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翔んで埼玉

[トンデサイタマ]
2019年上映時間:107分
平均点:6.24 / 10(Review 75人) (点数分布表示)
公開開始日(2019-02-22)
アクションSFラブストーリーコメディアドベンチャーファンタジー戦争ものシリーズもの学園もの同性愛もの漫画の映画化パロディ
新規登録(2019-02-06)【あにやん‍🌈】さん
タイトル情報更新(2024-02-11)【イニシャルK】さん
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監督武内英樹
キャスト二階堂ふみ(女優)壇ノ浦百美
GACKT(男優)麻実麗
伊勢谷友介(男優)阿久津翔
ブラザー・トム(男優)菅原好海
麻生久美子(女優)菅原真紀
島崎遥香(女優)菅原愛海
成田凌(男優)五十嵐春翔(友情出演)
中尾彬(男優)壇ノ浦建造
武田久美子(女優)壇ノ浦恵子
間宮祥太朗(男優)埼玉県人の青年
加藤諒(男優)下川信男
益若つばさ(女優)おかよ
麿赤兒(男優)西園寺宗十郎
竹中直人(男優)神奈川県知事
京本政樹(男優)埼玉デューク
高月彩良(女優)白鵬堂学院 A組生徒
秋月三佳(女優)白鵬堂学院 A組生徒
矢柴俊博(男優)大宮支部長
佐野泰臣(男優)上尾支部長
鈴木勝大(男優)東郷修
小沢真珠(女優)浜野さざえ
神戸浩(男優)群馬県人
岡山天音(男優)猿橋
出演YOSHIKI(Special Thanks)(写真)
高見沢俊彦(Special Thanks)(写真)
真木よう子(Special Thanks)(写真)
桐谷美玲(Special Thanks)(写真)
反町隆史(Special Thanks)(写真)
竹野内豊(Special Thanks)(写真)
小倉優子(Special Thanks)(写真)
小島よしお(Special Thanks)(写真)
市原悦子(Special Thanks)(写真)
大橋彰(Special Thanks)(写真)(クレジット「アキラ100%」)
相島一之(埼玉ポーズ)
綾小路翔(埼玉ポーズ)
小林克也(埼玉ポーズ)
島崎遥香(埼玉ポーズ)
DAIGO(埼玉ポーズ)
谷花音(埼玉ポーズ)
デーブ・スペクター(埼玉ポーズ)
はなわ(埼玉ポーズ)
原作魔夜峰央「このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉」(宝島社)
作詞はなわ「埼玉県のうた」
作曲はなわ「埼玉県のうた」
ヨハン・セバスチャン・バッハ
ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト
主題歌はなわ「埼玉県のうた」
撮影谷川創平
製作石原隆〔製作〕
フジテレビ
東映
配給東映
美術柘植伊佐夫(人物デザイン監修)
衣装柘植伊佐夫(衣装デザイン)
録音加藤大和
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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75.《ネタバレ》 なかなか手を出せずにいた。何十年も前に他県に移住したとは言え、やはり出身県がディスられるのは気分が宜しくない。たまたまテレビでやる事を知ってしまい、何となく見てしまったのである。見て正解であった。良い映画だった。抑圧された者同士で手を組み支配者に立ち向かうという感動の肝を抑えている。序盤はまさしく埼玉をディスりまくっていて大変不愉快であったが、これも予想通り一旦思い切り落としてから持ち上げるという創作の基本を抑えている。むしろ見ているうちに周辺都県の方が余程ディスられている事に気付く。