トイ・ストーリー4のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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トイ・ストーリー4

[トイストーリーフォー]
Toy Story 4
2019年上映時間:100分
平均点:6.65 / 10(Review 43人) (点数分布表示)
公開開始日(2019-07-12)
公開終了日(2019-10-02)
アクションドラマコメディアドベンチャーファンタジーシリーズものファミリーCGアニメ3D映画
新規登録(2019-05-05)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2022-04-01)【イニシャルK】さん
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演出鍛治谷功(日本語吹き替え版)
トム・ハンクスウッディ
ティム・アレンバズ・ライトイヤー
アニー・ポッツボー・ピープ
クリスティナ・ヘンドリックスギャビーギャビー
ジョーン・キューザックジェシー
ドン・リックルズミスター・ポテトヘッド
エステル・ハリスミセス・ポテトヘッド
ウォーレス・ショーンレックス
ジョン・ラッツェンバーガーハム
ジェフ・ピジョンエイリアン
ジョディ・ベンソンバービー
マイケル・キートンケン
ボニー・ハントドーリー
キアヌ・リーヴスデューク・カブーン
ローリー・メトカーフアンディのママ
唐沢寿明ウッディ(日本語吹き替え版)
所ジョージバズ・ライトイヤー(日本語吹き替え版)
戸田恵子ボー・ピープ(日本語吹き替え版)
竜星涼フォーキー(日本語吹き替え版)
新木優子ギャビー・ギャビー(日本語吹き替え版)
日下由美ジェシー(日本語吹き替え版)
辻萬長ミスター・ポテトヘッド(日本語吹き替え版)
松金よね子ミセス・ポテトヘッド(日本語吹き替え版)
三ツ矢雄二レックス(日本語吹き替え版)
咲野俊介ハム(日本語吹き替え版)
辻親八スリンキー・ドッグ(日本語吹き替え版)
高橋理恵子バービー(日本語吹き替え版)
東地宏樹ケン(日本語吹き替え版)
田中敦子〔声優〕ドーリー(日本語吹き替え版)
小宮和枝マーガレット/アンディのママ(日本語吹き替え版)
森川智之デューク・カブーン(日本語吹き替え版)
竹内順子ギグル・マクディンプルズ(日本語吹き替え版)
堀越真己ボニーのママ(日本語吹き替え版)
多田野曜平エイリアン(日本語吹き替え版)
脚本アンドリュー・スタントン
音楽ランディ・ニューマン
製作総指揮アンドリュー・スタントン
リー・アンクリッチ
ピート・ドクター
配給ウォルト・ディズニー・ジャパン
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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【クチコミ・感想】

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43.《ネタバレ》  『シュガー・ラッシュ:オンライン』のヴァネロペを批判した以上、この作品のウッディもまた批判すべきなのかもしれないわ。

 これまでの『トイ・ストーリー』のルールを逸脱した今作。基本中の基本であったおもちゃの持ち主の存在の絶対性を壊して、おもちゃの自由意志で持ち主の選択、また持ち主そのものの有無の選択を可能とするというのは作品世界そのものの破壊にも繋がりかねないわけね。
 その選択の肯定のために前作で尊い存在であったハズのボニーを、ウッディを必要としていない雑な性格の少女へと貶めてしまったし(アンディとは扱いが違って、ウッディがいなくなったことをフォローする描写からは目を背けているわ)、そもそも1作目で自分をヒーローだと信じて疑わなかったバズに対しておもちゃであるという現実を諭したそのウッディが、今回の選択をする資格があるのかどうか、ちょっと判らないわ。それはあくまでボニーの選択によるものじゃなくちゃいけなかったんじゃないの?って。見終ってもにょもにょするのよ。

