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マスター・アンド・コマンダー

[マスターアンドコマンダー]
Master and Commander: The Far Side of the World
2003年上映時間:139分
平均点:6.14 / 10(Review 139人) (点数分布表示)
公開開始日(2004-02-28)
アクションドラマアドベンチャー戦争もの歴史もの小説の映画化
新規登録(2004-01-18)【かんたーた】さん
タイトル情報更新(2019-05-22)【Olias】さん
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監督ピーター・ウィアー
助監督アラン・B・カーティス(第1助監督)
デヴィッド・R・エリス(第二班監督)
演出ダグ・コールマン(スタント・コーディネーター)
キャストラッセル・クロウ(男優)ジャック・オーブリー艦長
ポール・ベタニー(男優)スティーブン・マチュリン医師
ビリー・ボイド(男優)バレット・ボンデン
マックス・パーキス(男優)ブレイクニー
リー・イングルビー(男優)ホロム
ジェームズ・ダーシー(男優)トーマス・プリングス副長
リチャード・マッケーブ(男優)ヒギンズ
牛山茂ジャック・オーブリー艦長(日本語吹き替え版)
後藤敦スティーブン・マチュリン医師(日本語吹き替え版)
佐久田修トーマス・プリングス副長(日本語吹き替え版)
小林優子(日本語吹き替え版)
宝亀克寿(日本語吹き替え版)
広瀬正志(日本語吹き替え版)
中博史(日本語吹き替え版)
原作パトリック・オブライアン[原作]「南太平洋、波瀾の追撃戦」(早川書店)
脚本ピーター・ウィアー
音楽クリストファー・ゴードン
撮影ラッセル・ボイド
製作サミュエル・ゴールドウィン・Jr
ピーター・ウィアー
ダンカン・ヘンダーソン
トッド・アーナウ(共同製作)
20世紀フォックス
ミラマックス
ユニバーサル・ピクチャーズ
製作総指揮アラン・B・カーティス
配給ブエナビスタ
特殊メイクグレッグ・キャノン
マシュー・W・マングル
キース・ヴァンダーラーン(ラッセル・クロウの特殊メイク・スーパーバイザー)
特撮ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
ウェタ・デジタル社(特殊効果)
アサイラムVFX(視覚効果)
カフェFX社(視覚効果)
リチャード・テイラー〔特撮〕(ミニチュアエフェクト監修)
ステファン・ファングマイヤー(視覚効果スーパーバイザー)
美術ウィリアム・サンデル(プロダクションデザイン)
ロバート・グールド〔美術〕(セット装飾)
衣装ウェンディ・スタイツ
編集リー・スミス〔編集〕
録音リチャード・キング[録音]
ポール・マッシー[録音]
ダグ・ヘンフィル
スタントトロイ・ギルバート
アレン・ロビンソン
その他トッド・アーナウ(ユニット・プロダクション・マネージャー)
クリストファー・ゴードン(指揮)
あらすじ
ヨーロッパ征服を狙うナポレオンの前に、多くの兵士の尊い命が犠牲となり、イギリス軍は兵力を補うために、幼い少年達までも戦場に送らざるをえなかった。弱冠12歳の士官候補生ブレイクニーら少年たちは、不敗神話を誇る、ジャック・オーブリー率いるサプライズ号に乗り込む。この艦の使命は、ナポレオン率いるフランス軍の武装船アケロン号を拿捕するという、危険極まりない大追跡だった。荒れ狂う大海原を相手に、戦う術も知らない幼い少年達は、ひたすらにジャック・オーブリー艦長を信じ、愛する家族に再び会える日を夢見て戦うが…
ネタバレは禁止していませんので
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139.《ネタバレ》 これは予告編を見たのが間違いだったか・・・。予告編ではラッセル・クロウと少年達が船上で一緒に頑張ってるシーンを見せられてたので、てっきりラッセル・クロウ以外はほとんどが子供しかいないような船の上でラッセルと子供達が感動的なドラマを見せてくれると思っていました。
でも実際はそんなに子供達もおらず、どっちかというと重要な話は船医のスティーブン(=ポール・ベタニー)とのものの方が多く、予告編を見て期待したものは見事に裏切られました。この映画、一応6点をつけますが、予告編でいらない入れ知恵をされなければ7,8点にはなってたと思います。この映画に限らず、洋画が日本で公開、又はレンタルDVDなどになるときはその邦題、予告編等に充分留意して欲しいものだと痛感しました。
あと、案外痛いシーンが多かったですね。腕切断とか、クルー見捨てたりとか。
「あの時代船に乗るってのはそういうことなんだよ」って声が映画スタッフから聞こえてきそうですがちょっとオレには・・・。娯楽を目的とする映画というエンターテイメント的な見方からすれば賛否両論わかれるとこでしょうね。
TANTOさん 6点(2004-11-01 20:00:51)(良:2票)
138.イマイチ盛り上がらなかった.ラストは「こんなんで終わりなの」って感じでした.