東京は巨悪、千葉はやたら自尊心が強く、茨城は納豆臭いで終わらされ、栃木に至っては名前が出て来るだけ。群馬はネットでネタにされている様な秘境。空を舞うプテラノドンには笑ってしまった。秘境の振りをするにも理由があり、まだ救われる。神奈川など悪の手先である。好物である崎陽軒のシウマイがこんな使われ方をしていると軽く悲しくなる。そして東京がいかに尊大、傲慢であるかがクローズアップされていく始末。埼玉人を演じるGACKT京本政樹両氏の毅然としてカッコいい事。同郷の者に埼玉人としての誇りは無いのかと叱りつけ、ださいたまなどと言われて悔しくないのかと決起を促す。タモリなる福岡人が生み出した差別用語を逆に利用するのである。ここまで来るともう埼玉に生まれて良かったと思わされて来る。主役のGACKT二階堂ふみ両氏は沖縄の人だが、沖縄もまた色々複雑な所で、東京神奈川大阪など恵まれた都会出身の人が演じるよりは良かったんじゃないかなと。他県の人には分かりにくいだろうが、埼玉人は長く差別されて生きてきた被差別民族なのである。何も悪い事などしてないのにネットで謂れなき見下し攻撃に晒されてきた。この映画を見て救われた気がした。都道府県別観客動員では埼玉がダントツだったらしいが納得である。
自分がいた頃は森と畑ばかりだったが、今は住宅だらけだ。何も無かった駅前の荒野は店舗で埋め尽くされ、バスターミナルまで出来ている。やれ平均世帯所得が何位だの、随分と華やかになったものだ。こうした余裕が生まれたからネタに出来るし、ネタにされても県民は笑いで済ませる事が出来るのかも知れない。原作が描かれた当時では映像化など不可能だったろう。
監督は千葉人との事で、なるほど千葉をも上手く料理しているなと思う。それにしても一体誰が埼玉と千葉の対立煽りを図ったのだろう。千葉出身の親しい人間は大勢いるが、埼玉をディスる人になど会った事がない。さんまの番組で千葉人の小島瑠璃子が埼玉をディスっているのを見た時、正直げんなりした。知名度で売ってるタレントにテレビ制作者が対立煽りを指示するとはいかがなものか。テレビが差別を助長し、映画が和を取り持つ事になるとは。どこ出身だからと語る事自体が愚かしいと、この映画に学ばされた気もした。
感動したし救われもしたが、かなり笑えたのも加点要素。冒頭いきなり産みたて卵のピタゴラスイッチで爆笑してしまった。こんな埼玉も有りかも知れない。踏み絵ならぬ踏み煎餅に使われたしらこばとが可愛くて、踏まないでくれたGACKTさんに感謝。
にしきのさん [地上波(邦画)] 8点(2020-02-09 06:47:09)(良:3票)
74.《ネタバレ》 埼玉県出身の妻と、千葉県に住み続ける自分が、松戸の自宅から、都内下町にある亀有の映画館で、妙に生々しい地元感を味わいながらの鑑賞。
常磐線経由で茨城に進み、そこから埼玉に入るという変なルートの違和感、それすらもしっかり落としていく、地元ネタへの踏み込み方に敬意を表したい。
明らかに土地勘ありまくりの場所が舞台なのだが、これだけdisられると、かえって快感になるから不思議だ。
リヤカーについていた「野田」ナンバーなんて、地元民には屈辱以外の何物でもないのだが、自分の車のナンバーの「野田」の文字が何故か愛おしく感じてくる。

最近の、特定地域や国に向けてのネット上での陰湿な悪口(ヘイトスピーチ)や罵り合いは、何とも不快で暗い気持ちになる。
対して、この映画のdisり合戦の根底にあるもの。おそらくそれは「愛情」だと思う。「愛」よりも「愛情」。
その「情」があるから、中途半端な遠慮やフォローの必要が無い。その潔さ、清々しさが、鑑賞後の爽快感に繋がる。
バカバカしくも、実に痛快な2時間でありました。
こたさん [映画館(邦画)] 7点(2019-03-22 08:47:06)(良:3票)
