スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明けのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け

[スターウォーズスカイウォーカーノヨアケ]
Star Wars: The Rise of Skywalker
2019年上映時間:142分
平均点:6.77 / 10(Review 94人) (点数分布表示)
公開開始日(2019-12-20)
公開終了日(2020-04-29)
アクションSFアドベンチャーファンタジー戦争ものシリーズもの3D映画
新規登録(2019-10-04)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2023-06-15)【イニシャルK】さん
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監督J・J・エイブラムス
キャストデイジー・リドリー(女優)レイ
ジョン・ボイエガ(男優)フィン
アダム・ドライバー(男優)カイロ・レン
オスカー・アイザック(男優)ポー・ダメロン
ルピタ・ニョンゴ(女優)マズ・カナタ
ドーナル・グリーソン(男優)ハックス将軍
ケリー・マリー・トラン(女優)ローズ・ティコ
ケリー・ラッセル(女優)
リチャード・E・グラント(男優)
ビリー・ディー・ウィリアムズ(男優)ランド・カルリジアン
マーク・ハミル(男優)ルーク・スカイウォーカー
イアン・マクディアミッド(男優)パルパティーン
マーク・ハミル
J・J・エイブラムス
ハリソン・フォード〔1942年生〕ハン・ソロ
ヘイデン・クリステンセンアナキン・スカイウォーカー
サミュエル・L・ジャクソンメイス・ウィンドゥ
ユアン・マクレガーオビ=ワン・ケノービ
アレック・ギネスオビ=ワン・ケノービ(ライブラリー出演)
フランク・オズヨーダ
リーアム・ニーソンクワイ=ガン・ジン
永宝千晶レイ(日本語吹き替え版)
津田健次郎カイロ・レン(日本語吹き替え版)
小松史法ポー・ダメロン(日本語吹き替え版)
甲斐田裕子ゾーリ・ブリス/アイラ・セキュラ(日本語吹き替え版)
島田敏ルーク・スカイウォーカー(日本語吹き替え版)
若本規夫ランド・カルリジアン(日本語吹き替え版)
高島雅羅レイア・オーガナ(日本語吹き替え版)
青森伸パルパティーン(日本語吹き替え版)
岩崎ひろしC-3PO(日本語吹き替え版)
楠大典ダースベイダー(日本語吹き替え版)
津田英三ウェッジ・アンティリーズ(日本語吹き替え版)
壤晴彦スノーク(日本語吹き替え版)
浪川大輔アナキン・スカイウォーカー(日本語吹き替え版)
伊藤静アソーカ・タノ(日本語吹き替え版)
玄田哲章メイス・ウィンドゥ(日本語吹き替え版)
森川智之オビ=ワン・ケノービ(日本語吹き替え版)
多田野曜平ヨーダ(日本語吹き替え版)
白熊寛嗣ケイナン・ジャラス(日本語吹き替え版)
津嘉山正種クワイ=ガン・ジン(日本語吹き替え版)
磯部勉ハン・ソロ(日本語吹き替え版)
小原雅人(日本語吹き替え版)
出演キャリー・フィッシャーレイア・オーガナ(アーカイブ)
原作ジョージ・ルーカス(キャラクター創造)
脚本J・J・エイブラムス
音楽ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]
製作キャスリーン・ケネディ
J・J・エイブラムス
配給ウォルト・ディズニー・ジャパン
スーツアクターアンソニー・ダニエルズC-3PO
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【クチコミ・感想】

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94.《ネタバレ》  
 
ども!
52歳(2019年12月現在)のオッサンです。
しかしながらアレです。
オッサンにはオッサンなりにスターウォーズの歴史があったりします。

まず、今回はシリーズで一番のエンターテインメントと断言します。
見せ場に次ぐ見せ場、今までのスターウォーズらしくない「ドラマティックな演出」など。
ディズニーや監督の意気込みが伝わって来るようです。
十二分にエンターテインメントを堪能できる映画と言えます。
ですが、「俺らの知ってる」スターウォーズとしては50点以下です。

その理由は、スターウォーズとは―――神話であり寓話であると思うのです。
過去、ルーカスのシリーズは、最初から神話のアウトラインが(彼の中で)決まってました。
ルーカスという神が「こうでなければならない」と物語を創造しています。
そういった意味でルーカスの創造による「神話」です。
けど、今回のシリーズは一作ごとにアイディアを首脳陣で構築する、いわば従来のハリウッドエンターテインメント。
そう…神話ではなくエンターテイメントになったのです。

これの良し悪しを論ずるつもりはなく、あくまで個人の感想。
こんなの「俺らの知ってる」スターウォーズじゃない。

でも…でも…でも!
でも!でも!でもさ!でも!でもさー!
映画を観ながらも笑顔になってしまい、戦闘のシーンには拳を握ってしまう。
ハン、ルーク…そして今作でレイアも逝ってしまった…と涙。
そんな気持ちになったのは何故なんだろう?…と自分に問います。

思い出すのは……
たしか小学5年の時だった。
白い戦闘服に身を包んだ戦士(ストームトルーパー)が大きなトカゲに乗ってる写真。
それがスターウォーズとの出会いだった。
当時、マジンガーZや仮面ライダー、ウルトラマンで育っていた自分らクソガキ。
そんな俺らに初めてリアルなSFを垣間見せてくれたスターウォーズ。
コレが解るって大人なんだろうなぁ~…大人って楽しそう!
大人になったら…こーんなふうに未来には楽しい事が沢山あるんだぞ!
…と、ワクワクさせて貰えた。