マー君さん 5点(2004-06-30 13:41:34)(良:2票)
137.この監督らしからぬ娯楽劇でビックリ!ラッセル・クロウが「俺です」「ラッセル様です」とばかりクドイぐらいに画面を牛耳って、大画面で見る彼の顔はいっそうふてぶてしくデカいっす。
mimiさん 7点(2004-02-21 15:29:00)(笑:2票)
136.《ネタバレ》  まず、長い。必要な尺ならまだしも、『アケロン号を追っかけるだけ』の2時間強、これを冗長と言うのでしょう。
 そしてこれだけ時間をかけているのに、人物が全然頭に入ってきません。描き方が中途半端で、個性が足りません。
 だから、『海に落ちた後見捨てられる人』『自殺する人』『最後の戦いで命を落とす人』と、描かれている戦の悲劇が、観ている側にほとんど伝わりません。それこそが最大の悲劇と言えましょう。何か起こっても、『そもそもあんた誰だっけ』状態です。
 で、その分ストーリーで盛り上げてほしいところなのですが、これがまたつまらない。本当に面白くない。
 私はラッセル・クロウが好きで、更にはポール・ベタニー演じる船医が凄く良かったので、何とか最後まで見ることができたという感じです。
 それに、冒頭とラストの戦闘シーンは緊迫感があって良かったです。
 ただ、正直映画として見る価値はほとんど無いようにも思われます。どちらかと言えば、製作サイドの自己陶酔型映画と言えそうです。
 ラストのオチも好きじゃない。
 こーゆー作風だからこそ、爽快な勝利を信じて最後まで見ていたこちらの気持ちはどーなんの、っていうオチでした。
たきたてさん [DVD(字幕)] 5点(2017-07-27 13:16:08)(良:1票)
135.《ネタバレ》 当時の帆船や小道具の作り込み、リアルな海戦シーンの描写などは素晴らしい。しかし映画としては、特にこれと言った見所や盛り上がりの無い地味な内容。結局、メインに伝えたいものが愛国心なのか、友情なのか、任務を遂行する勇気やプライドなのか、はっきり分からない。どれを取っても散漫で焦点の当て方が中途半端な印象。

導入部も唐突。拿捕しようとしている敵艦がどういう存在なのかとか、捕まえる事で戦局にどういう変化があるのかという基本的な部分からして説明不足なので、見ていて取っ掛かりが無い。

また、史実を扱ったものとは言え、戦争の視点が「フランスの侵略に抗する勇敢な英国海軍」という一方向からなので、味方の犠牲のみを美化しているような描写にも少し抵抗がある。

基本的に舞台が船内だけなので場面の変化にも乏しく、全体的に冗長に感じる。そのくせ終わり方もえらく中途半端。長い割には結局「尻切れ」で終わってしまったような感じで、どうにも消化不良感が残る。
FSSさん [ビデオ(字幕)] 4点(2005-05-16 04:35:13)(良:1票)
134.それなりの迫力もあるし、衣装や小道具は作り込まれていて役者の演技も上手いが、この手の映画に絶対必須要素のカタルシスが著しく不足。アンタのためなら喜んで死んだるで!という、男色臭が漂うくらいの熱をこちらにも抱かせないと、こういう映画はしんどい。ラッセル・クロウのためには死ねんな。
永遠さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2005-05-04 21:26:43)(良:1票)
133.何の前触れもなくいきなり話が始まりますね。事前に、レンタルケースの裏を読む等の予習が必要ですね(笑)なんていうか、誇り高いもの風な情緒は伝わりますが映画としてそれが面白いかと言われるとイマイチですね。狭いところで話が進むので観ていてちょっと飽きちゃいます。賞狙いの作品ですかね。
たかちゃんさん 5点(2005-03-03 13:02:05)(良:1票)
