えんとつ町のプペルのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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えんとつ町のプペル

[エントツマチノプペル]
2020年上映時間:101分
平均点:5.30 / 10(Review 10人) (点数分布表示)
公開開始日(2020-12-25)
アドベンチャーファンタジーアニメ小説の映画化
新規登録(2021-02-17)【ゆにお】さん
タイトル情報更新(2021-02-28)【イニシャルK】さん
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監督廣田裕介
窪田正孝プペル
芦田愛菜ルビッチ
立川志の輔ブルーノ
小池栄子ローラ
藤森慎吾スコップ
野間口徹レター15世
伊藤沙莉アントニオ
國村隼ダン
原作西野亮廣「えんとつ町のプぺル」
脚本西野亮廣
作詞HYDE「HALLOWEEN PARTY -プペル Ver.-」
作曲HYDE「HALLOWEEN PARTY -プペル Ver.-」
主題歌HYDE「HALLOWEEN PARTY -プペル Ver.-」
製作吉本興業
製作総指揮西野亮廣
制作STUDIO 4℃(アニメーション制作)
配給東宝
吉本興業
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【クチコミ・感想】

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1
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10.《ネタバレ》 賛否両論とは聞いていましたが、観て納得しました。
スタジオ4℃制作ですからアニメーションは一級品。映像面で文句を言う人はいないでしょう。問題は中身の方です。主人公は孤独な少年。彼を取り巻く環境は、決して好ましいものではありません。そこで提示されたのは「希望」という名の体制批判でした。異端を認めぬ社会が悪い。これは「世間」や「常識」と同義であり、多数派を架空の敵に見立てて戦いを挑みます。そもそも日本人は判官びいき。少数派=弱者の味方をしたくなるのが人情ですが、これは宗教勧誘映画の典型例でもあります。このような作品ですから、アンチには格好の餌食となるでしょうし、新派にしてみれば叩かれれば叩かれるほど、より結束を強める効果を生むはずです。商売は人々の耳目を集めてナンボ。映像面の「賛」は確定ですから、むしろ内容は「否」が多いくらいの方が話題となりオイシイのかもしれません。
物語の基本構造は『スモールフット』(2018)と酷似するもので、着想自体は珍しくありませんが、ブレイクスルーしたその先を示した『スモールフット』に対して、批判のみで帰結している本作は一段劣ると感じます。
目隠シストさん [インターネット(邦画)] 5点(2021-12-28 20:28:26)(良:2票)
9.原作者と絵は好き嫌いで評価が別れる。
TERUさん [インターネット(邦画)] 6点(2024-02-15 20:56:07)
8.物語の骨子はよく出来ている、謎や伏線もシッカリ張られているし、ストーリーの筋も明快で分かり易い
では何が駄目かと言うと、その他全部、キャラ、魅せ方、演出、その他諸々。
ここで笑ってほしいんだろうな、というシーンでは滑っていて笑えない
ここで感動してほしいんだろうな、というシーンではセリフがクサくて白けてしまう。
キャラクターにも好感が持てない為、2時間に満たない上映時間がとても長く感じる。
原作の絵本が無料公開されているが、そちらは余計なシーンもなく簡潔にまとまっていて良質な出来、
自分は絵本を先に読んで、「この内容が映画化するなら良作になるな(確信)」と思ってたが、そんなことは無かった。
勾玉さん [インターネット(邦画)] 4点(2023-07-24 10:07:32)
7.《ネタバレ》 「外に世界なんてない、ここが世界だ」というセリフに象徴されるように、空はえんとつの黒煙、海は怪物の存在によって塞がれ、人々は文字どおり外への意思や行動を封じられた閉塞感の中で生きていた、そんな世界の話。

この作品の存在はだいぶ前から知ってましたが、あらすじやイラスト程度のもので、きちんと内容に触れたのは今回が初めてです。作品より作者に関するニュースを多く見る中で、正直少しイロモノ扱いしていた面もあり鑑賞に二の足を踏んでいたようなところもあったんですが、そんな先入観で鑑賞から遠ざかっていたことが恥ずかしくなるくらい良い映画でした。