なぁ、ともひろ君。
俺も君も好きだったスターウォーズ。
共に19歳のとき、俺の家でレーザーディスクで「エピソードⅤ帝国の逆襲」を観たね。
君は映画を、やかましく応援をするアメリカンなスタイルで観る奴だった。
その度に、いつも「うるせぇ!」と俺は怒ってたね…。

なぁ、ともひろ君。
君が生きてたら俺と同い年だね。
俺もあれから人生で色々あったし、これからも変化していくんだろう。

でもね?
君の好きなスターウォーズが当初の予定通り(一応)9作目を迎えたよ。
君なら、今作はどう評価するのかな?
なんにせよ、ギャーギャー騒ぐんだろうなぁ…
一緒に見て「うるせぇ!」って言いたかったなぁ。


ともひろ君。
君がフォースと共にあらんことを。

俺はとりあえず元気で生きてます。
 
映画の奴隷さん [映画館(吹替)] 10点(2019-12-22 00:52:27)(良:6票)
93.エピソード4を劇場で鑑賞したのは二十歳の頃、冒頭デストロイヤーがレイヤ姫の乗った宇宙船を追って画面上空から現れたのには度肝を抜かれた。以来SWの大ファンになり、エピソード4~6はハラハラドキドキワクワクさせられたものだった。それから数年後エピソード1~3ももちろん期待を持って劇場鑑賞した。が、確かにCGに見るべき進化は感じられたが作品自体に何か物足りなさを感じた。そしてエピソード7~8に至っては鑑賞後記憶にさえ残っていない始末だった。だから今回エピソード9を鑑賞することを躊躇ったのだが、まぁこれが最後なのだからしっかり見とどけるつもりで鑑賞した。この作品に至ってはもう何でもありのオンパレード。ハラハラもドキドキもワクワクも全くせず、最後は唯々お尻が痛いのを我慢するだけだった。私と同世代のルーク、レイヤ、ハンソロの年老いた姿を見るのは忍び難かった。老兵は去るのみ。唯一救いだったのはレイ役女優のハツラツとした若さを振りまいた姿だったか。それにしてもレンとの殺陣はもう少し頑張ってほしかったな。昨今の映画にはCGが行くとこまでいってしまった感がありもはやときめくことがない。CGばかりに頼らない役者が頑張る作品がもっと観たいものだ。
薩摩ゴンタさん [映画館(吹替)] 5点(2019-12-27 20:05:19)(良:5票)
92.《ネタバレ》 感無量のなかで2度鑑賞。
J・J・エイブラムス監督は、世界中で熱狂的なファンを抱えるサーガ最終作のメガホンを取る、という誰もやりたがらない仕事を手がけ、ともかくもキャッチフレーズどおり「すべて、終わらせる」仕事をしてくれたことに感謝したい。
EP6以後のルーク、ハン、レイアの物語や、新世代のレイやフィン、ポーの出自と成長、カイロ・レンの改心、シスの終焉を示してくれた。

前作でのレイアの「手は打ってあります」の意味が、本作のクライマックスで明らかになるのもいい。

全編を通して描かれているテーマは「希望」であり「連帯」であり、出自がどうあれ、血統がどうあれ「人は変われる」というテーマだったのではないだろうか。

そして、ラストではっきりと示される「ライズ・オブ・スカイウォーカー」の意味。

恐らくは、レイを中心に新世代のジェダイ・オーダーが再建され(そこにはフィンや前作ラストシーンの少年もいるに違いない)、新たな銀河の平和が築かれていくだろう。
エピソード全編を俯瞰してみると、全時代を通して暗躍していたダース・シディアスを倒し、フォースにバランスをもたらしたのは、「スカイウォーカー」だったことに気づく。その意味では、EP1で「選ばれし者」アナキンを見いだしたクワイ=ガン・ジンの判断は正しかったのだ。(唯一アナキンの父はわからずじまいだったが)

改めて思うのは、小学生の時にEP4を劇場で観て衝撃を受けてからの41年間、私の人生はスターウォーズと「共にあった」ということだ。
ラストシーンからエンドタイトルの時間、これまで胸を躍らせた思い出が走馬燈のようによみがえり、涙が止まらなかった。
この時代に生きていて本当に良かったと思う。この「遠い昔、はるか銀河系の彼方で」の冒険を見せてくれたジョージ・ルーカスや、素晴らしいスコアを書いてくれたジョン・ウィリアムズ、そして全ての関係者に心から感謝したい。
田吾作さん [映画館(字幕)] 10点(2019-12-27 13:56:07)(良:4票)
91.《ネタバレ》 新三部作の締めくくりとしては満足できる出来であった。
前作で行く末が案じられたこのシリーズだが、JJは考えうる限りでうまくまとめたと思う。

さすがにパルパティーンの再登場は唐突だし、(なんとオープニングロールで登場させてしまう)
どうやって生き残っていたのか合理的な説明はほとんどない。
「実はこの人は生きてました」的な展開はよくある手法だが、スター・ウォーズでは使ってほしくなかった。
レイがパルパティーンの孫(シスの末裔)という設定は、おそらくEP7の制作時から、いくつかある
オプションのうちの一つとしてあったのではないか。レイの生まれつき強いフォースやライトセーバーの構え、
時折見せる激しい表情はそれをうかがわせた。
ただし、パルパティーンに孫がいるという設定はEP1~6の話の流れから無理があることは確かだし、
制作サイドでも当初からその設定は本線ではなかったのだろうと思う。
EP8のファンの反応を見て、やっぱりこのままだとマズイな、という感じで、思い切って路線変更した
のではないだろうか。
レイがシスの血縁ということになり、皮肉にもEP8であっさり裏切られたレイの素性の解明としては、
考えうるベターなリカバリー策であり、スター・ウォーズのテーマの一つであるフォースのバランス
という側面では、結果的に物語に深みを持たせることになった。
しかし最終的にスカイウォーカーの血筋が死に絶え、シスの末裔が生き残ったことに
納得できない人は多いのではないだろうか。