73.埼玉と千葉のこと少しは解った。でもそれ以上にたぶん関東圏である群馬とか茨城とか栃木とか内陸県のその辺のことがわたしゃさっぱりわからん なんならいっそついでにこの3県まで交えてやってくれ(長野・山梨まで含める含めんの審議はそちらで勝手にやってくれ) でもその際Gacktとか二階堂ふみはもうやめてほしーな あの人たち二人揃って沖縄出身でしょ 出来ればせっかくだからご当地出身の方でやってほしく思います。群馬なら井森美幸、茨城なら赤いプル ⬅九州人の分際である自分からしたら なんせそのくらいの情報知識しか持っていない(^_^;
3737さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2020-04-15 22:06:54)(良:2票)
72.これはおバカ映画のテイストではありますが民族(地域)差別をテーマとした作品でしょう。という意味では非常に普遍的なわけです。関東圏の人はそれなりに理解できるかと思いますが、そうでない人は埼玉≒中国と考えればスッキリすると思います。そして千葉≒日本ですね。今や、世界中国化計画が進行している中で、日本(千葉)は戦前思想のアジア主義を復活させて中国(埼玉)と同盟結ぶのか?それとも米英(東京・神奈川)に媚売り続けるのか?それとも第3の道を突き進んで「独立」を果たすのか?そういった米中対立や中国脅威論が台頭する中での日本の行く末を考えさせられる比喩的な作品であるのかと。つまり本作は飛翔する埼玉(中国)ではなく、取り残される千葉(日本)の視点で見るべき作品であると思います。
東京50km圏道路地図さん [地上波(邦画)] 7点(2020-02-10 01:33:16)(良:2票)
71.《ネタバレ》 今、鼻で笑われ貶され己が地元をシャレの如く使われる埼玉県民の怒りが牙を剥く。
まぁ本作は大層なもんではないし、社会派なわけでもない。ただ飲みの席での野次のようなもんだが積もり積もればなんとやら、こんな映画も出来てしまう。
お高く止まった都民の醜さ、それに立ち向かう埼玉県民GACKTのなんて気高く荘厳なことか。策士千葉県民の伊勢谷もなかなかの迫力だ。
ちなみに僕はその二人のキスシーンを見たいがために映画館で見ました。まさかグリーンブックよりデカいスクリーンでやっているなんて腰が抜けましたよ。遠い異国の彼方の問題より地元の問題の方がやっぱり大事ですよね。志はうんと低いけど。
序盤は極端すぎるほどの地元カーストに草加煎餅の踏み絵、秘境群馬などアホな絵が次々と出てきて面白かったですがだんだん話のテンポとギャグのキレは落ちていくのがちょっと残念。締め方も日本埼玉計画以降は完全に蛇足ではなわの歌も上滑りしており残念でした。でも崎陽軒のひょうちゃんにはまんまとやられました。コレクションいいなぁ…。
でもこんな下らない内容の映画をGACKTという超異物は上手に牽引してましたね。やっぱりGACKTは凄い。あんな服が似合う奴は日本にGACKTしかいない。本作はそんなGACKTがより一層好きになる映画だ…と、遠き北方の異国北海道の民は思うのでした。
えすえふさん [映画館(邦画)] 6点(2019-04-11 21:16:56)(良:2票)
70.《ネタバレ》 生まれも育ちも違うけど、埼玉に住んでます。
郷土愛が無い、観光名所が無い、海が無い、味が誇れない山田うどん、連呼でダサイタマ…
そうそれが埼玉。
最高のディスリ満載ですが憎めない。こんな埼玉にフォーカスしてくれて逆にありがとう。愛嬌が沸く。
エンドロールはいつも飛ばすけど、はなわの歌が面白くて久々に最後まで余すことなく堪能しました。
mighty guardさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2022-01-14 23:16:30)(良:1票)
69.東京出身で神奈川住民歴の長い自分にとっては、楽しめない映画だとばっかり思っていた。
しかし、高評価をあちこちで耳にして、今回鑑賞することに。
結論から言うと、面白かった!
