ロスト・イン・トランスレーションのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ロスト・イン・トランスレーション

[ロストイントランスレーション]
Lost in Translation
2003年上映時間:102分
平均点:5.79 / 10(Review 194人) (点数分布表示)
公開開始日(2004-04-17)
公開終了日(2004-12-03)
ドラマコメディロマンス
新規登録(2003-10-22)【tomomi】さん
タイトル情報更新(2023-09-10)【イニシャルK】さん
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監督ソフィア・コッポラ
キャストビル・マーレイ(男優)ボブ・ハリス
スカーレット・ヨハンソン(女優)シャーロット
ジョヴァンニ・リビシ(男優)シャーロットの夫 ジョン
アンナ・ファリス(女優)映画女優 ケリー・ストロング
竹下明子(女優)通訳 カワサキ
桃生亜希子(女優)Pちゃん
リーソル・ウィルカーソン(女優)ビジネスウーマン
藤井隆(男優)マシュー南
ナンシー・スタイナーリディア・ハリス(ノンクレジット)
江原正士ボブ・ハリス(日本語吹き替え版)
脚本ソフィア・コッポラ
音楽ブライアン・レイツェル
作詞松本隆挿入歌「風をあつめて」
作曲細野晴臣挿入歌「風をあつめて」
挿入曲アンナ・ファリス「Nobody Does It Better」
撮影ランス・アコード
石坂拓郎(撮影助手)
製作ソフィア・コッポラ
製作総指揮フランシス・フォード・コッポラ
フレッド・ルース
配給東北新社
美術K・K・バレット(プロダクションデザイン)
衣装ナンシー・スタイナー
その他桑島十和子(アシスタント参加)
あらすじ
CM撮影のために東京に滞在中の落ち目の俳優ボブ・ハリス。彼と同じホテルに泊まっているシャーロット。彼女は写真家の夫の付き添いで東京にやって来た。言葉も通じない習慣も違う日本に戸惑い、ホームシックになるボブとシャーロットは、ホテルのバーで出会い互いにこの旅で初めて安心感を抱ける一時を過ごすことができた。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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194. 日本を描きながら実はアメリカ人の身勝手さを描いた映画としてなら評価できる。少々の日本滞在でさびしんぼになってしまった二人の少女趣味な話。かなり脱力。君たちもう二度と海外旅行はするなよ。日本人描写は正確なようでいて根底のところは”ガン・ホー”と大して変わらない。結局たくさん日本人は出てきても一人も人間扱いされてませんね。パチンコ屋の騒音や、けばけばしいネオン、といった環境の一つ、オブジェとして大勢の日本人が動きしゃべる。まあ、そのほうが二人の孤立感は際立つのは解るけど。病院でのシーンでひたすら日本語で話す受け付けのおじさんや、医者。あんな気骨のある日本人はいないよ。”LとRの区別できない”東洋人なんていまさら・・・。そんな事面白がるの?不思議?普通文脈から判断できてコミュニケーションとれるよねえ。ああいう描写を見て、”ああ日本人て恥ずかしい”と思う日本人が恥ずかしい。身振り手振りでコミュニケーションを取ろうとするばあさんは自然で良かったが、監督の意図とは別に二人のアドリブに任せて撮ったらなんとなく面白かった的な感じがする。そういう役者まかせの部分が面白いだけで、監督の決めた部分は陳腐、(実際のところは分からないが)というイメージがある。まだ”キル・ビル”や”ブラック・レイン”の方が愛情が感じられる。自分の価値観にあわないモノは全て変と決め付ける俺様アメリカ的な発想、旅行前に”旅行に使える○○語”みたいなのを必死で読む日本人と全ての人間は英語を話せるべきという価値観のアメリカ人の差、がこの映画に満ちている。外国に行ったら普通自国語は通じない、という概念はないのね、普通”お、案外英語しゃべる人いるじゃん”くらい思うがな。別に日本でなくても明らかに異文化ならどこでも良かったのだろうなあ。ソフィア・コッポラは完全なアメリカ人なのだろう。”アメリカはいい国です・・・。”というセリフで始まるゴッドファーザーを撮った父、どうなのよ。いろんな意味で物悲しくなった。この映画がもし70年代~80年初期くらいに作られたものだったら物凄い傑作だったのかもしれないが、映画というものは少なからずその時代を象徴するものだと思う。このご時世、各国の対米感情というものを考えると全く無頓着な映画としか言い様がない。要は嫌いな映画だな。