心配だったレイアの登場場面は意外にも多くあり、本人が死去したとは思えないぐらい奇跡的な
シーン作りが行われている。本作での役割も重要性が高く、自らの命(フォース)をもってして
カイロ・レンに「ベン」と語りかけるシーンはエモーショナルな場面だし、ハン・ソロの幻影がベンに
やさしく語りかけ、ライトサイドに復帰させる場面はスター・ウォーズ唯一とも言える泣ける場面だ。

あと、ローズとフィンの余計な恋愛模様が描かれなかったことも、EP8の反省からだろう。
他にやや難点と感じたのは、ロケーションが目まぐるしく変わりすぎて、人名や地名についていけないし、
ラストの艦隊戦は、スピード感やスター・ウォーズらしさという面で、ローグ・ワンのほうが
やや出来がよかったようにも感じた。
果たして、スターの輝きを失ってしまったランドまで登場させる必要はあったのだろうか。

総じて振り返ると、物語のアウトラインと人物設定がEP7~9で統一されていなかったことが悔やまれる。
これは監督の采配よりも、ルーカスフィルム、ディズニーがビジネス優先で一貫した制作体制をとらなかった
ことが原因だと思う。ロード・オブ・リングのように、初期の構想から同じ監督・スタッフで
全作を通したシナリオを組んで進めていれば、もっと深く納得感のある物語にできたであろう。

しかし、JJは最後によくやってくれた。ありがとう。
そして全9作に出演したアンソニー・ダニエルズ、
素晴らしい音楽を聞かせてくれたジョン・ウィリアムズ、お疲れさまでした。
puta-ppさん [映画館(字幕)] 8点(2019-12-23 21:06:33)(良:4票)
90.《ネタバレ》 紆余曲折の末、J.J・エイブラムスにメガホンを戻して遂にスクリーンに登場した完結編。
謎には適切な回答が示され、愛すべきキャラクタ達のドラマもあるべき場所に落ち着いた。そして、とんでもなく面白い。

賛否を呼んだ「最後のジェダイ」。個人的にはその革新性と娯楽性の高さは大いにアリなのだが、今回はオーディエンスのフィードバックを適宜に反映したことが見て取れる。
かといって媚びすぎることもなく、いやむしろ予想の上を行く展開には、やはりエイブラムスの細やかな配慮と制作陣の気概を感じられる。

最初に3作全ての脚本を完成させずに、1作ごとにアイデアを出し合って作られてきた今回のトリロジーの制作スタイルの影響もよく出ている。

新たな脅威としてのパルパティーンの復活、そして何者でもなかったはずのレイの血筋の再考がそれに当たるだろう。

それ故に序盤こそ世界観の説明に時間をとってしまったが、しかしウェイファインダーを探す旅に入れば、途端に冒険活劇の色が濃くなる。
そこには呼吸を忘れる程に壮絶なアクションシークエンスがあり、感情を揺さぶるドラマもある。

複雑化したベンの心情も、しっかりとした救済の道を与えた上で退場させてくれたのも良かった。「フォースの覚醒」からも言及されていたが、彼が最後にハンと向き合う勇気を手に出来たという落としドコロは、確実にカイロという悪役とベンという青年の魅力を押し上げた。

散々伏線を張っておいたフォースの繋がりからの、兄弟ライトセーバーの受け渡しは最高にアツい見せ場になっていたと思う。

そしてやっぱりずーっと「スター・ウォーズ」が大好きだったこともあり、エモいシーンがバシバシキマる最終決戦はもう涙である。隣で観てたおっさんも号泣である。

新三部作を支えたポー、フィン、レイの抱擁にもまた涙。伝説の幕引きに相応しい一作だ。

また、個人的に気になっている事なのだが、「映画」はいま確実に変化の中にあると思う。
スコセッシの大作も、ベイのドンパチも(一部除き)映画館を介さずにネット配信される時代になった。自分もこういったサービスを映画館に通いつつも重宝してるので、映画、そして映画館のあり方の変化に戸惑っている。

それでも今日は最速の上映会ということもあり、映画館は満員で、ファンの間で交流があったりもして、映画館が映画を超える体験を提供してくれたと思う。

このレベルの盛り上がりを見せる場面は今後そう簡単に出会えるものではないかもしれないな。ネット配信が全盛を迎えていくだろうが、「スター・ウォーズ」と映画館の思い出はいつまでも大事にしたい。と言いつつ、新作「マンダロリアン」を見るためにディズニーの配信サービスに加入するのであった。
サムサッカー・サムさん [映画館(字幕)] 9点(2019-12-19 23:46:10)(良:3票)(笑:1票)
89.《ネタバレ》 EP8→ソロ→本作。この流れはマズイと察知したのか、EP8公開直前にEP9の監督交代劇があったようで、再びJ.Jが監督。
EP8のリカバー(尻ぬぐい)と、J.Jが頭の中で描いていたEP7の続きと、SWサーガの結末を組み直す作業。私の気持ちも新作にワクワクと言うより、最後だけど、どうオトシマエを付けるんだろう?って感じだったかな。