とにかく小ネタをこれでもかとギッシリ詰め込んでいるんで、どこかで必ず笑えるし。

ところで、自分が「日帰りでどこか遊びに行こう」と考えた時、埼玉県内を候補に挙げることはまずない。
100回のうち1回あるかないか。
距離的にも時間的にも伊豆(静岡県)より近いけど、行った回数は伊豆の方が全然多い。
それでも、その1/100を20年、30年と繰り返していたら、埼玉でもかなりの場所に行ったことがあることに気付いた。
浦和、大宮、所沢、深谷、与野、熊谷、春日部、川口…みんな行ったことがあるし、地図上でもどこにあるかわかる。
だから「与野は黙ってろ」なんてネタも大いに笑えた。
長いこと遊んできた知識から笑うことができたんで、「年取るのも悪くないな」なんて見終わった後に思った。
楽しく前向きに見終われるんだから、これは結構バカにできない、いい映画ですよ。
まかださん [DVD(邦画)] 8点(2020-09-06 00:34:59)(良:1票)
68.《ネタバレ》 かなり話題になった映画でちょっと気にもなっていたが、舞台になった地域以外の人は楽しめない云々の評価もあり、見るか否かを迷っていたが、実際見てみるとそこは気にすることなく、思っていた以上に楽しめた。最初から最後までテンションが高く、見ていて非常にバカバカしいのだが、大筋のつくりや出演している俳優たちの演技は総じて真面目であり、それが面白さにつながっているし、バカバカしさの中にも差別や偏見といった社会的なテーマも含んでいると感じる部分もあるように思う。それはともかく、いちばん盛り上がったのはやはり埼玉と千葉の川をはさんだにらみ合い。時代劇の合戦シーンを思わせる雰囲気になっているが、やっていることはそれぞれの出身有名人の写真を出し合うというバカバカしさでそのギャップが面白い。麗(ガクト)が草加せんべいの踏み絵をさせられるシーンも純粋にパロディとして面白く、つい笑ってしまう。ガクトが学生役というのは普通に考えたら違和感があるのだが、これだけぶっ飛んだ設定だからかまったく気にならずに見れたし、逆に見ているうちにだんだんとはまり役のように思えてくる。麗と生徒会長である男子生徒・百美の同性愛も描かれているのだが、百美を演じているのが二階堂ふみというのはさすがに同性愛として見るのは違和感があるのではと思っていたが、原作が昔再放送のアニメをよく見ていた「パタリロ!」と同じ人ということで、マライヒとバンコランを思い出したが、そのおかげかとくに違和感もなく見ることができた。描かれる話をラジオで聞いている狂言回しの家族(ブラザー・トム、麻生久美子、島崎遥香)のやりとりも面白く、またこのパートがあることによってこの話をこの家族と一緒に客観視できるつくりになっているが、この三人のなかでぱるる演じる娘が最後のほうまで結納に間に合うことだけを考えているのは製作側も映画で描かれる話がどうでもいいようなことだと分かっていたんだろうと思う。その家族の最後の会話を見ていて、自分自身にとって春日部、いや埼玉といえば「クレヨンしんちゃん」のイメージがあまりにも強いことに気づかされた。テレビドラマチックな映画で、とくに映画的な何かがあるわけではないが、最初にも書いたようにじゅうぶん楽しめたし、純粋に面白かったと思える映画だった。それからエンドロールのはなわの歌も映画の内容にストレートに合わせた曲になっていて、そこまできっちり楽しめる仕様なのも良い。なにか久しぶりに「映画はエンドロールまでが本編」というのを実感した気がする。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 7点(2020-08-29 23:54:29)(良:1票)
67.ギャグ漫画のようだと思ったら魔夜峰央作品の映画化だそうで。馬鹿馬鹿しさを体現した美術・衣装・他スタッフの気合いの入った仕事ぶりに拍手。東京テイスティングシーンで初めて気がついたGacktは観るに耐えるお芝居でちょっと意外。大阪府民として爆笑とまではいかなかったものの楽しく観ることが出来ました。「草でも食わせとけ」に子供時分に擦り剥いて泣いてたら父親に「そんなもん、唾でもつけといたら治るワイ」と言われたのを思い出しました。
The Grey Heronさん [インターネット(邦画)] 6点(2020-08-17 16:45:23)(良:1票)
66.とことんバカバカしい設定でオブラートにくるんでいるけれど、差別というかなり微妙なテーマを含んでいて、「誰がみてもこんなのウソに決まってるでしょ」という作りになっているとはいえ、製作陣も結構、気を使ったのではないか。と(いや、実際には大して気を使ってないかも知れませんが)。
そういう訳でこれは、弾圧の映画。そして革命の映画。バカバカしくとも、あの埼玉ポーズ(とでもいうのか)のやり取りには、なかなか引き込まれるものがあります。そして、川を挟んで群衆同士が睨み合うシーンの、あの熱さ。バカバカしいけど。
それにしても、その革命の先頭に立ってる連中ってのが、どうみても、ホントに革命が起きたら真っ先に処刑されそうな連中なんですけどね・・・そういうのを含めて、他では絶対に見られない映像の数々。これは、映画革命か。

それにしても、これは映画とは関係ないけれど・・・過去、大災害に直面した日本人が、互いに協力し手を取り合ってそれを乗り越えようとしてきたその一方、新型コロナウィルス危機を前にすると他者に対する忌避がたちまち排斥や差別に直結してしまい、やはりまだまだ日本人は「ケガレ」の概念からくる差別意識に捉われているのだな、と思う次第。