132.《ネタバレ》 この映画のバックグラウンド、1800年頃のヨーロッパの知識(当時の船の技術力だとか、船長になるためのシステムなど)をある程度把握してないと、ただのアクション映画に見えてしまって十分に楽しめないのではないでしょうか。この映画は派手なアクション-ン満載のフランスの技術力に勝るフリゲート船との攻防が注目されがちですが、実は人間ドラマが一番の見せ所なのかもしれません。事実、戦闘シーンよりも登場人物たちのやり取りに多くの時間を割いていましたし。常に軍人としての任務と人間としての義務の間で即時の決断を迫られるジャック・オーブリー船長、そして彼を取り巻く船長とは幼馴染みで博物学に興味を注いでいる医者や、片腕を失った士官候補生、そして船長を慕い、信じてついて行こうとする船員たちなど、1人1人のキャラクターには魅力がありました。ただ、彼らが織り成すドラマに深みが無いのがこの映画の質を下げている要因でしょう。味の無いドラマを中心に据えてしまったために、中途半端な作品になってしまったような気がします。アクションシーンを期待していた人たちは裏切られた感が強いのではないでしょうか。
もっち~(←にょろ)さん 6点(2005-02-23 16:55:08)(良:1票)
131.《ネタバレ》 少年士官が出てくるって聞いていたから、ラッセル・クロウ以外はみんな少年で、クロウ本人とショタ好きが大喜びする映画なのかなって勘違いしてました。すいません。。ちゃんとジイさんも、おっさんも乗っているのね。フランスの新造船をイギリスの船が追っかける。ただそれだけの話なんだけど、艦砲射撃の派手さと、操船の緊張感、そして群像劇の妙でなかなか上手くまとめてました。まぁ、史実に沿って描いたからなんだろうけど、とにかく冗長。やっぱガラパゴス諸島での珍獣レビューはいらんかったでしょ。あそこで20分はカットできたんでない?
ダブルエイチさん 5点(2005-01-26 03:23:54)(良:1票)
130.《ネタバレ》 ジャンル分けの難しい映画です、ヒューマンドラマなのか戦争モノなのか、パニック系なのか良く分かりません。画面に入ってくる人物が多すぎて理解が追いつかないので、しばらく苦しんでいる間に物語は終盤へ… といった感じでした。しかもラッキージャックとか言い出してしまうのでジャック=スパロゥの出てくるパイレーツオブカビリアンが脳裏をよぎり、ヨナの呪い・幽霊船でトドメを刺されてしまいました。訴えたいものが何かと問われると答えに戸惑う内容に仕上がっていると思います。
HLB傭兵さん 5点(2005-01-24 19:10:55)(良:1票)
129.《ネタバレ》 観終わった感想は一言。『あれ???』  なんだか盛り上がりがないままに終わってしまったような・・・もちろん最初と最後の戦闘シーンはすごくカッコよかったし、片腕の少年とドクターが乗り込んで戦うところなんかはハラハラしちゃいました。でもね。なんだかあっけない感じがする。(すっごいネタバレ)敵船医が「残念ですが・・・」と言いながら剣を渡すシーンで「とりあえずその剣で医者の首、切っとけ!」と思った私はなんていけない人間だろうと思ったのに、実は正しかったと分かった時には納得したと同時にガッカリした。考えてみたら結局敵の方が上手ってことよね。ダメじゃん。
がんなさん 4点(2004-09-19 23:43:39)(良:1票)
128.《ネタバレ》 期待と違った。いろいろエピソードを盛り込もうとして、結局中途パンパなままおわってしまったような・・・。若い士官候補の少年や乗組員が命をおとすけど、船長とのあつい信頼関係や個々のキャラが明白でないので、感情移入できないし。そこそこおもしろい見せ場はあるものの、不完全燃焼感たっぷりの作品。
むーみんさん 4点(2004-08-31 16:34:06)(良:1票)