結論から言うと、あの厳しい流れから、よく1本の映画にまとめたものだと思う。あの密度ならいっそハリー・ポッターのように『EP9を前編・後編にする作戦』を使ってほしかった。でも興行成績の悪かったハン・ソロの後だし“SW疲れ”から“SW離れ”を招きかねないので、2本ぶんの内容でも1本で行くしかなかったんだろう。その一番のシワ寄せが冒頭の“パルパティーン復活”。こんな重要なエピソードを文字で見せるなんて。黄色い液体に入った操り人形スノークたち…あんなシーン、エヴァで観たなぁ。
ルークのセイバーをレイアに返したり返されたり。チューイが死んだり生きてたり。C-3POの記憶が無くなったり戻ったり。ちょっとキャラが被ってるゾーリとジャナ。ベンとレイの戦いが3回も。このへん前後編に分けるとスッキリしたと思う。パルパティーンの復活とレイの秘密を前編の最後にして。
時間さえあれば、懐かしいタナヴィーⅣがレジスタンスの旗艦になった経緯、ナイン・ナンとランドの再会、ウェッジも旧型X-ウイングで活躍させられたかもしれない。パッとしなかったレン騎士団。アッサリしたハックスの退場「私がスパイだー!」はぶっちゃけ過ぎ。笑ったけど。

フィンは本作でベンの気配さえ感じ取れるようになった。彼がレイに言おうとしたことは、たぶんフォースが使えることだと思うけど、彼がジェダイの血筋の者なのか、ホウキの少年と同じ一般人かは不明のまま。
ただ、レイアの死期が近いことレジスタンスの人たちが察知しているような描写もあり、フィンは後者の可能性が高いかも。
こんな終盤に修行してるレイ。自分で壊したマスクを直すベン。ホルド提督のワープ特攻は100万分の1の成功率。ルーク「ジェダイの武器にはもっと敬意を払え」と、EP8の尻ぬぐいは続く。「ここに残れって言われた」大幅に出番が減ったローズ。最後チューイ(SWオリジナル・メンバー)と抱き合ってるのは、この映画のために苦労させられた彼女への、制作側に出来る最大限の謝辞に思えた。

レイ「私には不可能です」レイア「不可能なんて無いわ」レイ「えぇ、不可能なんて無い」…レイア、フォースで丸め込んでないか?
チューイ救出の時に撃ち殺されたトルーパー、たぶん7人くらい女。人材不足なのか、ポリコレに対するJ.Jの回答か。
アイテム探しとお遣いイベントが続く。たまたま流砂にハマって、ヘビを助けたら先に進むとか、限られた上映時間にRPGみたいな要素を入れたのは謎。
一方で回を重ねるたび、メキメキと魅力が増していくベン。デス・スターでのレイとの戦いも、レン騎士団相手のセイバーさばきもカッコ良かった。EP7を彷彿とさせる父ハンとの対話。レイに生命を分け与え、母レイアとともに消えるのも良い。
ベンが死の間際にシリーズで初めて笑顔を見せるところ。この時ベンの顔の右半分しか映さない。笑うときに口角を上げる、ハンの面影を見せる上手い演出。ここ最高にカッコイイ。

最後のシス・パルパティーンの血を引き継ぎ、最後のジェダイ・ベンと生命を分け合ったレイ。自分の杖を改造して作った黄色いセイバーは、もうジェダイ(ライトサイド)もシス(ダークサイド)も無いという意味だと思った。レイはジェダイを引き継いだのではなく、“フォースのバランスを正す者”スカイウォーカーの起源=~The Rise of Skywalker~となったんだろう。タトゥイーンに沈む夕陽で終わった前日譚に対し、昇る朝日が後日譚を締めくくる。

物語の最後は駆け足だったけど、42年にも渡って創られた壮大なサーガが終わった。私の長~いSWレビューも、ここで一旦おしまい。
続3部作に対し賛否はあると思うけど、この作品群でキャリー・フィッシャーが、彼女の代名詞とも言えるレイア姫を演じて他界されたこと。彼女が過去の人ではなく、歳を重ねてもなお気品あるプリンセスの姿を私たちの目に焼き付けてくれたこと。そして改めて、ルークやハン、レイア姫の当時の活躍を観たくなったとしたら、このタイミングでこの続3部作が創られた意味もあったと思う。スピンオフに新シリーズ、今後もSWの世界は広げられていくだろうけど、それはソレとして、生きているうちに全てのエピソードを観られて、本当に良かったと思う。
K&Kさん [3D(字幕)] 7点(2021-10-01 00:29:21)(良:3票)
88.《ネタバレ》 天童よしみ似のローズが「わたしはここに残れと言われたの」とフィンに言った時
基地に残る人じゃなく全世界の人に言われたようなもんだなと思ってしまった
JJはインタビューで「どんな意見も正解だ」とSWファンの重圧を受け止めるコメントをしていたが
正直気にしすぎ。
「スタートレック」のTVシリーズが軒並み終了になっていくなか、映画で「スタートレック」を復活させてくれた。
「スタートレック・ディスカバリー」や「ピカード」と今に続いているのはすべてJJのおかげ。
どんな大人な事情があるのかしらないけど9部作あるはずのSWをルーカスはep1~3の失敗のせいか「作らない」と言い出し
それもJJが手を上げてくれた
どんなカタチにせよ9部作観れたことに感謝しかない