 ただ、『シュガラ:オンライン』のヴァネロペは作品自体が前作のルールを無かった事にしているのに対して、ウッディの場合はその選択の直前までは必死に彼の従来通りのアイデンティティを貫いているのね。1作目で現実を悟らせたバズからの言葉によって最後の最後で自由を選択してるの。だからここまで物語を重ねてきた上で、でももう解放されてもいいんだよ、って言われてるようにも思えるし、そしてもう少し残酷に考えれば、もうウッディの役割は終わったとも考えられて。

 ここから新たな世界が開ける、のではなくてウッディの到達点というか、終着点。おもちゃの死。それを希望溢れる世界(おもちゃが到達する天国)として描いたというのであるならば、それはそれで納得できちゃうのね。
 今回は子供のパーソナルなイマジネーションの世界から遊離したおもちゃの価値とは?っていうのが描かれていたわけで、ウッディとギャビーギャビーの関係を『カーズ:クロスロード』のマックイーンとラミレスの関係的に捉えると、これはウッディの黄昏の物語にも思えて、そう考えるとこれは結構切ないお話なのかしら?と。ならば評価できるのかもしれない、って。

 まあ、ここから更に短編だ次回作だとダラダラと続いたとしたら、もう知らないけど。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 7点(2019-07-14 19:37:15)(良:4票)
42.《ネタバレ》 まず感じたのは、シリーズの中では圧倒的にロケーションが素晴らしい。古き良き遊園地にアンティークショップ「セカンド・チャンス」、このレトロでノスタルジックなロケーションをおもちゃたちが所狭しと走り回る光景は、否応なしに心躍ります。だから視覚的にはシリーズ最高ではないでしょうか。しかし内容としては、このサイトのレビュアーさんの投稿を読んで、鑑賞中に感じていた違和感がスッキリしました。確かに、このシリーズは人間とおもちゃの関係 (ルール) があってこそ。何だかウッディたち、飼い主の手を自ら離れた野良犬、、いや野良おもちゃになっちゃいましたね。トイ・ストーリーであることのポリシー (こだわり) を簡単に捨てたことは残念。しかしそれ以上に残念なのは、、名作「トイ・ストーリー3」が本作の登場によって色褪せたこと。続編がないこと、いや、ないと思っていたからこそ、あの終わり方は最高の結末でした。ボニーとおもちゃたちの、短いが幸せであろう "これから" を想像してワクワクしたもんだ。 (それがあっという間に飽きられて、フォーキーってねぇ・・) これからはもう、大好きな「トイ・ストーリー3」を観直しても、ラストの感動はもうない、これが続きではきっと素直に感動できない。
タケノコさん [映画館(字幕)] 7点(2019-07-26 21:47:42)(良:2票)
41.《ネタバレ》  1~3を見直してからの鑑賞です。完全に続編として見にいったわけでして、ちょっと裏切られた気分になりますね。
 冒頭10分は素晴らしい。ボーについていきたい。でもアンディが自分を探しているとわかると思いとどまる。このシークエンスだけでもう涙腺が。アニメーションについては言わずもがな。CGアニメとしては文句のつけようが無い素晴らしい出来です。もしこれがシリーズ1作目であるならば、私は迷わず満点をつけることでしょう。ですがこれは『トイ・ストーリー』であり、その『4作目』なんです。
 まず気になったのは今までのルールからの逸脱ぶり。このシリーズの凄く良いのは、『人前ではおもちゃ』のルール。そしてそれを良いおもちゃも悪いおもちゃも皆守ってきたこと。それが今作はどうでしょう。まず、フォーキー。あまりに好き勝手に動き回りすぎ。見つからなかったのは偶然にすぎない。他のおもちゃも、今までに比べてあまりに軽率な行動が目立ちます。いつばれたっておかしくない。車のパンクやアクセルなんて問題外です。明らかに今作はやりすぎなんです。
 不満点の2つ目は、いつものメンバーの出番がほぼないこと。これはシリーズのファンとしては悲しいし物足りない。『1』でもウッディとバズ以外はほとんど活躍していませんが、これは『4』。新しいキャラを入れてもいいけど、今までのメンバーをもっと大事にしてほしかったです。
 で、ラスト。これは私以上に妻が激怒。到底受け入れられないそうです。『3』でみんなに『俺たちはアンディのおもちゃなんだから、アンディのもとに帰るんだ。アンデイが押入れの中になおしておきたいのなら、押入れの中でみんなで暮らすんだ。』と力説していたウッディ。それが今作では、自分がボニーにあまり必要とされていないとわかると、好きな人といっしょにいることを選択。『いつも持ち主のために』を全うしてきたウッディ。それがウッディの『おもちゃとしての誇り』であり、彼のアイディンティティーであったはず。最後の最後で裏切られるとは悲しいです。そりゃないぜウッディ。
たきたてさん [映画館(吹替)] 5点(2019-07-15 03:14:40)(良:2票)
40.《ネタバレ》 あの完璧な完結編からどのような続編を作るのだろうと疑問でしたが、なんと・・・!
旧シリーズに無い新たな価値観を吹き込んだどころか、ここからさらに新シリーズを展開出来そうな非常に大胆な1作でした。