鱗歌さん [地上波(邦画)] 7点(2020-05-04 16:18:50)(良:1票)
65.《ネタバレ》 アハハー超面白い! 二階堂ふみにタイマン張ったGACKTが素晴らしいね!!この世界に見事ハマってました+東京テイスティング笑えた~(笑)
これは埼玉だったりその周辺にお住まいの方はなお楽しめたでしょうね。興味深いのは本作の原作は今から30ウン年前に発表されたが全くスルー(笑)され、今最近注目→映画化というね。時代が追いついたということなのでしょうか(笑)パタリロとか読んでたな~~懐かしい~。楽しい時間を過ごせました、ありがとうございました。
Kanameさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-04-26 05:07:33)(良:1票)
64.《ネタバレ》 くだらなさすぎて面白いとなるのだろうか…映画として考えた場合<なし>です。所々クスッとなる場面もありますが、TVドラマ留まりかと。これが第43回日本アカデミー賞で最多12部門で優秀賞ですか、マジですか…。
はりねずみさん [インターネット(字幕)] 4点(2020-04-21 23:12:23)(良:1票)
63.《ネタバレ》 前評判に期待して見たら意外と楽しめなかった。
やはり原因は、自分が地方出身者であり、馴染みのないローカル感を共有されてもコンテキストが自分の中に無いためであろうか。
共感ができなかった。
ガクトの抜擢はハマってると思うし、キャストは豪華で、映像も綺麗。しかし、セリフが聞き取りにくかった。
音響調整した人にあんまりそういう知識が無いのかもしれない。
関東に憧れて、夢を抱いてた若い頃なら楽しめたかもしれない。
よこやまゆうきさん [インターネット(邦画)] 4点(2020-04-03 17:36:13)(良:1票)
62.《ネタバレ》 ばかばかしすぎておもしろい!こんなに大笑いして楽しく見られた映画は久しぶりです。こんなばかばかしい映画を本気で作っているのがすごい。GACKTと京本政樹が魔夜峰央の世界観にはまりすぎ!はなわのエンディングテーマがおもしろくて、エンドロールも最後まで見られました。
きょうは日曜日ですが、コロナウイルスの感染防止のため、東京に外出自粛要請が出ています。金曜日に職場(都内)で同僚と、「月曜はどうなっているかな」「東京に入れなくなってたりして」と話してて、同僚が「あたしは埼玉県民だから途中で止められるかも」と言うので「翔んで埼玉みたいに通行手形が必要になったりして!」と言ったら、翔んで埼玉を見た人どうしで大盛り上がり。ウイルスのニュースで沈んでいた雰囲気がなごみました。
チョコレクターさん [インターネット(邦画)] 8点(2020-03-29 13:17:01)(良:1票)
61.映画にできるってことは、埼玉県の人がこの映画を笑って楽しめるくらい、自分の県に自信を持てるようになってるってことなのかな。
私は広島県人だけど、お好み焼きやカープのことを揶揄される映画を作られても、やったー!って喜んじゃうもんな。
いやー楽しい映画だった。
本気で嘘みたいな設定の映画撮るのって楽しいだろうな。
輩出した有名人対決、他県人とやりたくなった。
roadster316さん [インターネット(邦画)] 8点(2020-03-27 21:35:46)(良:1票)
60.《ネタバレ》 日本に唯一残された秘境、埼玉を巡る壮大な魂と誇りの物語。前評判通り、あまりにも荒唐無稽な内容でしたが完全にイキ切っていたのでけっこう面白かったです。同じ作者のギャグ少女漫画の名作『パタリロ』の初期のころの大ファンである自分としては、この毒のあるネタの数々はなかなか楽しめました。ただ、自分が関西在住で関東のこの地理的な関係性がいまいち呑み込めない部分もあったので、そこまで嵌まれなかったところも。でも、群馬県の扱いは酷すぎてさすがに笑っちゃいました。と、全体としてはまあまあって感じかな。もしこれを関西バージョンで撮るとすれば、やはり舞台は滋賀県になるんですかね?(笑)。決まり文句はもちろん、「滋賀県民には、琵琶湖の水でも……(以下自主規制)」
かたゆきさん [DVD(邦画)] 6点(2020-02-24 02:04:06)(笑:1票)
59.《ネタバレ》 ギャグ漫画家として知られている魔夜峰央は、じつはビアズリーなどの西洋絵画や、萩尾望都・美内すずえなど少女漫画の系譜を引いています。二階堂ふみが演じるお耽美キャラとBL(やおい)のエピソードは、その傾向をよく体現しています。
この映画は地域格差をテーマにしています。「地域」の格差が「貴賤」の格差を生むという差別的な構造です。平安時代の日本には、京都を中心とする貴賤格差があり、卑しい者たちがやんごとなき人々に跪くという光景が日常的に見られたはずです。武家社会になっても、日本人どうしが国ごとに分かれて戦ったり、隠れキリシタンに踏み絵を強要するなどの差別がありました。それを現代の日本人はもはやギャグとして笑っているのですが、じつは近現代の日本にさえ「地域格差」や「経済格差」にもとづく優劣の意識は残存しており、そこには少なからぬ差別もあるという笑えない状況があります。数百年後の人類ならば、これをギャグとして笑うのでしょうか?