良かったところはたくさんあるのですが、個人的には特に二つ。
一つはダンさん。プペルを人知れず処分するのではないかと思うような強面で固そうな印象の人でしたが、プペルを仕立て屋に連れて行く際に異端審問官たちを避けながら案内するその様子にすでに良い人感が出ていました。悪い人じゃないんだ、これは尊敬される人だということがすぐ伝わりました。出番は少ないですがとても魅力的な人です。
二つ目はこのえんとつ町の世界の成り立ち。他の映画やアニメでよくある、特に理由もなくただただ不思議な世界観とかではなく、きちんとえんとつ町の世界の成り立ちについて説明されていて、それが説得力にあふれ興味深かった。「Lの通貨」の話などは現実でも使えるんじゃないかと思えた。貯めることができない通貨、発想がとても面白い。なぜこの世界は塞がれているのか、なぜ異端人は排除されるのか、全てにきちんと説明がなされ、その視点で見ると異端審問官たちも悪ではないんだと思えてくる点も面白い。子ども向けのようでありながら、とても考えさせられるストーリーだった。

一見すると不自然だったアントニオの激昂も、その時点ではさっぱりわからなかった、「腐る前に使えよ」とダンさんがプペルに渡したL通貨も、全てがちゃんと整理され伝えられ、これで1時間40分程度でおさまってるなんて信じられなかった。

スコップのキャラや各声優の素敵さなど、他にもいろいろ語りたいことはあるのですが、もし私のような理由で鑑賞に気を引けてるような人がいたら、是非一度見てみてほしいと伝えたい映画です。最高でした。
TANTOさん [インターネット(邦画)] 10点(2023-01-07 11:19:39)
6.《ネタバレ》 みなさん厳しい評価ですね。西野亮廣さんはあんまり好きではないのですが、だからお金を出してまだ本作を観る気にはなれず、WOWOWでやってたので観るかどうか迷った挙句、観ました。そんなに深く粗探ししなくても単純にアニメーションやストーリーを楽しめば良いと思うのですが。先入観も何もない素直なお子様が観たら、きっと楽しめると思いますよ。
いっちぃさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2022-07-03 00:51:54)
5.《ネタバレ》 絵本が世に出た時は西野さんの画力凄いと思ってたのですよ。一応。
しかしその後の商魂たくましさに、元々の苦手さが勝ってしまった、、、。
そんな何かと噂の絶えない作品ですが、アニメーションの予告の綺麗さもあり確認の意味で鑑賞。

まず、アニメーション。とても綺麗でした。でも個人的に2DCGアニメが苦手なので
3DCGとハイブリッドとはいえ最後まで違和感は消えず。でも綺麗でしたよ。
主人公3人の声あても凄く合っていましたし。

ストーリーは、絵本ならば違和感無かった部分が気になってしまってダメでした。
初っ端のハロウィンパーティーの演出からして入れませんでした。
そして後半でゴミ人間が泣くところでもサゲ、なんだかなぁ。