これまでは持ち主との関係性が作品のテーマでしたが、本作ではその子供部屋主体の世界観から飛び出し文字通り外の世界へと足を踏み出していきます。
それも前作でリストラされてしまったボーが提起するというところもポイント。
前作では持ち主に捨てられてしまったおもちゃが悪役として登場したのに対し、本作では子供に忘れ去られたおもちゃに救済を与えたことで前作で不遇だったおもちゃ達に誠実に応えてみせます。
これこそがピクサーの懐の深さでしょう。

完結したかに思えたシリーズから一転、新展開をも予想される一作が。
今後、続編が製作されることがあるのかに注目したいと思います。
マイカルシネマさん [映画館(吹替)] 9点(2019-07-13 20:13:56)(良:2票)
39.1~3までは純粋にオモチャとしてどうあるべきかというのを描いていたと思うが、今作ではさらに踏み込んでオモチャ達のアイデンティティに迫るというか、それぞれがどう生きるか(オモチャだけど)という深いテーマ性、さらにはどこからがオモチャでどこからがゴミなのかという境界線すらも描いていてとても深い作品だなぁと考えさせられた。
あと、毎度のことだけどいい加減人間に見つかりそうでハラハラした。
特に新キャラのフォークの奴が勝手に動きまくるのでそれを制さなくてはいけないウッディの動きが神がかっていた。
だけども、今回はそこがちょっとやり過ぎていて、人間界にオモチャが少々干渉し過ぎではないか?という所が気になったかな…。

【余談】上映前に時間があったので劇場売店を覗いていたら、前作に出てきた憎き苺味のピンク色の熊のぬいぐるみが売られていて、もしや再登場するのか?と楽しみにしていたけど結局出てこなくて残念。
まさか…、3の時の売れ残り?
だとしたら可哀想だな。顔がめっちゃ買ってくれとこちらに訴えかけて来てる気がするし。
でも憎らしいので買わなかったが。
ヴレアさん [映画館(吹替)] 7点(2019-07-12 18:30:53)(良:1票)(笑:1票)
38.《ネタバレ》 3の感動はおもちゃたちを譲り受けたボニーがおもちゃたちを大切にするという前提で成り立ってたはず。
それをあっさりとぶち壊す序盤の展開は斬新。
遊んでもらえず、踏み付けられるウッディは可哀想だった。
それでも、所有者であるボニーの為に行動しようとするウッディは素晴らしかった。
本作では今まで頑なに守られてきたルールがいろいろと無視されてしまっている。
人間が居ても動き回るし、人間と会話もするし、人間の行動をコントールしてしまう。
それでも人間は一切気付かないという御都合主義。
こんなに簡単になんでもできちゃうなら、今までの苦労は何だったんだろうと思ってしまう。
それで物語が面白くなるのなら、なんでもありも受け入れるけど、あんまり面白くなってないのが残念。
それにしても、ラストの選択はモヤモヤする。
ウッディはおもちゃとしての使命を全うすることを是とすると思っていたので意外だった。
バズたちと離れ離れになるのも寂しいし、もし続編があるとしたら、また再会して欲しい。
もとやさん [地上波(吹替)] 5点(2022-07-17 15:34:24)(良:1票)
37.トイストーリーシリーズは、個人的にはあまり刺さらないシリーズで、PIXERのアニメの中では「中の中」くらいの出来のシリーズという評価です。
当然、シリーズに思い入れもないので、一部で話題になった「4はトラウマ」みたいな話は(理由はネットで読みましたが)理解できません。
個人的には3も4も(1も2も)面白さとしてはだいたい同じくらいでざっくり7点前後の作品群です。

