海燕ジョーの奇跡のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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海燕ジョーの奇跡

[ウミツバメジョーノキセキ]
1984年上映時間:133分
平均点:5.17 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
公開開始日(1984-04-28)
アクションドラマ犯罪ものヤクザ・マフィアハードボイルド小説の映画化バイオレンス
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監督藤田敏八
助監督長石多可男
キャスト時任三郎(男優)海燕ジョー
藤谷美和子(女優)陽子
清水健太郎(男優)沢井
原田芳雄(男優)与那嶺
田中邦衛(男優)上勢頭
三船敏郎(男優)漁師
鈴木瑞穂(男優)金城盛光
内藤武敏(男優)島袋長幸
加藤嘉(男優)亀千代
原泉(女優)与那国島のお婆
五月みどり(女優)ミッチー姐
正司歌江(女優)
飯島大介(男優)
原作佐木隆三「海燕ジョーの奇跡」
脚本神波史男
藤田敏八
内田栄一〔脚本〕
音楽宇崎竜童
作曲宇崎竜童「ランナウェイ ランアフター」
撮影鈴木達夫
製作奥山和由
松竹富士
企画三船史郎
プロデューサー鍋島壽夫
配給松竹富士
編集井上治
録音紅谷愃一
照明熊谷秀夫
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【クチコミ・感想】

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6.沖縄からフィリピンへ、大規模なロケを敢行して描く、青春アクション巨篇。ってなところなんでしょうけれど、奥山和由サン的には、本当にこの仕上がりが、狙った路線通り、だったんですかねえ。
確かに、中盤の小舟で海を渡るシーンなども、しっかりと時間をとって、実に壮大な描き方がなされてはいるのですが、映画を通じてあまり軸となる物語がなく、どうしても弛緩した時間が流れることになります。
時任三郎は若者らしく、随所で感情を露わにした表情を見せるけれど、映画を通じて見ると、何だかオトナたちに丸め込まれているだけ、のような。
ラストは確かにカッコいいので、そこに至るまでのクライマックスは、もう少し盛り上げて欲しかった。海外ロケやりました、というだけで盛り上がるワケでもないですからねえ。
鱗歌さん [インターネット(邦画)] 5点(2021-05-16 15:16:21)
5.いつか面白くなるだろうと思いながら見ててとうとう最後まで来てしまった、っていう種類の映画。主人公に思ったほどの魅力がないんだ。混血やくざの親探しに、切実さがなかったし。かたぎになろうとした友人を殺されてカッとなるなんてのも陳腐だし。陳腐と言えば、海に向かって石を投げないでくれるかなあ、あと怒りで缶を潰すとかも。フィリピンのスラムでこっち見てニタニタ笑ってる人なんか、「本物」の凄味があった。当地でごろごろしている日本人のうさんくささが良かった。原田芳雄がよく、清水健太郎など脇が充実。島伝いにフィリピンまで行けちゃうっていう、国境を無視できる島の生活圏の広がりが実感として分かった。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 5点(2013-04-01 10:20:59)
4.トップページの映画タイトルがずらっと並んだところに、このタイトルを見つけて、一瞬息の止まる思いが!!小学生の時、子供会の映画鑑賞会で見たんですよ、コレ。ど田舎だったので、子供向けの映画と2本立てではありましたが、よりによってのセレクト。内容はほとんど覚えていないのに、タイトルをいまだに忘れられないほどの衝撃を受けたんだと思います。でもその後、時任三郎のファンになった記憶があるので、きっとすごくかっこよかったんだろうなあ。恐るべし、子供会。



おおるいこるいさん [映画館(邦画)] 6点(2012-11-07 08:44:05)
3.《ネタバレ》  最後の結末だけ憶えていたが、他は殆ど憶えていなかった。まだ高校を卒業したての頭の悪い青年だった私には、海燕と奇跡が繋がらなかったのだ。
 劇中で、海燕はすばしこいという説明はあるが、海の上を歩いたとされる聖人ペテロになぞらえて、英語ではペトレルと名付けられた旨の説明を入れるべきだった。まあ、パンフ読めば良かっただけだが。
 さて、それが分かったところで、面白みがないのは変わりない。最後の「奇跡」を気持ち的に受け入れるには、ジョーへの感情移入が出来る事、あるいはもっと何かを求める気持ちが感じられること、フィリピンの地でのそれを含む逃亡の旅が、もっと波瀾万丈である事などが、必要ではないだろうか。

 とは言いながら、若者の海への投石で始まり、主人公も劇中悲しみをぶつけるように海に石を投げたこの映画は、最後に自分自身を海に投げて終わるのか、綺麗な海に飛べてよかったな、などと思ったりもするのであった。
Tolbieさん [DVD(邦画)] 4点(2012-11-06 03:03:07)
2.《ネタバレ》 藤谷美和子だけが目当てで見に行った。当時高校生の私は当然大満足。不謹慎なレビューですみませんでした。
たくわんさん [映画館(邦画)] 5点(2009-09-18 20:27:35)
1.《ネタバレ》 沖縄からフィリピンを舞台に、全編ギラギラと暑くて湿った空気に支配された映画でした。映像は一貫してスタイリッシュな姿勢を崩さず、刹那的に生きる男と女の姿を捉えてゆきますが、結局のところヤクザ映画。共感できる面は少なく、やがて自滅の道を辿る展開に、所詮はそこに収まるしかないのね、という、予想された後味の悪さへと当然のように帰結してゆくような状況。大きく突き抜けてゆくパワーはそこになく、タイトルの「奇跡」は一体どこに在ったのだろう?などと考えてしまうのでした。時任三郎の刺すような目が印象的で、その目によって演じられるアクションの中で映画的高揚が閃き、垣間見えない事はないのですけれど。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 6点(2005-04-23 21:51:46)
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 5.17点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4116.67%
5350.00%
6233.33%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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