゃないでしょうか。ヌーヴェル・ヴァーグやニュー・シネマの様なムーヴメントがおきなかったのは、映画先進国の中では日本だけだったということは一度分析されてもいいんじゃないでしょうか。
S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2017-07-05 19:42:29)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 6.00点
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61100.00%
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