GOさん 2点(2004-12-13 23:44:30)(良:5票)
193.二人の姿をみていると、彼らがなじむことができないのは異国の文化に対してだけじゃないんだな、と思った。「家族から必要とされていない」と感じているボブと、理解のない夫との関係に疲れているシャーロット。子供は電話に出てくれない。妻は「忙しいのよ」とか「あなたの心配をするべき?」とかしか言わない。ボブの寂しさをわかってくれない。夫は妻が苦しんでいるのは知っているはずなのに、彼女の話を聞いているはずなのに、その気持ちが伝わらない。二人の言葉が届かないのは日本人だけじゃない。たまたま出会った二人の間にはたいしたドラマなんて起きないけれど、お互いの孤独への理解が、ほんの少しだけ二人の心を通わせる。タクシーを止めてシャーロットの元へ向かったとき、ボブは二人が結びついた時間がささやかではあるものの、かけがえのない価値のある時間だってことに気づいたんじゃないだろうか。たとえ日本じゃなくても、二人には安心できる場所、迎え入れてくれる人がいないのかもしれない。ラストに抱き合えたことはちっぽけな奇跡で、あんな瞬間があるからみんな寂しさに押しつぶされずにいられるんだと思う。人の心は外国よりもずっと遠いところにあるから。  (日本の描写が不公平なことはみなさんのおっしゃるとおりだと思いますが、自分には許容範囲でした。たまに日本のマンガに出てくるアメリカ人に、「ダジャレみたいな寒いジョークをとばして一人で笑っている」キャラクターがいますから、マシューの扱いも仕方ないかも、なんて。偏見もお互い様なとこがあります。)
no oneさん 7点(2004-12-26 06:20:50)(良:4票)
192.《ネタバレ》 憎い演出してくれます、ソフィアコッポラ。終始淡々と進むストーリーにもかかわらず、二人のストイックでもどかしい恋愛に見せられてしまいました。素晴しいバランス感覚の恋愛ですね。愛しているんだけど、今の生活を崩すことのできない二人の最後にするキス、、、、憎い!非現実的な恋愛映画が多い中、この設定は憎すぎます!さらに最後の聞こえない(翻訳されない)会話はまさにロスト・イン・トランスレーションじゃないですか!憎い!確かに、日本と言う異文化に慣れない外国人のつらさを、異文化のせいにする、いかにも「全てはアメリカ中心」的なアメリカの傲慢さを地で行くような感じがかなりします。しかし、恋愛映画としてのこのバランス感覚は憎いとしかいえないので8点!
ジャザガダ~ンさん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-14 22:38:46)(良:3票)
191.こんなに日本を正確に描写している映画は日本映画を含めてあまりないと思います。だってホントのことだもん、LとRの区別はつかないし、ゲーセンにはああいうゲーム置いてあるし、サラリーマンは電車の中でHな漫画読んでいるし、おばちゃんたちのスイミングサークルはあんな感じだし。カルチャーギャップを扱っているけど、日本人を馬鹿にしているわけじゃない。マシューは日本人から見たらマシューなんだけど、外国の人たちは彼をどういう風にみたのかきになる。ちゃんと評価しているところはしているし(日本人の若者たちと遊んでいるシーンは好きです、東京のお洒落なところをちゃんとピンポイントしているし)。そんなことよりもこの映画の雰囲気が最高です! 恋じゃないけど、異質な場所でさびしい思いをしている静かに男女が心を通わせていく姿。音楽も素敵、渋谷や新宿も素敵。風景の切り取り方がとても上手で、寂しさを綺麗に表現しているんです。恋人同士で見るって言うより異性の友達と見たいですね。
enantiomerさん 9点(2004-06-19 10:55:18)(良:3票)
190.欲求不満な人を追ったムードだけの空っぽ映画。
脚本賞なんて獲る作品には匠があって欲しいものです。
カラバ侯爵さん [DVD(字幕)] 0点(2007-12-05 04:35:11)(良:2票)
189.悲しくなるほど薄っぺらい映画だ。ソフィア・コッポラは現代人にありがちな、過剰な自意識に振り回される、空虚で平凡な人間の代表のような人だ。もっとも、彼女が自分の平凡さを自覚してしまったら、失望のあまり死にたくなるかもしれない。だから彼女に言ってあげたい。「無理に特別になろうとしなくていいんだよ、平凡さが君の個性なんだから。でも残念ながらクリエイター向きじゃない。困っている人を助けるような仕事をしてみたらどうかな?」
トマシーノさん [DVD(字幕)] 1点(2007-12-04 00:53:33)(良:2票)
188.《ネタバレ》 最初は全然興味ありませんでした。