でも幼子に見せるには良い作品だと思います。
movie海馬さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2022-05-22 20:50:57)
4.う~ん..話題作だけに期待してたけど..なかなかの 凡作..心に刺さるものがない..残念..
コナンが一番さん [インターネット(邦画)] 5点(2022-02-13 12:10:32)
3.《ネタバレ》 賛否両論というか賛側のコメントがほとんど「感動した!」ばっかりでいまいちどこがだか不透明だった本作ですが、観ていて正直な感想は、確かに「映像作品として」観ると面白いです。
キャラクターはよく動くし、臨場感を盛り上げてくれる演出やスコア、疾走感のあるシーンなどです。
ただ、実際感じたのはそこくらいで、じゃあ話が面白かったのかといえば正直よくある話や展開、という感じでした。
そもそも、オープニング曲がいきなりHalloween junky orchestraのHalloween partyが流れるのがポカーンというか変ないやらしさが感じられましたし、黒幕の顔がまんまアラジンのジャファーだったり、そもそも250年間も煙に覆われてるっていくら創作でも人生きられねーだろ、とか細かい部分の詰めというかが足りなく、ノリと勢いだけで進んでいく感じが非常に強いです。
まあ、変な色眼鏡抜きにして考えれば、決して観ていてつまらない、という作品ではなかったですが、そこまで感動するか?と言われれば正直微妙です。
あとエンディングテーマが日本のアーティストのはずなのにやけに海外気取ってるのがすごーく気になった程度です(プロフィール非公開らしいので実は外人さんだったら納得なのですが)。
クリムゾン・キングさん [インターネット(邦画)] 6点(2021-12-30 19:28:16)
2.映像の出来は4℃を使っているだけあって凄い、役者もあちこちから良い役者を使っていて、表現力も悪くない。
 では良い映画なのかというと、どうしても言葉に詰まってしまいます。あたしは西野亮廣は嫌いでは無いんですよ。物凄く才能のある方だとは思っているし、色々な事業展開も出来て、凄いとも思うのですよね。個人的には彼の漫才師としての資質の方がすきだけど。
 ただ、残念なことに、その才能を上手く世間一般にアピールする技術が、漫才ほど備わっていないのでしょうね。彼のブログとか読んでいて感じた違和感ってのが、ここに来てハッキリしました。
 評論家の岡田斗司夫が、彼には映画を作る際の思想がないので、自分が見ても面白く感じないだろうから映画は見ない、と言っていたのがかなり的を射ていると思います。先ずシナリオの作りが物凄く貧弱。駄目な映画にありがちな、演出のあからさまな予告があったり、伏線を完全に回収させていなかったり、なによりも、この映画のどんな所を見て欲しいのかという、意図を思わせるシーンが物凄く希薄だったりします。元々、原作の絵本自体が子供たちを対象にしているとは思えなかったから、その辺が見事にアニメにも出てきたんだろうなと思う。だから、絵本で感動している人は感動するのだろうけど、理解できなかった人には全く分からない、というのがこの映画の実際のところなんだろうね。
 それから、アニメーション制作を普通の映画製作と同じと勘違いしていたんでしょうね。西野曰く、100万人動員出来ても赤字と言っていましたが、あれだけ凝った作りをしてしまえば当然です。で、凝った作りをしたから良い映画、って訳でも無いですしね。その辺のマネジメント能力が高かったのがジブリのプロデューザーの鈴木敏夫、「この世界の片隅に」のプロデューサーの真紀太郎みたいな人の訳で、こうした人を西野が総指揮なんてしないで、優秀なプロデューサーを招聘出来ていれば、もうちょっと経済状況も、作品状況も良くなった可能性は否定できません。
 でもそうした外部のプロデューサーを入れると、西野君は自分の作品が自分の作品じゃ無くなる気がしていやなんだろうね。
奥州亭三景さん [映画館(邦画)] 2点(2021-06-16 12:40:53)
1.《ネタバレ》  頭悪い映画だなあと思いました。
 テーマとして「下を見るな、前を向け」ってのがあって、主人公がクライマックスでこの言葉に励まされて危機を克服するんだけど、このシーンを作り出してゆく過程がどうも気に入らない。クライマックスは熱気球の原理で空中に浮かぶ古い昔に移民に使われた船の船首に装備されたクレーンが爆弾に絡んで主人公がそれを外しに行くシーンなんだけど、まず主人公の見かけが10歳以下で明らかにとてもそんな重いクレーンのフックを片手で外す力がない。それに大体熱気珠の原理で空中に浮かぶにしても古い鋼鉄製の船はあまりに重くて無理感半端ない。しかも発進シーンなんか固定された杭を戦いの中で外していくんだけどいくら異世界とはいえその浮力にはあきれるばかり。さらに言えば件の船にしてもなんで船首にクレーンついてるのって疑問が浮かぶ。この手の装備のある船って海底ケーブルを敷設する船ぐらいしか知らない。この世界でこの装備がなんで必要なのかどうも納得いかない。
 つまり、クライマックスのシーンを作るためにすべての不自然さが準備されたとしか思えないんだよな。創作作品なんだから一切噓をつくなとは言わないよ。でも、それは最小限にして欲しいんだ。高々あの程度のシーンのために数々の嘘をつかなけりゃ準備できないとしたら俺はこいつどんだけ頭悪いんだよって思ちゃう。
 でもさ、絵がきれいだったり、ヒロイン的存在の母親が車椅子だったり。ゴミ人間のコアが空から落ちてくるアイデアとか良かったから0点じゃないよ。車椅子のヒロインって斬新でよかったよ。それに既に今日の日本のアニメは映像だけで見に行く価値がある。脚本が良ければ鬼滅みたいなメガヒットになるだけのレベルにあると思ってます。
たこのすさん [映画館(邦画)] 5点(2021-05-04 11:13:35)
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【点数情報】

Review人数 10人
平均点数 5.30点
000.00%
100.00%
2110.00%
300.00%
4220.00%
5330.00%
6330.00%
700.00%
800.00%
900.00%
10110.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 0.00点 Review1人
2 ストーリー評価 1.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 1.50点 Review2人
4 音楽評価 0.00点 Review1人
5 感泣評価 0.00点 Review1人
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