127.《ネタバレ》 出来としては決して悪くないと思います。ラッセル・クロウの船長はまさに適役だと思いますし、戦艦同士の駆け引きも引き込まれるものがありました。でも全体的な流れとしては散漫な感じに見えて残念です。特にガラパゴス諸島のシーンは物語の流れが停滞させているように思えて見ながら首をかしげました(確かに映像は良かったですけど・・)士官候補生への船員のイジメはひとつのエピソードとしては悪くなかったですが自殺による決着の付け方はとても救いがなく憧れのガラパゴスに行かせてもらえた医師の扱いとはかなり落差を感じました。だから素直にガラパゴス諸島の探索シーンを受け入れられなかったのかもしれません(他の作品で似たような展開があっても受け入れられないって訳ではないのですが・・この作品ではそう感じたのです)クライマックスの戦闘は迫力あって良かったですがなんか中盤からの繋がりはナナフシ以外、印象に残らなかったので少し戦闘シーンからの流れに違和感を感じました。ラストは「こういうのもアリかなぁ」というお茶目なエンデイングで割と好きですけど・・ う~ん惜しいです・・
まりんさん 6点(2004-08-03 00:03:17)(良:1票)
126.《ネタバレ》 戦艦同士の闘いというものが実に迫力ある形で描かれていましたね。
あんな鉄の塊が、恐ろしい勢いで飛んできて船体を容赦なく砕いていく
なんて恐すぎww同じ海軍物でも『パイレーツカリビア』より、よほど
迫力あった感じがします。霧の中に逃げ込んだり、夜中に明かりつき
ダミーで敵をかく乱する等、ユニークな作戦が見れたのも面白かったです。
何人かのジャニーズ系の若い男の子達を船員に混ぜたのは正解かも
しれませんね。ともすればムサ苦しくなりがちな船の男達の間にあって
彼らの存在は、一服の清涼剤というかアクセントとなって、爽やかで
心地良かったです。でも、実際あんな戦艦に少年達が乗ってるなんて
非現実でちょっと・・・・って気もしないではありませんでしたがww
ラッセルクロウの演じていたジャック船長カッコ良かったですね。
船員達に命令する時、必ず名前で「○○君、~してくれたまへ」って言い方が
妙に・・・(;´Д`)ハァハァしました^^; ああいう船長なら、マヂで命を
かけて彼を守ってあげたくなってしまいますよ(*´д`*)ポッ 
最初から最後まで闘いヅクメだと、間延びしてしまいがちな所でしたが、
間に ガラパゴス島における生物採取を混ぜるという案も どうかと
思いました^^;
それにしても、途中で自殺してしまう士官候補生の青年とてもかわいそう
でした。辛かったんだろうねwww なんか胸が締め付けられる思いと
いうか可哀想でなりませんでした。彼に対する集団のイジメを行った 
クズ船員ども引っぱたいてやりたくなりましたマヂでww  
この士官候補生に舐めた態度をとった船員に罰を与え、その後この候補生を
船長室に読んで諭したジャック船長とてもかっこ良かったです。。
諭す言葉を聞きながら、なんだか俺自身が諭されてるような気分に
なってしまいましたよ。。
アキトさん 6点(2004-07-28 23:59:34)
125.冒頭の数十分の攻防を観て、これはスゲえ、ひょっとしたらとんでもない傑作の予感と期待を寄せて観てるも、一気にトーンが下がり、一向に上がることはありませんでした。
あまりにも人物の描写は甘いため、観ていても、訳の分からん奴が海に落ちて、訳の分からん奴が自殺して(部下からひどい扱いをされていたり、ラッセルが一応は「有能なんだから」と慰めているシーンはあったけど)、ピピンも何しに来ているのか分からんし、肝心の少年たちもほとんど出番がなくて、ラストで討ち死にしても何の悲しみも感じないという始末、おまけに死にそうになってた医師と片腕がない少年が相手船に乗り込んで戦闘に参加など突っ込みたい気持ちにもなりますし、ラストの医者のセリフもなんだか唐突だし、続編込みのラストも原作がシリーズもので有名だから予想してたとはいえちょっと脱力です。
原作が有名らしいから、原作読んでれば評価が変わるのかもしれないけど、主役のラッセルと医者ですら人物描写が甘いし魅力を感じない。
基本的に舞台が船の上という閉鎖的な世界なんだから、人間ドラマを描かないで何を描くんだろうか。