またウッディが仲間の元に戻っても「いつまで同じ事やってるの?」という話にしかならないし、製作サイドがここらで路線変更するのはまぁ当然かな…と個人的には思いました。
大人になると子供の頃と言ってる事が変わるのは良くある話だし。

以前「結婚するまで処女でいる」と宣言していた純愛指向の知人女性がいたのですが、彼氏にいろいろ教えられてからは人前でエロのよさを熱く語る人に変わり果ててました。主義主張なんてそんなもんですよ。
あばれて万歳さん [地上波(吹替)] 7点(2022-06-26 19:00:09)(良:1票)
36.《ネタバレ》 この映画に限らず、見る人の「映画」に何を求めるかによって、映画の評価って全く変わってくるものなんでしょうね。
映画では夢に浸りたい為わざわざ辛い現実などを見たくない人、映画に現実を投影させて自分に置き換えて見たい人。後者の自分は現実と何かしらつながりがある作品で感動する。
本作は過去のトイ・ストーリーブランドに違わず、しっかり感情移入できるテーマを盛り込んで作品に仕上げるさすがピクサー、という感じ。3でキレイに終わった話を今更続けるのは相当ハードルが高かったはずだが、そこはさすがです。
常にアンディや持ち主の子供達に飽きられ、捨てられてしまうかもしれない宿命を背負ったトイたち、その自分の居場所問題を再度問いかけてきたテーマ。1から一貫しているテーマかな。
居場所というのは年代やその時々によって変化し、周りにいる仲間も移り変わっていく、そんな普遍的なテーマが心に響いた。
某CG版ドラえ**などではできない、(必ず訪れる)別れを描きその後の成長を期待させる良い終わり方だと関心しました。
ただ一点、どうしても気になる点が。
トイが一線を超えて人間に干渉するシーンがあり、具体的には声を出して問題を解決すること(バズとカーナビの件)、物理的にブレーキとアクセルを操作してしまうこと、これはトイ・ストーリーとしては反則な気がする。伝えたいことがあるときに直接話しかけて解決するのはダメでしょう。今までもっと上手にやってたのに、一線を超えてしまったのよ。これはイカンです。
kosukeさん [DVD(字幕)] 7点(2021-09-13 01:51:32)(良:1票)
35.『アナ雪2』『ソウルフル・ワールド』と続けて観た後にすぐ観たので、
なんだかうんざりしてしまいました。
人生とは、の問いかけ。いや、今回は玩具生?
自己啓発的な流れにお腹いっぱい。

トイストーリーもそうだけど、やはり映画もドラマも3作目で止めるべきかも。
無い出玉をひねってひねくりからして絞り出してキャラ崩壊してまで作るのであれば
エンターテイメントのまま封印して欲しい。
ファンであるから結果的に観てしまうのだけど、観なきゃ良かったものが多い。