遠い昔、はるか彼方の銀河系で、、、
やっと昔(過去形)になったよ
かのっささん [映画館(字幕)] 8点(2019-12-24 10:26:36)(良:1票)(笑:2票)
87.《ネタバレ》  エピソード4をテアトル東京のシネラマの最前列で見てから41年半よ。そりゃ歳も取るわ・・・

 さて、『スター・ウォーズ』っていうコンテンツ全体の太い太い軸から考えるとJJの新三部作って、なんていうかシッポっていうか枝葉っていうか竜頭蛇尾っていうか、結局ここまで見て蛇足感が否めないのよね。オマケで作りました的な。少なくとも初代三部作よりも更に凄いコトになりましたよ、っていう拡がりは感じられないわ。映像こそ凄くなってる(ハズだ)けど。

 新三部作、なんかやたら些末事に追われてない? そしてその些末事が映画の本体の殆どを構成しちゃってる。まるでデキの悪いお使いRPGのイベントをこなしてるみたい。あー、また本筋から外れて回り道ぃ~?って何度思ったコトかしら。それも三部作の最初や真ん中でやるならともかく、完結編、しかもこれまでの全『スター・ウォーズ』までひっくるめての完結まで謳ってる作品でまーだやってるものだから、一体何してんのよ?って感じ。
 もうどっかんと真正面からガチのぶつかりあいってのを見せて欲しいのだけど、あちこちでちまちまちまちましてるからもっと気持ち良くさせてよ!って思っちゃうのよね。
 何度も何度もレイとカイロ・レンが戦うんだけど、しつこいわ。いちいち戦っちゃ離れるを繰り返す『Zガンダム』見てるみたいよ。
 クライマックスだってカイロ・レン来るのは見え見えなんだけど、何よ、まだそんなとこウロウロしてんの?とか、援軍バーン!って来るのだって見え見えなんだけど、被害出し過ぎ引っ張り過ぎ、とか、どうも気持ち良さをハズしちゃってくれちゃうのよね。もしかしてJJって王道を描くの、下手?

 っていうか、前作にあったフォースやジェダイは血じゃなくて普通の人にも可能性はあるのよ、ってのはドコ行っちゃったのかしら?

 全作品リアルタイムな世代なワケだけど、なんか特に感慨は無かったわね。どうせまた色々やるんでしょ?ってね。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 5点(2019-12-20 20:59:35)(良:3票)
86.スターウォーズは最初の作品をリアルタイムで見た世代です。
4〜6で大団円を迎えましたが時が経ち新シリーズが制作され、評価は分かれますがこれはこれとしてダースベイダー誕生のお話しを感慨深く見させてもらいました。
さて、新たなシリーズ7〜9ですが、7や8は地上波で鑑賞。「スピンオフ?」という印象しか残らず「このシリーズに入れていいのか?」と疑問も浮かびましたが、さすがに今回の9作目はなんと言ってもスターウォーズシリーズのトリを飾る作品ですからそれなりの期待を持って鑑賞しました。
しかしですな、これまでのストーリーを回収するほどの落ちもなく鑑賞後に「ブラボー!」とスタンディングオベーションが出るわけでもなく「終わっちゃいました?」という感想しか残りませんでした。
「スターウォーズなのにこれでいいのか⁉︎」という思いはありながらも、良く考えてみれば、もし「ランボー9」や「ターミネーター9」が作られたとしましょう。絶対にぐだぐだな作品になるはずです(笑)。
それを加味するとスターウォーズ9は大健闘と言えるのではないでしょうか⁉︎
最後に、
「誰か7から作り直してくれー!」(泣)
くさぶねさん [地上波(吹替)] 6点(2021-03-05 12:32:01)(良:2票)
85.スター・ウォーズはスピンオフも含めて11本(+アニメもそれなりに)新作が出るたびに欠かさず見ましたし、それなりにリスペクトもしているつもりです。まさか40年もかけて9部作が完結するとは思ってもいませんでしたが、まあそれだけファンが多いということなのでしょう。ということで、初期3部作の時代からいつも思っていたことを書きます。

ダース・ベイダーやライトセーバー、オープニングの音楽は本当に素晴らしいと思います。しかし正直なところ、私はスター・ウォーズという映画自体面白いと思ったことはありません。旧三部作は脚本も大したことないし見せ場もワザとらしいと感じます。中期三部作はCGありきで何やってんだかよく判らず、新三部作に至ってはまるで子供向けの漫画のようです。真面目な話、なぜこれほどまで人気が高いのか理解できない部分のほうが多いです。

まあ、ローグ・ワンに関してはリアル路線で重厚、スター・ウォーズシリーズのバックボーンも上手に表現されていて、ダース・ベイダーのシーンもなかなかのカタルシスだったと思います。あの作品はスター・ウォーズでなかったとしてもSFとしてかなり面白いほうだったと思います。(ハン・ソロは論外)
私が思うに、ローグ・ワンが行ったアプローチのように、フォースという力があるという事実を遠巻きに表現するのが正解のような気がします。「ある事実」を匂わせつつボヤかすだけ、そういう勿体ぶった演出が映画をより魅力的にするのではないかと思われます。新三部作のようにフォースって「何でもできるんですヨ!」にしてしまうと面白くないです。手品と一緒です。