この監督の「いまを生きる」を期待して、少年たちがラッセル船長を通して人生を教わり大人になっていくなんてのを期待するとかなり痛い目にあいます。創りはなんとなく「ブラックホークダウン」にも似ている気がする、敵側については全く描かないし、登場人物の感情もできるだけ描かないというのは似ているけど、あっちは映像にチカラとスピードがあったから眼が離せなかったんだよなあ。
しかし、ハマる人や絶賛している人もいっぱいいますし、ミラ・ユニ・20世紀の合同出資の超大作だからかもしれないけど、アカデミー作品・監督賞にノミネートされているのも事実ですし、アメリカ内の批評家には受けが良かったという風に聞いているので、見る人によって評価が別れる映画なのかなと思います。
六本木ソルジャーさん 4点(2004-06-25 15:05:39)(良:1票)
124.帆船にはロマンを感じるのでその描写はとても好きなんだけど、仕官&士官候補生(貴族)とそれ以外の船員との間にある身分差の描写が、のどに刺さった小骨のようにずっと引っかかりつづけてツラかった。
それ以外は、ワンマン艦長も開明的な船医も気弱な士官候補生も金髪の天使クンもとってもGood♪船医なんてブラック・ジャックだよ?!麻酔もなしにハラキリやってそれまで土気色だった顔色があぁも瞬間的に桜色に戻って、かつ数日で島の反対(約15Km)まで踏破し、戦闘が始まれば突撃までしてしまう、艦長顔負けのスーパーヒーローでございます。
ラストの続編を匂わすっつーか「ま~だ引っ張るんかい!!」的なエピソードはちょっとど~かと思うし、本編とじぇんじぇん違うコピーと予告もどうかと思うがね....(ーへー;)
ちっちゃいこさん 7点(2004-03-18 00:02:26)(良:1票)
123.何かピンと来なかったなぁ。ストーリーは非常に単純な海洋冒険活劇だと思うんですけど、本作には娯楽映画の構成要素が完全に欠落しています。そのくせ、艦長の苦悩や乗組員の人物設定、いくらでも弄り様のある少年仕官の物語等について話も膨らんでいかない。全ての素材を唯ぶち込んだだけで、生煮えの状態で出された煮物の様です。もっと単純なヒーローモノでも良かったと思います。ところで、舞台設定をいつの時代にしようとも、悲惨なリアリズムが戦闘シーン演出の定番と化してしまったのが「プライベート・ライアン」のもたらした功罪ですね。という訳で、5点献上。
sayzinさん 5点(2004-03-12 16:49:51)(良:1票)
122.どうも観てる最中「バウンティ/愛と反乱の航海」と比較しながら見てしまったので、物語性に欠ける感じがした。かといって戦闘シーンが盛りだくさんな訳でもないので、作品が全体的に中途半端で消化不良している。脇役陣も片腕の少年がちょっといいぐらいで、全体的に皆影が薄い。ラッセルクロウに噛み付く輩が一人や二人いてもよさそうだが、最後まで絶対権力者のままだし。映画館で見れば音響効果で船内気分が多少味わえるかな?という程度。
東京50km圏道路地図さん 5点(2004-03-07 22:32:39)(良:1票)
121.《ネタバレ》 重くて暗い話がストーリー性がある、とか思われるかもしれないが、これは久々に本格的な海洋ロマンだったよ。群像劇としても一級だし、もちろん戦闘シーンも大迫力。
 ガラパゴスに上陸できると思ってたら艦長の方針変更で望み断たれる医師が可笑しくも哀れ。準備万端できちんと着替えているのが哀れさを増す。そこへ片手切断された少年が差し出すコガネムシ、この暖かさ。結局ガラパゴスに上陸した後の動物達のほのぼの。こういうシーンを盛り込みながら緊張感あふれる戦闘シーン、という緩急が素晴らしい。ナポレオンだなんだといいながら敵を1隻の船に限定している事でストーリーを引き締まったものにしているのも上手い。
 ラッセル・クロウも文句なしに格好いいし、指導者としての葛藤、決断がこの映画の大きなテーマとなっている。それぞれの登場人物も葛藤に悩む。こういうテーマはP・ウィアーの得意とするところ。