しかも今作の一番の大罪は子供向けの作品を大人向けにしてしまった事。
どなたかも書いてらっしゃったが、もう手放しで1〜3を楽しめなくなってしまった。
でも5が出来たら、また観ちゃうんだろうなぁ。
流浪の玩具になってしまったウッディーはどうなるのか。
movie海馬さん [インターネット(吹替)] 6点(2021-01-30 17:54:19)(良:1票)
34.《ネタバレ》 なんとなくイヤな予感がして公開時はスルー。時間ができたので子どもと一緒にペイパービューにて鑑賞。さすがのピクサー印で楽しく鑑賞。カナダ在住なので、デューク・カブーンの「Yes I Canada!」はツボでした。ただ、今作の後味はいままでのシリーズものと比べて明らかに異質です。何よりも楽しさよりも「怖かった」というのが第一印象。あの骨董屋の人形ベンソンが怖かった、というのもあります(夢にでそう)。でも、それ以上に、ウッディが、そして本作の製作者たちがたどり着いた結論に、なにか得体の知れない不安を感じました。ラストでウッディがたどり着いたボーたちとの生活が、1〜3作目のラストと比べて、心から「幸せ」には見えないのです。ボーは、アンディの家を出た後、孤独とサバイバルを乗り越え、魅力的な自立した女性に成長しました。そこで仲間も見つかりました。でも、その「生き方」は本当にウッディにとっても幸せな生き方なのでしょうか。少なくとも、屋台の影で子どもたちに景品をプレゼントし続けることが、彼にとっても「自由で幸福な生き方」には見えません(絶対、集まってきた子どもたちにアンディやボニーの姿を、ボニーと遊ぶバズたちの姿を見てしまうに決まっている)。じゃあ、自由と冒険の日々がどんなものなのか、これまで持ち主の愛情のもとで暮らしてきたウッディにとって、それ以上の幸福がそこにあるようには、私には見えない。自由は確かに素晴らしい。拘束からの解放も素晴らしい。でも、その先に何があるのかを、この作品は結局見せてくれなかった。ボーはそれを体現しているようには見えますが、果たしてウッディはボーのようになれるでしょうか。私にはどうしても思えません・・・。ということで、自由になったら何をしたらいいのかわからなくなったウッディの自分探しで、パート5が出来そうです。ピクサーなら、それも高いクオリティの娯楽作に仕上げてくれると思いますが、それを私は本当に見たいのか、よくわかりません。そういう意味で、なんだか不気味というか、怖い映画でした。
ころりさんさん [CS・衛星(字幕なし「原語」)] 6点(2020-02-02 12:58:03)(良:1票)
33.《ネタバレ》 前作から9年。トイストーリーがまた観れるとは思っていなかったので、再び彼らの姿を拝めるのはそれだけでも嬉しいです。
それに安定のピクサー。CG技術のさらなる発達も確認できましたし、おもちゃたちがわちゃわちゃやってるのを眺めているだけでも十分面白いのです。
ただ観終わって、なんとも言えない釈然としない感覚でした。3であれだけ綺麗に終わっていたので、本作の内容を観てなんだか蛇足感すら覚えてしまう。
最近のディズニーではおきまりの「自立した快活な女性役」をボーが演じてるわけですが、彼女を主軸にするのはいいとして
バズをはじめとしたこれまでの仲間たちの存在感がものすごく薄いんですよね。んでまさか別れを選択する結末になるとは。
これは最近見た「シュガーラッシュオンライン」と似たような感覚。割り切れないもやっとした感じ。
果てしない自由へと飛び立ったと考えれば素晴らしいことなんですが、おもちゃがおもちゃをやめる決断は予想してなく面食らいました。
ついに離婚を決断して、職場ともおさらばして再開した旧知のパートナーと旅立ったおじさんのように見えなくもないですが(笑)、
まあもしかすると第5弾も考えてるのかな?良くも悪くも変化球のある作品でした。
あろえりーなさん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2019-12-19 15:09:15)(良:1票)
32.《ネタバレ》 う~ん、悪くはないんだけど、なんなんだこの微妙な感じは。