じつは少女漫画も、かなり古典的な貴種願望を描いている場合が多い。いわゆる王子さま願望やシンデレラストーリーは、貴賤にもとづく差別構造を前提に作られており、見方によってはかなりギャグ的な世界です。魔夜峰央は、少女漫画に内在するそのような差別構造をギャグに仕立てて暴露したといえます。
二階堂ふみが体現する「ハイカラ=モダン」な世界に対して、Gackt・伊勢谷友介・京本政樹が体現するのは土着的な「歌舞伎者=ヤンキー」の世界です。この映画は、最終的に後者が席巻して泥臭い世界が覆い尽くす結末になっています。世界を「モダン化」して引き上げるのではなく、世界を「土着化」して引き下げるというイメージです。そのことが、この映画の価値観を、西洋的なものではなく、アジア的なものにしています。そこが東映らしいのかもしれません。
まいかさん [地上波(邦画)] 6点(2020-02-11 00:17:33)(良:1票)
58.《ネタバレ》 あまり邦画は好きじゃないのです。なぜかというと不自然な演技が多いから。でもこの映画に関しては、それが良い方向に行っているので、楽しめました。ちょっとエンディング後の埼玉アゲは蛇足かな。実は一番ディスられているのは、こういう映画ですらほとんど取り上げてもらえない、栃木なのではないかと思いました、はい。
EOSさん [DVD(邦画)] 6点(2019-11-17 01:25:06)(良:1票)
57.《ネタバレ》 この映画の感想としては絶対的に間違っているのかも知れないが、とても感動した。私も、もともとは笑える映画だろうと思っていたし、笑わせてもらうと思って劇場に行ったのだが、劇中に描かれる埼玉県民の悲喜こもごものドラマを見るにつけ、どんどんと胸が熱くなっていき、ガクトさんが、分断している埼玉県民に対して熱く演説をするシーンでは不覚にも泣きそうになってしまった。思うのだが、本作は埼玉県民以外の方のほうが笑えるのではないだろうか?私のような子供の頃から埼玉に住み続けている人間(そして一度でも他の出身の人間から「あ〜ださいたまね」とリアルに言われたことがある人間(笑))は、もはや笑いすら通り越して感動してしまうんではないだろうか。とにかく埼玉をこんなに熱く、かっこよく描いてくれた製作陣に感謝。
rain on meさん [映画館(邦画)] 7点(2019-04-03 12:01:40)(良:1票)
56.テンポがいいのでサクサクみれた。在関西だけど東京にちょこっと住んだこともあるので多少の土地勘があったので自分のつぼに入ることも多々。まがうことなきギャグ感満載のおバカ作なんだけど、そこにGACKTとか伊勢谷さんみたいな本格作品しかでないよ的な人たちがまじ演技してるのがいい。海老蔵が出演しててもいいようなキャスティング。埼玉いいながら他の県も巻き添え食らっているのもいい。下妻物語テイストかなあ。愉快作として高評価した。
タッチッチさん [映画館(邦画)] 7点(2019-03-16 15:36:05)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 75人
平均点数 6.24点
000.00%
111.33%
211.33%
322.67%
41114.67%
568.00%
61013.33%
73141.33%
81013.33%
922.67%
1011.33%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.40点 Review5人
3 鑑賞後の後味 6.75点 Review4人
4 音楽評価 6.75点 Review4人
5 感泣評価 4.33点 Review3人
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