しかし、先日半月海外に一人旅行をしまして、全て5つ星ホテルに宿泊し、
ハイソで洗練されたサービスを受けながら、ひたすらに疲れ、
なんとも説明のできないこの感覚と孤独に
ふと、まさに、ロスト・イン・トランスレーションだなと感じました。
ただ、心の共有をしたいが為にこの映画を観ることにしました。
まさか、自分の国での視点とは思いませんでしたが(笑)。

映画には色々種類があると思いますが、
これは理解する映画ではなくて、共感する映画のような気がします。

日本風刺の映画では無いと思います。
風刺するつもりなら、こんなに日本を美しく撮影しない。
ソフィア・コッポラはそんなことには興味ないと思います。
ただ、異国での説明しがたい感覚を、映画で表現したかった。
お陰で、この映画をみて、私はとてもなぐさめられる気分です。
ソフィア自身は、こんなとき、包容力のある人に受け止めてほしかったんだろうな。

パークハイアットホテルもそこのバーも、そこからの景色も
更に東京病院内部すら全てなじみの景色でして、
失恋した都庁前、会社までもが映っていて
そんな意味でも、感傷的になりやすかったのかもしれません。

最後のシーンの、ボブがタクシーで空港迄向かうときの心の感覚、
そして、タクシーの中から見える道の景色が旅行中とは異なる感覚、
最後迄本当に丁寧だなと感じました。
ソフィア・コッポラはホントに感性の表現手段に長けていますね。
そして、ビル・マーレーはホントにいい役者ですね。


夢の中さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-10-17 02:35:25)(良:2票)
187.お金と時間を持て余した外人さん(ソフィア・コッポラ含む)の暇つぶしやお道楽に付き合ってる暇なんか俺にはないの!(怒)
放浪紳士チャーリーさん [DVD(字幕)] 3点(2005-06-27 11:15:26)(良:2票)
186.《ネタバレ》 (本作と同じく、日本を舞台した映画「ラスト・サムライ」を意識しながら、あらすじを書くとこうなります。)

CM撮影のため、サムライの国、日本に意気揚々とやって来たボブ・ハリス。
しかし、そこは「ラスト・サムライ」から約140年後の日本。つまり、不幸にも流暢な英語を話す「渡辺謙」がいない日本なのであった・・。
意思疎通に苦しみ、右(R)も左(L)も分からなくなるボブ・ハリス。ムシャクシャしてトム・クルーズのように「サ~ケ~!!」と叫びたくても許されず、仕方なく上品に「サントリー、タイム」と言って微笑む。
せめて、寂しさを紛らわそうとアバンチュールを楽しみたくても、「小雪」のような大和撫子は既に絶滅。やむなく、同胞の女で我慢する・・。
突然の面会依頼があるも、天皇のはずはなく、国籍不明の「マシュー」とかいう金髪男。
そして、心の中でそっと、「(智恵子抄風に)日本にはもうサムライがいない」と言う。
失意とともに自国の素晴らしさを悟ったハリスは、「♪♪More Than This(日本よりマシ)~」を口ずさみながら、決して「パーフェクト」とは言えない滞在を終え、妻子とカーペットの待つ祖国へ帰るのであった。