人は子供から大人へと成長していく過程で、多かれ少なかれオモチャから卒業していく。この映画はその逆、つまりオモチャだって個人の所有物という固定観念括から卒業していくという、ウッディが今までずーっと掲げてきていたテーマを打ち破ってしまった。それはそれで別にいいんだけれど、どこか強引すぎる気もした。なぜならウッディは家であまりボニーにかまってもらえなくなり、なんとなく居場所がないような状態だったせいもあるのかも。もしもめちゃくちゃ可愛がられていたら、無限の世界へ旅立っていたんだろうか?そういう点でもやや強引かなと感じてしまう。それにウッディだけが旅立って、遊園地のゲームの景品のオモチャたちは誰かの物になっていくし、アンティークから飛び出したギャビー・ギャビーも誰かの物になった。だからオモチャにとっての幸せがどっちつかずな状態なわけで、テーマもややピンボケになってしまっている。だいたいさ、オモチャの声って人間に聞こえるのか?めっちゃカーナビしてたけど。動物たちの世界と同じような感じかと思ってたからちょっとビックリ。

吹替で鑑賞したけれど、お笑いコンビのチョコレートプラネットが意外にも上手なんでちょっと感心した。新キャラたちの個々の個性は味があって良かった。特にお気に入りはやっぱりデューク・カブーンでしょ。おもちゃ欲しくなっちゃったw それと、ハイタッチしてもらえなかったマッチョなあの人が、エンドロール中にしてもらえて、そういう粋な演出とか大好き。
Dream kerokeroさん [ブルーレイ(吹替)] 5点(2019-11-01 22:22:42)(良:1票)
31.「この結末は想像を超える」 そんなポスターをみて、高まる気持ちを抑えながら鑑賞。
なんたって3でアンディーの成長とともに、完璧な形で物語を締めくくっていたから・・・。
しかし、そんな心配はまったく無用の作品で、ウッディーの大冒険を、心の底からウキウキして楽しめました。
往年のおもちゃから、初登場のおもちゃ。。表情や、動きが本当に豊かで見ているだけで楽しめます。さすがピクサーって作品。
前作から9年・・・。
離れ離れたになったボーとの再開、ボー生き方、ボーへの思いから、ボニーとバズとの別れも私は納得できる終わり方でした。
アイデンティティーは変わるものなんです。ですが、仲間を見捨てないというところ不変でした。
心が満たされる作品、満足です。
へまちさん [映画館(吹替)] 8点(2019-07-17 22:18:13)(良:1票)
30.グッズコーナーにずらっと並べられた新キャラのフォーキーグッズ。ピンの物もあれば、もしくはウッディとのツーショットでセット売りの物も有り~の 他のトイメンバーたちが羨むような押されぶり。かく言ううちら夫婦も鑑賞前には『うちらも帰りにフォーキーさん記念に一個買って帰ろうか』って話してた。でもその帰り、フォーキーに丸っきり魅力を感じなかったうちら二人の間でどっちがフォーキーグッズを買って帰るのかを押し付け合い⇒ 『俺はいらん おまえ買え』『嫌だわ あたしもいらんって!』『そんなこというなよ 悲しむだろフォーキーが!』とかそんな感じの押し問答。結果、フォーキーなど全然お呼びでないとなってしまって二人で記念に手にして帰ってきたものは 嫁がたぶん新キャラ?のダッキー&バニーのキーホルダー、そして自分は前作の名残りキャラである悪い顔をしたピンクのクマ(その手乗りサイズのぬいぐるみであった。)一件落着。