 後は船内のきしむ音などリアルに再現した音響も素晴らしかった。傑作です。
GOさん 9点(2004-03-06 22:46:33)(良:1票)
120.あれ?ちょっとちょっと、皆さん何言ってるんですか!ただのアクション映画だとか、戦闘シーンだけとか、ドラマ性がないとか、何言ってるんですか!この映画の愛すべきキャラクター達が織りなす人間ドラマがちゃんと描かれているじゃないですか!むしろそっちが主でしょうに!プンプン。まぁいいや、人それぞれだし、、、、。やっぱりピーター・ウィアーは素晴らしいストーリーテラーですよ。頼りがいのあるジャック・オブリー船長、でも彼の心の葛藤がすごくいいよね。大嵐の中でさ、縄を切って仲間一人を見捨てちゃうとこ、すごくこうじーんとくるよね。リーダーはたいへんなのよね。それとスティーブン医師。彼もいいよね。ガラパゴス諸島で調査する姿、すごくいいよね。あの人が運悪く銃で撃たれたとき、撃った人に「おいてめぇ何やっとんじゃこりぁぁぁぁ!!」て心の中で叫んじゃったよ。そしてなんと言ってもブレイクニー君。腕切断してもあの前向きさ、そしてやさしさがさ、いいよね。このキャラにほんと親しみまで湧いてきちゃったよ。この映画、アメリカではいまいちヒットしなかったみたいだし、アカデミー賞も結局とれなかったけど、たぶん原因の一つとして見てて痛いシーンてのがあるんだよね。こういうのってアメリカのお客さん好きじゃないから。アカデミー会員も保守的だし。でも本当に忠実に描こうとしたら、こういうのはちゃんと描かないといかんのよね。だからこそピーター・ウィアーさんはそんじょそこらの並監督は違うんだよね。ほんと、いつもノミネートばっかりで終わってるけど、絶対、いつかはオスカー差し上げて下さいよ。貰うに値する人なんだから。
あろえりーなさん 7点(2004-03-05 20:02:36)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 139人
平均点数 6.14点
000.00%
110.72%
210.72%
375.04%
496.47%
52517.99%
64230.22%
73021.58%
8139.35%
975.04%
1042.88%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.64点 Review17人
2 ストーリー評価 6.40点 Review25人
3 鑑賞後の後味 6.55点 Review27人
4 音楽評価 7.00点 Review24人
5 感泣評価 2.70点 Review10人
chart

【アカデミー賞 情報】

2003年 76回
作品賞 候補(ノミネート) 
監督賞ピーター・ウィアー候補(ノミネート) 
撮影賞ラッセル・ボイド受賞 
視覚効果賞ステファン・ファングマイヤー候補(ノミネート) 
音響効果賞リチャード・キング[録音]受賞(音響編集賞として)
音響賞ポール・マッシー[録音]候補(ノミネート) 
音響賞ダグ・ヘンフィル候補(ノミネート) 
美術賞ロバート・グールド〔美術〕候補(ノミネート) 
美術賞ウィリアム・サンデル候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞ウェンディ・スタイツ候補(ノミネート) 
編集賞リー・スミス〔編集〕候補(ノミネート) 
特殊メイクアップ賞 候補(ノミネート)(メイクアップ賞 として)

【ゴールデングローブ賞 情報】

2003年 61回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)ラッセル・クロウ候補(ノミネート) 
監督賞ピーター・ウィアー候補(ノミネート) 

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