(やっぱりこれ、上のあらすじに投稿したらマズイよね・・・(笑)。)
STYX21さん 5点(2004-09-19 08:40:15)(笑:2票)
185.良かったです。批評家の焼き直しになっちゃうんであんまり言いたくないですが、ここまで笑いとペーソスに溢れたハリウッド映画というのはこれまでわたしが知ってる限りでもごく僅かだと思います。ただし劇場でげらげら笑い続けているのは案の定私だけでした。こわい顔してた通路の向こうの人、ごめんなさい。名刺を差し出しまくる日本人スタッフ、めちゃくちゃな上に異常に語尾を上げまくる日本人独特の英語で自信たっぷりの通訳、こわいディレクター、ニコリともしないウェイトレス、ひたすら動揺・困惑して途方に暮れるビル・マーレイ、これはオスカー獲ってもおかしくなかったと思います。ソフィア・コッポラ32歳、既に親の七光りは通り越して恐ろしい感性を発揮してます。人生の侘び寂び、若さと円熟、異国の地ならではのセンチメンタリズム、スタイリッシュでありながら決して現実を素通りして行かない鋭さは鳶から生まれた鷹かも知れないとさえ思わされます。描かれた東京、日本の風景は厳選されており無駄がなく、登場する日本人達は圧倒的にフツーです。日本ではまずウケないタイプの映画ですが、私は大爆笑し、素直にしんみりし、じーんと感動して劇場を出ました。後味の良い映画でした。これは傑作かも知れないと思います。だからビル・マーレイって凄い。
anemoneさん 10点(2004-07-30 01:06:49)(良:2票)
184.やっぱりソフィア・コッポラって人は何か勘違いしてる。もしかしたら、どーしょーもなくつまらなく、且つ技術もセンスも無い邦画を、「芸術的」とでも思っているのでしょうか? 本作を見た印象は、ショボい邦画を観た時のものとまったく同じでした。メリハリの無い安っぽい映像は、もちろん日本人スタッフの所為もあるのかもしれませんが、ほとんどは監督の所為でしょう。どうでもいい風景につまらない音楽を重ねて「これが心象風景です」みたいに思い込んでるとこなんか、モロにヘボい邦画の悪しき影響。更に日本の厳しい撮影環境の所為で、出てくるシーンもほとんどがホテル内のみという体たらく。そのくせ、意味無く長いよ。こんな映画ばっか作ってたら、またゾエトロープ・スタジオを潰す事になるかもしれないよ、2点献上。
sayzinさん 2点(2003-10-25 15:49:01)(良:1票)(笑:1票)
183.ビル・マーレイ出演以外の知識無く鑑賞。オスカー受賞が信じられない駄脚本。ほのかに滲み出るのでなく、始終根拠も無く「寂しい」「孤独」を垂れ流されても。ましてや200万㌦の仕事でのたかだか数日間の滞在で「何眠たいこと言うてんの!」白ける事この上なく。どうせなら、東京観光旅番組ビル・マーレイでお送りしま~す、提供はパークハイアット&サントリー、なら楽しめたかも。
かなりなコケ具合にびっくりした作品。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 3点(2023-03-14 16:32:20)(良:1票)
182.《ネタバレ》 国や立場は違えども、人は誰しも言葉の通じない異国で過ごした時に何とも表現し難い寂しさ・やるせなさを感じるものです。
本作はそれがとても上手く表現出来ているかと。
また、本作のスカヨハの綺麗さ・可愛さ・透明感の有る佇まいは、齢55のオッサンである私はイチコロ(死語)でした。
ビル・マーレイとスカヨハの何とも言えない微妙な距離感と、終始プラトニックな関係で有る所がまた良く、
特にラストシーン、歌舞伎町の雑踏の中で身長差の有る二人が別れの抱擁を交わす一連のシーンは、
独り寂しげに歩くスカヨハがビル・マーレイに声を掛けられ振り返る時の表情の変化、
そして踵をチョコンと上げるその仕草含めて切なさ一杯でした。