ごめんよ、フォーキー
だってあなたって かわいらしくないんだもの。だってそもそも お●ちゃぢゃないですもんねえ 言っちゃ申し訳ないけどが。

個人的には アンティークショップの腹話術人形達のダークさが好き。ついでに申すと来週チャッキー見に行くし。
3737さん [映画館(吹替)] 8点(2019-07-15 16:46:13)(笑:1票)
29.《ネタバレ》 一言でいえば、主張がぶれている、に尽きる。ちなみに、当方1~3までは大好きです。「3」のラスト、アンディからボニーに持ち主が変わったところで、いずれ飽きられて捨てられるかもしれない、というおもちゃの残酷な運命は何ら変わっていないということは、分かっちゃいました。だけど、このシリーズの一貫した主張「おもちゃは持ち主に愛されることが至上の幸福である」があればこそ、あの幸福感と喪失感の混然一体となった最高のエンディングとなったのでしょう。まさかそれを根こそぎひっくり返してしまうとは。
今更、「2」のアンディのもとに帰るか、東京の博物館に行くのか、どちらが幸せかと同じ選択をやるとは思わなかったよ。しかも今回は結論を変えちゃったし。
続きを作るのが難しいなら、無理して作らなくてもよいのに。
映画のクオリティーが低いわけでは決してありません。でも、見る前の大きな期待感に反し、残念ながら見終わった後に得たものはなんとも言えないもやもや感でした。