それでもまあ、EP9に関しては名実ともに派手なSF大作に仕上がっているのでそれなりには楽しめました。あと、作り手&演者の全てがスター・ウォーズ愛に溢れていた点は非常に高評価です。制作秘話とかを見るとこの映画がいかに沢山の人に愛されているのかが判ります。そういった意味では本当に素晴らしい映画だと感じました!(結局、私の好みに合わないだけなのでしょうね。。点数はかなりオマケしてあります)
アラジン2014さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-04-09 15:36:02)(良:2票)
84.少年少女たちは、この映画を観て、ドキドキワクワクしただろうか。
フォースの共にあらんことを、と意味もなく一人でつぶやいたりするだろうか。
スターウォーズという映画の持つ世界観に、どっぷりハマることができただろうか。
自分がいったい何の映画を観ているのか、途中でわからなくなってしまった。
いろんなものが詰め込まれ過ぎている感じがして、消化不良気味で映画館を後にした。
シンプルな宇宙活劇が観たかったなあ。
スターウォーズよ、どこへ行く。
ジョージ・ルーカスに敬意を評して加点。

追加。
ふと思い立って吹き替え版を改めて鑑賞。
これが予想外に良かった。
母国語で観ないと、どこか響かない部分があるのかもなあと、何だか狐につままれたような気分になった。
ストーリーが頭に入ってる分、細部の作り込みも発見できたし、安心して観ることができた。
3度目観に行ったら、もっと良くなりそうな予感。
というわけで、JJエイブラムス監督にも敬意を表したい。
roadster316さん [映画館(字幕)] 7点(2019-12-25 01:10:53)(良:2票)
83.《ネタバレ》 10点満点は大甘のご祝儀として。
シリーズ史上最悪のつまらなさだった前作から、力技多発ながらよくぞここまで纏めきったと思う。
JJご苦労様。
私がレビューしたかった事は他の皆様が殆どUPされているので、重複感満載なれど以下にてレビューします。

1.ハックス将軍、憐れ也。
前作まではファースト・オーダーの二大巨頭をカイロ・レンと張っていた筈ながら、数多の失敗が影響したのか本作では中間管理職の様な扱いに。
言いたい事も言えずスパイまでしていたのに最期はあっけなく射殺って・・・ 新3部作で最も存在がコントの様な方でした。

2.まさかのウェッジ・アンティリーズ登場
銀河一の戦闘機乗り、コレリアンの生ける伝説。久々にお会いできました。

3.A-Wingファイター、大活躍
個人的にSTAR WARSの世界で最もカッコいい戦闘機だと思ってます。

4.反則のラストシーン
ジェダイとシスにバランスをもたらしたのがパルパティーンの孫で有っても私は構いません。
エピソード4初見時、そう私は小学校5年生でした。
「スカイウォーカー」の意味を辞書で引き、「なんていい名前なんだ!」と感動しました。
この名前がこれからも受け継いでいかれるなら私には文句はありません。

ここはエピソード3「シスの復讐」観賞時に当サイトに記載したレビューをそのまま抜粋して引用すべきでしょう。
『ラストの二つの太陽。あのシーンで全てが昇華する。私は初めてスターウォーズを鑑賞した11歳に戻り、
映画という素晴らしい世界を初めて体験した感動の原点を思い出す。これぞ映画の醍醐味。』
約40年に渡る本作への思いがこのシーンに凝縮されています。
そう、これで良かったんでしょう。
たくわんさん [映画館(字幕)] 10点(2019-12-23 11:53:39)(良:2票)
82.《ネタバレ》 今まで観てきた「スター・ウォーズ」シーリーズの中で一番期待ハズレな作品でした。

理由その1・・・結局レンとレイ、この二人ばっかりが物語の主導権を握り続け、他のキャラは添え物程度になってしまった。別にそれはそれで良しとしても、この二人の物語にそこまでの吸引力を感じられず、ダラダラと中二病同士の痴話喧嘩を見ているようで疲れました。それにレイが皇帝の孫だと分かっても、あぁ~そうなんだ~程度の驚きしかありませんでした。むしろレイの親、つまり皇帝の子供がなんでまた辺境の地に身を隠していたのか?なんで皇帝から逃げていたのか?そっちのほうが気になってしまった。

理由その2・・・戦闘シーン。まずはライトセーバーやフォースでの闘い。これもレンとレイの二人しかなく、ゆえにどんなに激しく格好良いシーンを作り上げようとも、ビジュアル的ワンパターンは避けられない。次に戦闘機や戦艦によるバトル。これもそこまで興奮するようなこともなく、大量に登場するスターデストロイヤーも、ただただそこにいるだけ。だからなに?だからなんなの?でした。旗艦であるデストロイヤーにゲリラ戦を仕掛けるんですが、これがまた絵的に面白みのないことないこと。馬のような生き物で疾走したら後は普通にドンパチ。艦内に入って壮絶な銃撃戦でもするのかと思ったらただただ外で、それも横スクロールの構図だけで、さらに空間が狭いから全くもって迫力がない!これ致命的ですよ。戦闘機の空中戦も狭い空間で、コピペでもしたかのような、ただいるだけの大量のデストロイヤーの群れの中で、満員電車よろしく状態で見ていて疲れまくりでした。

理由その3・・・新しいメカに魅力ないのと、新しいメカそのものが少ない。

理由その4・・・ころころと心変わりする皇帝ちゃん。だからあんたさ~、何がしたいのよ!