余談
「これはソフトを手に入れるべき作品だ」と思い通販サイトを検索したら、
世に出回っているのはビル・マーレイが座っている写真のジャケット仕様のみ。
そりゃ主役だから仕方のない事ですが、スカヨハ版ジャケットのソフトはプレミアが付いている様で、
購入を躊躇している所です。
たくわんさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2023-01-10 17:40:44)(良:1票)
181.ソフィア・コッポラ。この人は“何かそれっぽい”雰囲気を出すのがとても巧くて、深遠な(ような)イメージを生み出すのに長けています。血統の良さが出るのでしょうか、技巧は高い。けれど、何かが足りない気がいつもします。「マリー・アントワネット」では私はそれを“胆力が足りない”と評したのですが、本作もいいとこまで行ってるけどあとひと匙欲しい、と思うのですよ。
例えば、この作品テーマは「孤独」です。私的に孤独作の名手はJ・ジャームッシュなのでちょっと比較しますと、物語の中にこれといった事件が起こらず都会をさまよう描写で構築しているあたりは両者よく似ています。けれどジャームッシュの場合、“孤独を肯定”するところが立ち位置になっているのがソフィアと決定的に違うのです。肯定し、受け入れて送る人生のうちに独特のユーモアやおかしみすら滲む、この余韻の有る無しは作品の格を決定付けると思うのです。
B・マーレイとヨハンソンは自らのありように納得いかずに寂しがっているけれど、それは別に異国にいるからでもなくて、帰国してもやっぱり寂しいのでしょう?“日本”は単にエキゾチックな舞台装置として背景になっているだけ。
「ヘンテコな国」で寂しい魂が二つ惹かれあう物語。それは悪くはないけれど、ただそれだけで終わってしまうソフィアならではのふわふわしっ放しで地に足が着いていない感が出ちゃっていると思いました。ただこれは好みの問題で、このさらっと感が快く感じられる人もいるでしょう。
それから、やっぱり私は日本人なので母国の描写には敏感にならざるを得ず、観賞するに当たって日本という舞台が邪魔になったのは否めません。「料理を自分でするレストランなんて」と言うけど、あんたそりゃしゃぶしゃぶはそういうモンやから、ってちょっとむっとしましたしね。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-02-04 15:30:26)(良:1票)
180.《ネタバレ》 「東京は、こんな風じゃない」と言う人も沢山いらっしゃると思いますが、
すみません、こんなもんですよね?。実にサエない東京の町並み。
他の映画で実際以上にカッコよく日本が写ってると嬉しくなったりするもんですが、
この映画は、そのまんまの正直な東京。雑多で汚く品の無いネオン、ダサいタクシー、
ゲーセンで太鼓たたいてる若者、変な英語のマッサージ女、マニュアル通りの病院受付、
違いが分からないメニューの写真、アホっぽいバラエティ、アホっぽい司会者。
あ~、恥ずかしい。これがローマ、パリ、ロンドン、ニューヨークだったら、
旅行者は、むなしい虚無感に襲われたりしないのでは?。
そういう街が持っている奥行き、歴史、活気が伝わって来るのだと思う。
この映画を薄っぺらと批判するより、東京という街の薄っぺらさに気が付きたい。
戦後ドタバタと作って来た子どもの街なのよ。ソフィア、見抜いたんだね。
それにしても、スカーレット・Jの美しさが際立つ。ごめんよ、こんな街で。
じょるるさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-12-07 02:19:48)(良:1票)
179.宿泊しているホテル。一泊いくらだか、知ってますか?!そんな、大金持ちが、ファーストで日本に来て、全部タクシーで移動して、仕事とも思えないような超楽な仕事して、そんでもって、ひまでひまでしょうがなくって。その挙句にロストイントランスレーションですか?!?!?!?贅沢ですねえ。ごりっぱですねえ。勝手にロストインしてくれ!!わたしは無理してあのホテルに実際泊まったその日(ホテルフリークなので)、真下の公園に勝手に住まわれているホームレスの方々と飲み会をし、俺、実はあのホテルにとまってるんだよねーー。と非常にいやらしい経験をしました。映画”大脱走”でも言っています。”要は視点の違い”だと。港区、渋谷区、目黒区、千代田区、品川区。ホーマットマンション。都会の中の大自然。森を見下ろすベランダ。焼きたてのクロワッサン。午前11時のブランチ。白人の住む地域。普通の一般日本人がどうあがいても近づきようもない、優雅で、贅沢で、遠い世界。この世で手に入る、唯一の自由。そう!”大金”金”!!世界! 追加!!そう、その通り!!”スカーレットのおしり”!!!!
男ザンパノさん [DVD(字幕)] 0点(2008-06-19 00:29:50)(良:1票)
178.《ネタバレ》 なんでこのような日本の描かれ方をして納得な人が多いのか不思議です。
ハリウッドが描いているのならまだしも、
結局日本人スタッフ・関係者のアイデアなのでしょう。
誇張されていて最悪。
お坊さんが、インドの僧侶みたいだし、
マッサージ師が色魔だし、
変なストリップバーや、
マシューは好きなんだけど、変な深夜番組とか。
おまけにこれが恋愛だなんて。。。
なんだかよく分かりませんでした。