・・・!!・・・ちょっと待てよ。思い出した!確か前作の冒頭で、緑色の小さい兵隊の人形って、「アンディは成長した。作戦は終了した!」とか言って、勝手に家を出て行ってなかったっけ?ということは、今回ウッディが悩みに悩んで出した答えは、実はおもちゃによっては初めから当然のことと考えているということか?じゃ、持ち主に愛されることがおもちゃの幸福、というのは、劇中でボーが指摘していたように、この世界観の普遍的な真実ではなく、あくまでウッディの価値観だったということ?それならこの展開もありなのか!そこまでひっくり返すか、ディズニー!!恐るべし。
Northwoodさん [映画館(吹替)] 6点(2019-07-15 14:40:38)(良:1票)
28.《ネタバレ》 ええええぇぇウッディ一緒に帰らないの!? なんだか今までの「ルール」を守ってない気がするし まぁギリギリのドキドキハラハラの方向に行ったかもしれないけどもね。ある程度の面白さはあるし、安定感はあるけども、ほかのメンバーの活躍場面ゼロだし、というかウッディ あなたのヴォイスボックス取られたまんまだけどそれでいいのか!?   なんだか続編を作る気満点な終わり方で、ウッディの新しい旅立ちということなんでしょうね まぁ新しい物語に期待の5点
Kanameさん [映画館(吹替)] 5点(2019-07-15 09:36:32)(良:1票)
27.この映画でのウッディの立ち位置はかつてのプロスペクターやロッツォ・ハグベアに近くなっています。自らの規範とエゴのために他者を巻き込んでしまい、過ちを犯す側になっています。この映画は過ちを犯す不完全な存在に対する断罪ではなく共感の物語です。ボニーに対するウッディの共感、ギャビーに対するウッディの共感、そしてウッディに対するボーの共感。悪役に対しざまあみろと言う気持ちにさせる結末ではなく自分と同じ部分を見出し救いの手を差し伸べる物語です。むしろ前作までのストーリーに違和感を感じていた側なのでこちらの方がしっくり来ました。フィクションの存在意義があるとすれば嫌なものがない都合の良い世界を描くことでも、嫌いなものを攻撃して気持ちよくなることでもなく、他者の立場を理解し共感することだと思います。このシリーズがそちら側に変化したことはとても嬉しいことだと思います。
Сакурай Тосиоさん [DVD(吹替)] 9点(2023-03-26 22:31:32)
26.年甲斐もなくトイストーリーが好きである。映画館に一人で行くのを我慢していましたが今回は映画館じゃなくてもよかったのかなと思ってしまった。
展開はやはり小さい子でも飽きないように早く、わかりやすくしているのかもしれないが、細かい目の表情やおもちゃの質感なんかは前作よりくもパワーアップしていて見ごたえがありました。
バズのスピンオフも見る予定です。
HRM36さん [インターネット(字幕)] 6点(2022-11-01 18:01:02)
25.《ネタバレ》 ぷははっ
完全に今までのシリーズを壊しにかかって来てますね。全体的にネガティブな要素が増えてどことなくダークな雰囲気になってるというか。何しろフォーキーの口癖が「ぼくはゴミだぁ~」ですから(笑)
わかりにくい例え方ですけど、「エイリアン3」をリアルタイムで見たときと同じようなザラつきを覚えました。
でもこの居心地の悪い、「観客が望んでない感」も嫌いではないです。ウケが悪そうなダッキーとバニーのブラックな妄想とか。
ボニーの態度やウッディの最後の決断などが、日本の多くの観客から拒絶されたようですが、人(オモチャも)の考え方が永久不変ではないという見方をすれば何となく感慨も湧いて来るというものです(そうか???)。
この様子だと"5"でアウトローと化したウッディとボーの活躍が見られるということでしょうね。ヤレヤレ。
J.J.フォーラムさん [地上波(吹替)] 4点(2022-07-06 09:44:03)
24.《ネタバレ》 ★3であれだけ大切そうに、嬉しそうにウッディたちを引き受けたボニーが、本作では(フォーキーの重要性を引き立たせるためだとしても)ウッディに対してあんなひどい扱いをするなんて、到底納得できない。 ★それを踏まえると、おもちゃたちだって自立するんだ!と声高に主張されてもね。御主人のもとで大切にされるだけがおもちゃの「生き方」ではない・・・で、もううちには戻りませんって・・・「今まであんなにあんたに尽くしたのがバカみたいだったわ、目が覚めたわ、じゃな!」って(いやウッディはそんな言いかたしてないけど)っていうことなのか、と思っちゃうわけ。 ★しかも野良おもちゃって、それ無理でしょう。野良犬や野良猫じゃないんだから!汚れて擦り切れて壊れても、人間のとこで死蔵されるよりはましっていうことなのか? ★←もともと無くしちゃったおもちゃってどうなってるの?という問いに対する答えの物語でしょ?いやいや案外強くたくましくやってるよ、って話なんだけど、そこへおもちゃの精神的な自立(自分から出てく)をブッコむのって無理ない? ★それに、おもちゃと子供のきずなを否定するんじゃない?1~3「おもちゃだってココロがあるよね、今まで乱暴に扱ってごめんね、これから大事にしよう」4「あ、なあんだもうおもちゃ無くしても気にすることないんだ!」とかなっちゃわない? ★?ばっかりの映画だった。出てくるキャラがみんな勝手に動いてて、ほとんど感情移入できない。おもちゃが声出したり車の操作に干渉するのはやり過ぎ。ラストもああよかったあ、と思うほどのものではない。 ★奴隷根性から抜け出し精神的に自立、多様な生き方の肯定・・・今風だけど別に新しいテーマでもない。それまでのドラマをぶち壊してまでトイストーリーでやる意味もない。ほかでやってくれという感じ。 ★映像は所々実写と見紛うほどきれいだし、アンティークショップの不気味な雰囲気も味があるけど、それだけで映画館に行けばよかったと思えるような作品ではないかと。TVで十分。
wagasiさん [地上波(吹替)] 5点(2022-06-26 15:55:26)
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【点数情報】

Review人数 43人
平均点数 6.65点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
412.33%
5613.95%
61432.56%
71125.58%
8818.60%
936.98%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.75点 Review4人
3 鑑賞後の後味 6.25点 Review4人
4 音楽評価 7.50点 Review2人
5 感泣評価 5.00点 Review2人
chart

【アカデミー賞 情報】

2019年 92回
オリジナル主題歌ランディ・ニューマン候補(ノミネート)楽曲「君のため」
長編アニメーション賞 受賞 

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