理由その5・・・CGまるわかりの若きルークとレイア。二人で特訓していて、実はレイアの方が強かった。ていう展開は好きなんですが、いかんせんCGがしょぼすぎ。せっかくの重要なシーンなのにあれはないですよ。はい。

批判的なことばかり言ってきましたが、単体の作品としてはごくごく普通には楽しめると思います。ただこれが最後の、完結編の、長き歴史の終焉の、ていう特別な想いのフィルター越しに見てしまうと、やはり物足りなさは感じます。

最後に、赤でも青でも、ダークサイドでもライトサイドでもない黄色いライトセーバーが出たシーンだけは、(;`Д´)<お゙お゙!お゙お゙!てなりました。 そして、エピソード1で言っていた、フォースにバランスをもたらすがやっと実現した瞬間に、このシーンは本当に胸熱になりましたね。 てか結局バランスもたらしたのが皇帝の孫って・・・スカイウォーカー家、関係ないんかい!w



さようなら「スター・ウォーズ」 ありがとう「スター・ウォーズ」 そして、永遠に「スター・ウォーズ」よ・・・。
Dream kerokeroさん [映画館(字幕)] 5点(2019-12-23 07:28:11)(良:2票)
81.《ネタバレ》 これまでこの新世代の3部作については擁護派だったが、今作は正直かなり不満。
8で意図的に破壊した設定を、カイロ・レンのマスクよろしく一所懸命つぎはぎして直した印象。修復時何故か同席させられていたレン騎士団同様、なんとも言えない気持ちだった。
そんなマスクもレン君はまた脱いだりかぶったり、そういったキャラの行動に一貫性がないのが気に入らない。「アイツなんやねん」「これなんの時間?」というレン騎士団の休憩室の会話が聞こえてきた。
レン君に限らず、旧キャラも新キャラもみんな大事にされていない印象で、C-3POのメモリーを飛ばすシーンなんて相当イラついた。後であっさり戻せたからいいよね!じゃないよ。ならそもそもあの演出いらないよね。

結局「何を観せたいか」よりも、「ファンが何を観たいか」を過度に意識しすぎたと思う。
パルパティーンの血筋なんてその最たるもので、ハイパー安牌切った感じ。てか孫って、じゃあ子供(レイの親)は?大ボスから生まれてフォースなしの無能な聖人になるとか無理あるでしょ。これなら私は8のクズ親から生まれた突然変異説を推したい。フォースは誰の周りにも存在しているはずで、誰もが特別な存在になり得るという方が好きだ。

まあ、これだけ文句を言える程魅力的なコンテンツなので、噂されている今後のシリーズも絶対見続けますけどね!
けんじマンさん [映画館(字幕)] 5点(2019-12-22 23:47:09)(良:2票)
80.《ネタバレ》 エピソード7、8は全く乗れなかった勢なので今回もたいして期待はしていなかったが、やっぱり面白くないよ(笑)

7から始まるこの新3部作、毎回脚本が行き当たりばったりすぎない?
8があまりにアレだったんで軌道修正しようとしたんだろうけど、面白くさせる為にここまでやるか?という必死さが逆に面白かったように思う。

とにかく、全体的にあざとい。

新ボスのカイロ・レンは全く悪の魅力がないので、○○を復活させちゃえ。

カイロ・レンは前回マスクをけなされて粉砕したが、また新たな中二感が増したマスクを被らせる事によってなんとか魅力を出そう感。

ついでに前回あれだけ思わせ振りな挙げ句普通の人認定されたレイも設定変更しちゃえ。

さらに、レイアをちょっと神格化させて泣かせるポイント追加。

実はXウイングがもう一機隠されていたことにして、霊体ルークがライトセーバーと一緒に授けてくれるイベント追加。

さらに、ソロを登場させてレンと対話させる事により、レン→更正ルート確定。

さらに、レイとレンの禁断の恋愛ルートも解禁(誰得なんだ)

そして、最後はアベンジャーズ的全員集合お祭り騒ぎ。

よし、ここまでサービスすればファンも喜ぶだろうと言うJJのしたり顔が目に浮かぶようだ。

私はそこまで素直に喜ぶ事は無かったが、まあ悪くない終わり方なのではないか。

ただ、不満なのは意外な展開を盛り込むのもいいがちゃんと説明して欲しい。例えば、○○が生きていたという展開にしても、どのように生きて今まで何をしていたのかとかその辺を逃げずにちゃんと描いてくれていたら良かった。