お尻に1点。
お好み焼きは広島風さん [CS・衛星(字幕)] 1点(2008-01-04 22:40:08)(良:1票)
177.まず、ソフィア・コッポラはセンスいいと思います。ただ脚本は書かないほうがよかったですね。ホテルの窓、タクシーや新幹線の車内から見える風景のシーンはよかった。
スカーレット・ヨハンソンはヨーロッパ的だし、下着姿でホテルの部屋でなんとなく時間をすごしているシーンはフランス映画みたいだった。ビル・マーレーの何かに疲れた諦めたような淡々とした雰囲気は相変わらず良いです。似てるんだけど・・・と思っていたけどやっぱりジョバンニ・リビシでした、なんか今までのイメージと違いました。
中盤かなりダルくて退屈になるけどこの映画が言わんとすることはなんとなくわかる。
家族もいるし、ひとりぼっちというわけではないのに言いようの無い孤独感、飲んで踊ってカラオケ歌いまくってバカ騒ぎしても、我にかえった時にフっと感じる虚しさとか。しかしそのカラオケで歌ったのが「More Than This」とはね、意外というかやられました。そういえば映画全体の雰囲気が80年代のロキシーミュージック、ブライアン・フェリーの曲となんかすごく合ってる気がしないでもないです。
私の場合、家でひとりポツンといる時よりも、繁華街の雑踏をひとりで歩いている時、あふれるほどの人の数なのに誰も知っている人がいない、そういう時にいちばん孤独を感じるし、怖くもなるんです。そんな時、買い物したお店の店員さんと一言二言会話をするだけでホっとしたりする、そんな感覚がこの映画にはあるんです。東京の人ごみ、日本人だらけの中をひとりでキョロキョロしながら歩くシャーロットを見て自分が常々感じていることに重なったのかも。この映画は異国だから体験する疎外感、孤独感を描いているのじゃないと思う。そしてオープニングとラストがとてもよかったです、特にラストね。
envyさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-12-24 11:29:32)(良:1票)
176.スカーレット・ヨハンソンのお尻。
フライボーイさん [映画館(字幕)] 6点(2007-10-13 09:41:02)(良:1票)
175.ビル・マーレイの乗ったタクシーの窓から見える、新宿繁華街の「アコム」(だっけ?)の看板。ハリウッドのスターが日本の見慣れた風景と同化する瞬間は「おお!」と思いました。でもただそれだけ。CM撮影シーンやカラオケボックスでのバカ騒ぎ、ついでにマシュー南(笑)のバラエティ番組といった、「日本の文化」の表層を軽くなぞっただけの映画。多分外国人から観たステレオタイプな日本観というのはこういうものなのかもしれません。それは逆に、日本人が外国を舞台にした映画を撮るとしても、これと同じ現象になるんじゃないかという危惧を抱いた作品でもありました。
ライヒマンさん [DVD(字幕)] 5点(2007-07-08 22:33:55)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 194人
平均点数 5.79点
031.55%
152.58%
273.61%
3157.73%
4199.79%
52311.86%
64724.23%
73518.04%
82110.82%
9168.25%
1031.55%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.72点 Review11人
2 ストーリー評価 6.40点 Review20人
3 鑑賞後の後味 6.50点 Review20人
4 音楽評価 7.52点 Review19人
5 感泣評価 5.53点 Review13人
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【アカデミー賞 情報】

2003年 76回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞ビル・マーレイ候補(ノミネート) 
監督賞ソフィア・コッポラ候補(ノミネート) 
脚本賞ソフィア・コッポラ受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2003年 61回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 受賞 
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)スカーレット・ヨハンソン候補(ノミネート) 
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)ビル・マーレイ受賞 
監督賞ソフィア・コッポラ候補(ノミネート) 
脚本賞ソフィア・コッポラ受賞 

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