あと、前回あたりフォースがなんでもありの能力になっちゃっていたが、今回さらに滅茶苦茶やってて笑った。

超遠距離からのテレビ電話は当たり前で、遂には超遠距離から物質を持って来るという超チート能力が追加されていた。さらに治癒能力とか、霊体の状態で物動かしたりとか、フォースって便利なものだなあ。
ヴレアさん [映画館(字幕)] 6点(2019-12-20 23:25:33)(良:2票)
79.《ネタバレ》 SWは小説など読んでおらず映画EP1-8およびローグ・ワンとハン・ソロしか観ていません。 オープニングロールでいきなり『パルパティーン復活』と出て吹きましたが、世界中から叩かれたEP8の敗戦処理というか軌道修正に躍起な感じでしたね。ただ、それが良く出来ているでワケでもなく、EP8じゃライトセーバーを投げ捨てたルークが「武器には敬意を払え」とか、ローズ「ここに残れと言われた」とか、パルパティーン「見よ、このざまを」とか笑いましたけど常に「いやいやいや」という突っ込み状態でした。場面転換も荒いしやたら矢継ぎ早にアッチ行ったりコッチ行ったりしてるし絵面しか考えてないので落ち着きがなく見づらかったです。レイとカイロは異常にフォースが強力になっていて輸送船を引っ張り合いパワー合戦した挙句にレイがフォース・ライトニングを出して爆発炎上させるトコなんかドン引きでしたね。それが後々判明するパルパティーンの血筋という伏線にしろやりすぎ感は否めなかったです。そこで「チューイを殺してしまった!」と大騒ぎしてたらすぐ次のシーンで相手の母艦に連れてこられてるチューイが出てくるし、禁じられているシスの古代文字を解読するため改造(いままでの記憶メモリを初期化)するC-3POも浪花節風でしたがR2-D2が難なく復元してるし、あげるとキリがないくらい脚本も構成も編集も変だった印象。治癒能力まで見せるなど相変わらずフォースは何でもできちゃう万能な存在で神さまレベルだし、やたらと目立つ配置のポリコレ含めてもうちょっとさじ加減を考えて欲しかった。スカイウォーカーの夜明けでしたが血筋絶えちゃったので落日だったな。エンドロールのメドレーは感慨深かった。 まあこれで修正できたと思えないし次がどうなるんだか。船頭をしっかりしないとスター・ウォーズという大看板を手に入れてもどうなるかわからないですよディズニーって感じな三部作でしたね。
ロカホリさん [映画館(字幕)] 3点(2019-12-20 21:28:28)(良:2票)
78.《ネタバレ》 ファースト・オーダーと戦ってたのにいつの間にかファイナル・オーダーになってた。
セカンド・オーダーとかは無いの?
フォースがなんでもありの超能力になってしまってたのを残念に思ってたけど、刺しておいて治すというのは面白かった。
あんな究極の拷問みたいなことされたらレンだって改心するわな。
物語全体としてはつまんなかったけど、レイアの最期をR2-D2が看取ったのは切なかった。
逆にC-3POの記憶が消えても全然悲しくなくて、そのままにしておけば良かったとさえ思えた。
旧キャラが何らかの形でそれぞれ登場したのは嬉しかったけど、新しく登場したキャラの魅力は皆無。
魅力的な新キャラを作り上げることが出来なかったのがこの三部作の敗因だったんだろうな。
もとやさん [インターネット(吹替)] 5点(2022-09-20 06:13:20)(良:1票)
77.《ネタバレ》 小さい頃、オヤジと観たスターウォーズの始まりである「新たなる希望」。そして、そのシリーズの締めくくりであるこのスターウォーズ9作目を自分の息子と観てることに、不思議な思いがこみ上げてきます。思えば、僕の人生も、スターウォーズの冒険のように、上がったり下がったり、危機や悩み、暗黒面との葛藤、出会い、別れ、つかの間の安らぎの繰り返しで、なんとか、息子とシリーズの最後を観る所までたどり着きました。これもひとえに、ジェダイのお導きだったような気がしてきます。それだけに感無量。こんな映画、他にはないから。シリーズ途中まではレイは、てっきりカイロレンと兄妹と思っていましたが、この映画で驚かされました。まさかパルパルの孫だったなんて。超ビックリです。やってくれました。映画自体は長かったですが、見どころは結構ありました。特に、カイロレンのカッコよさが光ってました。最後にレイがスカイウォーカーを名乗る所も色々な意味で考えされました。それにしても、チューバッカーはやっぱ何気に最強です。長生き、銃も撃てる、怪力、頭もいい、機械整備もできる、宇宙船操縦もできる、そして、今回は運もいい。
なにわ君さん [インターネット(吹替)] 10点(2022-05-22 22:38:34)(良:1票)
76.《ネタバレ》 悪くはなかったとは思いますが、この新三部作をどのようにして終わらせるか、と言う点ですごく苦悩したんだろうなという印象。
思えば前作は評判が悪く、相当言われてましたからね。特に8で結構出番の多かったあの女の子が、
本作ではほとんど出番が無かったことが印象的でした。
やっぱり一つの三部作として、統一性が乏しいなとは思っちゃいました。
やんちゃにやったものを、再び既定路線に戻してなんとか大円団させましたと言う感じ。
キャリー・フィッシャーも他界してしまい、過去に撮影した映像でなんとか出演させたこともやはり大変だっただろなあと思います。
おそらく今後も作られていくのでしょうが、SWと言うコンテンツは冒険しすぎると過去の否定と言われ、
冒険しすぎないと過去の焼き直しと言われる難しい代物だなと。その難しさを認識させてもらったのがこの新三部作でした。
あろえりーなさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2021-08-24 16:07:37)(良:1票)
75.スターウォーズシリーズが完結するっていうんで劇場に観に行こうかと思ったけど、やめて正解だった。
ここでレビューしているほとんどの人は、エピソード4から見ているファンの人たちでしょ。その人たちをして評価点がこれだけ低いんだから内容は推して知るべし。ご都合主義もいい加減にしなよ。もうこれ以上SWの世界観を壊さんといてくれ。
ただまぁ頑張って作っているのは分かったので、3点は献上。主役の女の人も、いろんなものを背負わされてたいへんだったと思う。ご苦労様。
mhiroさん [地上波(吹替)] 3点(2021-04-12 21:14:35)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 94人
平均点数 6.77点
000.00%
100.00%
200.00%
333.19%
466.38%
51515.96%
61718.09%
72122.34%
81617.02%
999.57%
1077.45%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.15点 Review13人
2 ストーリー評価 6.05点 Review18人
3 鑑賞後の後味 7.62点 Review16人
4 音楽評価 8.87点 Review16人
5 感泣評価 6.46点 Review15人
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【アカデミー賞 情報】

2019年 92回
作曲賞(ドラマ)ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]候補(ノミネート) 
視覚効果賞 候補(ノミネート) 
音響賞 候補(ノミネート) 

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